【高浜市教育委員会】特別の教科 道徳についての研修会

 高浜市では、学校・家庭・地域が「12年間の学びや育ちをつなげる」という意識をもち、幼・保、小、中での連携を深めています。その取組の一つである、異校種間での授業公開では、年々「特別の教科 道徳」の公開が増えており、教員の意識の高まりが見られています。
 今年度、市の道徳指導員を講師に迎え、「特別の教科 道徳の指導の在り方について」というテーマで市内教職員を対象に研修会を実施しました。研修会では、授業構想や学習指導過程において大切にしたいことなどの話がありました。また、研修会後半では、講師の話を受けた上で、事前に配付した資料を基に、受講者が指導方法の工夫をそれぞれ考え、グループで話し合ったり、全体で共有したりすることも行いました。
 研修会後のアンケートには、「話し合う場面があったので、新たな視点をもって考えることができた」、「議論するための視点や活発な議論を目指すための手立てを研究することの意義を深く感じた」などの感想が書かれていました。
 高浜市では、今後も計画的な研修や授業実践を積み重ねながら、豊かな心をもち、他者と共によりよく生きる子供を育む道徳教育の充実を図っていきます。