【豊田市教育委員会】道徳科の授業改善の推進

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 豊田市では、道徳科の授業改善を推進しています。
 令和元年度から研究推進校である豊田市立猿投台中学校は、研究テーマを「互いに認め合い、仲間とともに主体的に行動できる台中生の育成 ―コミュニケーション力を育てる道徳科の実践を通して―」と題して、道徳科の授業や評価の仕方について研究を進めています。令和2年11月には、コロナ禍のため参観人数を限定し、市内の中学校教員を対象に授業公開を行いました。各中学校を代表して参加した教員が、公開授業から学んだことをOJT研修として自分たちの学校に広めることで、各学校の授業改善に生かすようにしています。
 また、平成29年度から道徳教育の第一人者である大学教授等を講師として招き、道徳教育推進教員等を対象に道徳科の具体的な授業方法の研修を行っています。令和2年度は、豊田市授業アドバイザーを講師として、11月に「主体的・対話的で深い学びにつながる『道徳授業のつくりかた』」と題して、研修を開催しました。参加した小学校の教員から「授業を進める際の押さえるべきポイントや、振り返りを評価に生かす効果的な方法を学ぶこともでき、有意義な研修となりました」等の感想があり、充実した研修となりました。
 今後も、豊田市では、道徳科の指導に力を入れ、知・徳・体のバランスのとれた児童生徒の育成に努めていきます。