【清須市立新川小】放送委員会として知っておくべき情報モラル

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 5月の放送委員会で『情報モラルクイズ』を実施しました。実施理由は、放送委員の児童が、校内放送や運動会のアナウンス等を通して、情報モラル(特に著作権の問題)と関わるからです。
 クイズの内容は、BGM・楽譜・映像等の著作権に関するものです。正解の発表と具体例を挙げた解説をしていくと、児童からは、「ほとんどの場合にお金がからんでいるね。」や、「今まで気にしたことがなかったけれど、考えてみると面白い。」などの感想が出ました。学校放送や運動会でそのとき流行している音楽等を流したり、ブラスバンド部がそのような楽譜を使って演奏したりしても、営利目的の放送ではないので、著作権侵害にはならないということに児童は気付きました。
 個人名の使用・キャラクターの利用・楽譜や問題集の複製・ホームページへの写真の投稿・児童作品のスキャン等、教師は教育現場において情報モラルを意識して職務を遂行していかなければなりません。一方で、児童にとって情報モラルは、「触れない限り・指導しない限り無関心に近い」と感じました。今後も放送委員と共に、情報モラルを意識した活動や全校児童への呼びかけをしていこうと思います。

【豊橋市立東部中】人とのかかわりあいを大切にし、自己を高めようとする生徒の育成〜道徳「チェーンメールと思いやり(画面の向こう側)」を通して〜

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 平成24年5月25日(金)、3年4組教室にて、チェーンメールを題材に扱った道徳の授業を行いました。
 前時の学習において、生徒達は「チェーンメールは、相手に迷惑をかけるもので、いけないもの」と十分に認識することができました。そこで本時は、友人から送られてきたチェーンメールの内容が「東北の人達への援助を呼び掛ける善意のもの」と設定し、それを送るか、送らないか、小グループやクラス全体で話し合いの場をもちながら、生徒達の心情を追っていくことにしました。
 「送らない」と答えた生徒達は、「自分が受け取り、どうするべきか悩んでいるのだから、それを送られた人も同じように悩み、結果、相手に迷惑をかけることになる。」「他にも支援の仕方はあるから、正しい方法を考えるべき。」といった理由をあげました。
 また、「内容によっては送ってしまうかもしれない。」と答えた生徒達の中には、「『送らない』という意見は正しいと思うが、もし自分が被害を受けた時は送ってもらいたいと思うのに、他人の事なら送らないというのは自分勝手な考えではないか。」という意見をもつ生徒もいました。
 むろん、チェーンメールそのものは良いものではありません。2回の授業で両者が共に「画面の向こう側」にいる誰かの事を思い、自分の行動の仕方を考えることで、他との関わりの大切さを深く学ぶことができました。

【春日井市立山王小】学校全体で情報モラルに取り組んでいます。

 本校では、道徳などの時間を利用して全学年で情報モラルの学習に取り組んでいます。教材として『事例で学ぶNetモラル』を活用し、「情報安全」「責任ある情報発信」「健全な情報社会の形成」について、発達段階に応じた具体的な場面を取り出してマナーやルール・トラブルの対処法などを学んでいます。
 今回は、「人の作品を大切にする」を学ぶ2年生の授業を紹介します。
 コンピュータで作った友だちの絵を、もっとよくしてあげようと書き換えてしまった事例です。このお話の感想を交流させる中で、勝手に書き換えたら相手を傷つけてしまうこと、そして、相手の立場を尊重し、相手の意志を確認して行動することの大切さを学ぶことができました。
また、高学年については外部講師による携帯電話のマナー講座も予定しています。

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【高浜市立南中】「サイバー犯罪防止教室」を行いました。

 平成24年5月24日(木)、「碧南警察署生活安全課の方」をお招きし、「サイバー犯罪防止教室」を行いました。中学1年生205名がこの教室に参加し、体育館で「サイバー犯罪」に巻き込まれないようにするためにはどうしたらよいかを、映像資料をもとに学習しました。
 5月に入って、「中学生の携帯電話の所持率が50%を超えた(日本PTA全国協議会の調査)」という報道がありました。本校生徒の携帯電話所持率も、どの学年においても50%に迫る勢いです。実際に生徒から話を聞いてみると、中学校入学と同時に、携帯電話を持つ生徒が多いこともわかりました。
 このような現状から、本校では携帯電話を所持し始めるであろう中学1年生を対象に、この教室を行うことが効果的であると考え、計画・実施をしました。
 会のはじめには、警察官のおおよその仕事や装備品について紹介していただきました。装備品については具体的に使用場面を熱演され、その迫力に警察官の仕事の大変さを実感しました。そのお話のなかでサイバー犯罪が広域化していること、決して本市でも他人事でないことなどがよくわかりました。
 映像資料を使ったお話からは、携帯を使うことで巻き込まれる可能性のある事件や架空請求の手口についてわかりやすく学ぶことができました。
 まとめとして署員の方から「ビデオの中のことは決してドラマではなく、実際に起きている。遊び心で出会い系サイトやコミュニティサイトを使わないこと、メールで知り合った人と直接会ったりしないことが大事。もし身の危険を感じるようなことがあれば一人で悩んでいないで、すぐに親・先生・友だちそして最後は警察に相談してください」とのお話がありました。
 最後にご自身が阪神淡路大震災のときに「被災地の方を助けるために節電しよう。このメールを友人に送ってください」という内容のチェーンメールをもらったことを例に出され、「内容にかかわらずチェーンメールは出さないことが基本」と教えていただきました。生徒は「自分は大丈夫だと思っていると大変なことになってしまう。どんな場合でもチェーンメールを送らない」などと今日の会をふりかえっていました。
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【田原市立神戸小学校】 無料!?迷惑メールに気をつけよう

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 5年1組で迷惑メールについて、Netモラルを活用して行いました。
 この題材は女の子の携帯に、無料で遊べるというゲームや占いができるというメールがおくられてくるところから始まります。携帯電話に送られてきた無料のゲームや占いに登録すると、その後架空請求などの迷惑メールが届くことを疑似体験することができるものです。
 授業後の感想では「無料って書いてあったのに全然違ってお金を取られるのは怖い。」「おもしろいからついやってしまいそうだけど、気がつかないうちにいろいろな所に自分のことをしられていて、びっくりした。」「お母さんの携帯電話にも変なメールがくるので、そういうのはどうしたらいいのかなあ。」「自分が携帯電話を持ったら、メルアドや電話番号を簡単に教えないようにしたい。」といった感想がたくさんありました。
 携帯電話を持っている児童は少ないため、今すぐという緊急性は感じられないようでしたが、将来に向けて、いい経験ができたようでした。体験することによって人が嫌がることはしないという生き方(モラル)についても気づくことができました。

【小牧市立味岡小】ソーシャルゲームに気をつけて!

 小学生の携帯電話の保有率は年々増加の一途をたどっている。特に高学年ともなると2割以上になっている。それに伴い、利便性の反面、潜在的に多くの問題を抱えている。最近の携帯電話の利用は、通話以外の利用(メール、インターネット)が増え、音楽データを携帯電話に取り込んで聴いたり、パソコンと同等の機能を持つブラウザでインターネットを見たりとパケットの使用量が増加している。
 また、スマートフォンの普及に伴い、ソーシャルゲームにおける問題が急浮上している。消費者庁が7月から規制の対象としているコンプガチャ(コンプリートガチャ)はソーシャルゲームの中でアイテムなどを簡単に購入できることから、1か月に数十万円を課金された小学生など大きな社会問題となった。
 本日は教師が自らオンラインゲームを体験し、その危険性を実感した感想を交え、子どもたちに注意を促した。コンプガチャでは、ゲーム進行に伴い、アイテムを知らず知らずのうちに購入していく仕組みがあり、子どもたちが認識のないまま多額の契約を結ぶ危険性がある。こうした、子どもたちが携帯電話、特にスマートフォンを利用するにあたり、被害に合わないための知識と方法を身につけさせていくことが急務である。本校では、こうした指導を今後もタイムリーに行っていきたい。

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【春日井市立松原中】よく考えて!その書き込みは許される?

 情報モラル教育の実践にあたり、本校の1年生に携帯電話やパソコンに対するアンケートを実施しました。携帯の所持率は約50%で、使用目的は、通話とメールがほぼ同じ割合でした。また、個人用を含め、家庭でパソコンが使用できる者は約85%で、調べ物をする他に、多くがメール・ブログ・掲示板などを利用していることがわかりました。
 こうした現状を受け、体育館に1年生全員を集め「よく考えて!その書き込みは許される?」と題して授業を展開しました。
 まず、電子掲示板やブログで起きているトラブルについて学習しました。
 次に、こうしたトラブルが起きてしまう電子掲示板やブログの問題点を考えました。少なからずトラブルに巻き込まれた経験や、今までそこまで考えなかったこと、知らず知らずのうちに誰かを傷つけていたかもしれないなど、生徒の素直な意見が出てきました。
 最後に、アンケート結果を示し、今後電子掲示板やブログを使う時、どんなことに気をつけたらいいかをまとめました。所々に、簡単な問題を入れながら展開したことで、集中して取り組むことができました。また、「ネット依存・メール依存」の問題も考えることもできました。
 本校では、6月に全校生徒を対象にして、「ネット利用安全・安心講座」を開催することにしており、地域の方や保護者の皆さんにも参加していただき、より一層意識を高めていきたいと考えています。
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【東海市立名和小】情報モラル教室〜インターネット6つの約束〜

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 愛知県警サイバー犯罪対策課の協力を得て,サイバーボランティアの大学生を講師に招き,情報モラル教室を行った。この学生ボランティアによる講座は全国初の試みで新聞・テレビで報道された。
 講座では,インターネット犯罪にあわないために,インターネット利用の際,掲示板に悪口を書き込まれた場合はどうするとよいのか,ネットで知り合った友達に会いたいと言われたらどうするとよいのかなど,小学生が巻き込まれそうなトラブルについて,クイズを織り交ぜながら講座を進められたので,児童は楽しみながら対応の仕方を考えることができた。
 ネットゲームのIDやパスワードは,たとえ相手が自分の親しい友達でも絶対に教えないこと,音楽やゲームなどの違法なファイルをコピーすると犯罪になることなども知ることができた。
 学習のまとめとして,
   (1)人を傷つけない。
   (2)個人情報を教えない。
   (3)ネットで仲よくなった友達に会わない。
   (4)人のパスワードを勝手に使わない。
   (5)違法ファイルをダウンロードしない。
   (6)知らない人からのメールに注意する。
以上の6つの約束を児童全員で唱和した。児童は「インターネットには危険がたくさんあることがよくわかったので,これからは気をつけて利用をしていきたい」と感想を述べていた。

【安城・安城西中】携帯電話の正しい使い方

 本校の生徒は半分以上の生徒が自分用の携帯電話を所持している。しかし、携帯電話を使用する中でトラブルになっても、解決法や対処法がわからず困ったことのある生徒が多い。携帯電話は便利なコミュニケーションツールだが、使い方によっては犯罪に巻き込まれたり、知らないうちに加害者になったりする可能性もある。そこで本校では、携帯電話の正しい使い方や、インターネットの仕組みについて学習し、トラブルに巻き込まれることなく、ネット社会を生きる資質が身につくよう情報モラル教育を計画的に行っている。
 2年生の学級活動の授業では、グループに分かれて携帯電話のメリット・デメリットを考え、知らない間に被害者や加害者にならない対策を考える学習をした。携帯電話は簡単に連絡がとれたり、インターネットにつなげて情報を収集したりと多くのメリットがあるが、迷惑メールやチェーンメールが送られてきたり、使用料が高額になったりとデメリットも多くある。それに生徒が気づき、その上で、迷惑メールの事例でその対処法を考えた。生徒は、正しい知識を身につけ、困ったときは一人で考えず、信頼できる人に相談することで多くのトラブルを避け、正しく携帯電話を使用することの大切さを学んだ。

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【刈谷・雁が音中】迷惑メールの対処法について学習しました。

 刈谷市立雁が音中学校では、2年生の技術科で情報モラルの授業を実践しました。迷惑メールを受け取ったときの正しい対処方法を知り、迷惑メールがくるしくみと、個人情報を守る方法を学びました。授業では、「事例で学ぶNetモラル」(広島県教科用図書販売)の迷惑メールシミュレーターを活用し、迷惑メールの疑似体験をしました。迷惑メールの脅威を疑似体験することを通して、迷惑メールが来るようになった理由と、メールが来たときの対処法が分かりました。
 <授業後の生徒の感想より>
「僕は、携帯電話を持っていないのでメールはしないけれど、携帯電話を持ったときには気を付けたいと思います。ボタン1つで大変なことになってしまうので、とても怖いと思いました。」
「私は迷惑メールを受け取ったことがありますが、よく分からずそのままにしてあります。家に帰ったら、すぐに削除しようと思います。これから困ったときにはお母さんに相談しようと思いました。」
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【一宮市立丹陽西小】ケータイ安全教室

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 小学生も高学年になると携帯電話を利用する児童の割合も徐々に増加し、それに伴うトラブルが心配される。そこで、本校では4月26日(木)の第4限を利用して、5・6年生の児童を対象に「ケータイ安全教室」を開催した。
 NTTドコモ・ケータイ安全教室事務局から2名の講師を迎え、携帯電話を利用する際のマナーやルール、小学生でも巻き込まれやすいトラブルや犯罪について教えていただいた。また、小学生がトラブルや犯罪の被害にあわないようにするための方法などについても説明していただいた。
 講義はパワーポイントを利用したもので、イラストや動画が多く取り入れられており、児童は興味をもって話に耳を傾けていた。また、講師の方の説明も、児童に問題を出して答えさせるなどの工夫があり、とても分かりやすい内容であった。
 講義の最後に、本校の学校名を利用した具体的なまとめ方をしてくださったのが印象的であった。これから携帯電話やパソコン等でインターネットやメールを扱う児童にとって、ためになる講義であった。

【刈谷市立平成小】ゲームサイトは気をつけて!〜無料って本当?〜

 最近、ソーシャルゲームで遊ぶ児童・生徒が増加している。
 無料で遊べると、テレビなどで宣伝をしているが、無料なのは一部だけである。ゲームの運営業者からの請求について、消費者センターに寄せられている相談の平均が10万円を超えるという現状がある。
 そこで、4年生を対象に、ゲームについての指導をする機会を設けた。ゲームサイトへの正しい認識をもたせるために、ゲームのシミュレーションを通して、偽のアイテムがあることやアイテムを得るためのゲームでお金がかかる仕組みがあることに気づかせ、遊び方によって高額な料金がかかることを説明した。
 翌日の朝の会では、帰宅してから、テレビの宣伝の中に「一部料金がかかる部分があります」という、文字を見つけたことを多くの児童が報告に来た。このようなゲームをする場合は、大人がいるところでやることが安心につながることを指導することもできた。
 ネットの世界は新しい仕組みが次々に出てくる。今後も、具体的な題材を通して、子どもたちにネットに正しく接する態度を身に付けさせていきたい。
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【豊橋市立福岡小】インターネット犯罪について学びました

 平成24年2月22日(水)、愛知県警察本部生活安全総務課サイバー犯罪対策室から講師を招き、「サイバー犯罪防止講話」を開催しました。6年生114名が、インターネットを利用した犯罪の危険性と正しい使い方を学びました。
 「身に覚えのない請求メールが来たら、連絡先が書いてあっても無視をする」「他人の個人情報や画像を許可なく掲載したり悪、口を書き込んだりしてはいけない」など、巻き込まれやすいインターネット上でのトラブルについて、事例や被害にあわないための対処方法を教えていただきました。

<参加した児童の感想>
・おもしろそうなサイトを見つけても、むやみにクリックをしてはだめということがわかりました。クリックをすると、知らない間にわなにはまってしまい、何かの会員に登録されてしまうことがあると聞いたので、怖いなと思いました。
・だれでもパスワードを入力して別人になりすますことができるので、注意しないといけないと思いました。
・違法なアップロードやダウンロードは犯罪だということがわかりました。よく映画で「音楽の録音や公開は犯罪です」などと言っていた意味も理解できました。よく見て注意していきたいです。
・自分は楽しくインターネットを使っていたけれど、その裏では、インターネット上のいじめやチェーンメールなど、怖いことがたくさん起きていることを知りました。
・相手のIDやパスワードをぬすんでいる人がいると聞いたので、インターネットを使うときはIDやパスワードを難しくして、注意して使用したいです。

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