【刈谷市立富士松東小】立ち止まって考えよう

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 インターネットは分からないことを調べたり、動画を見たりゲームをしたりすることができる、とても便利で楽しいものです。4年生は、1学期にインターネットを使って環境問題について調べ学習をしました。そこで、今回はインターネットでの個人情報の扱いについて考えました。
 「インターネットで調べ学習中、『続きが読みたかったら名前と住所を入力してね』という文が表れました。どうしますか?」の問いかけに、ほとんどの子は「入力しない」と答えましたが、ある子は「先が読みたいから入力する」と答えました。「本当は自分も入力してしまうかもしれない」と思っているかを挙手させたところ、半分くらいの子が手を挙げました。さらに、「入力すると、黒い画面が表れ、お金を払い込むように書いてありました」と伝えると、子どもたちから「怖い」というつぶやきが聞かれました。
 授業の振り返りには「お母さんに聞いて安全も確かめてからにしようと思いました」「インターネットを使うときは、できるだけ親や大人がいるところで使いたいと思いました」と書いてありました。
 有害なサイトと問題のないサイトを自分だけで判断することは難しいので、まずは家族に相談すること、自分だけでなく他人の個人情報も大切に扱わなければならないことを学習することができました。

【大府市立大府北中】辻井先生の「心の授業」を受けて

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 「心の調子は絶好調だよ!という人は手を挙げよう!」

 辻井先生の軽快な明るい語り口に、生徒たちも楽しんで聞いている様子でした。授業者が明るく楽しく前にいるだけで、教室の雰囲気も明るくなるのだと、改めて感じました。
 中京大学教授 辻井正次先生の「心の授業」は、まず自分自身を知ることから始まりました。「自分のいいところを挙げよう」という質問に、「自分のいいところが見つからない」と悩む生徒も多くいました。しかし、班でお互いの良さを伝え合ううちに、生徒の表情も変わっていきました。教員も生徒に交じって参加したのですが、「あなたのいいところは○○だよ」と言われると、大人でもうれしいものです。

 また、気持ちの切替え方法も教えてくださいました。呼吸方法や体ほぐしを全員で一緒に行っているうちに、体が温かくなっていきました。心と体がつながっているのだと感じる瞬間でした。
 嫌なことや苦しいことがあった時、ストレスと上手に付き合うことで、人生が楽しくなるのだと思います。中学生は多感な時期ですから、生徒たちは多くの悩みや不安を抱えています。今回の授業を生かして、生徒には心も体も強い人間になってほしいと強く思いました。

【稲沢市立稲沢西中】 通信機器と上手に付き合おう

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 情報化社会が進む昨今、本校でも通信機器を用いたトラブルや悩み事が多くなったことから、通信機器と上手に付き合うことをねらいとして、毎年一度、全生徒を対象とした情報モラルを学ぶ勉強会を開催しています。勉強会では、実際に世間で起きたトラブルとそのてん末をアニメーションで視聴した後、自分が同じ立場だったら、どのように行動すれば良かったかを考えました。「軽い気持ちで悪ふざけの画像をSNSに投稿したために多額の損害賠償と将来を失った青年」の話や「位置情報の付いた写真を公開したためにつきまといを受けた少女」の話など、実際に起こった出来事を前に、生徒達は真剣そのものでした。勉強会を終えて「友達との日頃のメールやラインでのやり取りでも言葉足らずによるトラブルがおこることがわかった。」「大切なことはきちんと顔をつきあわせて話をしようと思う」などの感想が聞かれるなど、様々なことに気付いた勉強会となりました。情報機器と上手に付き合い続けていくために、今後も続けていきます。

【瀬戸市立祖東中】e-ネット安心講座

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 近年、メールやSNSによるトラブルが急増している。本校においても例外ではなく、「情報モラル」教育に力を入れる必要性を強く感じている。本年度は、10月14日(金)に一般財団法人マルチメディア振興センターが主催する「eネットキャラバン」と題して、携帯やパソコンを安心・安全に使うことを学ぶ講座を開催した。ネット依存、ネットいじめ、ネット詐欺など、生徒たちに迫るネット危機の実態を多くの事例を示してもらうことにより、生徒たちが実感することができ、予防や対策法を意欲的に学ぶことができた。講座を終えて生徒たちは、ネットトラブルを他人事でなく自分のこととして捉えられるようになり、今日学んだことを今後の生活に生かそうとする意欲が生まれた。

【小牧市立陶小】ハッピートークトレーニング

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 11月10日(木)、保健委員会主催の「学校保健委員会」に、講師の方をお招きし、3〜6年生を対象にした、言葉の大切さ伝える「ハッピートークトレーニング」を行いました。
 私たちがふだん使っている言葉は、話す相手だけでなく、自分の心(脳)と体にも大きく影響していることを教えていただきました。
 自分の脳の一番上の引き出しに、「ありがとう・がんばって」などの優しい言葉をたくさん詰め込み、自分や周りの人のためにその言葉を使うことができる子どもたちに育ってくれることを願っています。

【安城市立錦町小】考えようネットの力

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 6年生で、インターネット利用における利点と、情報を発信する際の注意点について考える授業を行った。映像資料で登場人物の行動の理由や気持ちについて話し合った。本時で使用した映像資料は、登場人物の会話や場面の簡単な説明によって構成されているため、読み物資料よりも内容をつかみやすい。児童は時折「これはだめでしょ」「やりすぎ」など思ったことをつぶやきながら視聴していた。話し合いの争点となる場面では映像資料を停止し、話し合いのねらいが明確になるようにした。
  本時のまとめとして、映像資料の終盤に収録された「今回のポイント」を紹介した。一度ネット上に出回った写真や情報は、二度と消すことができないこと、不特定多数の人がその情報を目にする可能性があることなどを伝えた。ふり返りの時間では、これらのポイントをふまえた標語作りを行った。児童は、たった一枚の写真でも人の心を傷つけることや、使い方を誤ることで取り返しがつかなくなることを、標語で表すことができた。

【安城市立安祥中学校】「ありがとう」のあふれる安祥中学校

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 安城市では「命の教育」の推進をしています。
 本年度、本校の取組の一つ目は、「ありがとうのあふれる安祥中学校をつくろう」です。年度当初から、教師も生徒もたくさん「ありがとう」の言葉を言うようにしています。相手を尊重し感謝する気持ちを伝えるとともに、「ありがとう」と言われる「わたし」になることで「自分が人の役に立った」と感じ、自己有用感を高めることができると考えています。
 生徒会では「咲かそう 満開の花 ありがとうから始まる笑顔の一歩」をスローガンに、体育大会や文化祭などの行事に取り組んできました。保健委員会では「サンキューキャンペーン」と題して「ありがとう」の言葉を1日に何回言ったか、又は言われたかをお互いに意識する活動を行っています。体育大会の閉会式では、生徒会長がみんなのためにがんばってくれた仲間や、自分たちを応援してくれた保護者・先生に感謝の気持ちを伝えようと音頭をとり、全校生徒で「ありがとう」を言うことができました。生徒だけでなく、保護者や教師にもすてきな思い出として心に残りました。
 二つ目は道徳の授業の充実です。10月8日(土)には全学級で道徳の授業参観を行いました。(写真)この日の授業のテーマはもちろん「命」。様々な資料から「命」について真剣に考え、意見を発表する生徒の姿が見られました。以下に道徳のノートに書かれた生徒の意見の一部を紹介します。

・「この授業を通して命の大切さを改めて実感しました。7月に起きた障害者が殺されてしまう事件については命への冒涜(ぼうとく)だと思います。難病であれ、障害者であれ、命の価値は変わらないと思います」(3年男子)
・「生きることの意味を考えることができました。本当に小さくても、些細なことでも喜びを感じたら、素直に喜ぶだけで周りの人を笑顔にすることができること、動けなくても人のためにできることがあるとわかりました」(3年女子)
・「こうやってみんなで命について話し合ってみると、ふだんは深く考えることはなかったけれど、よく考えることができてよかった」(2年男子)
・「生きているだけでみんなが幸せになる。自分も幸せなんだと改めて思いました。この授業をやってよかったです」(1年女子)

【蟹江町立新蟹江小】情報機器の正しい使い方

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 近年、インターネットが普及し、自分専用の携帯電話やタブレットを持つ児童が増えてきています。それは本校の児童も例外ではなく、メールなどのトラブルも実際に起こってきています。そこで、情報化社会における情報端末の正しい利用の仕方や、正しく活用するために的確な判断ができる力を身につけるために、6年生に授業を行いました。学習課題を「情報機器の正しい使い方について考えよう」と設定し、FREE Wi-Fiについて意見を出し合いました。Wi-FiやFREE Wi-Fiのマークを見たことがある児童は9割近く、実際に利用したことのある児童も4割ほどいました。使っている機器はゲーム機器が多く、Wi-Fiを利用してオンラインでゲームをしたり、動画サイトを見たりしているようでした。 
 自分たちの経験を基に、Wi-Fiの便利なところと危険なところについて付箋紙を使ったワークショップを行いました。各グループでは、「動画が見放題」「いつでも調べたいことが調べられる」など便利なところが多く発表され、「乗っ取られる」「個人情報流出」などの危険なところも発表されました。インターネットの利用とWi-Fiの違いが不明確で、「いじめにつながる」「課金」「勝手にグループに追加される」などの意見も見られました。授業の感想では「インターネットは危険性もあるので、使い方に気を付けたい」といったものも多く見られました。無料のWi-Fiスポットでは誰でもつなげることができる反面、セキュリティが弱いことが多く、攻撃者の絶好の標的になっています。このことを児童が認識できるように、また、児童が被害者にならないように今後も指導を行っていきます。

【豊橋市立野依小】電子メディアとのつきあい方

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 本校では、電子メディアとの付き合い方を考えていく活動に学校全体で取り組んでいます。10月21日に学校保健委員会がありました。保健委員会の児童がメディアについてのアンケートの結果を発表した後、あいち健康プラザの方から四つの話がありました。
・寝不足で心配なこと
 休みの前には10時過ぎに寝る人が多くなることから、学校の日も休みの日も同じ時刻に寝るとよいことを教えていただきました。
・寝る前に強い光を見るのは駄目
 パソコンやスマホの光に多いブルーライトは網膜まで届いて目を傷つけてしまうため、休憩した方がよいこと。また、寝る前に強い光を見ない方がよいことや、寝る時は暗い方がよいことにも触れていました。
・姿勢は悪くないかチェックしよう
 ゲームをしたりテレビを見たりする姿勢を続けていると、背骨が曲がってしまうことがあることから、背中が丸くなっていないか「姿勢チェック」を全員でやりました。
・電子メディアと付き合うルールを作ろう!
 最後に、この機会にお家の人と話し合って、テレビの時間や休憩のルールや目標を決めて取り組んでほしいとお話がありました。
≪児童の感想≫
・スマホゲームをやり始めると、ずっとやり続けてしまうので、これからは時間を決めてスマホのゲームをしたいです。
・平日に比べて休日の方が寝る時刻が遅いので、これからは10時までに寝ること、ブルーライトが出ていて目に悪いので、電子メディアをあまり使わないようにしたいです。

【豊田市立石野中】「スマホ・ケータイ安全教室」

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 本校では、全校生徒対象の「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。講師の方から、現在の子どもを取り巻く情報環境の多様化、そして、それに伴って起こる問題や犯罪について講話をしてもらいました。具体的なケースをドラマ仕立てのアニメで視聴したり、クイズ形式で学習を進めたりすることで、自分たちの実生活に置き換えて考えを深めることができました。
 生徒の意見の中には「自分や友達の個人情報を簡単にあげてはいけない」「写真の位置情報も悪用されてしまうなんて知らなかった」「情報を取り扱う人の常識感覚が大事」という感想がたくさんありました。今後も機会あるごとに事例を考えることで情報モラル教育を進め、安全で適切な利用方法につなげていきます。

【新城市立新城中】子どものためのスマホ教室

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 生徒の多くが、毎日の生活の中でパソコン、タブレット、スマートフォン、携帯、ゲーム機等を利用しています。その機器からインターネットに接続し、いろいろな情報やアプリを入手したり、友達との会話やゲームを楽しんだりしています。しかし、この便利さ、楽しさだけに意識が向き、生徒たちがインターネットを介した犯罪や被害に巻き込まれる事案が後を絶ちません。
 そこで、本校では、昨年度から全校生徒を対象に、「子どものためのスマホ教室」を実施しています。今年も5月20日(金)に愛知県より受託事業を受けている事業者を講師として招き、1年生は4時間目に、2年生は5時間目に、3年生は6時間目に行いました。
 1年生にとっては初めての内容、また2、3年生にとっては昨年度の話から更に発展した内容になり、どの学年の生徒も真剣に聞き入っていました。便利なスマートフォンも使い方を誤ると、個人情報が特定されたり、架空請求やコミュニティサイトなどから犯罪に巻き込まれたりするなど、一瞬にして危険なものになるということがわかりました。また、悪気はなくても相手を傷つけてしまう可能性があることを、実例を交えて多くの話をしていただきました。
 便利なアイテムであっても、その裏に潜む危険を知っているのと知らないのとでは、これからの使い方も大きく違ってくるのではないでしょうか。正しくICTを活用できるように、ルールやマナーを守って正しく使えることを期待しています。

(生徒の感想から)
・私はスマホを持っていないけれど、「スマホ教室」に参加して改めてインターネットの世界は怖いなと思いました。特にアップした写真から位置がわかるということに驚きました。どこでとったか分からない写真でもアプリを使ったら場所がわかるので怖いなと思いました。私もいずれスマホを持つと思うので、「知識・判断・行動」の三つを常に意識して気をつけてスマホを使おうと思いました。(1年)
・私はよくYouTubeを好んで見ます。急いでいたりすると指がずれ、よく広告にいってしまうので、慎重に、そしてしっかり気をつけ、利用したいです。油断するとすぐに狙われる、そしていつでも狙われているんだなと気づきました。もし自分が機器を買ったのであれば、フィルタリングは絶対つけ、LINEでの会話も注意して、何もトラブルがおきないようにしたいです。一度両親とも相談して、ルールを決めて使いたいです。(3年)

【小牧市立小木小】携帯電話の使い方を考えよう

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 情報化社会が急速に進み、便利で多機能な携帯電話の普及率が高まっています。本時は、学校公開日を利用して、『携帯電話の使い方』について親子で考える機会を持ってほしいと考え、授業実践を行いました。本学級には31名の児童が在籍し、そのうちの9名が携帯電話を所有していました。携帯電話を使ったことがある児童は、ほぼ100%でした。ゲームやカメラ、メールなど、様々なことができる携帯電話ですが、便利なことばかりなのかを学級のみんなで話し合いました。DVD教材『ケータイ安全教室』(NTTドコモ)を視聴し、児童が楽しみながら「三択クイズ」に回答していく形で学習を進めました。「高額な架空請求や犯罪者によるなりすましメール」などに、どのように対応していくべきかを考えさせました。児童たちは「携帯電話に潜む危険性に気付き、慎重に扱うことを学びました。また、保護者からも携帯電話を購入する際『フィルタリング制限』の義務化が定められていることなどを初めて知りました」という声が聞かれました。

【長久手市立北中】合唱コンクールに向けて

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 今年度の合唱コンクールは、10月27日(木)に本校の体育館において行われました。
「クラスや学年の仲間と協力して、一つのものをつくりあげていこうとする気持ちを育てる」をねらいとして、10月5日から全校一斉に練習を開始しました。音楽の授業でも練習しますが、帰りの会を使ってクラスごとに工夫を凝らした練習をしました。指揮者や伴奏者になった生徒は、自分の責任の重さを感じながら仲間とともに熱心に練習しました。初めは乗り気ではなかった生徒も、周りの生徒からの励ましを受けながら練習に取り組みました。 
 本校では、クラス合唱の前に、学年合唱を行います。170人から200人の生徒が三つまたは四つのパートに分かれて歌います。かつての卒業生がそうであったように、今年も3年生がすばらしいものを下級生に残してくれました。3年生のハーモニーや声量に圧倒され、下級生たちは来年に向け、3年生に負けない合唱をしたいと感じている生徒も少なくありません。 
 当日、来校してくださった来賓や保護者の皆様からは、
「あまりのすばらしさに感動しました」
「知らないうちに、子供たちは立派になっているのですね」
といったような感想を頂きました。

【豊橋市立大村小】スマホ・ケータイ安全教室

 10月26日、5年生が、「スマホ・ケータイ安全教室」を受講しました。
 携帯やスマートフォンはなくても、ゲーム機でインターネットを利用している児童は多くいます。子どもたちは、インターネット上での様々なトラブルの実例を基に学びました。「知らない人とつながる怖さ」「情報がどんどん広がって二度と消すことのできないこと」「たった一枚の写真から自分の情報が漏れてしまうこと」など、今まで思いもしなった怖さが潜んでいることに驚きを感じていました。
 受講後の感想では、「文字だけだと相手に誤解されることがあるので、自分の気持ちを正しく伝えるために顔文字や絵文字を使う」「フィルタリングをかけるだけでなく、そのサイトが安全かどうか疑うことが大切」「困ったときには親や先生に相談する」など、安全に利用するための意識が高まったことが感じられました。
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【蒲郡市立大塚小】〜地域の力を結集して、美しい大塚海岸を守ろう〜

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 大塚町は、南に三河湾を望み、北には県指定の天然記念物ヒメハルゼミが生息している御堂(みどう)山があり、海と山に囲まれた自然豊かな地域である。子どもたちは、一小一中の体制の中で地域の方々に見守られ、伸び伸びと生活している。
 本校では、縦割り活動の一つとして、大塚海岸の清掃を毎年行っている。中学校だけではなく、地元の高校や公民館等とも連携し、既に30年以上続いている地域をあげての活動でもある。大塚地区の保護者・地域の方々と交流を図りながら大塚海岸を清掃するこの活動は、自然を大切にする心を育てるとともに、地域社会に奉仕することで、地域社会の一員としての自覚を高めることをねらいとしている。

 本年度は、6月11日(土)に行われた。天候に恵まれ、かなり暑い日であったが、皆で声を掛け合いながら協力して活動を行った。保護者や中学生とともに汗を流しながら、地域の役員の方に刈っていただいた草を集め、ごみを拾い、きれいな海岸にすることができた。保護者とともに作業することが楽しく、大変な作業を笑顔で行う子どもたちの姿があった。活動後の子どもの日記から、やりきった満足感がうかがえる。

<児童の日記>
 小学校で行う海岸清掃は最後です。今回も外は晴れていてとても暑かったです。中学校のお兄さんやお姉さんも一緒にやりました。私は、通学団長で、皆に袋を配ったり目的地まで先導したりしました。最初は、草や枝がたくさん落ちていて、こんなにやるの?と思いました。でも、皆で協力したので、思ったよりも早く、草や枝がパンパンに入った袋が10個くらい集まりました。袋に入れるとき、手がチクチクして痛かったけれど、お父さんやお母さんたちが手伝ってくださったので、作業が進みました。中学校になっても、海岸清掃を頑張りたいです。(6年女子)

【清須市立星の宮小】福祉実践教室

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 本校では、毎年、講師の方を招き、5・6年生と希望する保護者の方が参加して福祉実践教室を行っています。本年度は、全体での講演を聴いた後、「手話」「点字」「車いす」「認知症理解」の4教室に分かれて体験しました。
 手話では、講師の先生から目の不自由な方がどのようにコミュニケーションをとっているのかを教えていただきました。手話や身振り、口話を体験し、その難しさを感じました。点字では、点字器を使って文字を打ち込みましたが、思うように穴をあけるのは大変でした。車いすでは、他の児童を障害物として、それをよけるように車いすを動かす体験をしました。車いすの試乗自体は楽しくても、車いすの重さや曲がったりバックしたりすることの難しさを知り、日常を車いすで過ごす苦労を考えることができました。認知症理解では、お年寄りや認知症の方にどう優しくすればよいのか二人組で劇をしながら学びました。
 児童からは、「足や目、耳が不自由なのはとても大変だと感じた。街で出会ったとき積極的に声かけなどをしたい。困っている人がいたら手伝ってあげたい」などの感想が聞かれました。福祉実践教室を通して、困っている人、手助けが必要な人がいれば、その人の立場に立って、互いに助け合うことが大切であることを感じ、いろいろな場面で自分たちができることを行っていこうという気持ちを育てることができました。

【豊田市立野見小】豊かな人間性を育む「なかよしタイム」&「法眼週間」

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(1)思いやりの心を育む「なかよしタイム」
 高学年の自主的・実践的な態度を育てるとともに、異学年の相手を思いやる心や認め合う気持ちを育てることをねらいとして、全校の子供たちが縦割り活動を行っている。「なかよしタイム」は、月に1回、64の縦割りグループで長放課に共に遊ぶ活動である。6年生がリーダーとなり、遊ぶ計画を立て、全校児童が楽しいひとときを過ごしている。1月末には、1年間一緒に過ごしたグループの仲間と協力して、「スペシャルなかよしタイム」を開催している。
(2)子どもの良さを広める「ほうげん週間」
 9月に「ほうげん週間」と銘打ち、子供たち一人一人が感謝、思いやり、礼儀、奉仕の心を育む機会を設けている。「ほうげん週間」はJRC委員会が主催し、児童朝会で、小さなボランティア活動(チョボラ)を具体的に紹介し、活動の意欲づけを積極的に行う週です。期間中、チョボラカードに実践した活動内容を記入し、熱心に取り組んだ子供たちに、JRC委員会が「ありがとうカード」を渡している。

【春日井市立藤山台小】メールで伝えるときに配慮したいこと

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 クラスの子どもたちとの何げない会話の中で、スマートフォンやインターネットについての話題をよく耳にすることがある。そこで、メールに関して事前にアンケートを行ったところ、
 ・ 自分でメールを送ったことがある   19人
 ・ 家族がやっているのを見たことがある 12人
 ・ 全く知らない             3人
という結果となり、4年生でも多くの児童が実際にメールのやりとりをしていることが分かった。今後はもっと多くの児童が利用するようになると予想される。
 そこで、4年生を対象に「事例で学ぶNetモラル」を使い、メールのやりとりでトラブルになりやすい言葉の表現について学習した。
 「友達からの誘いに対して、返事をメールで送る」という具体的な状況設定の中、「いいよ」という曖昧(あいまい)な表現から生まれた誤解に対して、どのように伝えればよかったのかを考え、グループで意見交換を行った。
 感想を書く場面では「勘違いされない言葉を使う必要がある」「相手に送る前にきちんと内容を確認した方がよい」「曖昧にならないように言葉を付け足すことが大事だと思う」など、自分の学びをしっかり書くことができていた。
 今後も児童がNetツールを正しく活用していけるよう、情報モラル向上についての啓発に努めていきたい。