【稲沢市立丸甲小学校】メディアコントロール

 毎年、各学期に実施している生活アンケートの結果を見てみると、家でのゲームや動画の利用時間が多いことが気になります。利用時間は、家庭によって大きく異なり、平日は、0時間から3時間以上と幅があります。そこで、テレビやゲーム、動画に触れる機会が増える冬休みに、情報機器と上手につきあってほしいと考え、冬休みの健康チャレンジの一環として、全学年で「メディアコントロール」に取り組むことにしました。「メディアコントロール」を、「テレビやゲーム機器、パソコン、タブレット、スマートフォンなどを、時間を決めて上手に利用すること」と子供たちに説明しました。そして、次の三つの中から、家族と約束を決めて、上手に楽しく利用することを目的としました。
1( )分やったら、( )分休憩します。
2 夜( )時( )分以降は使いません。
3 自分で決めよう(例:ゲームは、1日1時間だけにする )
※( )の中には、数字や言葉を入れます。
 冬休みに取り組んだ結果、感想は以下のようでした。
・時間を気にしていると、目が疲れていることにも気付きました。
・「メディアコントロール」は、難しかったけれど、やりがいがありました。増えがちなゲームの時間を、押さえることができました。
・時間を決めて守ろうとがんばると、いつもより「守らなくては」と、時計を見る回数が多くなった気がしました。
 保護者の方からは、次のような感想をいただきました。
・ついつい長時間ゲームなどをする日もありましたが、約束を守ろうと努力しているのは伝わりました。
・「メディアコントロール」は、タイマーを使ってしっかりと守れました。これからも続けてください。
 また、3年生では、3学期に、「メディアコントロール」の取組をより確かなものにするために、情報モラルの授業を行いました。安全や健康を害するような行動をしないことの大切さを学びました。今後も、「メディアコントロール」の意識が高まるよう、継続して工夫していきたいと思います。

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