【春日井市立味美中】情報伝達の安全性とマナーを考えよう

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 春日井市立味美中学校では、道徳の授業において「情報モラルと知的財産」についての理解を深めています。ネットワークの仕組みを学び、インターネットの利点・問題点を考えさせて、著作権などの知的財産について学びました。また、毎年増える新たな問題についても話題に出し、新たな技術やサービスが生まれる中で、それを悪用する人もいるので、よく考えたり、大人に相談したりしてサービスを利用するよう話しました。 また、授業では政府インターネットテレビなどのディジタル教材を活用し、4人班での話し合い学習を織り交ぜて進め理解を深めました。話題の中では「動画等の違法ダウンロードの経験者に中高生が多い」「違法ダウンロードを平気でやっている人たちの裏では、違法ダウンロードによって困っている人たちがたくさんいる」などの話がありました。
 あるクラスの授業後のアンケートの結果として「これから正しいネット活用ができそうですか?」という問いに対して、「できる76%」「だいたいできる24%」でした。また、「著作権について関心を持つことができましたか?」という問いに対して、「できた88%」「だいたいできた12%」でした。これらのアンケート結果からも、今回の授業が有効であったと言えます。
 しかし、インターネットでは日々新たな技術やサービスが生まれると共に、それを利用した悪徳商法や子どもを犯罪に巻き込もうとする問題がでます。情報モラルについては、一度の授業だけでなく、日々の生活での話しでも話題にしていくことで、未然に防ぐことができることは多くあるので今後も適宜指導していきたいと思います。

【豊橋市立富士見小】ネチケットを学ぼう

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 4年生の子どもたちにインターネットの利用状況を聞いてみると、SNSを使って友達同士でコミュニケーションを取ったり、いろいろなゲームを見つけて楽しんでいたりするということだった。子どもたちは、楽しいというだけで安易にインターネットを使っているだけのようだ。ただ、保護者にも話を聞いてみると、子どもたちの中には何時間もインターネットをやり続け、どんなことをしているのか把握しきれていない部分があるということもわかった。インターネットは便利である反面、使い方を誤ると危険なものであるということを理解してもらえるように、4年1組の児童を対象にディズニー・オンライン・ジャパンの「サイバーネチケット・コミック」を使い、インターネットを使う際の注意点について学んだ。
 「サイバーネチケット・コミック」は、ディズニーのキャラクターたちがインターネット上でトラブルに巻き込まれ、その時どのようにすればよいのかをクイズ形式で考えることのできるものである。この授業の中で、多くの子どもたちは、「ネチケット」という言葉を初めて知ったようである。「ネチケット」とは、インターネット上で守らなければならないエチケットである。そのルールを知らずにむやみにインターネットを使ってしまうと、大きなトラブルにつながりかねないということを、楽しく学ぶことができた。授業の振り返りでは、「ルールを守ってインターネットを使おうと思った」や、「どんな危険なことがあるか知ることができてよかった」などという声が聞かれ、インターネットに対する意識に少し変化が見られたようである。

【蒲郡市立塩津中】 メディアの長時間接触から睡眠を考えよう

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 6月22日に、あいち健康プラザ健康科学館の鈴木諒平氏をお招きし、PTA・保護者を対象に学校保健委員会を行いました。「眠りの深さ」「睡眠と体の回復の関係」「スポーツ別の食事」「成長ホルモンや3つのホルモン」について詳しくわかりやすく、睡眠の大切さや睡眠の仕組みを教えていただきました。メディアの長時間接触が睡眠に対していかに害を及ぼしているか、親子で考えるいい機会になりました。
<生徒の感想>
・今日覚えたことが整理されたり疲れをとってくれるなど、睡眠をとることは、いいことばかりだなと思いました。また、朝早起きしやすくするためには太陽の光を浴びること。ぐっすり眠るためには1時間前にはテレビを消したりインターネットをやめたりして、部屋を暗くするといいことも学べました。
<保護者の感想>
・睡眠のリズムがよくわかりました。午後10時から午前2時にぐっすり眠ることの大切さがわかりやすく聞けてよかったです。
・普段から食事をはじめ生活のリズムには気をつけていたつもりでしたが、一つ一つていねいになぜそのようにしたほうがよいのか詳しく説明してくださったので、納得しながら聞くことができました。

 ぐっすり眠るためのポイント
★ 晩御飯は、寝る2〜3時間前に食べる。
★ 朝起きるとき、朝日をしっかり浴びる。
★ お風呂は、寝る1時間前に入る。
★ 寝る直前には、テレビやゲーム、インターネットなど見ない。寝る1時間前にはメディアオフを!
★ 自分なりの睡眠導入方法を考える。(読書、心地よい音楽鑑賞など) 

【稲沢市立大里西小】インターネットを利用する際のマナーやきまりについて学びました

 本校3年生は、総合的な学習の時間に「稲沢市の歴史を発見しよう!」をテーマに、市内の文化財について調べる活動に取り組むことにしました。初めに、稲沢市のホームページから、文化財を所有する寺社について調べさせようとしましたが、インターネットを初めて利用する児童も多かったので、国立教育政策研究所から出された「情報モラル教育実践ガイダンス」を参考に、著作権や危険なサイトの存在について、事前指導を行いました。
 事前アンケートでは、「歴史について調べるよい方法」の問いに対して「インターネットで調べる」と「見学に行く」と答えた児童が圧倒的に多く、インターネットが便利であることは理解していると分かりました。
 情報モラルについての授業では、インターネット上の情報は発信者に著作権があるので、無断で使用してはいけないことを、例を示しながら伝えました。さらに、情報が正しいとは限らないことを伝え、確かめる方法として、複数のサイトを見て確かめることや、本などの資料と見比べることなどを伝えました。また、調べたいことと関係ないサイトにつながってしまったら、すぐに戻るか閉じるかして、安易に見てはいけないことを伝えました。事前アンケートでは「とりあえず見てみる」と答えた児童が多かったので、授業のふり返りでも、「危険なサイトは見てはいけないと分かった。」と答えた児童が多くいました。
 インターネットで調べるときは、情報モラルを徹底させるために3人1組で行わせました。児童は、初めは教師が示したアドレスから稲沢市のホームページを開き、大まかな情報を集めた後で、それぞれの寺社のサイトへ範囲を広げていきました。中には旅行会社のサイトや個人サイトを開いてしまうグループもありましたが、「ここは違うよ、もどろう。」と声をかけ合って、ルールをまもって調べることができました。
 インターネットで集めた情報をもとに見学の計画を立て、3カ所の寺社に見学に出かけた後、まとめの新聞作りを行いました。資料として写真を取り入れましたが、インターネットの写真は著作権があるため使えないので、教師が撮った写真を使うことを伝えました。
今後も、インターネットを各教科で利用する機会があるたびに、情報モラルを確認して利用させようと思います。

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【豊橋市立汐田小】少しだけなら大丈夫?

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 本校の4年生に、インターネットの使用についてアンケートをとったところ、3分の2以上の子が家庭でインターネットを使用している。内容は、ゲーム、ショッピング、調べ学習という順に多かった。使用する際には、家の人と約束が決めてあったり、お金がかかるサイトには入れないようになっていたりする家庭もあるが、ほとんどの子は、インターネットにまつわるトラブルを知らないという現状であった。
 そこで、文部科学省作成の「小学校道徳 読み物資料集」の中の「少しだけなら」を資料として使い、児童の情報モラルの育成について、授業を行った。
 この資料は、家の人が留守の間にインターネットを使用し、ゲームの割引券がもらえるというサイトに名前と連絡先を入力してしまいそうになるという内容である。資料の前半では、お母さんとインターネットの約束事をしたときに「だいじょうぶ」と答える主人公の気持ちを考えた。「ぜったい、あやしいサイトは見ないよ」という気持ちの他に、「早くインターネットを使いたいから、大丈夫と適当にお母さんに答えた」という意見も出され、日頃の自分の生活を振り返り、うなずく子もいた。あやしいサイトに個人情報を入力しようとする主人公の「少しだけならだいじょうぶ」の気持ちを考える場面では、約束と誘惑の間で揺れ動く主人公の葛藤した気持ちを考えることができた。資料後半ではお母さんに「約束を守れてえらかったわね」と言われ、後味の悪い気持ちの主人公にも共感していた。
 実際にありがちな話だけに、子ども達は、やってはいけないことだと分かっていても誘惑に負けそうになる主人公の気持ちに寄り添い考えることができた。そして、インターネットを使うときには、「時間を決める」「あやしいサイトは見ない」「個人情報を入力しない」という約束をしっかり守る大切さについて、気づくことができた。

【一宮市立北方小】便利な反面、危険性も…

 本校では2学期に、5・6年生が「ケータイ安全教室」を行いました。講師の方から、携帯電話を使用するときのマナーや約束を守って、正しく使うことの大切さを教えていただきました。また、携帯電話と同様に、インターネットでのブログや掲示板などへの不用意な書き込みで人を傷つけて起こるトラブルや、個人情報の漏えい・犯行予告・いたずら書き込みによって加害者になった例などのお話もありました。
 この後、「ネット社会の歩き方」というインターネット教材を用いて、ブログにラーメン屋さんの悪口を書いたらどのような事態を招くのかを学び、ネットでの悪口が罪になることを確認しました。
 多くの6年生は、今、携帯電話を持っていませんが、近い将来、ほとんどの子が自分用の携帯電話を持つことでしょう。トラブルに巻き込まれないように、加害者にならないように、今回の「ケータイ安全教室」で学んだことに気をつけて、ルールやマナーを守って、携帯電話やインターネットを活用できる人になってほしいと思います。


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【稲沢市立稲沢西小】インターネットのマナーについて学習しました!

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 インターネットは、今や私たちの生活に欠かせないものになっています。世界中の情報を瞬時に得ることができます。たいへん便利なものですが、その一方で危険な部分をあわせもっています。そこで、6年生の児童と一緒にインターネット上でのルールやマナーについて考える時間を設けました。
 「ヤフーきっず 〜ネットのマナーABC〜」を利用しながら、学習を進めました。
インターネットのルールを知るために、<インターネットのマナークイズ>に挑戦しました。児童は簡単なクイズに答えながら、インターネットについての理解を深め、次のような感想をもちました。
 ・ ホームページの写真や絵、文などを勝手に使ってはいけないことが分かりました。
 ・ 情報の中にはデマなど間違ったものがあるので、信じていけない情報もあることが分かりました。
 ・ 掲示板には、悪口を書いてはいけないことが分かりました。
 ・ 情報を発信するとき、その情報を誰が見るか分からないので、不確かなことは書かない方がいいです。
 ・ インターネットは便利なこともあるけど、危ないことがあるので気をつけたいです。
 ・チェーンメールのさそいがあったときは、家の人に相談したいです。

 次回は、メールやチャットの体験学習をする予定です。

【瀬戸市立效範小】インターネットには間違った情報も存在する!!

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 瀬戸市立效範小学校では、6年生の道徳の授業で「インターネットの活用」という題材を設定し、ネットモラルについて学びました。授業では、”広島県教科用図書販売株式会社”の「事例で学ぶNetモラル」を活用し、インターネット上に存在する情報の信憑性について学びました。
 今回の題材名は「インターネットには間違った情報も存在する。」です。主人公が社会の調べ学習の時間に、インターネットを使って自分たちの住んでいる町について調べ、調べたことを発表するという内容でした。主人公は、インターネットにあった情報を鵜呑みにし、地図やグラフをそのまままとめ発表しました。発表を聞いたクラスの友達から内容の間違いを指摘され、主人公は初めて自分の過ちに気付くのです。映像クリップを視聴後、主人公の何がいけなかったのか、どうすればよかったかについて考え、インターネットで調べるときに気をつけなければならないことを学びました。
 児童の感想は次のようなものがありました。
(1)インターネットで調べるときには、いろいろな調べ方をして、より正しい情報を使うようにしたい。
(2)公式ページを見たり、本で調べることが大切だとわかった。
(3)様々なホームページは必ずしも信頼性があるとは限らないことが分かった。
 教科学習において、調べ学習を取り入れる際、児童各自がインターネットを通じて入手した情報を何の疑いもなく資料として用いることがある。しかし、今回の学習からインターネット上には間違った情報や、古い情報があることを理解し、別の資料で確認したり、実際に足を運んで調べたりする大切さを知ることができました。
 今後は、安全に正しくインターネットを学習に活用できるようにすると共に、情報の受け手としてだけではなく発信者としての責任やマナー、さらには情報社会との正しい関わり方について学習を進めていきます。

【豊川市立東部小】「情報発信時に気をつけること」を考えよう

 6年生で、道徳資料『やっぱり気になる』を題材に情報モラルについて考えました。子どもたちから事前にアンケートをとったところ、「家庭でインターネットを利用したことがある」と答えた子は9割を超え、また、「インターネットを通じて、知らない人とやりとりをしたことがある」と答えた子も約2割いました。気をつけなければならないこととして、あやしいサイトやメールには関わらない。不審なデータをダウンロードしない、無料という言葉を安易に信じないなど、一般的な知識は浸透していることも分かりました。
 このような子どもたちに今後SNSを使う場面があることを想定し、ネットにおけるやりとりについて話し合いを行いました。最終的に、ネットのやりとりに関わらず、相手に思いやりをもって言葉を投げかけることの大切さや自分の言いたいことだけでなく、相手が考えていることは何かを温かくとらえることで、トラブルが起きる原因が減るのではないかという考えに賛同する子が多くなりました。
 授業後の感想では、「ぼくも、ゲームの相手に悪口を言われて、傷ついたことがある。自分も発言する時には、知らない人でも気をつけたい。」「ネットに限らず、普段の生活でも手紙で相手を傷つけてしまうことがあったので、悪口を書かないようにしたいと思った。」など、情報発信の際のモラルについて振り返ることができました。
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【南知多町立師崎中】 i-moral講座

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 本校では,「i-moral講座」と題して,情報アドバイザーの先生をお迎えし,情報モラルについて考えました。
 内容は,中学生が巻き込まれやすい犯罪や,実際に起こってしまった事件などを取り上げ,特に,インターネットサイトへの書き込みで起きる差別,仲間はずれなどのいじめ問題についてくわしく話し合いました。コンピュータ室で,SKYMENUを用いて,生徒に教材を配布し,生徒が被害者または加害者にならないために,自身にも起こりうる問題であることを認識させたり,個人の問題意識を高めさせ,携帯電話やパソコンを利用することの責任を自覚させるように働きかけました。
 1年生で1学期終了段階で携帯電話を所持している生徒は3割を超え,家にインターネットの利用ができるパソコン,もしくは,携帯電話がある家庭は9割(ほぼ10割)にも上りました。保護者の方に話を聞くと,家のパソコンには,特定のサイトが開けないようにロックしているという家庭も見られましたが,ほとんどの家庭では自由に利用できる環境のようなので,今後は,親子でインターネットの利用法について話し合う時間をもつようお願いしていかなければいけないと感じました。

【江南市立布袋中】「ケータイ安全教室」

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 本校では、毎年、全校生徒を対象にして、携帯電話やインターネットの安全利用についていろいろな講師の方をお招きして講演会を開いています。本年度は、5月22日、携帯電話会社のインストラクターの皆さんによる、「ケータイ安全教室」を実施しました。
 メールやインターネットがきっかけで起こるトラブルについて、動画などを用いて具体的な説明を受け、フィルタリングソフトの導入、メールの拒否設定、スマホのアプリの正しい選択など、そのトラブルに巻き込まれない方法について説明をしていただきました。
 また、配慮して使用する場所、著作権や肖像権、依存症にならないよう正しくつきあうことを教えていただきました。
 さらには、災害時は、電話を控え、災害用伝言板をつかうなどの、有事の際の正しい活用法についても確認がされました。
 携帯電話などが原因で、被害者・加害者にならないためにも、ルールやマナーを守って、正しく情報機器を扱う必要があることを、改めて実感することができる機会となりました。

【大府市立吉田小】夏休みに向けての情報モラル指導

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 1学期末の終業式に情報モラル指導を行った。指導の内容は,「インターネットによるトラブル」である。
事前の調査では,ほとんどの児童がゲーム機を含むインターネットに接続可能な情報機器や携帯電話を使用したり,所持したりしていた。夏休みは家庭で過ごす時間がたくさんあり,情報機器に触れる時間は多くなり,危険に巻き込まれる可能性も高くなる。夏休みの生活を指導する際に,情報モラル指導を行う必要性があると考えた。
 具体的な指導内容は,
(1) 決められた利用の時間や約束を守る。
(2) 情報機器を大人と一緒に使い,危険に近付かない。
(3) 特定される個人情報をインターネット上に記載しない。
 の3つである。
 不審者対策や防犯についての指導と併せて,「知らない人に連絡先を教えない」など個人情報保護についての指導も行った。電話番号や住所などの個人情報を知らない人に教えることの危険性について,自分が危険に巻き込まれるだけでなく,友達や周りの人にまで危険が及ぶことを学ぶ機会となった。
 本校では情報モラルを含め,道徳の指導を重視している。他教科との連携が一目でわかるように年間学習計画一覧を整理し,行事や他教科の学習との関連を考えた道徳の年間計画を作成している。特に,善悪の判断やルールの遵守等,情報モラル指導には不可欠な価値を道徳の学習を通して重点的項目にしている。
 今回の指導だけでなく,目と体のことを考えて長時間の情報機器使用をやめるなど利用の際の基本的注意事項や家庭でのゲームで遊ぶときのルール作りについて生徒指導でも指導した。
 家庭で過ごす時間が長い夏休み。保護者の方とルールや習慣をつくること,必ず大人と一緒に,情報機器を使うことを約束した。うまく情報と付き合えるようになってほしいと願っている。






【豊川市立東部中】「情報発信の落とし穴」

 本校の生徒は、半数以上が自分用の携帯電話を所持している。毎年、携帯電話に関するトラブルも後を絶たない。その中でよくあるトラブルの一例が「チェーンメール」に関するものである。一部の生徒が作成した誹謗中傷メールが、多数の生徒に広まり、大きなトラブルへと発展したことも過去には見受けられた。特に、携帯電話を持ち始める1年生においてトラブルが多い。
 そこで本校では、1年生全クラスの道徳で、情報発信とは何かを知り、チェーンメールへの対応を考える実践を行った。
 授業では、チェーンメールの一例を提示して、もしこのメールが送られてきたらどうするかを考えた。「無視をする」「心配だから警察に連絡をする」「先生や親に相談する」などの意見が出た。そのあとに、「このメールが広まって、誰かが傷ついてしまった時、誰に責任があるのか」との発問に対しては、「もちろん作った人が悪い」「送られてきたメールをさらに送った人も悪い」などの意見が出た。「情報発信の責任は情報を発信した人にある」ことの説明を加えた後、情報発信の責任を果たすためには「真実性」「公益性」「正しい手順」を考えることが大切であることを学習した。授業の終わりに、もう一度、別のチェーンメールの一例を提示し、このメールが送られてきたらどうするか、一人一人が自分の考えをまとめた。
 本実践を通して、ほとんどの生徒が、チェーンメールが送られてきた際、冷静に対応することと、転送しないことを理解することができたようである。今後は、掲示板やプローフィールに関するトラブルの例を題材とした授業を行い、情報モラルを高めていきたいと考えている。

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【豊橋市立中野小】 ケータイ安全教室

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 NTTドコモから講師の方をお招きし、6月5日に5年生を対象に出前授業「ケータイ安全教室」を開きました。
 携帯電話のルールとマナー、メールやインターネットサイトでのトラブル、災害時の携帯電話の活用法などの内容を、クイズや映像を交えて話していただき、子ども達は興味津々で学ぶことができました。本校の児童の中にも、携帯電話を持っている子やパソコンでインターネットを使う子は多く、実際にトラブルが起こったこともあります。
 この安全教室を通して、児童一人一人が携帯電話やインターネットでのトラブルをより身近な問題として捉えることができたのではないか、と感じます。子どもたちを情報トラブルから守るためには、今後も継続的に情報モラル教育に取り組み、正しい知識を身につけさせることが必要だと実感しました。
 <児童の感想>
・携帯電話を欲しいと思っていたけれど、危険なことがあることがわかったので、大人になってから安全に使いたいです。
・携帯電話でサイトにアクセスするときは、必ず家の人に相談したいと思います。
・携帯電話はとても便利だけど、自分だけでなく周りの人を悲しませることになるかもしれないということがわかりました。
 

【知多市立旭北小】eネットキャラバン情報教育講座に参加して

 旭北小学校では、家庭と学校が協力して、思いやりのある優しい心を育てる一助として、行事後の感想や道徳の時間で感じた思いを書き留めるために「心みつけのノート」を使っています。授業の中で10分間程度使用し、蓄積していきます。書くことで自分の思いがはっきりし、自分の目標が設定できます。
 その中から、5・6年生が参加した、情報モラル教育「eネットキャラバンの情報教育出前講座」で見つけた大事なことと、家族のメッセージを紹介します。配布文書→「心みつけのノート」情報教育:旭北小をクリックしてみてください。
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【刈谷市立刈谷南中】道徳を通して培う情報モラル

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 近年、生徒同士の携帯電話によるメールトラブルが増加傾向にあります。本校でもこの1学期に、生徒同士のメールのやりとりで、お互いを傷つけてしまう問題が起きてしまいました。こうした問題が実際に起きた場合、学校では「集会を開いて話をする」というパターンが多いのではないかと思います。しかし、最近ではこうした情報モラル教育に使えそうな道徳資料も増えているようです。
 今回、本校では『明日香の決断』(佐賀県教育センター「道徳を通して培う情報モラル」より)という資料を使い、情報モラルについて考える道徳授業の実践を行いました。この資料は、友達とのメールトラブルを題材にしたもので、まさに本校生徒の身に起きた問題に即した資料でした。
 集会でただ話を聞くだけでなく、資料を読み、その内容と向き合うことで、生徒たちはより真剣に、メールトラブルについて考えることができました。こうした問題は今後も十分に起こり得ることですが、今回のような資料を活用することで、生徒たちに正しい情報モラルを身に付けてほしいと考えています。

【美浜町立奥田小】「インターネットを使うときのマナーとモラル」

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 5年生は、美浜町情報教育アドバイザーに来ていただき、インターネットを使うときのモラルについて学びました。
 ほとんどの児童が通信機能付き小型ゲーム機を持っており、ゲーム機を使って「すれ違い通信」やメールをしている児童がいることがわかったため、授業のはじめに、実際にゲーム機を2台使って「すれ違い通信」をしました。
 「すれ違い通信」は、誰かとすれ違うだけで、事前に自分が登録した言葉が相手のゲーム機へ送られてしまうものです。授業では意図的に「どっか行ってしまえ!」と登録したゲーム機を使って行いました。児童にとって身近なゲーム機でも、相手の見えない文字のみでの会話には怖さがあることに気付きました。また、情報教育アドバイザーに、以下のような実際にあったトラブルを話していただきました。

<事例1>「小学生の女子」と名乗る人とのやりとりの中で、相手が裸の写真を送ってきたため、自分も悩んだが裸の写真を送った。実際には、相手は男性であり、「裸の写真を公開されたくなかったら金を払え」と脅迫された。
<事例2>ある日、学校で友だちをカッターナイフで刺してしまった。学校では、仲良く過ごしている様子であった。しかし、よく調べてみるとインターネット上で、文字での激しいケンカが起こっていた。
<事例3>オンラインゲームで多くのアイテムを持っている友だちがログインのIDを入力するのを見てIDを覚え、友だちになりすましてゲームに入り、友だちのアイテムを盗み自分のアイテムにした。
 
 そして授業の最後に、偽名を使ってチャットを体験しました。実際に体験する中で、文字での会話の仕方やマナーについて学びました。

 この先、多くの児童が携帯電話を持ったり、インターネットを使用したりする機会が増えてくると思います。今後も、児童が安全に活用できるように指導を続けていきたいと思っています。

【西尾市立一色中】全校で安全な携帯電話の使い方について学びました

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 平成24年7月2日(月),「NTTドコモ」事務局の方を2名,講師としてお招きして「ケータイ安全教室」を実施しました。携帯電話やスマートフォンを持つ生徒が増える中,メールやブログ,プロフのいたずら書き込みといったいじめにつながるトラブルや,犯罪に巻き込まれることが年々増えています。 
 こういったトラブルに巻き込まれないために,講師の先生から,最新手口や防止策を学びました。わかりやすい資料やドラマを見せていただきながらのお話で,具体的に学ぶことができました。
 生徒たちは,「顔が見えない人に,自分の個人情報を流すことがどんなに怖いことにつながるのかよくわかりました。これからは,ルールを守って安全に使いたいです。」といった感想をもちました。

【東海市立三ツ池小】 インターネットと人権

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 5年2組で,個人情報の取り扱いについての情報モラルの授業を行いました。
 個人情報とは,どういうものかを具体的に挙げ,写真も個人情報の1つであることを教えました。その上で,ブログに写真を載せるときに気を付けるポイントを教え,「載せたい人の許可をきちんと取る」ことは知っていたが,個人の顔写真を載せることの危険性については,初めて知ったという児童や多く見られました。プロフィールには住所や名前を載せてはいけないことは理解しているが,学校名や生年月日も個人が特定される情報であることを知っている児童は少なく,驚いている児童が多くいました。
 また,自分の名前を検索してみると,いくつかのページがヒットし,それが自分と一致する場合があることを知り,多くの児童がネット上にあふれる個人情報に驚いていました。
 アメーバーピグなどのSNSを日常的に行っている児童は1割ほどですが,半数以上の児童が,CM等でSNSの存在を知っていて「楽しそう」「やってみたいな」という気持ちをもっています。
 児童が楽しく使っているSNSですが、友達から誘われ何も知らないまま始めてしまい被害に遭うことも起きています。自分の個人情報は自分で守り、他人の個人情報は他に漏れないよう、慎重に扱うことを継続的に指導する必要性を感じました。

【新城市立巴小】 ケータイ教室「安心・安全講座」

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 5月30日、KDDIの方を講師としてお招きし、全校児童を対象に「情報モラル教育」の授業として、ケータイ教室「安心・安全講座」を行いました。
 便利な携帯電話は、ルールやマナーを守ることが大切であり、反面、危険も多くあることをお話いただき、携帯電話の電源をオフ、マナーモードにする場所、知らない相手からのメールへの対応、ワンクリック詐欺やチェーンメール、オンラインタダゲームでの高額請求など、様々な危険性をスライドを交えながらくわしく教えていただきました。
 また、名前や生年月日、メールアドレスなどの個人情報をインターネットに載せると悪用される場合があることも知りました。
 携帯電話やインターネットについて、「ルールやマナーを守ること」「情報を簡単に信じないこと」「自分の情報は載せないこと」など、情報の取り扱いに気をつけることを学びました。