【新城市教育委員会】情報モラル教育の充実

 新城市では、19ある小中学校のほとんどの学校で、毎年「情報モラル教室」「スマホ安全教室」が実施されています。
 児童生徒を対象とした分かりやすく楽しみながら学べるもの、保護者を対象とした実際のトラブル事例をもとに注意喚起を呼びかけるものなど、各校の実情や児童生徒の発達段階に合わせて対象や内容を工夫して実施しています。学校によっては、児童生徒向けと保護者向けの両方を実施している学校や複数回実施している学校もあります。講師もバラエティーに富んでおり、警察、携帯電話事業者やSNS事業者、専門機関から各学校の生徒指導主事や情報主任まで、年度ごとに様々な方のお話が聞けるようになっています。
 本市においても、令和3年度より1人1台端末が導入され、学校や家庭での学習の様々な場面で「主体的・対話的で深い学び」「個別最適化された学び」を創出するための「学習用具」として活用が進んでいます。その利便性が注目される中、子供同士の新たなネットワークにより、なりすましや誹謗中傷など、これまでになかった問題が生まれ、いじめにつながることも考えられます。機器の使用にあたっては、子供の道徳的な判断力の育成が不可欠です。引き続き、情報モラル向上に取り組んでいきます。