【新城市教育委員会】「考える」、「議論する」を大切にする道徳教育の実践

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 黄柳川小学校では、「一つの考え方よりも二つの考え方のできる子供の育成〜「考える」、「議論する」を大切にする道徳教育の実践〜」というテーマで研究を行い、令和3年10月21日(木)に市内の教職員を対象に研究発表会を行いました。問題意識を高める導入、道徳的価値を見直す展開、自分を客観視する終末と3つの段階に分け、考え、議論する活動になるための手だてを講じながら、「これまでの自分の考えを、より深めた考え・新たな考えに高められる子供」「多面的・多角的な見方・考え方のできる子供」を目指す子供の姿として、実践を行っています。
 発表会では、「授業づくりアイデアシート」を活用した指導案作り、「開いた発問・閉じた発問」や「教師の問い返し」等の思考を深める教師の出、「心情直線」や「3色コップ」等を利用した思考の見える化、異学年による合同道徳等、多くの手だてを効果的に取り入れており、児童が活発に自分の考えを級友に伝え、議論する姿が見られました。市内の教職員が、この研究発表会で得たものを自校にもち帰り、実践し、語り合うことをとおして自己のよりよい生き方を考えられる児童生徒を育てていきたいです。