【知多市立東部中】情報モラル講演会を行いました

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 東部中学校では、1学期に、知多警察署生活安全課少年係の方を講師に招き、「サイバー犯罪の現状と対策」について学びました。本校の生徒の多くは、スマートフォンやタブレット端末、パソコンといった情報機器を持っており、インターネットは便利で身近なものとなっています。しかし、その反面、SNSなどでのトラブルが発生したこともありました。
 今回の講演では、インターネットの隠れた一面として、「情報の真がんがわからないこと」や「他人へのなりすましが簡単にできること」などを取り上げていただき、その危険性について学ぶことができました。また、中学生が実際に犯罪に巻き込まれた例を聞いたり、なりすましを元にした事件の映像を見たりすることで、生徒たちはその怖さを実感することができました。
 長期休業中は、大人の目から離れることが多くなります。インターネットについての正しい知識をもち、その危険性を知っておくことで、安心・安全な活用ができるようにしていきたいと考えています。

【設楽町立清嶺小】情報モラルについて学習しました

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 本校は、全校20名の小規模校である。スマートフォンを持っている子はいないが、高学年では、多くの児童が、ゲーム機などインターネットに接続可能な携帯端末を所持している。インターネットへの接続可能な児童の使用状況を見ると、You tubeやオンラインゲームでの使用が目立つ。情報化社会の進展に伴い、情報端末の利用が、子どもたちの中にも急速に進んでいることが分かる。情報化が進む現代社会において、子どもたちを守るために「情報モラル教育」は、重要なことである。
 そこで、12月8日に、5・6年生を対象に、インターネット社会の危険性を知り、正しい情報モラルを身に付けるための授業を実施した。インターネット上のトラブルが原因のいじめによって中学生が犠牲となった悲しい事件や大学生の軽率な書き込みにより多額の賠償金が発生した事件などを取り上げ、プレゼンテーションソフトを使い、インターネットの危険性と正しい使用について、具体的に伝えた。はじめは、事の重大さを受け止めきれずに、笑っている子もいたが、授業が進むにつれて、どの子も真剣な表情になった。
 授業後、児童からは次のような感想が聞かれた。
・インターネットはいつも使っているけれど、いろいろな危険があるし、気を付けなければいけないと思った。
・どんな情報でも、別のサイトなどで調べて確かめたい。
・オンラインゲームでコメントをするときに、コメントしてもよい内容か考えてから、コメントしたい。
・一度ネットに載せたものは、消えないということが分かった。軽はずみに書き込まないようにしたい。
 今回は、児童を対象にしたものであったが、今後、保護者と一緒に情報モラルについて学習したり、家庭での利用の仕方を考えたりする場を設けていきたい。

【新城市立鳳来中学校】自らを振り返る人権作文の読み聞かせ

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 人権週間中の4日間、朝の10分間(通常は読書タイム)を利用して『人権作文』の読み聞かせを行いました。人権についての自らの言動や考え方を、生徒が振り返る時間となることを願っての取組です。8時15分のチャイムを合図に、全11クラス一斉に学級担任が同じ作文を読み聞かせ、生徒は感想を書きます。
 今年は、いじめ問題、ハンセン病差別、障害者差別、戦時中の人権問題に関わる作文を取り上げました。6分間ほどの読み聞かせの時間は、学校中がシーンと静まり返り、読み聞かせの声だけが響きます。中には目頭を押さえながら聞き入っている生徒もいます。そして読み聞かせの後、一言も話さず感想文を書きます。生徒の聞く姿勢や、生徒が書いた感想文から、この10分間が、生徒の心を揺さぶる時間になっていたことが分かります。

 以下に感想を抜粋したものを載せます。
○親にもらった大切な命を捨ててまでも逃げ出したくなるようないじめが起きることは、悲しくて残酷です。身の回りでいじめが起きたらどんな声を掛けてあげようか、自分がいじめを受けたらどうしようか、真剣に考えさせられる作文でした。
○私自身、人を見た目で判断してしまうことがあります。でも、それがどれだけ失礼なことか、人を比べて自分よりできない人を下に見る人が価値のない人だと分かりました。本当に大切なことは何かを考え、人を大切にして生きていきたいです。
○ハンセン病のことのように、誰かが人に伝えてくれることで、差別の怖さ、怒り、苦しみなどが分かります。伝えることは大切だと分かりました。

 今後も、生徒の琴線に触れる機会になることを願って、人権作文等の読み聞かせを行っていきたいです。

【美浜町立上野間小】「福祉実践教室を通じて」

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 本校では、4年生が総合的な学習の時間に「福祉」を年間テーマとした学習を進めています。関係機関と多くの関わりをもち、校外学習では盲導犬協会やデイサービスセンターを訪問しました。また、外部講師として社会福祉協議会の方を始め、目や耳が不自由な方、車いすの方などをお招きしました。(画像は、認知症の方への接し方について、社会福祉協議会の方の劇を通じて学習している場面です)
 この学習では、ハンディキャップがある方や、それを支援している方たちからの生の声を聞くとともに、車いすや点字などの体験学習を通じて、小学生でもできることについて考えてきました。児童は“本物”に触れることで、より具体的・現実的に考えを深めることができました。
 この学習のまとめを、2月の学習発表会の場で発表します。学習発表会では、例年、周りの人のために何ができるか考え、発表する児童の様子を見て、涙ぐむ保護者の姿が見られます。今年度もきっと心温まる発表になることと思います。