【一宮市立奥小】 出会い ふれあい わきあいあい

 本校は児童数が約840人の大規模校で、全校の交流を促進し、思いやりの心を育てることをねらいとした異学年交流に取り組んでいます。その一環として4月28日(月)にふれあい遠足を実施しました。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペアを組み、尾西公園や木曽川緑地に出かけ、交流を深めました。一緒にお弁当を食べ、遊びをする中で、低学年の児童は上級生の優しさや思いやりの心を感じ、高学年の児童は責任を果たすことの大切さと喜びを味わいました。遠足後の6年生の作文には「(公園内は)人が多くて、ペアの子を見つけられないと思いました。そこでお互いに目印をつけて遊ぶとはぐれてもすぐ見つかりました。これからも1年生の子ともっともっと仲良くなって一緒に楽しいことをしたいです。」と書かれていました。低学年の子への心遣いとこれからの交流への大きな期待が感じられます。1学期には、この他に通学団での遊びの会も予定されています。
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【豊田市立九久平小】 「縦割り班活動で育つ子どもたち」

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 5月17日(土)に運動会を行いました。本校の特色として入場から縦割り班で整列し、児童席での応援の指示なども縦割り班の班長が行っています。縦割り班活動のメインは何といっても赤白対抗の応援合戦です。6年生はリーダーとして、1年生から5年生までチームの勝利を目ざして声を出し合います。
「(略)低学年が覚えてくれるようにわかりやすく動きの見本を見せました。三三七拍子やビッグウェーブなどの練習も真剣にやってくれました。1年生は初めてなのに大きな声であきらめず、最後まで団長を中心にやってくれてうれしかったです。」6年生が1年生の頑張りに感謝の気持ちをもちました。低学年も「私が一番心に残ったことは、応援合戦です。思いっきり声を出して頑張りました。6年生はかっこよかったです。」と感想を書きました。6年生が全校のために頑張る姿は低学年にとってあこがれとなり、自分も6年生になったら頑張ろうという思いが自然に育てられ、よい伝統になっています。

【飛島村立小中一貫教育校飛島学園飛島小】 初等部人権教室

 平成26年5月19日(月)に飛島学園初等部で人権擁護委員の方々による人権教室が行われました。2時間目に、人権擁護委員の方々が1・2年生対象に「思いやりの心を育てる」というテーマの「森の仲間たち」というお話をペープサートで行っていました。その劇をもとに「ゆずりあう」、「相手の気持ちを考える」ことについて、みんなで考えました。自分に置き換えて意見を述べることができる子もいました。相手の立場になって考えることが、思いやりの心をもつことだということを子どもたちは理解することができました。人権キャラクターのまもるくんや飛島村のゆるキャラのとびしマンも登場し、人権教室を盛り立ててくれました。
 3時間目には、3・4年生対象に1・2年生と同じように「森の仲間たち」のペープサートを見せてもらい、それぞれ人権について考えることができました。最後に「種をまこう」という詩をみんなで朗読し、思いやりの心をみんながもつことが大切であることが実感できました。
 人権という難しいテーマでしたが、一人一人が思いやりの心をもつことで、周りの人の「人権」を守ることにつながるということを考えることができた行事でした。
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【田原市立童浦小】体験活動を通して米作りの苦労を学ぼう

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 5月12日(月)に、5年生が田植えを行いました。本校では、農家の方の苦労や工夫を体験を通して学ぶために、地域の方のご協力のもと「米作り」を毎年行っています。
 子どもたちは、社会科で米作りについて学習すると同時に、総合的な学習の時間を使って田植えの仕方について調べ学習をしました。
当日は、地域の方から植える時のコツを詳しく教えていただき、いよいよ田んぼの中へ。「うわあ、足が抜けない」「どろどろで、変な感じ。でも、気持ちいい」など歓声をあげながら、一人1列分の苗を植えていきました。最初はぎこちなかった手つきや足取りの子どもたちでしたが、1列植え終わる頃には、どの子も上手になっていました。後半は、機械を使って田植えをするところを見学しました。「さすが、機械は早くきれいに植えるね」と、機械の便利さに感心していました。最後に自分の名札を苗の横に立てて、これから稲の成長を観察していくための目印にしました。
 秋には、稲刈り体験を行う予定です。収穫したお米は5年生みんなで味わいますが、「だでのん祭り」や「感謝の会」で全校児童や地域の方、お世話になった方にもふるまう予定です。
 この体験を通して、米作りの苦労を知るとともに、収穫の喜びや食べ物への感謝の気持ちを育むことができると考えます。
〜5年生の感想より〜
・お米は毎日食べられるのが当たり前だと思っていたけど、お米が大事だということが心に残りました。
・自分の植えた苗が立派なお米になって、みんなが喜んだり、「おいしい」と言ってもらえたりしたら嬉しいです。大人になっても忘れないような体験でした。
・いつも普通に食べているお米が、こんなに手間ひまかけて作っていることを知りました。今度からお米を食べるときは、お米を作っている人を思い出して、感謝して食べたいと思います。

【知多市立新田小】異学年交流

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本校では異学年交流を通して,思いやりの心をもち仲良く助け合うことができるようにさまざまな活動に取り組んでいます。

 4月に「ペアとはじめましての会」を行い,互いに名刺交換をしました。1・6年,2・4年,3・5年でそれぞれペアを組み,1年間交流します。

 5月2日には全校で「ペア遠足」に出かけました。近くの公園まで仲良く歩いて行き,実行委員によるビンゴゲームやオリエンテーリングを楽しんだり,一緒にお弁当を食べたりしました。
 「たくさん歩いて疲れたけど,ペアと一緒にビンゴゲームをしたら疲れがふきとびました。」「帰ってから今日のことをお母さんに話して,楽しい一日だったなと思いました。」という声が聞かれました。
 今後は,給食委員会の提案による「ペア給食」や,図書委員会の提案による「ペア読書」を行ったり,児童会主催の「ペア縄跳び」「ペアリレー」を行ったりして,さらに交流を深めていく予定です。
 

【安城市立明祥中】第44回明中クリーン活動in油ヶ淵

 平成26年5月19日(月)、学区にある油ヶ淵の美化活動をPTA役員・委員や保護者のみなさんと一緒に行いました。明中クリーン活動は、昭和63年に生徒会が始めた本校の伝統的な行事です。今回で44回を迎え、以下の2つのねらいをもって取り組んでいます。一つ目は生徒自ら企画・運営する活動を通し、企画力や主体性を育てることです。そして二つ目は地域の環境美化活動を通して、郷土を愛する心を育て、地域の一員としての自覚を高めることです。今年度は軽トラック3台分、ゴミ袋でおよそ80袋のごみを集めました。一生懸命ゴミ拾いに取り組む姿から、地元の自然環境の一つである油ヶ淵への関心や環境美化への意識の高まりを感じることができました。
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【幸田町立南部中】 地域の人との交流会活動

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 本校では、道徳性や社会性は人とのかかわりの中で生まれるという観点から、生徒たちに、授業や学校内の活動だけでなく、地域とのかかわりを深めることによって、自らの生き方を考えさせようと取り組んでいます。具体的には、老人福祉施設でのボランティア体験、福祉実践教室、職場体験学習、交流会、弦学部の保育園チャリティーコンサート、修学旅行でも大学生やその道の達人の方と交流を深めています。
 なかでも交流会は14年の歴史があり、いろいろな年齢層の方との交流を通し、表現力と、生き方を考える力を育もうと、地域の方を講師に、12講座を開設しています。年間4回計画されており、交流した方々を南中祭へ招待してさらに交流を深めます。
 生徒たちも楽しみにしている行事で、6月に計画されている交流会に向け、今年度も活動を開始しました。

※昨年度、初めて手話講座で交流会を体験した1年生の感想。
 手話のことをあまり知りませんでしたが、耳が聞こえない人にとっては大切な言語の1つだとわかりました。先生とたくさんコミュニケーションができてうれしかったです。耳が聞こえない方が困っていたら、この講座で学んだ思いやりの気持ちですぐに助けられるようになりたいです。      〈福祉(手話)〉 



【 春日井市立高森台小】一年生を迎える会

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春日井市立高森台小学校では、4月11日(金)に「1年生を迎える会」を児童会主催で行いました。毎年恒例ですが、6年生が新入生をおんぶして入場します。体育館では2〜4年生が待っている中への入場です。1年生のうれしそうな顔と6年生のちょっぴり誇らしいような照れくさいような顔の対比がとてもほほえましいです。そして、6年生にとっては最上級生として児童会のリーダーとなるスタートの儀式でもあります。仲良し遊びとして、全校児童に先生も交えて「じゃんけん列車」を行い、じゃんけん優勝者を先頭として全員が一本の輪としてつながり全校の和を深めるひとときとなりました。

【刈谷市立小垣江小】『命の授業』〜腰塚勇人氏をお迎えして〜(25年度の実践から)

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 6年生児童を対象に、腰塚勇人氏の講演『命の授業 〜今の幸せに気づくことから夢はひろがる〜』を実施した。
 本校6年生は、道徳や総合的な学習の時間を使って、「なりたい自分探しの旅」と題して、人との関わりを通して、自分自身を見つめ、人としての生き方について考え方を深め、行動できる子を目指している。
 腰塚氏は、元体育教師。スキー事故の後遺症で全身マヒの体となり、大きな失望感を味わった。しかし、その後の懸命なリハビリにより社会復帰ができるまでに回復した。腰塚氏は、この事故をきっかけに人生も人生観も大きく変化した。講演会では、人の夢の実現に貢献できる人と言う意味の「ドリー夢メーカー」をキーワードに、命の大切さ、人としての生き方について熱く語っていただいた。話に耳を傾ける子どもの表情から、腰塚氏の思いが深く心に届いていることがよく分かった。
 講演会の中で腰塚さんから出された宿題「命が喜ぶ具体的な3つの行動」について、ある児童は、感想文の中で次のように書いた。
○周りの命を喜ばせる3つのこと
 ・自分自身が「ドリー夢メーカー」になること。
 ・人を信じること。
 ・「5つのちかい」を行動にあらわすこと。
○自分の命を喜ばせる3つのこと
 ・「ドリー夢キラー」をなくすこと。
 ・強い気持ちの夢を見つけること。
 ・「5つのちかい」を忘れないこと。
この6つの行動をやりとげ、自分の命、生きていることを大切にしたいです。

【春日井市立八幡小】学校、家庭、地域のつながりをたいせつに。

<取組の概要>
・校区は三世代にわたって八幡小学校に通っているという家庭も少なくなく、保護者のみならず、地域住民の学校教育に対する関心は高く、とても協力的である。とりわけ、子どもたちの登下校についてはたくさんの方々から見守っていただいている。おかげさまで昨年度も登下校中の交通事故は一件も発生することはなく、愛知県警より交通安全優良校としての表彰を受けるに至った。
 児童の中には、こうした地域のボランティアによる見守り活動に対して深い感謝の心が育まれ、毎年3月には、見守り隊の方たちを招いて感謝の気持ちを伝える「感謝の会」を開催し、長年にわたり学校の伝統行事として続けている。感謝の会では子どもたちからの「ありがとう」の言葉を贈り、保護者からのお礼の手紙を手渡しながら、学校、地域、家庭の心のつながりをいっそう深めている。

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【岡崎市立常磐東小学校】青木川に稚アユ放流

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 私たちの学校は,山間の自然豊かな地にあります。正門を出ると青木川が流れ,「せせらぎ広場」と言って子供たちが遊んだり,理科や生活科の学習で自然観察したりする場があります。
 岡崎市漁業協同組合では,養殖の稚アユを放流し,増やそうとする取り組みを行っています。そこで,ぜひこの青木川にも稚アユを放流させてほしいと,本校が岡崎市漁協にお願いしました。
 放流の日,せせらぎ広場に集合した子供たちは,持って来たバケツに手のひらくらいの長さのアユをもらい,バケツを川の水面において,アユが自分から川に出て行くように優しく流してあげました。子供たちは川の冷たさも忘れて,アユが泳いでいくにを見守っていました。
 最後に漁協の方が,「アユはきれいな川にしかすめません。だから,汚さないようにこの川を守ってください」と話されました。子供たちが書いたお礼の手紙には,「貴重な体験ができ,ありがとうございました」と漁協の方への感謝の言葉とともに,「アユが生きていけるように青木川をきれいにしたい」と,自然を自分たちの手で守りたいとする思いがあふれていました。

【豊田市立旭中】地域への愛着を高めた旭周遊ツアー

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 平成26年5月2日(金)、1年生(在籍16名)が学区(旭地域)を周遊するツアーに出かけました。ねらいは、「地域のよさを感じる心を磨く」「地域への愛着を高める」の2点です。感受性が高く素直な生徒たちです。旭の誇る自然、多くの人の尽力と巨額を投じて造られた人工物、文化の継承や衰退、新たな文化の創出、さまざまな事象に五感を通してふれることができました。ツアーのなかで、旭をよく知る大先輩から多くの情報をいただきました。今回の活動をきっかけとして、より旭地域の人・もの・ことへの愛着を高め、旭中生としての誇りをもって充実した生活をしていってほしいと願います。


 生徒の感想

・生まれ育った旭ですが、知らないことがたくさんあってびっくりしました。これからの中学校生活で、旭のよさをもっと深く学んでいきたいです。

・旭にはすごい人やすごいものがたくさんあります。私も旭中学校で、新たな気持ちでがんばろうと思いました。 

【一宮市立黒田小】 黒田小サロン〜地域のお年寄りと共に〜

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 本校では平成16年より、校内の一室を「黒田小サロン」として開放し、今年度で11年目を迎えます。校下の高齢者の方をサロン会員として募り、毎月第3火曜日にご来校いただき、楽しい集いの場と低学年児童とのふれあい活動を行っていただいています。児童とのふれあい活動では、サロン会員の方によるマジックショー、民謡や大正琴、昔遊びの伝承活動などを行っていただいています。児童はふれあい活動をとても楽しみにしており、高齢者の方に手とり足とり教えていただきながら交流を深め、活動の最後には握手をしたり、お礼の言葉を進んで述べたりするなど、敬愛の念を深め、世代を超えた望ましい人間関係を学ぶ場となっています。また、サロン会員の皆さんには、学校行事、児童とのふれあい給食にも参加をしていただき、本校の教育活動を広く知っていただくとともに、交流をさらに深めていただく機会を設けるようにしています。
 核家族化や両親の共稼ぎなどで、地域での人間関係が広がりにくい児童にとって、「黒田小サロン」でのひとときは、地域の高齢者と顔見知りになり、地域の中での交流が生まれるきっかけにもなっています。また生き生きと自主的に活動をする高齢者の姿から児童は元気をもらい、自分たちも前向きな気持ちで生活や学習に取りもうという意欲が高まる機会となっています。
 今後も地域に開かれた学校、生涯学習の一翼を担う場所としての役割を意識しながら、「黒田小サロン」が家庭、学校、地域の交流の輪となるよう活動を進めていきたいと考えています。

【豊橋市立中野小】 通学団ふれあい活動

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 本校は,本年度30周年を迎える,比較的新しい学校です。同学年の子ども同士では,明るく励まし合って生活している様子が見て取れます。しかし異学年になると,顔は知っているけれど名前を知らなかったり,学年を知らなかったりすることがあります。また上級生から下級生に対する接し方が,なんとなくよそよそしかったり,下級生から上級生に対しての親近感が希薄なように感じられたりします。
 そこで異学年と交流する場を設けることで,異学年と親近感がわき,お互いに励まし合って生活できるのではないかと考え,「通学団ふれあい活動」を取り入れることにしました。ふれあい活動の日は,清掃活動を省略し,昼休みの時間とあわせて30分間,通学班,あるいは通学団ごとに集まり,低学年から高学年までが一緒になって遊びます。4月24日の第1回目は,天気も良く,ハンカチ落としやおにごっこなど,学年に関係なく仲良く遊ぶことができました。ドッジボールで遊んでいる班は,高学年が投げる順番を下級生に譲ってあげたり,下級生は上級生のあとを一生懸命ついていったり,みんな笑顔で過ごすことができました。
 この日から,すれ違う班長を見つけると,うれしそうにじゃれついていく下級生や,泣いている下級生に声をかける上級生の姿が,まだ少数ですが見られるようになりました。これから,このふれあい活動を続けることで,異学年に対する温かい心が育っていくことを願っています。