【豊山町立志水小学校】 あいさつ運動

 本校では、児童会、生活委員会、代表委員が学校見守り隊を結成し、様々な活動に取り組んでいます。中でも、1学期はあいさつに力を入れています。
 学校見守り隊の活動は、朝から始まります。毎月2回行っているあいさつ運動では、学校見守り隊が全校児童に「僕たちと一緒に朝のあいさつをしよう」と、「あいさつやってみ隊」の参加を募りました。あいさつ運動初日は少なかったものの、徐々に参加する児童が増え、大きな声が校門や昇降口から聞こえるようになってきました。参加者の中には、マントを渡され、学校見守り隊の一員となる児童もいました。恥ずかしさよりもうれしさの方が勝り、さらに気持ちのよいあいさつが校内に響きます。
 「あいさつをすると気持ちいい」と、気付きはじめている児童が確実に増えてきています。朝からさわやかなあいさつが聞こえる志水小学校です。

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【瀬戸市立祖母懐小学校】 インターネットと上手に付き合うために

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 5年生で、ネットゲームの経験を尋ねたところ、3分の2以上の児童が経験をしていて、その多くが見知らぬ相手と対戦経験があると答えていました。そんな実態を受けて、「Netモラル」という教材ソフトを使って、「インターネットと上手に付き合うために」という内容で、授業を行いました。まず「ネット依存症」のアニメ教材を視聴し、その後、ネットゲームを止められなかった主人公の行動から「どんなことに気をつけるべきだったか」について、グループで話し合いました。その後、グループでどんな意見が出たかを発表し、全体で話し合い、時間を決めたり、やるべきことを先にやったりすることが大切なことを確認しました。
 その後、授業の後半には、経験者が多く指導の重要さを感じた「ソーシャルゲームサイト」の危険性について考えさせる授業を行いました。ゲームに熱中しすぎて多額の料金を使ったり、個人情報やパスワードを教えてトラブルに巻き込まれたりすることをアニメ教材を視聴して知り、安全に利用するためにはどんなことに気をつければよいかを考えました。
 最後に、「ソーシャルゲームサイト」に関する5問の問題を通して、安全にネットゲームを行っていく上で気を付けていかなければいけないことを確認しました。
 授業後、「インターネットの世界はこわいんだなあと改めて感じました。時間を決めて守ってやりたいです。」「インターネットの世界は一歩まちがえると大変なことになるなと思いました。もっと注意してインターネットを使おうと思います。」と、全員が、ネットゲームの危険性に改めて気づき、「ネット依存にならない、安全に付き合いたい」との感想を書いていました。
 本校では、情報モラルの授業を、各学年年間2時間程度行う計画になっているため、クラスの実態をよく見て、2回目の授業を計画していきたいと考えています。

【津島市立神守小学校】 命の大切さを学ぶ防災教室

 4年生では、命を守ることの大切さを学ぶために、毎年、校区の消防団の方々による「防災教室」を行っています。今年度の1日目には、東日本大震災や熊本地震の際、消防団で支援に行った写真や、被災地の小学生の映像を見せていただきました。被災地の小学生が災害があったときに、明かりがなく困ったことや、余震がいつ起きるか不安の中で生活していた話などに、児童は真剣な表情で聞き入っていました。2日目には、AEDの使い方や、AEDをためらわず使うことの大切さを、劇を通して教えていただきました。また、丈夫なロープの結び方や三角巾を使った止血法、毛布と竹ざおを使った担架の作り方などを教えていただきました。災害時にも、身の回りの物をうまく利用して応急手当をしたり、動けない人を運んだりすることができることを知り、驚いている児童もいました。
 児童は、「防災教室で、初めて毛布を使って担架を作ることを知りました。三角巾の使い方も消防団の方が優しく教えてくれたのでうれしかったです。もし、災害が起きたときも自分たちでやれることはやりたいです。」と活動を振り返っていました。消防団の方と学ぶ中で、自分にもできることがあることや、自分たちの命を自分たちで守ることの大切さを学ぶことができました。今後も地域の方々と連携して、児童の心を育てていきたいと思います。

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【一宮市立北方中学校】地域のありがたさを感じる

 本校は、地域の方とのつながりが強いのが特色です。そのため、地域の方を交えた行事も行っています。
 1年生の「町会長と語る会」では、町会長の方を囲んで給食を食べながら、地域の様子について話を聞いています。また、3年生の「お年寄りを囲む会」では、北方町に長く住んでいらっしゃる方から、町の歴史や移り変わりについての話を聞いています。また、休日などに行われる地域の行事などには、中学生がボランティアとして積極的に参加しています。
 このようなことから、地域の方々の温かさをじかに感じることで、生徒たちは安心して落ち着いて生活することができています。また、「地域の行事に積極的に参加していきたい」「少しでも地域のために自分ができることをしていきたい」という気持ちをもつ生徒が増えてきています。

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【安城市立桜町小学校】 左手活動〜右手は自分のために 左手はみんなのために〜

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 本校の教育目標の一つ「思いやりの気持ちを大切にし、だれとでも友達になれる子」の実現のために、「左手活動」に力を入れて取り組んでいます。「左手活動」には、右手は自分を高めるために使い、左手でみんなのために力を貸そうという意味が込められています。
 本年度は、左手活動に対する意識を更に高め、学校全体で盛り上げていけるよう、児童会や総合的な学習の時間を使って取組を行いました。
 児童会では、左手活動が身近に感じられるように、キャラクターを全校から募集をしました。また「左手活動週間」を設定し、全校児童が取り組んだ左手活動を昇降口に掲示しました。掲示されている様々な左手活動を知ることで、左手活動の幅が広がっていきました。
 また、5年生の総合的な学習の時間では、ふだん取り組んでいる左手活動についてふり返りをする中で、自分の身近な友達や学級の子に対して行う左手活動が多いことに気づきました。そこで、左手活動を盛り上げるために、全校のためになる左手活動をしていこうという目標て、学校のためになることを学級で話し合いました。そして、放課の時間を使って、運動場や畑の草取りや廊下の掃除に取り組みました。また、低学年の先生から、「遊び方がわからない1年生が多くいる」という話を聞き、1年生が楽しめるような遊びを考え、一緒に遊んだ児童もいました。
 授業での取組を終えて、児童からは「人の役に立つことは、とても楽しいことだとわかった」「少し気をつけて見ると、身近なところに左手活動があることに気づいた」というふり返りがありました。また、これからも続けて活動していきたいという意見や、学校だけでなく家や地域のために取り組みたいといった意欲的な意見も多くあり、左手活動への考え方の深まりや意欲の高まりを感じることができました。
 これからも左手活動の取組を更に盛り上げていき、お互いのことを気遣い合えるあたたかい桜町小学校を目指していきたいと思います。

【津島市立南小学校】 インターネットに潜む危険性について学びました!

 3年生が、副読本、明るい心の「とどいた広こく」という資料を活用してインターネットに潜む危険性について学びました。
 この資料は、主人公のたくやが、欲しかったゲームを手に入れるために「これくらいなら」と個人情報である、名前や住所をインターネットの画面に入力してしまい、数日後、ゲームの代わりに広告が届いてしまうという話です。
 まず、資料を読む前に「プレゼントキャンペーン、インターネットで応募してね」と大きく書いた架空のちらしを作り、一人ずつに配りしました。プレゼントの内容は、児童が喜びそうなゲーム機やゲームソフトなどにしました。「こんな広告が届いたら、みんなはどうする?」と問うと、「本当にもらえるの?」「あやしいよ、ぜったい」「うわあ、でも、やっぱりほしいな」など、迷う児童も多くいました。その後、資料を読み進めていくと、「ゲームがもらえるって、うそなんだ」「やっぱり入力しない方がいいんだ」「まずいぞ、大変なことになりそうだ」など、インターネットを安易に使用することが、自分や家族にとって大きな事件につながる可能性があることに気づきました。
 授業の最後には、パソコンだけでなく、スマートフォンやゲーム機でも、「おもしろそう」「少しぐらい大丈夫だろう」といって、自分で勝手に判断して個人情報を入力したり、アクセスしたりしてはいけないことを伝えました。

【知多市立知多中学校】 小中連携挨拶キャンペーン

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 本校では、年に三回、校区の小学校と連携して挨拶運動を行っています。生徒会や生活委員の生徒と小学生、小中学校の教員や保護者などの地域の方が、様々な場所に分かれて一緒に挨拶をします。登校してくる児童生徒も、とてもよい表情でさわやかに挨拶をしています。
 本校では、日頃から挨拶を大切にしています。C-CAT【知多中心遣いの挨拶隊】を立ち上げ、現在は約200名の生徒が在籍しています。200名が一か所に集まって挨拶運動をするわけではなく、それぞれの隊員が日頃から「心遣いあふれる挨拶」を目指し、校内ではもちろん、校外でも積極的に挨拶をしています。
 生徒を中心に、知多中学校はいつも挨拶であふれています。これからも、コミュニケーションの基本である挨拶を大切にし、礼儀の基本を身に付けるとともに、明るい学校づくり、地域づくりを目指します。

【豊川市立一宮中学校】全校で善行を見つけよう 〜一日一善活動〜

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 本校では、6月の1か月間、生徒会活動の一つとして「一日一善活動」の取組を行いました。自分が、友達のために、学級のために、学校のために、何かよい行いができたと思ったらそれを書いて、集計箱に投かんします。または、友達のよい行いを見かけたら、それを書いて集計箱に投かんする、という活動を行いました。
 特に、自分の行動よりも、仲間の行動について書かれたものが多く、生徒会役員が予想していた数よりも、はるかに多くの数が集まりました。
 「最後に教室から出るときに、みんなの机を整頓している〇〇さんの行動が、とてもすばらしかった」
 「配布物がとても多くて、配達係が大変そうだったのを見て、□□くんがさっと手伝いに動いていた」
 生徒会としての強化月間は終わりましたが、今後もよい行いが広まっていくことと思います。

【あま市立美和小学校】 心と心をつなぐあいさつ〜美和小人権タイムの取組〜

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 毎月、第1金曜日の1時間目といえば「美和小人権タイム」。全校で楽しい学校生活と仲間づくりのために、同じテーマを学習しています。
 6月の親子ふれあい活動の際には、「心と心をつなぐあいさつ」をテーマに全校一斉に人権タイムの公開授業を行い、ふだんの取組の様子を保護者の方にも参観していただきました。導入であいさつ運動の様子を写した写真を見せると、子供たちからは、自然と「目と目を合わせて」や、「笑顔で」「聞こえる声で」などのポイントが出てきました。その後、ソーシャルスキルトレーニングとしてあいさつゲームを行いました。すると、あいさつが相手に伝わった子供たちは自然と笑顔になり、「ちゃんと分かってくれた」と喜ぶ姿が見られ、伝えようとする心の大切さを実感していました。授業のまとめでは、それぞれが思うあいさつの大切さを五七五の言葉を使って俳句で表しました。保護者の方も参加してくださり、親子であいさつの大切さを考える機会にもなりました。
 今後も、子供たちのよりよい心の成長を目指し、「美和小人権タイム」に取り組んでいきたいと思います。

【田原市立大草小学校】 大草相撲大会

 本校は、市内で唯一土俵のある小学校として、「大草場所」と称し、運動会、夏休み、9月の年3回、相撲大会を行っています。本年度も5月に行われた運動会で、取組が行われました。
 1年生にとっては初めての体験ですが、6年生が1年生に組み方や応援の仕方を教えながら、小学校の伝統的な行事をつなげています。赤白それぞれが応援の仕方を考え、一人一人についた「しこ名」を呼び、一丸となって応援する姿がみられました。
 地域の方々も相撲大会を楽しみにしていて、善意で相撲場を整備してくださったり、子供たちが安心して勝負できるようにまわりから見守ってくださったりしています。

 ・負けちゃったけれど、みんなが「ドンマイ」って言ってくれたからよかったです。(児童の感想)
 ・今年はいつも以上に応援がまとまっていて、盛り上がっているな。(保護者の感想)

 子供と子供、学校と地域をつなぐ土俵をこれからも大切にし、単に勝敗だけでなく、国技の伝統を重んじることや、礼の精神も伝えていけるようにしたいです。
 
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【一宮市立黒田小学校】 お帰りメッセージ

 6月26日(月)のことです。修学旅行を終えた6年生の子供たちが登校すると、教室の黒板には在校生から「お帰りメッセージ」が書かれていました。6年生の子供たちは、このサプライズに思わずにっこりです。どの子もうれしそうに眺めていました。
 在校生の中でも、特に5年生は6年生が修学旅行中に、6年生の代理として通学班の班長や委員会活動を中心となって務めました。ふだん当たり前のように、6年生が取り組んでくれていることを、いざ自分たちがやってみるとその大変さが分かるとともに、6年生への感謝の気持ちが自然に高まったことと思います。ペア学年などで交流のある他学年の児童もこのサプライズに参加しました。その結果、感謝の気持ちを込めて「お帰りメッセージ」をかくことができました。
 このように、修学旅行や野外教室から帰ってきた該当学年の黒板に、他学年から「おかえりなさい」のメッセージがかかれる黒田小学校。互いを思いやる本校のよき伝統となっています。

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【新城市立新城中学校】 新城中学校愛唱歌誕生

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 4月18日は、本校の創立記念日です。昭和22年4月18日に、新城中学校と舟着中学校は別々の場所で同時に創立されました。そして70年の月日がたち、平成29年4月18日は、本校70周年の記念すべき日です。
 そこで、生徒会執行部を中心に「創立記念日を祝う会」を企画し、この日にあわせて、数か月前から計画と準備を進めてきました。会の前半は、本校卒業のOBやOGの方から話を聞き、当時の様子を「生の声」で語っていただきました。その後、執行部企画の「70年前クイズ」を行いました。クイズ王を決める勝抜戦形式で、大いに盛り上がりました。後半は、70周年を迎える新城中の歴史を、映像で振り返りました。そして、最後は生徒手帳に記載されている「スクラム宣言」の詩「ひまわり・青空・地球」に曲をつけてアレンジを加えた合唱のお披露目(ひろめ)が、有志の生徒たちにより行われました。「スクラム宣言」の中にある詩に、新しい「生命」を吹き込んだような仕上がりになりました。生徒が主体となり、手づくり感満載の心温まる「祝う会」になりました。
 そして2か月後、今度は3年生全員でこの歌を今年の新城市合唱交歓会で披露(ひろう)しました。新城文化会館に響きわたるすばらしい歌声でした。見に来ていた参観者全員に感動を与えることができたと思います。
 創立70周年の年にできた「ひまわり・青空・地球」。新城中のすばらしい伝統と新たな歴史を引き継ぐすばらしい愛唱歌となることでしょう。

【一宮市立千秋東小学校】 ゲームに熱中すると…

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 「ゲームをするときにはどんなことに気をつければいいのか」についての授業を6年生で行いました。まずは、広島教販「事例で学ぶNETモラル」という情報教育支援ソフトにある動画を見ました。視聴後、自分の考えをまとめ、友達と伝え合いました。授業の感想には、「ゲームをやるときは時間をきちんと守らないと体調を崩すので気をつけたい」「家できちんとゲームの約束を決めて、その約束を守ってやった方がいいと思う」などと書かれていました。児童は、この授業を通して、ゲームをするときに、時間や場所の約束を守ることや、健康に配慮することに気付くことができました。
 児童にとっては、身近な存在のゲーム。この授業で気づいたことを生かして、今後はゲームと上手に付き合っていけるように支援していきたいと思います。

【新城市立庭野小学校】自由とは何か? 〜5・6年生 道徳〜

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 本校は全校児童29人の小規模校で、3・4年生と5・6年生は複式学級となっています。全員が全員のことをよく知っているというよいことがある反面、言葉遣いや態度などに遠慮がなく、人を傷つけてしまう行動も日常の生活で見られます。そして、そのような行動をとった児童と話をすると「それぐらいしてもいいと思った。」という返事が返ってくるときがあります。
 このような本校の実態と、全校児童が気持ちよく生活できるようにしたいという願いをもち、5・6年生に対して「自由とは何か」という道徳の授業を行いました。授業前に「自由とは何ですか」と聞いたところ、
・やろうと思ったことができること。
・自分が好きなことをやりたいときにすること。
・自分がやりたいことをすること。
という答えが返ってきました。
 そこで、NHKで放送されている「ココロ部」という番組の「みんなの自由な公園」という題材を見せて、本当の自由とは何かを考えさせました。
 「自分が自由に行動することで、他人に迷惑をかけるのは本当の自由なのか」という質問に対して、子供たちは考えを出し合いました。そして授業を進めていく中で、子供たちが考える本当の自由は、
・ルールを守りつつ好きなことをすること。
・みんなに迷惑をかけずに好きなことをすること。
・自分の自由で他の人を困らせないこと。みんなが楽しいこと。
と考えが変わっていきました。
 このような考えの変化を全校児童に広げていき、全員が気持ちよく過ごすことができる学校を目指していきたいと思います。


【豊田市立大沼小学校】岩月さんから不撓不屈(ふとうふくつ)の心を学びました

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 ソウルパラリンピック選手(水泳・平泳ぎ)だった岩月さんをお招きして、全校道徳の授業を行った。岩月さんは、35歳の時に事故で片足を失った方である。子供たちは、岩月さんが水泳を始めた頃に、片足になった姿を他人に見られるのが嫌でたまらなかったことを聞いた。「ぼくは、片足になったおかげで、たくさんの幸せをもらったよ。」との言葉は、子供たちの心に響いたようだ。
 また、岩月さんは子供たちと一緒にプールに入ってくださった。水の中で息を吐く練習や、クロールでの力のぬき方や手のかき方を指導してくださった。子供たちは、目の前で片足で泳ぐ岩月さんの姿を見ることができた。不自由な体でも一生懸命に生きる姿に感動し、家族にも話す子が多くいた。この全校道徳の授業では、岩月さんの生き方にふれ、自分の生き方を見直すよい機会ともなった。

「私は初めて足のない人を見ました。プールサイドでは、片足でとんとん跳んでいました。プールの中では足が一つなのに、まっすぐ速く泳いでいました。岩月さんは、片足なのにそんなことを全く気にしない生き方をしていて驚きました。私は五体満足なのに不平不満がおおかったなと気がつきました。」(児童Aの感想より)

「岩月さんとの交流を喜んで話してくれました。日頃は出会えない人に接することができ、子供の感動もあったと思います。このような機会を作ってくださりありがとうございました。」(保護者Bの感想より)


【幸田町立南部中学校】 想いは国境を越えて

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 本校は、認定NPO法人ICANの活動に参加しています。ICANは、名古屋に本部を置き、フィリピンやジブチ共和国で、紛争や災害、貧困のため、路上で生活することを余儀なくされている子供の教育や医療、平和構築、緊急支援や自立支援を活動の柱としています。
 生徒たちは、路上で生活する子供たちが安心して暮らせる「子どもの家」の建設及び運営のための資金集め、フィリピンの子供たちとの絵手紙での交流などの活動を通して、危機的状況の中で暮らしている子供たちに心を寄せています。「人々のために」ではなく、「人々とともに」というICANのモットーは、積極的に活動しようとしている生徒たちの気持ちにぴったりです。
 昨年度、12月と3月には、名古屋市栄での募金活動に参加しました。道行く人々に懸命に呼びかける姿から、本校生徒のたくましさを感じました。そして、どちらの募金活動でも、2時間ほどの活動で7万円以上の募金が集まり、募金してくださる方の多さに、生徒たちの喜びもひとしおでした。
 今年度もICANの職員の方をお招きしての講演会を行うなど、活動は続いています。今後も、生徒たちの温かい思いが、国境を越えてフィリピンやジブチの子供に届くよう、活動を続けていきたいと考えています。

【知多市立南粕谷小学校】 携帯・スマホ安全教室

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 ドコモのスタッフをお招きして、携帯・スマホ安全教室を行いました。携帯電話やスマートフォンは便利である反面、使い方を間違えると犯罪に巻き込まれる可能性もあることを確認しました。
 携帯電話やスマートフォンの使い方を間違えた事例の一つに、友達と携帯の無料アプリでゲームを続けていたとき、高得点を狙いすぎて少し課金をした結果、課金が止まらなくなって高額の請求が届いたというものがありました。また、そのゲームはチャットを通して知らない人と相談ができるというものでした。チャットで高得点を取る方法を知らない人と交流しているうちに仲良くなって、会う約束をして、いざ会ってみると怖い人であったというお話でした。子供たちは、「高得点がほしくても絶対に課金をしてはいけない」や「顔が分からない人と会うのは怖い」というつぶやきや発表をしていました。
 携帯を所有している子供は数人いましたが、今までトラブルになったことはないと話していました。しかし、「今回の事例を聞いて、お家の人とルールを決めて、そのルールを守るようにしたい。」という意見も出たことから、携帯・スマホ安全教室は子供たちにとって貴重な時間になったと思います。

【小牧市立篠岡小学校】 歌声が響く学校

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 「歌声が響く学校」が篠岡小学校の特色の一つです。クラスの仲間と、一つの歌声をつくることで生まれるあたたかい心を大切にしています。
 児童会の運営委員が、学期の歌を選んでいます。5月の歌は、運動会の昼休憩が終わったときに、みんなで歌って踊るので、振り付けも考えます。運営委員は、低学年の教室に出向いて、歌と踊りの指導もします。おかげで、毎朝、1階から元気な歌声が、上の階から美しいハーモニーが、学校中に響くようになります。
 3学期の学校公開日に行われる「歌声集会」は、保護者の方々も楽しみにしてくださっています。プロの方の演奏を聴き、伴奏していただいて一緒に歌います。6年生の合唱も、人気の秘密。最高学年としての思いがこもった、美しいハーモニーと、一生懸命の姿に、涙する保護者も・・・。「6年生の合唱はすごかった」「あんな合唱ができるようになりたい」歌声を聴いた子供たちが、6年生の歌声を目指します。歌声が、「しのっ子」の自慢となり、引き継がれていきます。
 今日もまた、篠岡小学校に子供たちの歌声が響いています。

【阿久比町立東部小学校】ホタルの放流・ホタル鑑賞会ー小さな命の光を大切に

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 30年余り続くホタル飼育は、本校の自慢の一つです。阿久比町は自然に恵まれ、初夏にはホタルが飛び交います。しかし、近年ホタルの数が減少してきています。ホタルを通して、子供が地域の自然や環境に関心をもち、生き物を大切にする気持ちを育てたいと願い、各学年でホタルを学習に取り入れています。今年も校内の「ホタルと出会う部屋」で飼育を続けてきたホタルの幼虫を、一人一匹ずつ「ホタルワールド」の水路に放しました。6月20日の「ホタル鑑賞会」の夜には、700名以上の児童・保護者・地域の方が来校し、光を放って飛び交うホタルを見つけては歓声をあげていました。児童の感想として「とてもきれいなホタルを見て、小さな命を大切にしようと改めて思いました。」などがありました。


【春日井市立岩成台西小学校】 情報モラルに関する授業「責任ある情報発信」

 <取り組みの概要>
 本校の情報教育のねらいの一つに「情報の収集や発信、モラルについて、学年に応じた技能と知識の習熟を図ること」があります。それに基づき、子供の発達段階に合わせた情報モラル教育のカリキュラムが組まれています。
 6年生では「責任ある情報発信」をテーマに5月に情報モラルの授業を行いました。今回は、文部科学省のWebサイト※を利用し「SNSへの書きこみの影響」について考えました。子供にインターネットの利用に関するアンケートをとり、動画を視聴して、インターネット上に書きこむときに気をつけることをグループで話し合いました。
 これからSNSを利用していく子供たちが、この授業を通して、情報発信との関わりを考えることができたと思います。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/136...

 <「子供たちの感想」(一部抜粋)>
・ 一度書きこむと削除できないことを知ったので、これからは、そのことを考えて利用していきたい。
・ インターネットは便利だけど、とても怖いものだと思った。メールなどをするときは、言葉の使い方に十分気をつけたい。
・ 書きこんでいいものといけないものを自分で考えることが大切だと思った。
・ SNSは使ったことがないけれど、周りの人に迷惑をかけないように楽しく使いたい。