【小牧市教育委員会】力量向上のための研修会

 小牧市では、仲間と関わり合い学び合う「学び合う学び」を基本理念に、子供たちが自ら学びに向かう力を育てようと教育活動に取り組んでいます。特別の教科道徳においてもその理念を基に、子供たちをより深い思考へと導くための授業改善を行っています。その助けとなっているのが教職員研修です。
 本市では、少経験者向けに年間を通して特別の教科道徳の研修を行っています。今年度の研修は年間を通して3回行われ、第1回では授業の基礎となる学級経営についてや、道徳の授業づくりのねらいやポイントについて学びました。第2回では自分たちが実際に作成した指導案を持ち寄り、グループに分かれて指導案検討を行いました。第3回では、授業実践報告会という流れで研修を進めました。教材研究の進め方に始まり、多面的・多角的な見方や考え方を引き出すための授業展開や思考を深めるための発問など、実践を通して学べる研修内容となっています。
 特別の教科道徳に関する研修は教職員の関心も高く、様々な要望もあるので、少経験者の研修だけでなく、夏季教職員研修でも開催するなど、参加者のニーズに合わせて毎年研修内容を見直し、検討しています。今後も市全体の力量向上を目指した研修機会を設け、子供たちの豊かな人間性を育んでいきたいと考えています。
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