【春日井市立西尾小】身近になるインターネット

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 今は、インターネットの環境整備が進み、小学生でも機器がそろっていれば、すぐにインターネットにつなぐことができる時代です。

 そこで、今回は、クイズ形式で、インターネットや携帯ゲームの正しい知識と使い方について学習を進めました。一度インターネットに出した情報は完全に消せないことや軽い気持ちで課金をしてしまい、高額な請求が来てしまうことを学びました。

 授業後の児童の感想では、「ゲームだから大したことないと思っていたけど、気を付けなきゃいけないと思った」や「無料と書いてあるページは、本当に無料だと思っていた。これからは気を付けようと思う」など自分の考えと現実の違いに気付くことができました。 

【一宮市立西成小学校】情報モラルに関する学習をしました

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 小学校高学年から中学生は、スマホや携帯に強い興味・関心を持ち始める年代です。しかし、知識が不十分なままに使用を始めてしまい、様々なトラブルに巻き込まれてしまう事例が多く発生しています。多くの子どもたちが中学生から高校生にかけて使い始めている現状を踏まえ、正しい知識を持った上で正しくスマホや携帯を使用するために、本校では、6月11日(土)の学校公開日に、5・6年生児童を対象とし、外部講師による「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。

 この日の3時限目、5、6年生児童全員が体育館に集まり、スマホや携帯の正しい使い方や様々なトラブルについて、アニメや再現ドラマなどで分かりやすく説明してもらいました。「SNSやコミュニケーションアプリでの思いもよらないトラブルやいじめなどについて」「発信した情報は瞬く間に世界中に広がってしまうこと」など、インターネット世界の恐ろしさについても分かりやすく話してもらいました。そして、「トラブルに巻き込まれないためにフィルタリングをつけること」「家族とルールを決めて安全に使うこと」の大切さを学びました。

 子どもたちは「すぐにスマホを使いたかったけれど、よく考えてからにしよう」「今日聞いた話をしっかりと頭に入れておいて、マナーを守って安全に使いたい」「自分が発信した情報が自分では消せず、どんどん広がってしまうことが怖かった」「コミュニケーションアプリやメールでいじめなどが起こってしまうことが分かった」「ちょっとした写真で場所や人物が特定されてしまうので、簡単に写真を送らないようにしたい」など、多くの感想が出されました。

 また、参観された保護者の方からは、「ゲーム依存など、スマホ中毒になってしまう恐ろしさが十分に理解できました」といった感想が寄せられました。

 「スマホ・ケータイ安全教室」を行うことによって、子どもたちは情報モラルを守る気持ちを高めることができました。

【岡崎市立六ツ美中部小】クリーン作戦

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 本校では、委員会が様々な活動を企画し、実践しています。今月は美化委員が学区の清掃活動を行う「クリーン作戦」を企画しました。朝の集会では美化集会として、美化委員が出題する清掃する場所にまつわるクイズなどを全校で楽しみました。「クリーン作戦」では、学区の遊歩道で、刈られた草を集めたり、落ちているごみを拾ったりして、学区をきれいにするために真剣に取り組んでいました。「先生!こんなに集めたよ!」といっぱいになったごみ袋を見せてきた子供たちは心地よい汗をかきながら、達成感も感じられているようでした。
 日頃からお世話になっている学区だからこそ、自分たちにできることはないか、そう感じるよい機会になりました。

【安城市立安城南部小学校】みんなが使うもの

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 本校では、2年生を対象に、「みんなが使うもの」というテーマで実践を行った。2年生の段階での情報モラル学習の一つとして「みんなが使う物を、約束やきまりを守って正しく使う」ことを取り上げた。公共性を考え、利用時の約束やきまりをしっかりと理解させることが、今後に向けての情報モラルの基礎につながると考え実践した。

 初めに「森のけいじばん」という資料を通して、考えを出し合っていった。この資料は、サルの子どものさるたが、誕生日のプレゼントに自転車を買ってもらったことがうれしくて、森の掲示板にそのことを書いてしまい、森じゅうに自転車のことが広まってしまうという話である。そのときの感情のままに、個人的な情報を勝手に広めてしまうことは低学年の子どもたちではありがちなことである。さるたの行動と気持ちを追いながら話合いを進めていった。最初は、うれしいことをみんなに伝えることは当たり前のことだという雰囲気があった。しかし、話合いを進めていくと、児童からは「プレゼントのことは、直接相手に言えばいいことだよ」「掲示板には、どうしても知らせなくてはいけないことを書かないと」などの考えが出された。

 次に、自分自身のふだんの行動について振り返った。「さるたのように、うれしかったことをみんなに言いふらしたことがある」「学校の机に知らせたいことを書いてしまった」といった意見が出た。最後には、身の回りにある公共性の高い場所や物の利用について考えた。一日の大半を過ごす学校には、公共性が高い物が多数あることや地域にもみんなで利用する物があることを、改めて認識することができた。そして、みんなで約束を守っていくことで、安心して快適に過ごしていけることに気づくことができた。

 2年生という段階では「情報」という認識は、まだ低いかもしれない。ただ今回の実践で、約束やきまりを守ることが今後「情報」を取り扱っていくための基本となる考えをもつことができた。

【半田市立青山中学校ならわ学園分校】体験活動

 青山中学校ならわ学園分校がある「ならわ学園」の隣には、「新生寮」という救護施設があります。分校の生徒は、毎年この新生寮で体験活動を行っています。体験学習のねらいは次の3点です。
 1.他を思いやる気持ちを育み、福祉に関心をもつ。
 2.社会に役立つ自分や自己の成長に気付き、自己効力感を高める。
 3.あいさつ、礼儀などの社会性を身に付ける。
 そして、これらのねらいを達成するために、年間5回(10単位時間)の体験学習を行います。

 今年度は、平成28年6月24日(金)に1回目の体験活動を実施しました。この日は、今年度初めての体験学習であったため、新生寮の職員の方にオリエンテーションを行っていただきました。利用者の方との関わりにおいて、利用者の方の個人の尊厳を何よりも大切にしなければならないことを教えていただきました。その後、施設の見学をする中で、非常口の表示が大きく書かれているのを見た生徒は、利用者の方を大切にする職員の方々の配慮や優しさを感じ取っていました。更に別の生徒は、利用者の方の笑顔を見て、楽しい行事や快適な環境が用意されていることに気付きました。

 施設見学を終えた後、利用者の方との交流会を行いました。将棋やトランプ、オセロを一緒に行いました。最初は、緊張から様子をうかがっている生徒の姿が見られましたが、次第に打ち解け、交流会の終わり頃には生徒も利用者の方もみんなが笑顔になりました。オセロをしていた生徒は、利用者の方のペースに合わせたり、ひっくり返し忘れたオセロに気づき優しく伝えたりする姿を見せました。

 1時間強のわずかな時間ではありましたが、生徒たちは様々なことに気付いたり、感じたりすることができました。そして、相手のために行動しようとしていました。今後、2学期末までに、草刈り、居室のシーツ交換、DVDのラベル貼り、農作業の4つの作業を、順番に全員が体験する予定です。生徒たちの生き生きと活動する姿が、今からとても楽しみです。

【新城市立八名中学校】メディアとの付き合い方を考える

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 ここ近年、急激に進化を遂げた電子メディアの数々。その発展ぶりに私たちの知識やモラルが追いついていないのが現状である。スマートフォンなど、通信機能を搭載した機器は大変便利であり、生徒たちの利用率も年々高まっている。一方、使い方を間違えると危険であることは日々報道などで知ってはいるものの、実際に使っている中では不用意な返信、同意、情報の開示などを行ってしまっている。それを踏まえ、教師による指導だけではなく、講師の方をお招きし、危険性について具体的な事例をもとに学んだ。メールの文章だけでのコミュニケーションが増えてきたが、相手の声を聞き、表情を見ることが、相手を理解する一番の方法ではないかと感じる時間となった。

【守ってほしいスマートフォンの使用方法】
 ○家族と使用時間などの約束を決める。使用しないときは電源を切る。
 ○リビングなど、家族の見えるところに置く。21時以降は使用を控える。
 ○個人情報(住所、学校名、写真など)は書き込まない。フィルタリングをかける。
 ○トラブルに巻き込まれたときは、大人に相談する。

【受講しての感想】
・インターネットは便利ですが、危険もたくさんあることがわかりました。私は、アプリを手に入れるときに、何も考えずに「同意」ボタンを押していましたが、これからは内容を確認してから「同意」するかどうかを考えたいです。また、自分の住所などの個人情報が漏れることもあるので、安全に使いたいです。(生徒)        
・子どもにスマホ教室の話を聞いて、びっくりしました。子どもがスマホを見せてくれるので安心していましたが、写真を気軽に送っているので心配になりました。困ったことがあれば、親に相談できる関係を築いておきたいです。(保護者)

【安城市立明和小】みんなとなかよくなりたいな「あくしゅ だいさくせん」

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 入学して間もなく、1年生は2年生とペアになり、学校の遊具の使い方を教えてもらいました。初めて遊ぶ遊具に興味津々、どの子も楽しく遊ぶ姿が見られました。生活科の学習では、2年生と一緒に学校探検を行いました。

 その後、1年生だけで学校探検を行い、いろいろな教室の秘密を見つけただけでなく、学校にはいろいろな人がいることに気付きました。既にペアになっている2年生と6年生だけでなく、もっとたくさんの人と知り合いになりたい、仲良くなりたいと強く思うようになった子どもたちは、どうしたら仲良くなれるのか方法を考えました。「握手がいいんじゃないかな」という言葉に、「いい気持ちになるね」「やさしい気持ちになるよ」「ちょっと恥ずかしいけれど、うれしい気持ちになるよ」「笑顔になれる」「友達になったような気持ちになるよ」など、握手をするとどんな気持ちになるのか、みんなで意見を出し合いました。その結果、「仲良くなるには握手がいいね」ということになり、「あくしゅだいさくせん」を実践することになりました。「こんにちは。今いいですか。」と1年生が声を掛け、初めて話をするお兄さんやお姉さんにどきどきしながら自己紹介をしている1年生。言葉に詰まりながらも一生懸命話をしている1年生の言葉に、じっと耳を傾けている上級生の姿。そして、最後には、少し恥ずかしそうに、でも笑顔で握手をする姿がとてもほほえましく感じられました。それぞれの立場で相手を思いやり、気遣うことができたのではないかと感じています。

 いろいろな人と握手を交わしたことをきっかけに、今よりももっと異学年交流が充実し、更に心豊かで温かさのある学校につながることを願っています。 

【知立市立八ツ田小学校】インターネット依存の心と身体への影響

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 5年生児童、児童保健委員会の5、6年生、PTA委員の方が集まり、メディアを中心にした依存について学校保健委員会を開催し、病院の先生に「インターネット依存の心と身体への影響」というテーマで講話をしていただきました。

 まず、保健委員会の児童がメディアに関する校内アンケート(5年生対象)の結果を発表しました。アンケートの結果より、メディアについて家の人とルールがある子とない子が半数ずつであること、ゲームや携帯電話をリビングでやる子が70%であること、ゲームは楽しくて熱中してしまいやすいということが分かりました。

 その後、講話では、依存で起きる脳の変化など以下のようなことを教えていただき、インターネット依存の心と身体への影響について理解を深めました。
・ゲーム依存になると脳から幸せホルモンが出にくくなり、ゲーム以外では「楽しい」と 感じられなくなる。
・ゲームをやめると2週間で幸せホルモンが出るようになる。
・ゲームの光(ブルーライト)は目覚めの作用があり、寝る前に浴びると眠れなくなって しまうので、寝る前はゲームをしないようにする。
・依存を予防する三つのポイントは、夜間はやらない、依存症の基準未満でもまずいと感 じたら止める、時々数日以上デジタルから離れ神経をリセットする。

 子どもたちの感想には、「人間の脳はゆっくり変化するものには気づきにくいので、いつの間にかゲーム依存になってしまうことが分かり、こわいなあと思った」「ルールを決めてやりすぎに注意したい」など講話から学んだことを意識したものが多く見られました。参加された保護者からは、「親が子どもと話し合い、ルールを作ること、ルールを守れるように見守ることが大切だと思った」といった感想が寄せられました。

【知多市立旭南中学校】小中連携の取組を通して、自らを高める

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 小中連携教育の取組の1つとして行っている、「小学校6年担任と中学校1年生徒との懇談会」と「小中合同あいさつ運動」について紹介します。

 5月25日(水)に「小学校6年担任と中学校1年生徒との懇談会」を行いました。小学校の先生に来校していただき、授業参観の後、出身小学校ごとに分かれ、懇談会を行いました。久しぶりに小学校の仲間で集まったことで、生徒のリラックスした表情や、小学校の先生との再会を喜ぶ姿が見られました。会の内容は、代表生徒が、学習や部活動などの中学校の生活について小学校の先生方に伝えるというものです。小学校の先生からは、「どの子も意欲的に中学校生活に取り組んでいる様子が伝わり、安心した」との言葉をいただきました。生徒の感想には、「久々に小学校の先生に会えてうれしかった。次に会うときにはもっと成長した自分を見せたい」「友達の話を聞いて、自分も頑張ろうと思った」などが書かれており、中学校生活への意欲を高めた様子が分かりました。

 6月24日(金)には、中学1年生が小学校に出向いて「小中合同あいさつ運動」を行いました。懐かしい母校を訪れ、久々に出会う児童たちと触れ合うと、自然に笑みがこぼれました。登校してくる児童たちに対して、進んで挨拶する様子が見られ、先輩としての自覚を高めることもできたように思います。たくさんのさわやかな挨拶のもと、気持ちの良い一日のスタートを切ることができました。

 このように、成長した姿を見てもらったり、中学生としての自覚を高めたりするこのような活動を通して、豊かな心を育み、自らを高めることのできる生徒を、今後も育成していきたいと考えます。

【西尾市立西野町小】NHK「たった一言のちがいが…」を活用した実践

 SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の適切な使用が望まれる現在、児童・保護者にSNSの適切な使い方、その危険性、家庭での約束づくりなどの研修を進めている。児童に対しては、主に高学年を対象として情報モラルの授業を進めている。保護者には、4月のPTA総会において、PTA会長がSNSについて研修講話をしている。
 5月、5年生を対象として情報モラルの授業を行った。授業のねらいは、「SNSでのコミュニケーションについて、実際のコミュニケーションとの違いに気づき、実生活にいかすことができる」である。NHKの番組スマホ・リアル・ストーリーから、映像資料「たった一言のちがいが…」を活用した。

 番組を視聴した後、はじめに「主人公以外の3人の行動についてどう考えたか」を話し合った。「いくら怒れても、無視しちゃ駄目」、「何で、いじめるまでになったのだろう」、「?の一文字がなかっただけなのに、勘違いしてしまうんだね」などの意見が出た。次に、「ネット上のコミュニケーションで、気を付けなければならないことは何でしょう」という問題について話し合った。「文字だけのコミュニケーションでは、気持ちがうまく伝わらないことがある」、「勘違いすると、相手を傷つけてしまうこともある」、「大切なことは、直接話した方がよい」などの意見が出た。

 SNSはとても便利だが、使い方を誤ると大変なことも起こり得ることを正しく理解させることが大切である。今後も繰り返し指導していきたい。
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【知立市知立南小】情報を利用するときのきまりを学ぼう

 本校の高学年の児童は「情報教育年間計画」に基づき、道徳の時間や教科と関連付けて、年10時間の情報教育を受けています。主にグラフィックや表計算、ワープロ等のソフトを使って作品作りをしたり、総合的な学習の時間のまとめをしたりしていますが、6月と1月の年2回は、情報モラルについて学んでいます。
 ここでは、6月に5年生の児童を対象に行った「情報を利用するときのきまりを学ぼう」の授業を紹介したいと思います。

 高学年になり、ゲームやメールで友達と交流をしたり、インターネットを使って学習の資料を集めたりする児童が増えてきました。アンケートを採ってみると、自分や友達の個人情報を安易に教えてはいけないことは多くの児童が理解していましたが、「情報に関する自他の権利を尊重して責任ある行動をする」ことに関しては意識の低さが目立ちました。具体的には「ドラえもんの絵を少し変えて、自分のHPで使ってもいい?」「ドラえもんの絵を自由帳に描いてもいい?」「国語の時間に書いた詩は先生のもの?」という質問の正答率が低かったです。そこで、「著作権についてのクイズをみんなで解きながら、ゴールに向かうゲーム」を行いました。また、同時にIDやパスワードの意味や、セキュリティの大切さについても説明をしました。

 授業後の振り返りシートには、「人の作った作品を勝手にまねしないようにしたいです」「絵や作文にも著作権があることがわかりました」などの感想が書かれていました。今後は、情報をやり取りする際のマナーや危険な情報からの身の守り方などの学習にも取り組んでいきたいと考えています。
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【北名古屋市立師勝小学校】 サイバー犯罪防止講座

 愛知県西枇杷島警察署の方にお越しいただき、6年生と保護者を対象に安全なインターネットの使い方についてお話をしていただきました。最近ではスマートフォンが普及し、小学生でも所持している児童が多くいます。特に、SNSは便利な反面、友達とのトラブルに発展したり、犯罪に巻き込まれたりするということを、実際にあった事例を基に説明していただき、理解を深めました。また、家庭では、危険なサイトをフィルタリングしたり、家族でルールを決めたりして、安全に使うことが大切であるということをお話いただき、保護者とともに再認識することができました。

 講座後の児童の感想には、「SNSにむやみに写真を載せないようにしたい」、「インターネットを正しく使っていきたい」など、講座から学んだことをこれから生かしていこうとする意見が多く見られました。
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【稲沢市立千代田小】スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では、6年前から学校公開日に6年生とその保護者を対象に携帯電話会社の方を講師に迎え、「スマホ・ケータイ安全教室」を行っている。今年度は、対象を4年生から6年生とその保護者に広げていった。

 まず、スマホやケータイを使うときに気を付けるポイントを学習した。「メールでは、相手にどう受け取られるか考えること」「相手の本当の姿は見えないこと」「情報が広がってしまったら取り返しがつかなくなること」など、相手のことを考えることや危険が潜んでいるという意識をもつことの大切さを学んだ。

 次に、トラブルがあったときの対処法や注意点、ルールやマナーについて話を聞いた。
 最後に、感想を交流して振り返りをした。
 この教室で学んだことを、継続して意識できるように、計画的に声をかけていきたい。

【児童の感想】
「スマホを使うときは、時間を決めて、使いすぎないように気を付けたい」
「友達の写真を勝手に他の友達に送ったり、使ったりしないようにしたい」
「友達にメールをするときには、この言葉で本当に大丈夫か、勘違いをされないかなど、何度も確認をしてから送信するようにしたい」
「メールで親しくなって何度もやりとりをしても、相手がどのような人か分からないので、会ったりはしないようにしたい」

【春日井市立高森台中】地域を愛し、愛される高中生に

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 本校は、周囲を緑に囲まれた自然豊かな地域にあり、日頃から地域の方々と花壇づくりや花の栽培を通じた生徒の心を育む活動を行っています。そうした活動から環境への意識も高まり、今年度、生徒会から、「学校周辺の美化にも取り組んでいきたい」との提案がありました。そこで、生徒会が中心になり、ゴミのポイ捨てが多い箇所に「ゴミ捨て禁止看板」を設置し啓発活動に取り組み始めました。このような生徒たちの地域環境をよりよくしていこうとする小さな一歩が地域全体へ広がり、次の大きな一歩になるように更に取り組んでいきたいと思います。

【春日井市立上条小】心のバリアフリー

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 3年生は、「総合的な学習の時間」に【心のバリアフリー】をテーマに学習を進めています。6月27日に車いす体験を行いました。

 「車いすで段差を上るのがどれだけ大変かということが分かりました」「車いすで1メートルぐらい進むのも大変なのに、お出かけするのはとても大変なことなんだな」「車いすは大変なんだと思います」など、心を寄せていました。

 車いすに乗る人が、いろいろな不便や思いをかかえながらも、自分たちと同じように一生懸命生活をしていることを知りました。

【豊田市立四郷小学校】「安全と健康への配慮〜ゲームに熱中すると〜」

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 本校3年生を対象に、ネットモラルの授業をコンピューター室にて行った。授業の始めに「ゲームなどをする時間は決まっているか」という質問をしたところ、31人中24人が「はい」、7人が「いいえ」という回答だった。しかし、決まってはいるものの、きちんと守られている子は、それほど多くはないというのが実態だった。

 授業の流れは、
 ・パソコンの画面で動画を視聴し、内容をつかむ。
 ・約束を守らなかった「けんた」は、どうなったかを考える。
 ・ゲームをするときに気をつけることを考え、発表する。

 振り返りでは、「時間を決めて、言われなくても時間になったら自分でやめる」「もっとやりたくても健康のために我慢する」など、自分の生活を見直す意見をたくさん書くことができた。しかし、あえて授業の最後に子どもたちの大好きな算数の計算ソフト「ナイガイガー」を行うと、熱中するあまり「やめましょう」の指示が一度で聞けない子が多くいた。このことから、自分の意思で約束を守っていくことの難しさを実感させることができた。今回の授業が、生活を見直すだけでなく、実践に結びつくことを期待している。

【一宮市立朝日東小】トイレみがきは 心みがき

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 友達とコミュニケーションを図ることが苦手な児童が年々増えています。「相手の身になって考える」「次に使う人のことを考えて整頓する」といった当たり前のことにも、なかなか気付くことができずトラブルの原因ともなっています。そこで、本校では、友達との関係を大切に思う気持ちと周りの人に感謝する心を育む活動の一つとして、『トイレ掃除に学ぶ会』を実施しています。

 『トイレ掃除に学ぶ会』には、4〜6年生の児童と保護者の希望者が参加しました。トイレ掃除についてのミニ講演会後、ボランティアの方々と一緒に6年生の児童と保護者により、トイレ掃除実習を行いました。

 児童は講演会において、「心を取り出してきれいにすることはできないが、トイレを掃除するという行動を通して心を磨くことはできる」と教えていただいたが、実際にトイレの便器の前に立つと、なかなかそんな気持ちになれませんでした。しかし、一緒に掃除をしてくださるボランティアの方々の優しさに触れるとともに、磨いて徐々にピカピカになっていく便器を目の当たりにし、子どもたちは「掃除してよかった」という気持ちに変化してきました。実習後の感想では「汚れが落ちなくてもあきらめないこと、地道な努力が大切。それは、掃除以外の場面にも共通すると思う」「きれいになったとき、達成感があった。心が磨かれたことを実感した」など、児童の心の成長を感じさせるものが多く見られました。この気持ちを大切にもち続けることができるよう、これからも働きかけていきたいと思います。

【一宮市立奥中学校】1年生の道徳の授業から ー「想いとどけて」−

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 5月27日(金)1限の道徳の授業で、1年生は「想いとどけて」という読み物を通して、情報モラル教育を行った。各家庭においてスマートフォンやタブレットなどの情報機器の普及は目覚ましい。こうした機器は便利ではあるが、使い方を間違えるととんでもないトラブルに巻き込まれる恐れがある。そこで、生徒たちの情報機器の使用の実態を各クラスの中で確認しながら、その使い方について注意すべきことを考えさせるために、道徳の授業を行った。

 本校1年生にアンケートを採ったところ次のような結果が出た。
 ・ケータイやスマホなどを使ったことがある・・・92.9%
 ・親に借りて日常的に使っている・・51.9%
 ・自分専用のケータイやスマホを持っている・・・46.1%
 ・日常的に使っている情報機器で多かったもの
          ・・・スマホ51.9%、インターネット48.0%
 ・情報機器を使って日常行っていること
          ・・・ゲーム65.3%、調べもの59.6% 動画56.4%、
             ライン34.6%
 ・情報機器の使い方で親から注意を受けたことがある・・・41.6%
 ・情報機器を使って友達とトラブルになったことがある・・・6.4%

 今回の授業を通して、「情報機器について、授業を通して考えることができたし、スマホなどを持ったときに習ったことを活用したい」「授業の中で紹介されていたトラブルは十分あり得ることなので、気をつけたい」「注意すべきことが分かるので、今後も情報機器について授業の中で取り上げてもらいたい」などの感想を生徒たちは寄せていた。こうした感想から、道徳の授業に限らず、情報機器に関する学習の機会は必要だと言える。

【田原市立亀山小学校】キャベツの栽培に挑戦!

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 渥美半島は、全国有数のキャベツの産地として知られ、本校のある亀山地区は特に生産が盛んな地域です。そこで、本校では地元の農業を体験的に理解し、ふるさと教育につなげようとPTAの協力を得ながらキャベツの栽培を行っています。

 9月上旬、「汗の広場」(学校農園)に苗を定植し、2月に収穫を行います。収穫作業では、高学年がキャベツを包丁で切り取り、低学年が傷つけないように荷台へ運びます。出荷箱も手分けして組み立てるなど、全校児童が分担して作業を進めます。「少し傷がついただけでも出荷できないんだって。気をつけて運ばないとね」「キャベツってこんなに重いんだね。たくさんの数を運んでいるうちの父さんは毎日すごい仕事をしているんだ」「大丈夫?重いからね、ゆっくりでいいよ」「みんなと一緒だとがんばれるね」など、体験を通して子どもたちは、地域の農業について関心をもったり、農家の人の思いに気づいたり、相手を思いやる心や働くことのよさ、楽しさを実感したりすることができました。

 今後も、多くの人やものと関わる機会を大切に、体験的な活動を有効に取り入れていきたいと思います。

【愛西市立八輪小】ネットワーク社会を生きるための情報モラル

 八輪小学校は、全校児童116名の小規模校です。本校のある愛西市では、「平成27年度学力充実プラン推進事業」の一つとして『スマホ・ゲーム・テレビ独立宣言』に取り組んできました。本校では、児童会の執行部が中心となって一斉下校のときに「スマートフォンやテレビ・ゲームのやりすぎや見すぎに注意しましょう」と呼びかけを行っています。また、児童会が集めた標語を掲示板や昇降口に掲示したり、児童会だよりを通して呼びかけたりして、意識を高めるように取り組んでいます。

 本校でも、スマートフォンやパソコン等を使って、メールやチャット等のSNSを活用した経験のある児童が多数います。多くの情報があふれる社会を生きる子どもたちにとって、情報機器を安全に使うことは大切な力となります。そこで、5・6年を対象にしてメールの仕組みやその特性についての学習を行いました。

 はじめに、メールの便利なところや心配なところを児童の経験や知識をもとに発表させながら、学習を進めました。次に、PC室の中だけでクラスの友達との間でメールの送受信の操作を体験させました。その中で、実際に教師が用意したチェーンメールの受信体験をさせることを通して、受け取ったときの正しい対処方法を学びました。

 授業の後の児童の感想として、「メールは自分の気持ちが伝わるように書くことが大切だとわかった」「メールは便利だけど、危険なこともあることがわかりました」「将来、ぼくはメールをすると思うけど、正しく使いたい」等が聞かれました。今後も、機会を捉えインターネットやメール、LINE等の正しい情報発信やモラルについて知らせていきたいと思います。
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