【弥富市立十四山東部小】異学年との交流を深めるふれあい班活動年間を通した活動として、班ごとの「サツマイモ栽培」を行っています。JAの方や学校近くの農家の方に力を貸して頂き、毎年立派なサツマイモを収穫することができます。本年度は、できるだけ自分たちで世話をすることを目標に、定期的に草取りを続けています。取っても取っても生えてくる草の生命力に驚きながら、各学年それぞれの力量に合わせて草取りをしています。夏休みの出校日には親子での除草も行い、労働の尊さや収穫までの経過を全校で実感できる活動となっています。 【豊橋市立岩西小】4年生の授業では、ペットのハムスターの気持ちになって命について考える授業を行いました。授業の最後に、ハムスターのトム君に宛てて手紙を書き、「トム君の気持ちを人間は考えなきゃいけないと思ったよ。」「ペットで飼うのだから、飼う人がトム君の気持ちを分かってあげるようにしないといけないね。」等、普段はかわいいと言って自由に触っていたペットの気持ちを、そのペットの立場に立って考えることができました。また、1年生では心のノートに掲載されている資料を使って、自分の身は自分で守る大切さを学びました。2年生では、絵本「おおきくなるっていうことは」(中川ひろたか著)を読み、いつの間にか自分自身が大きくなっていることに気づき、成長するとはどういうことなのかを考える授業を行いました。「ぼくも、小さい時はよく泣いていたけど、今はあまり泣かなくなったよ。」と自分の成長を振り返ることができました。 【豊橋市立豊小】 総合学習「一人ひとりが輝いて」この単元では、話し合い活動を子どもたちの手によって進めることを基本にしています。 7月には、初めて学年道徳を行いました。テーマは「新・みちこの人形」です。「川に落ち溺れている妹を発見して、主人公まさおはどう考えたか」を考えながら、「いのちを大切にするということはどうすることなのか」を学年全員でディべート形式で話し合いました。ちょうど着衣水泳直後の時期で、「大切な妹が溺れていたら、危険でも助けようと思うのではないか。」「2人とも溺れたら、もっと悲惨なことになってしまう。」など活発な意見が出されました。 学年全体に共感が広がる学習にしたいと願っています。 【みよし市立南部小】 「30年近く続く支援学校との交流を通して」
本校では、昭和62年から三好特別支援学校(前年度まで三好養護学校)との交流を毎年継続的に行ってきました。毎年5月に両校の学年主任で、前年度の反省をもとに打ち合わせを行います。受け継がれてきたよいものを生かしながら、時代に合わせて新しいものも取り入れ、よりよい交流について話し合います。
学年によって、バルーンゲームや「じゃんけん列車」、「エビカニックス」ダンスを一緒に楽しんだり、「台風の目」や玉入れを行います。両校の出し物やお互いの自己紹介の時間もあり、子どもたちが、支援学校の友達の気持ちを考えて、自然に声をかけたり手助けをしたりする姿が見られます。 子どもたちの振り返りからは、「支援学校の友達が喜んでくれて、うれしかった。」(4年)や「来年、会うときには、性格や好きなものなど、もっと教えてもらいたい。」(3年)など、交流が子どもたちにとってよい時間であったことが伝わってきます。 今後も、支援学校との交流を通して、全校に思いやりの気持ちが広がっていくといいです。 【稲沢市立清水小】 祖父母学級各学級とも、「思いやり」「家族愛」などの内容項目の道徳の授業を行った後に、児童が祖父母の方々とともに学習することができる公開授業を行いました。1年生は生活「むかしのあそびにちょうせん」、2年生は図工「ワクワクがっき作り」、3年生は社会「稲沢市カルタ大会」、4年生は図工「粘土とちぎり絵でピカッチ」、5年生は図工「ステンシルに挑戦」、6年生は総合「百人一首大会」を実施しました。どの学年の児童も、もの作りや、遊びをする中で祖父母の方々の知恵や知識にふれながら、普段なかなか一緒にできない体験を楽しんでいました。 祖父母学級のふり返りの絵日記では、「おばあちゃんがきてくれてうれしかったです。」(1年生)、「おばあちゃんがつるをおってくれて、とてもたのしかった。やっぱり、おばあちゃんはすごいとおもいました。」(1年生)、「おばあちゃんが、ぼくのためにいっしょうけんめいつくってくれました。おばあちゃん、ありがとう。」(2年生)、「おばあちゃんと作りました。先生から説明を聞いて、エンゼルフィッシュを作りました。…お母さんやお父さんにも、手紙を書いて(ステンシルの作品を)プレゼントしたいです。」(5年生)などの、活動のねらいに合ったものがたくさん見られました。 保護者への学校評価アンケートでは、「祖父母が一緒に参加し、児童と学校でふれあうことができるので、毎年楽しみにしている。」「とても良い。」「孫の学校生活を見られて、祖父母がとても喜んでいる。」などの意見を毎年たくさんいただきます。 これからも、祖父母と学校でふれあい、児童の心を育てることのできる、清水小学校の伝統の行事として、「祖父母学級」を大切にしていきたいです。 【一宮市立葉栗中】伝統行事「祝い餅つき」の稲作活動を行っています種まきから始まり、田植えや草取り、稲刈り、餅つきと続き、PTAや地元の農家の方々の協力のもとで実施しています。 手で苗を植えたり、草取りをしたり、かまを使って刈り取ったりする作業を通して、「自分たちの植えた稲が育つのに感動した」「豊かな実りに感謝したい」などの感想をもち、多くのことを体験しています。 写真は今年度の田植えの様子です。2年生がしっかりと伝統と思いを引き継いでいます。 【豊橋市立二川小】 人のいいところを見つけよう子どもたちは,のび太を通して,人のよいところについて考えることができました。はじめ,子どもたちがもつのび太のイメージはマイナスのものが多く,プラスのイメージはあまりありませんでした。しかし,しずかちゃんはお父さんの「のび太くんは人の幸せを願い,人の不幸を悲しむことのできる人だ。」という言葉から,のび太のすばらしさに改めて気づき,結婚を決意しました。子どもたちからは「人って悪いところばかりではなく,いいところもあるんだ。」や「良い面を見てあげることが大事だ。」という感想がでました。人のいいところを見つけることが自分の幸せにつながっていくと考えることができました。 【愛西市立永和中】「資源回収」の活動を通して
平成26年6月7日(土)、雨が心配される曇り空の下、永和中学校全地区で学校・家庭・地域が一つになって、恒例の資源回収が行われました。13を超える地区のどの集積場所も、今にも崩れんばかりの山のような資源ゴミに溢れ、正直、一体どこからこんなにも大量の新聞紙・ちらし・雑誌・牛乳パック・ぼろ布等々が出てきたのだろうか、と目を見張る光景です。
本校では、年に2回、6月と11月に学校行事としての資源回収を実施しています。前述のような、資源ゴミの山ができ上がるのには、確かな理由があります。資源回収の当日を迎えるにあたり、1か月以上前から、学校行事の時間として、PTA役員の方と生徒の打ち合わせが行われます。生徒と共に担当地区全世帯の割り振りを相談し、資源回収実施のお知らせ用紙の配達から、当日の資源ゴミの回収までを生徒自身が行うよう保護者から依頼されます。中学生としての責任感と力が大いに要求されるのです。生徒は、地区で活動する中で、様々な年代の人々から励ましとお礼の声掛けをいただきます。中には、本校の資源回収のために半年間ずっと資源ゴミを貯めておいてくださる方も多く見えます。山のように出された資源ゴミを生徒は自転車で何往復も回収に回ります。地域の方々との触れ合いの中で喜びを覚え、またその期待に応えようとする、そんな温かい心の交流の結果が、あの山のように積まれた資源ゴミなのかもしれません。 資源回収の収益金は、新しい物品へと形を変え日々の教育活動の中で有効活用されております。生徒は、物を大切に使う心を自らの仕事を通じて学んでいます。 【安城市立安城北部小】「お掃除ぴかぴか隊」の活動を通して
本校では、新1年生が入学してくると、新入生歓迎企画として、児童会の提案で「ようこそ1年生」を行っています。各学年ごとに役割が与えられ、6年生は毎年、「お掃除ぴかぴか隊」として1年生の掃除のお手伝い活動を行います。
毎日数人ずつ1年生の教室へ手伝いに行き、正しいほうきの使い方や、雑巾の使い方を教えに行きました。はじめは、1年生にどのように教えたらいいのかわからず、ただ黙って掃除の手伝いをして帰ってくる子も多くいました。しかし、妹や弟がいる子を中心に、「これはこうやって使うんだよ。」「ここもきれいにしようね。」などと声をかける様子が見られるようになり、戸惑っていた子も少しずつ声をかけてあげることができるようになりました。児童会企画のおそうじぴかぴか隊としての活動期間は、1か月だけでしたが、その後も日替わりで1年生の教室へ掃除のお手伝いに行くことを決め、活動を継続しています。1年生とのかかわり方もだんだん上手になり、1年生と階段や廊下で会うと、互いに声を掛け合ったり、手を振ったりして交流を深め、仲良くなっている様子もみられます。また、喧嘩をしている1年生を見かけたときにはすぐに仲裁に入り、「たたいたらダメでしょう。」と1年生と目線を合わせて話をし、なだめる様子も見られ、まさに最高学年としての自覚をもって行動できる6年生に成長しています。 【美浜町立河和南部小】地域の方々や保護者とのふれあいを生かして★児童の実態 本校は,のどかな農村地域にある全校6学級の小規模な小学校である。児童は全般的に穏やかで素直であるが,幼少期より少人数・同じグループの中で過ごしてきたために,友人との関係が狭く濃密になっている傾向がある。保護者を始め,地域の方々等,多くの人々とふれあっていくことで,より幅広い視野をもって物事に取り組んでいけるようにしていきたいと考えている。 ★活動のねらい この活動では、地域の伝統芸能や生活文化,自然・福祉等に関する体験が,充実感のある有意義な親子のふれあいの機会となるようにする。また,開かれた学校づくりをしていくために,地域の方々を講師として学校に招くことで,地域の教育力を継続的に学校教育に生かしていくことを期待している。そこで「地域の伝統芸能」「地域の寺院訪問」「竹細工」等,地域の特色を生かした講座や「小物作り」「染め物」「ロープワーク」等,地域の人材を生かした活動を設定している。 ★活動後の感想 各講座では,講師の先生方に詳しく分かりやすく説明していただき、児童と保護者も楽しく活動を進めることができていた。児童からは「とても楽しかった」「みんなが優しく教えてくれた」「またやってみたい」等、事後の感想が出ていた。保護者のアンケートからも「地域の皆様とふれあうことができて有意義な時間だった」「普段は体験できないことができて,感謝している」「親子ともに初めての体験で,楽しい時間が過ごせた」「家族全員で参加できて楽しかった」「地域のよさを再発見できた」等,活動について高い評価をいただいた。これからも,ふれあいの機会をおおくもつことで,学校の授業や生活に対する保護者・地域の方々の理解を進め,心を育てる教育に取り組んでいく。 【大治町立大治南小】他者に積極的に関わる異学年交流「自己紹介ゲーム」 第一回の異学年交流活動において、自己紹介の内容を含んだ構成的グループエンカウンター「勝っても負けてもよろしくね」を行いました。・相手をみつけてじゃんけんをし、・勝った方が自分の名前と好きな食べ物を・次に負けた方がいい・最後に握手する活動です。活動の中心である6年生は「練習通りできなかったが、全員静かに説明を聞いてくれてうれしかった」「次回も低学年の子にうまくやり方を教えてあげたい」など前向きに捉えていまいました。下級生は「知らない子が一緒にやろうと言ってくれてうれしかった」「たくさんの子と話ができた」と振り返っていました。 「職員室の入り方」 ソーシャルスキルトレーニングの授業で「職員室の入り方」を学習した6年生の児童から「下級生にも教えてあげたい」との提案があったことから、異学年交流の時間に「職員室の入り方講座」を6年生主体で行いました。1年生でもできるようにと、ポイントを絞って伝えていくことにしました。・実際に見本を見せる。・入り方の流れを紙に書いて黒板に貼る。・学年ごとに声を出すの3点を彼らは決めました。6年生は、うまく伝わるか最後まで心配していましたが、下級生が恥ずかしがらないようにロールプレイするときは必ず拍手したり、紙を見やすいところに貼ってあげたりと伝える相手への配慮が感じられました。下級生も「今度職員室に入るときには自信がもてる」と次の機会に生かそうとする感想もありました。もちろん効果は抜群でした。来校された折は、大きな声で職員室の出入りの挨拶をする児童をご覧ください。 【一宮市立三条小】尾西公園美化活動活動は異学年でペアをつくって行います。上級生が下級生をうまくリードしながらゴミを集める姿はとても頼もしく、互いの心の成長につながることを期待しています。また、地域の老人クラブの方にも参加していただいています。グループに一人ずつ入っていただき、草の抜き方やくさみの使い方を教わりながら一緒に活動します。児童にとっては、地域のお年寄りの方と交流する大切な機会にもなっています。活動後にはお礼の手紙を書き、「一緒に掃除してくださり、公園がとてもきれいになりました」「掃除の仕方を教えてもらい、ありがとうございました」という感謝の気持ちを伝えました。 この尾西公園美化活動は、児童にとっても地域にとっても大切な行事です。今後は保護者の方にも多く参加していただけるよう、計画していきたいと考えています。 【岡崎市立六ッ美西部小】 命の誕生 家族の思いを知り、自己肯定感を高める
4年生の児童は、今年10歳という節目の年を迎える。心身共に大きく成長するこの時期に、改めて自分の命を見つめさせ、自分の存在の大きさを実感することで困難なことも乗り越えられる強さをもってほしいと考えた。命には始まりと終わりがあること、奇跡ともいえる自分の命をつなげたり支えてくれたりした先祖や家族をはじめとした周囲の人の存在があることに気付かせ、将来に向け自分に与えられた時間を精一杯使う方法を、家族の協力を得ながら考えていこうと計画を立てた。
まず、へその緒で母親と自分がつながっていたことや胎内で赤ちゃんが成長する様子を知ることで、生命の神秘さや不思議さを感じ取らせた。その後、事前に家族から聞き取りをしてきた自分がおなかのなかにいたときの母親を含めた家族の思いについて話し合った。「喜び」「うれしさ」「楽しみ」以外に「心配」「我慢」も出てきて、家族の気遣いや支えも理解することができた。また心配、不安といった気持ちが胎児であるわが子の成長につれて喜びやうれしさに変わっていくことも子供たちの話し合いで押さえることができた。話し合いの終末、一人の児童が「今、お母さんは怒ってばかりだけど、おなかの中ではこんなに大切に思ってくれていたことを知り、うれしい。」と発言し、たくさんの子が共感した。今は注意されたり叱られたりすることが多く自己嫌悪に陥ることもあるが、自分のために我慢までしてくれる家族の存在を知ることは、子供たちにとって自分自身の存在そのものが家族の喜びにつながっていることへの気付きになったのではないかと考える。 【春日井市立高蔵寺中】生徒会活動「奉仕活動」体育大会前ということもあり、来校者が気持ちよく過ごせるよう校地内の環境美化を図る中で、「協力する心」「奉仕する心」を育む事を目的としています。 生徒会が中心となり生徒会新聞や朝の呼びかけで参加者を募るのですが、部活単位での参加が多く学校全体の80%以上の生徒が参加してくれます。9月とはいえ残暑厳しい時期、普段はほとんど立ち入ることのないような場所にでもどんどん入り込み、除草作業を中心に1時間ほど黙々と取り組んでくれます。また、中には分担場所が早めに終わると隣の場所のお手伝いをしてくれる生徒たちもいて、所属する部活以外での共同作業により、生徒たちの協力の輪が広がっていきます。 作業を終えて自分の後を振り返ったとき、綺麗になった校地を見ることで生徒たちは達成感とともに気持ちも晴れ晴れし「参加してよかった」と実感しています。この奉仕活動を通して、つらいことでもやってみる、一人でやるよりみんなでやってみる、そして自分たちの学校は自分たちの手で綺麗にするという気持ちが芽生え、中学生らしい「こころ」が育まれています。 【田原市立伊良湖岬中】 絆を深める縦割り班活動本年度は、創造力の伸長を重点目標とし、4つの縦割り班ごとにダブルイメージボードの制作に取り組みました。ダブルイメージボードとは、屏風型のボードに2つの異なる絵を施し、見る角度によって異なる絵柄を鑑賞できるというものです。生徒たちは、各縦割り班でアイディアを募った図案をもとに、色つけ作業に取り組みました。生徒たちは、 「グラデーションをつけるには、少しずつ白を足して塗ろうか。」 「筆の向きを変えて塗ると立体感が出るよ。」 などと積極的に話し合いながら、真剣に作業を進めていました。初めのうちは、先輩との共同作業に緊張していた1年生も、次第に表情が柔らかくなってきました。2年生や3年生は、班員が協力して活動できるように、相手の立場を踏まえて声をかける姿が見られました。一つのものをみんなで創り上げる活動を通して、学年や男女を超えた一体感が徐々に高まったように感じました。 最終日には、ダブルイメージボードの裏面に全校生徒が手形を押し、記名をしました。また、保護者の方に依頼をして、生徒たちの手形の傍らに「お子さんへのメッセージ」を添えていただきました。まだ完成途中ではありましたが、それぞれの班の作品を鑑賞し合う時間も設けました。生徒たちは楽しそうに互いの作品を鑑賞していました。完成したダブルイメージボードは、11月の文化祭など、今後の学校行事で展示をしていく予定です。 【知立市立知立東小】あいさつの溢れる学校、地域へ
本校では、心の教育推進活動の一環として、あいさつ運動を推進しています。あいさつ運動は、児童運営委員会ときずな委員会が中心となって行い、「東っ子から始めるあいさつ〜つなげよう心の輪〜」をテーマに呼びかけをしています。呼びかけは、「心の輪」の語呂合わせから、5と6と8のつく日に正門に立って呼びかけをしたり、放送で呼びかけたりしています。また、今年はあいさつをすることの気持ちよさや、より良いあいさつの仕方を伝える劇を全校朝会で行い、啓発をしました。さらに、校内だけでなく、「東っ子を育てる会」(地域と学校の情報交換の場)や知立団地自治会の夏祭りなどで呼びかけをし、地域とも連携してあいさつ運動を推進しています。
今年は、睡眠の大切さを啓発する保健委員会も、睡眠啓発キャラクター「すっきりん」と一緒にあいさつ運動を行っています。PTAと地域の連携もあり、元気よくあいさつができる子や自分からあいさつができる子が増えてきました。今後も、このような取り組みを続けながらあいさつの溢れる明るい学校、地域を目指していきたいと考えています。 【田原市立中山小】なかよし班活動4月には、1年生を迎える会が行われました。1年生は、自己紹介で、名前や好きな食べ物などを元気な声で言うことができました。その後、12班に分けたなかよし班で、自己紹介をしたり、手つなぎじゃんけんなどのゲームをしたりして、楽しく交流することができました。 6月の4週間は、なかよし班掃除を行いました。上級生が下級生にぞうきんの絞り方やほうきの使い方を優しく教える姿が見られました。 他にも各委員会による集会活動やなかよし給食なども企画されています。 中山の「な」。遊びを通して心の交流をするとともに、上級生は下級生の世話をすることで責任感や思いやりの心が育ち、下級生は上級生を見て尊敬や憧憬の念を抱き、それを目標に成長していきます。今後も、様々ななかよし班による実践を通して、仲良しな中山っ子を育んでいきたいと思います。 【江南市立布袋中】全学年で行う「仲間のいいとこ見つけ」1年生の最初は、生活班のメンバーや仲の良い友人など、自分の身近な仲間数人に当てて書く生徒が目立ちます。しかし、回を重ねるごとに、メッセージを送る相手の人数は増えていきます。何度もメッセージを書くうちに、自然と仲間のよさに気付く視点が育つのです。 終業式の日にメッセージ集を手にしたとき、どの生徒も、はにかんだような、それでいてとてもうれしそうな笑顔を浮かべます。他者に認められることの喜びを知った生徒は、他者を認めることができるようになります。日常生活や行事を通して心を育てる道徳教育の一環として、これからもずっと続けていきたい活動です。 ※写真左:笑顔でメッセージを書く生徒 写真右:うれしそうにメッセージ集を読む生徒たち 【豊田市立浄水北小】「まごころ」でみんなを楽しませる『浄水北ヒーローズ』そして、「全校のみんなをもっと楽しませたい」という6年生児童の願いから生まれたのが、この『浄水北ヒーローズ』です。水曜日のロング・ハッピー・タイム(30分の休み時間)に、『ヒーローズ(6年生全児童)』の企画したアトラクションが校内の各所で行われます。6月4日の第1回『ヒーローズ』では、4つのアトラクションが行われ、おおぜいの下級生が参加しました。読み聞かせは、ワークスペースに設置された電子黒板に絵本を映し、6年生が寸劇を披露しました。スポーツは体育館でドッジボールを、コンサートは音楽室でリコーダー演奏を行いました。スタンプラリーは、交流スペースで説明した後、参加者が校舎内のポイントを巡りました。『ヒーローズ』は大人気で、夏休みまでに6回行われました。7月には、ぬりえ、クイズ、昔遊び、すごろく、折り紙などの新しいアトラクションが加わり、下級生も行き先を迷ってしまうほどです。 6年生は、振り返りをもとに次回の計画を立て、準備を進めます。ぬりえの原画はもちろん児童の手書きで、毎回、新しい原画が追加されます。読み聞かせは、お話の雰囲気作りにも力を入れ、怖い話は暗室で行われました。スポーツは、ドッジボール、宝探し、鬼ごっこなど毎回メニューが変わります。このように、アトラクションには6年生全員の創意工夫が盛りだくさんです。そして、6年生の思いにも変化が現れてきました。「わたしは、『ヒーローズ』が好きです。自分たちが考えて準備したアトラクションで、全校のみんなが遊んでくれるからです。『ヒーローズ』は、一週間に一度、他の学年の子たちと触れ合える場になっているので、これからも続けていきたいです」「ぼくは、みんなをもっと喜ばせたいです。遊び方や進行の仕方を工夫したり他のアトラクションを考えたりすれば、もっと笑顔になってくれると思います」 『ヒーローズ』は、今では『わくわく班』の活動と同様に、異年齢の学びあいの場となっています。下級生は、水曜日のロング・ハッピー・タイムをとても楽しみにしています。そして、6年生もまた、楽しみながらアトラクションの企画運営を行っています。初代『浄水北ヒーローズ』は、子どもたちの『まごころ』が作り上げた本校の宝物であり、思いやりの心を育む大切な活動になっています。 【春日井市立西藤山台小】なかよし班で縦割り交流活動新しい班ごとに輪になって座り、初顔合わせです。班長の進行で順番に自己紹介を始めます。今年度もなかよし班活動がスタートしました。一人ずつしっかり紹介と挨拶をすませた後、児童会役員の司会で○×クイズを楽しみました。 業前の時間を活用したゲーム集会、地域や保護者の方と楽しむ西藤フェスティバル、百人一首・カルタ取り大会など、この後もなかよし班で力を合わせて準備や運営に取り組んでいく行事を計画しています。 |