【常滑市教育委員会】対話的で深い学びのある道徳科の授業とHAPPY TIMEの実践

 常滑市立常滑中学校では、対話的で深い学びのある道徳科の授業と並行して、構成的グループエンカウンターとソーシャルスキルトレーニングを組み合わせたHAPPY TIMEを行っています。
<道徳科の授業>
 3年生「二通の手紙」(C遵法精神、公徳心)の実践を行いました。自己との対話、他者との対話を促す中心発問を設定するとともに、多面的・多角的に意見を捉えたり、異なる立場の問題点を捉えたりできるように、補助発問や問い返しを効果的に活用しました。その結果、生徒の内面が揺さぶられ、校則や交通ルール等とも関連させながら、きまりの意義についてより一層深く考えることができました。さらに、これからの自分のあり方・生き方に反映させていこうという実践意欲の高まりも見られました。
<HAPPY TIMEの取組>
 毎週1回、朝の15分という短い時間の中で、話合いのルールの確認、エクササイズの説明、グループでの活動を通して、人との関わり方を学んでいます。活動後の振り返りを毎回行っていますが、9割以上の生徒が「HAPPY TIMEは楽しい」などと肯定的な回答をしており、楽しみながら「かかわり合いの力」の育成に取り組める有意義な時間となっています。

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