【常滑市立鬼崎北小学校】 道徳科の授業実践

 本校では、「自分の考えをもち、話し合う道徳科の授業づくり」をテーマに道徳科の授業に取り組みました。次の三つの授業実践を紹介します。
 6年の「お母さん お願いね」では、価値の方向付けの段階で事前にとったアンケートを提示した。グラフを視覚的に見せることで分布がよく分かり、授業への興味付けに役立った。自分たちのことなので、自然な意見をたくさん引き出すことができた。自分のことなのに家族に頼っていることに気付かせることができた。
 5年の「かれてしまった ヒマワリ」では、主人公の役割に対する思いを考えさせるときに、何パーセントくらいの気持ちかを「円メーター」に表した。「円メーター」は、操作によってすぐ動かすことができるように工夫してあるので、主人公が役割をもらった直後としばらくたった後での気持ちの変化を、視覚的にも実感させることができた。
 2年の「さるへいと立てふだ」では、主人公の心境の変化について考えさせるときに、黒板に主人公の表情をかかせた。子供たちにかかせたことで、参加意欲が上がり、そのときの主人公の気持ちをしっかり考えようとする姿が見られた。また、表情を絵に表すことで、そのときの心境の変化をとらえやすくすることに役立った。
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