【岡崎市立形埜小】地域の高齢者の方々から学ぶ 「いきいきふれあいの日」

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 本校は、地域の高齢者の方々と一緒に遊んだり、遊びを教えてもらったりして交流を深める「いきいきふれあいの日」という活動がある。地域の方々と共に楽しいひとときを過ごす中で、心のふれあいをもち、お互いを思いやる気持ちが育つと考え、30年以上続く行事である。今年度は、6月3日に60人を超える地域の方をお招きし、「グラウンドゴルフ」「昔遊びのおじゃみと折り紙」「おいしい野菜作りのわざ」の講座を設け、全校の子どもたちと一緒に地域の歴史や文化、昔遊びなどを学んだ。
 1年生は、布と針を使っておじゃみの袋を縫い、しゅす玉を入れて完成させ、おじゃみを楽しんだ。その後、折り紙で回転ごまを折って遊んだ。地域の方が、児童一人一人に寄り添って、丁寧に教えてくださったおかげで、作って遊ぶ楽しさを感じることができた。
 2年生は、生活科の学習で取り組んでいる野菜作りを祖父母から学んだ。おいしい野菜を作るための技として、畑の草取りから始め、支柱を立てて肥料をやり、畑の周りを網で囲む作業などを行った。おいしい野菜の葉っぱを食べてしまう虫への対策方法や野菜の病気の予防法も学ぶことができ、これからの世話の仕方に自信をもつことができた。
 3年生以上は、8つのグループに分かれてグラウンドゴルフを楽しんだ。グラウンドゴルフは、高度な技術を必要とせず、全力を出す場面と集中力や調整力を発揮する場面がうまく組み合わされており、ルールも簡単なことから初心者でも楽しめるスポーツである。子どもたちは、経験豊かな高齢者の方から、専用のグラブの持ち方、打ち方を教えていただき、一緒に学びながら楽しむことができた。
 全ての講座の終了後、ランチルームで給食を一緒に食べた。東部給食センターが作る給食を初めて食べた地域の方が、「今の子どもは、きれいな食器でおいしい給食が食べられて幸せだ」と、子どものときを懐かしみながら感想を話されていた。
 この「いきいきふれあいの日」は、学校を中心に世代の離れた年齢層が交流をもつことができるよい機会である。心が温かくなる素敵な時間を過ごせるこの活動を通して、子どもたちは学区のことや学区の人たちのことを、より好きになり、ふるさとに対する愛着を深めることができた。

【瀬戸市立陶原小】携帯電話安全教室

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 スマートフォンによるSNSのトラブル、個人情報の流失、利用時間及び時間帯の影響から起こる生活リズムの乱れなど、スマートフォン所持の低年齢化が進み、最近では小学生がトラブルに巻き込まれることも少なくありません。本校では、正しい利用方法を理解させるために、毎年、携帯電話安全教室を行っています。今年度は5、6年生の児童と共に保護者も教室に参加してもらい、トラブルの実情を知るとともに、家庭でもしっかりと利用に関する約束ができるように計画しました。教室後の児童の感想には、「インターネットに載せた写真は一度載せたら、一生消せないと知ったので、本当に載せていいものか、一緒に写っている人の許可を得てから判断したいと思いました」とあり、子どもたちが、スマートフォンに潜む恐ろしさを理解することができたと実感できました。また、スマートフォンの利用のし過ぎで、ストレートネックなどの首の異常につながることを知った子は、利用時間や姿勢に気を付けていきたいと書いていました。

【岡崎市立美川中】より良い人間関係を築くために

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 情報モラル教室では携帯会社のスマホ・ケータイ安全教室より講師の方をお招きし、講演していただきました。アプリの便利さの裏には、顔が見えない、本名が分からないという闇の部分があり、正しい使い方を理解しておかないと、犯罪に巻き込まれる可能性があるということを学びました。
 また、友達同士でのメールの使い方によっては、相手を傷つけてしまったり、人間関係が崩れてしまったりする恐れがあることを、具体例を交えて分かりやすく説明していただきました。
 今後も、道徳の授業を通して、より良い人間関係を築く方法や、人とのコミュニケーションの取り方などを考えていきたいと思います。

【豊川市立桜木小】相手に思いを伝えたはずなのに…

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 5年生を対象に、「携帯電話のメールを使った具体的な事例を通して、情報モラルについて考え、相手のことを思いやる態度を培う」ことをねらいとした授業を行いました。
 今、携帯電話などの情報機器が、児童にとって身近なものとなり、使い方によっては、人との関わりに問題を生じる状況も見られるようになりました。本校でも、高学年になると携帯電話のメールを使って、友達同士でやり取りをしている児童がいます。本時では、「相手に思いを伝えたはずなのに…」(私たちの道徳 小学校五・六年生)を題材に、電子メールの場合のコミュニケーションの仕方や注意事項などを、子どもたちと考えました。友人を励まそうとする主人公の思いがどうして伝わらなかったのか、どのようなことに気を付ければならないのかを、話し合いました。
 授業の終わりに、子どもたちは、「自分の捉え方と相手の捉え方が違うことが分かった。相手のことを考えて文章を作ることが大切だと思った」と感想を述べていました。

【西尾市立津平小】ICT活用情報モラルの実践

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 本校では、10月にICT活用情報モラルの実践を学年ごとに行いました。そこでは、「情報化社会の新たな問題を考えるための教材−安全なインターネットの使い方を考える−指導の手引き」の動画教材を活用しました。
 授業の初めに、ゲームについてのアンケートに、コンピュータを使って回答しました。その結果をみんなで確認してから、ネット依存をテーマにした「ネットゲームに夢中になると」という動画を視聴しました。登場人物の気持ちに共感させた後で、動画の解説を見て、過度なインターネットの利用により、生活習慣が乱れて日常生活に大きな支障をきたすことを学びました。授業の最後に、学習支援員の方からは、「ゲームは達成感があるが現実の方がもっと良い。ゲーム以外の楽しいことをもっとやると良い」などのお話がありました。
 子どもたちは学んだことを保護者に伝え、保護者には感想を書いてもらいました。「ゲームの時間を決めて、友達や家族とのコミュニケーションを大切にしましょう」「長時間することで、身体にも影響を及ぼすから気を付けましょう」「今後も親がしっかり見守りたいと思いました」など、保護者の方にもゲームについて改めて御理解いただけて、有意義な学習になりました。

【春日井市立岩成台西小】心温まる児童集会(児童会活動)

 本校では、児童集会を定期的に開催し、児童会や各委員会による様々なイベントや活動を全校体制で行っています。主に、縦割りで構成された「フレンズ班」を活用し、異年齢の児童が仲良く協力して過ごす活動は、他者を思いやる心を育むほか、上級生のリーダー性を始め、学年相応の役割を担う責任感や所属意識など、豊かな人間関係を築くことにつながります。
 学校行事を迎えるに当たり、目標やスローガンなどを伝え合ったり、ゲームなどを通して全校で楽しんだりと、子どもたちが主体となって生き生きと活動しています。特に、今年度は、飼育委員が企画した「うさぎふれあいデー」が大好評で、期間中は低学年児童を中心にうさぎ小屋の周りは子どもたちの姿でいっぱいでした。
 子どもたちは、フレンズ班活動をとても楽しみにしており、企画する各委員のリーダーたちも、イベントを成功させようと計画や準備から大変熱心に取り組みます。毎年恒例の最大のイベント「岩西フェスティバル」では、保護者や地域の方々にも参加していただき、学校中が大いに盛り上がります。
 子どもたちが、互いを思いやり、心を通わせ協力して取り組む活動は、本当に心が温まります。
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【犬山市立南部中】あいさつと笑顔がつなぐ、心と心

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 本校では2年生で職場体験学習を実施しています。今年度も地域の事業所にお願いをし、10月25日〜27日の3日間、「実際の職場で働く」という体験をしてきました。毎年60箇所もの事業所が協力をしてくださるため、1グループ2〜3人での体験となります。
 一週間前までに事前訪問を終え、準備万端で臨むのですが、職場というふだん味わえない雰囲気の中、大人たちに囲まれて、どの生徒も大変緊張しています。事前訪問後に「もう少し元気良くがんばってください」と、指導を受けてしまう生徒もいました。
 体験学習前日、そんな緊張をほぐすためにも、「まずは笑顔であいさつ」を合い言葉に、自分からコミュニケーションを図ることを再確認し、いざ当日へ。
 2年生の職員が、不安を抱えつつも各事業所を回ると、そこには爽やかな笑顔でがんばる南中生の姿がありました。事業所のみなさんからも「あいさつや返事がきちんとできますね」「元気が良くて、職場が明るくなりました」といったお褒めの言葉を頂きました。あいさつを学校生活の柱とし、日々続けていることが、コミュニケーションのきっかけなった瞬間でした。

【豊橋市立羽根井小】「携帯電話を持たせない」この意見にあなたはどう答えますか?

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 今日、携帯電話の普及は子どもたちの生活に大きな影響を与えている。多くの子が便利な道具として使用しているが、高学年になると友達との間でトラブルの原因ともなってきている。
 そこで、携帯電話安全教室を行い、具体的な事例をもとに危険性やルールについて学んだ。しかし、実際に問題が発生するまでは、他人(たにん)事として考えることが多いため、自分自身のこととして考えるための授業を設定した。
 多くのトラブルから、「小中学生には携帯電話を持たせないようにしよう」という声が上がっている。それらを紹介し、「あなたはどのように答えますか?」というテーマで道徳の授業を行った。
 子どもたちは、賛成、反対、迷うという立場から意見を述べていった。賛成の子からは、「いじめなどのトラブルが起こるから」「ルールを守れないし、自分で責任をとれない」などの理由があがった。反対の子からは、「便利なので、ないと困る」「ルールをきちんと決めればいい」「親の管理下で使えばいい」などの理由があがった。
 互いの意見を聞く中で、今は賛成の子も、今後使うことを考えて、上手に使うためにはきちんと良い点と悪い点を理解すること、家庭でルールなどをしっかりと話し合うことが大切だということが学習できた。
 この授業を通して携帯電話の問題点を認識し、賢い使い方を考えるとともに、自らの生活を見直すよい機会となった。

【犬山市立犬山南小】 豊かな心を育む読書活動

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 本校では、読書の楽しさや喜びを味わえる読書活動を通して、児童の豊かな心の育成を図っています。
 毎朝の「読書タイム」では全校児童が黙読し、静かに一日のスタートを切ることで、授業に集中して臨めるようにしています。
 地域の図書ボランティアによる読書活動も充実しています。月に2回程度、読書タイムに低学年への「読み聞かせ」をしていただいています。また月に1回、長い休み時間を利用して、「お話会」をしていただいています。どの児童も、図書ボランティアの方からどんなお話が聞けるのか、毎回楽しみにしています。5月の読書週間には低学年を対象に、図書ボランティアの方に「お話バイキング」を行っていただきました。部屋ごとにいろいろな話を聞けるようになっていて、今年度は動物をテーマにした部屋が10部屋用意されていました。児童は、聞きたい話のチケットを握りしめ、楽しく話を聞きました。11月の読書週間には、ペープサート劇を全校児童に見せていただきました。今年は「しちどぎつね」という落語のお話でした。さらに、特別に舞台裏まで見せていただきました。鑑賞後の手紙では、「初めて落語をもとにしたお話を聞けてうれしかった。ありがとう」「あんなに忙しく手を動かしているなんて、びっくりしました。ありがとうございました」という感謝の気持ちを伝えることができました。
 その他にも、今年度は、担任以外の教師による「読み聞かせ」や、高学年が低学年に読み聞かせをする「ペア読書」も行っています。初めは、低学年が高学年に読んでもらいたい本を選んで読んでもらい、二回目は高学年が低学年に読んであげたい本を選んで読み聞かせをしました。高学年の児童は、低学年の児童と一緒に読んだり言葉を教えてあげたりして、楽しく活動しました。
 今後も、子どもたちの心を豊かにする読書活動を、工夫して行っていきたいと思います。 

【刈谷市立雁が音中】人権について考えよう

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 12月の人権週間に合わせて行われた道徳の授業です。生徒たちは、自分のもっている価値観や知識で物事を判断しがちです。しかし、その価値観や知識はまだまだ未成熟な段階です。自分の見方がいかに狭いもので、一面的であるかを理解する必要があります。
 そこで、アラブの遊牧民であるベドウィンの人々の写真を見て、何を感じるかを話し合わせました。そして、この地域の人々は「砂漠では水は大変貴重であるため、お風呂に入れない」ということを伝えました。そうすると、生徒からは「汚い」や「住みたくない」という意見が出てきました。しかし、この地域は「超乾燥状態」であり、不潔さの原因となる「汗」でさえも出た瞬間に乾いてしまいます。また、細菌も水分がほとんどないため、繁殖しにくいのです。このことを伝えると、生徒たちからは驚きの声が上がりました。そして、自分の浅い経験や知識から、偏見や思い込みをしていることがあることを知りました。
 授業の感想の中には、「自分たちと比べて、決めつけて、差別したりするのは間違ったことだと思い直しました」と書いてありました。このことが、生徒たちが広い視野をもつことにつながり、お互いを理解し合うことを大切にする第一歩だと考えています。

【長久手市立長久手中】情報モラル講習会

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 近年、スマートフォンの急速な普及により、学校を取り巻く環境も大きく変化した。中学校におけるSNSでのいじめや嫌がらせが大きな社会問題となっている。
 本校の生徒にアンケートを実施したところ、「携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをする」と回答した生徒は、全校の7割程度であることが分かった。学年が上がるごとに減っていく傾向にあるものの、仲間はずれ、いじめ、私的な写真の無断掲載など、ネット上でのSNSを中心とするトラブルは、ゼロにならないのが現状である。
 そこで、本校では、毎年1回、企業の講師を招き、情報モラル講習会を行っている。今年度は、学年始まりの4月25日に講師の方を招いて実施した。この講習会では、LINEにおけるメッセージの正しい伝え方やネットの炎上の危険性などについて分かりやすく説明していただいた。また、生徒同士で解決策を考える場面もあり、とても意義深い内容の会であった。 
 また、本校では、学年ごとに情報モラル教育を行っている。例えば、現3年生は、入学して間もない頃に、ネットによるいじめ、ネット依存症、個人情報流出の危険性などを、ニュース番組を視聴させながら指導を行った。一方、社会科・公民の学習では、「情報化」という単元において、より実践的な情報モラル教育を実施している。
 さらに、学年懇談会や個人懇談会などを通じて、情報モラルに関する保護者の理解と協力をお願いしてきた。早い段階からの学年一丸となった指導と早期対応の甲斐もあり、ネットトラブルにおける生徒指導の機会もかなり少なくなった。
 ネットトラブルが少ないことは、学校生活の中での生徒同士の関係がより良好になっていくことにも繋がる。実際、学級・学年問わず生徒間の仲が非常に良くなり、勉強にも意欲的に取り組むことができるようになってきた。また、教師と生徒との関係もとても良好になってきていると感じる。
 次年度も、学年、全校においてモラル教育は重点的に実施していく。学校が中心となって、家庭や地域と手を取り合い、ネット社会の悪から子どもたちを守っていかなければならない。

【一宮市立木曽川西小】 いじめ防止出張授業

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 本校では、人権週間に合わせて、代表委員会による人権に関する劇の発表、人権ビデオの視聴など、様々な取組を行っています。いろいろな角度から「人権」をみつめ、仲間を大切にしようとする意識を高めています。
 そして、今年度から新たに、5年生の児童を対象にした「いじめ予防出張授業」を行いました。弁護士の先生から、過去のいじめの事例をもとに、人権について具体的に考えることができました。
 子どもたちは、「いじめは、どんな場合でもしては駄目だということが分かりました」「意地悪されている人を見ているだけの人ではなく、声を掛ける人になりたいと思いました」といった感想を述べていました。
 人権とは「人として幸福に生きる権利」です。仲間を大切にするとともに、自分自身を大切にする心を、今後も育てていきたいと思います。

【刈谷市立東刈谷小】心の教育推進活動「生き方講演会」

 本校では、年に1回、生き方や自他を大切にする心や態度を育てるために「生き方講演会」を開催しています。本年度は、5月11日(水)に鈴木中人さんをお招きし、5・6年生を対象に生き方講演会を行いました。「いのちの授業〜いのちのバトンタッチ」をテーマに、6歳までのいのちを精一杯輝かせた、小児ガンのお子様と御家族のお話から、いのちの輝き、家族のきずな、生きる力について教えていただきました。以下のような感想もあり、有意義なひとときとなりました。

<感想>
 今日は、いのちの大切さを改めて学ぶことができました。私が、もしガンになったら景子さんみたいにがんばれないと思います。だけど景子さんは、学校にも行っていたし、宿題もしていたのですごいなと思いました。だから、今日から私は、景子さんのように何事にもチャレンジできるようになりたいです。景子さんは6年間で周りの方々にいろんなことを教えてくれたと思います。私は、今日の話をお母さんとお父さんに話してどんどん広げたいと思います。私はこの話を聞いて感動して少し泣いてしまいました。私にとって景子さんは憧れです。(6年女子)
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【春日井市立勝川小】情報モラル教育の実践

 情報技術が発達してきた現在、いろいろな危険に巻き込まれるからといって、パソコン・ケータイ・スマホ等を「使わない」生活をするというのは難しいことです。「使う」ことを前提に、子どもたちにいかに「うまく使う」生活をするかを伝えることは、とても大切なことだと思います。そこで、本校では、情報モラルに関する授業実践に、全学級で取り組みました。
 「事例で学ぶNetモラル」「NHKスマホ・リアル・ストーリー」や「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」の出前授業など、各学年の発達段階に応じて、内容や教材を選択しました。
 1年生は、コンピューター室での約束ごとを確認しました。2年生は、ゲームのやりすぎは健康を損なうことを知り、コンピューターは大人と一緒にやることの必要性を理解しました。3年生は、ネットは便利なだけではなく、危険な面もあることを学習しました。4年生は、スマホによるトラブルの事例や、インターネット上には間違った情報も存在することを知りました。5・6年生は、各学級での授業実践だけではなく、KDDIの方をお招きして「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。映像資料とともに、スマホ・携帯電話を使う際に、小学生に起こりやすいトラブル事例と、その防止策や対処法を学びました。5・6年生になると、半数以上の児童がスマホや携帯電話を所持していて、無料通話アプリを利用している児童もたくさんいます。また、ゲーム機を通して同様のコミュニケーションをとる児童も多いので、今回のことは身近に感じられたようでした。授業後の振り返りには「言葉づかいに気を付けて、相手に正確に伝わるようにしたい」「お金がかからないように気を付けたい」「困ったらすぐに親に相談しようと思う」などの感想がたくさん書かれていました。
 「情報モラル」と言いますが、インターネット上のトラブルの多くは、道徳・マナー・規範意識といった、日常のモラルの欠如によるトラブルも少なくありません。全学級の全児童が、情報モラルについて考えられるように、今後も学校全体として情報モラル教育の実践に取り組んでいきます。
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【犬山市立東部中】情報モラル教室

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 親子で考える情報モラル教室を開催しました。
 「インターネットを使うときに気をつけること、考えること」というテーマで、講師はLINE株式会社の方です。文字だけの情報で起きてしまうトラブルを想定して、とても分かりやすい話でした。「私」にとっては気にならないことも、相手にとってはとても嫌なことだってあります。相手のことを考えて進める「キャッチボール」が大切ということを教えていただきました。

<講演後の生徒の感想より>
(中3女子)
 私は、今までLINEで相手のことを考えずに送っていました。これからは使う時間と相手のことも考え、送りたいなと思いました。
(中2男子)
 僕はまだスマホを持っていませんが、これから使うときは、今日の話をしっかりと頭に置いておきたいと思いました。
(中3男子)
 キャッチボールは相手のことを考えてするもの。今日の講演ではいろいろな例が出て分かりやすかったです。自分は写真をアップされてもいいと思っていたけど、学校全体では嫌だと思う人がたくさんいることが分かった。
(中1女子)
 夜遅い時間という考え方でも、人それぞれであり、自分にとっては遅くないという時間でも、相手にとっては遅い時間であるということもあり、当たり前はそれぞれ違うんだなあと感じました。

【瀬戸市立萩山小】人とふれあい,心を育む活動

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 萩山小学校では「明るく 素直で たくましく」の校訓の下、人との触れ合いを通して様々な心を育むことを目標に学校づくりを進めています。異学年交流、地域交流、併設されている瀬戸特別支援学校小学部との交流は特色ある教育活動となっています。
 中でも、異学年・地域交流として行っている「ひまわり・5・6年福祉活動」は本校の大きな行事の一つとなっています。思いやりや協力の心を育て、地域について考える機会とすることを目的に、異学年で班を編制し、お年寄りとの餅つき交流会を実施しています。合唱をプレゼントしたり、お年寄りにお餅のつき方やきな粉餅の作り方を教えていただいたりしています。この交流会に向けて、何日も前から子どもたちは、会の進行や合唱の練習を行います。また参加していただいたお年寄り全員に喜んでもらおうとみんなでアイディアを出し合い、会の成功に向けての準備をします。 
 このように、子どもたちは当日はもとより、それまでの準備を通じて、人を思いやる心、奉仕の精神、協力の大切さ等を知らず知らずのうちに学んでいます。この活動を本校の伝統行事として今後も大切に継続していきます。

【一宮市立浅野小】「情報モラル」の育成について

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 「情報モラル」の確立のために、(1)「ソーシャルスキルトレーニング」の活用(2)「ことば」のはたらきを考えた国語の授業の実践(3)日常的なモラルの育成を図るための道徳授業の実践(4)情報機器やアプリケーションソフトの疑似体験の4つを柱に据えて実践に取り組んだ。
 (4)では、無料通話アプリの疑似体験をさせた授業を実践した。最初に「この服かわいくない?」というメッセージに対する返信画面のスタンプと文字を提示した。(画面図)そこで、どんなスタンプとメッセージを返すかを考えさせた。児童の反応は「ひどい」「そんな言いかたしなくても」「スタンプが馬鹿にしている感じがする」「怒った顔のスタンプを返す」といった反応が返ってきた。教師が、この文の意味は「かわいいね」で、スタンプは「それすごくいい」を表すものだということを伝えた。しかし、児童らは「この内容では、わからない」「かわいいねって言えばいいのに」といった反応をした。授業のまとめでは、「わかりやすい言葉を使おう」「相手の気持ちをよく考えてから送ろう」といった意見が出てきた。
 こうした直接的な実践を積み上げて、「ことば」の使い方や「トレーニング」を加え、日々の道徳の授業を基に児童の心を育てていきたい。 

【瀬戸市立南山中】道徳教育を推進するための公開授業

 本校では、教員一人一人の授業力を高め、道徳教育を推進するため、教務主任が道徳の公開授業を3回行いました。
 どの教員でも取り組める授業を目指した公開授業のため、「明るい人生」を題材にし、子どもたちの心をいかに揺さぶれるかを授業の鍵としました。そして、たくさんの指導技術を盛り込んだ授業を実践し、公開授業に参加した教員間でそれらを共有しました。発問や教師の立ち位置、板書の仕方、生徒の意見の取り上げ方、生徒の考えを深めさせ、それらをクラスで話合いによって共有させる工夫など、授業実践で生かしていける内容がたくさんありました。
 生徒たちが自分の意見をもち、他の生徒の意見を聞きながら考えを深めていく様子を見ることができ、参加した教員も道徳の授業に対する意識を更に高めることができました。こうした指導技術は道徳だけではなく、教科の授業にも欠かせないもので、若い教員だけではなく、ベテランの教員にとっても、自分の授業を振り返るよい機会になり、大変貴重な時間になりました。
 道徳の教科化も近づく中で、子どもたちの心を育てるために、これからも教員の指導技術を磨いていきたいと考えています。
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【春日井市立篠木小】情報モラル教室

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 本校では、10月5日(水)6限に4・5・6年生を対象に情報モラル教室を開催しました。講師には春日井警察署生活安全課の方を招き、緊張感を持ってお話を聞くことができました。インターネットで調べられること全てが本当とは限らないことや、メールやLINEの友達とのトラブルの事例をDVDで見て、とても勉強になる会となりました。事後の感想には、「インターネットに書いてあることが本当とは限らないと聞いて、信じ切っていたので怖いなと思った」や「私もラインのやりとりで友達とおかしくなってしまったことがあったから気を付けようと思った」という気づきが見られました。

【犬山市立城東中】生徒会ボランティア活動

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 本校では、夏休みや冬休みなどの長期休業中に犬山市内の諸施設でボランティア活動を行っています。今年度も3年生を中心に多くの生徒が参加し、地域の保育園や児童センター、老人ホームを訪れて草抜きや窓拭きなどの清掃活動を行いました。また清掃活動以外にも、児童たちとレクリエーションをしたり、お話をしたり、お年寄りと盆踊りを踊ったりと幼児やお年寄りと関わることができ、生徒にとっても大変よい機会となっています。
 活動後は事業所の方々に感謝していただけるだけでなく、生徒からも「充実した時間だった」、「もう少し活動したかった」などの声が聞かれました。
 生徒の心の成長や地域と生徒をつなげるよい機会として今後も積極的にボランティア活動を行っていきたいと思います。