【豊橋市立松葉小】情報モラル あなたは知っていますか?

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 本校では、夏休み前に5、6年生を対象にスマホ・ケータイ安全教室の出前授業を行っています。今年で3年目になります。近年は、携帯電話やスマートフォン、タブレットを持つ児童が増えるとともに、トラブルに巻き込まれることが予想されるため、このような出前授業を、毎年行うことにしています。
 講座の内容が、子どもたちの現状に即していたので、わかりやすく、自分のことに照らし合わせながら聞くことができました。また、毎年同じ内容ではなく、その年、その年で異なります。
 昨年度は、ゲームの課金などについて教えていただきました。子どもたちは、身近な内容に聞き入っていました。本年度は、SNSでの書き込みについて気をつけることをクイズや映像を交えて教えていただきました。その授業で、「SNSは怖いと思いました。1回の書き込みで世界中に広がってしまうので怖いと思いました。書くときは、人の個人情報を載せないこと、面白半分にやってはいけないことが分かりました」という感想が聞かれました。この授業を通して、多くの子がインターネットの便利さの裏に潜む恐ろしさを、十分理解することができました。
 このように、情報モラルについて継続的に取り組むことで、子どもたちの意識を更に高めていきたいと思います。

【あま市立伊福小】福祉実践教室で福祉の心を!

 本校では、障がいをもつ方と身近に接したり、話を聞いたり、福祉体験をしたりすることで、福祉への関心を高め、福祉の心を育てることをねらいとして、毎年、5年生を対象に「福祉実践教室」を実施しています。
 前半は、自転車で走行中にトラックにはねられるという事故に遭い、背骨が折れて歩けなくなり、車椅子で生活をしてみえる方の話を聞きました。後半は、車椅子体験、高齢者疑似体験、手話体験の3つのコースに分かれて、体験活動を行いました。
<児童の感想>
○ ぼくは、手話体験をしました。なぜ手話体験にしたかというと、手話って何だろうと思ったからです。お母さんに、「手話に決まったよ」と話したら、お母さんも手話を知っていました。「何で知っているの」と聞いたら、保育士のお母さんは、「耳の不自由な子がいたときに、保育園で話ができるように、手話を勉強したんだよ」と教えてくれました。すごいなあと思いました。今日の体験で、「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「バナナ」「りんご」「うし」「みかん」などを教えてもらいました。やってみたら、覚えやすくて、すぐに覚えることができました。もっといろいろ手話を覚えてみたいと思いました。もし、これから、耳の不自由な方に出会ったら、今日教えてもらった手話で話をしてみたいなあと思いました。(男子児童)
○ 手話を教えてくれた二人の先生の中の一人は、3才の頃に高熱で耳が聞こえなくなってしまったそうです。やがて、小学生になり、お母さんと一緒に口話や手話などを勉強したそうです。そんな小さい頃から勉強をして、口話や手話を身に付けるなんて、本当にすごいと思いました。私だったら、あきらめていたかも知れません。(女子児童)
○福祉実践教室を終えて、たくさんのことがわかりました。障がいをもっている方の力になるには、今回のような体験を通して、障がい者の方たちについて知ることが第一歩なんだなと実感しました。今回のような体験や交流会に積極的に参加し、もっともっと役に立つ知識を身に付けたいと思います。そして、障がいのあるなしに関係なく、みんなが笑って暮らせるような温かい社会になっていくように、私も努力していきたいと思っています。(女子児童)

 福祉実践教室を通じて、子どもたちは、障がいを理解し、思いやりや助け合うことの大切さを学んだようです。これからも「福祉実践教室」を通じて福祉の心を育てたいと考えています。 
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【一宮市立末広小】親子ピカピカ大作戦

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 一宮市のほぼ中心、一宮駅の西側に校区が広がる末広小学校では、木の葉が舞い落ちる時期に『親子ピカピカ大作戦』を行っています。授業参観の後、親子で一緒に下校し、通学路近くの公園のごみを拾ったり、落ち葉を集めたりします。
 「毎日通る道に面した公園」や「友達や家族と一緒に遊ぶ公園」を、みんなできれいにしようと、親子で力を合わせて清掃をしました。落ち葉やごみでいっぱいになった大きな袋が幾つもできました。きれいになった公園はとても気持ちよく、達成感も感じられます。
 また、この行事に際して『心のキャッチボール』という手紙を書いています。事前に子どもたちから保護者へ、事後には、保護者から子どもたちへの言葉をプリントに書いて送り合います。「がんばるね、きれいにしたいね」「たくさん拾ったね、気持ちよくなったね」という、温かい心のキャッチボールがたくさん見られました。

【みよし市北部小】「ありがとう」の気持ちを伝えたい

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 休み時間。校庭では外遊びを楽しむ子どもたちの歓声が響く中、校長室前の「ありがとう貯金箱」には、静かに鉛筆を走らせる子どもたちの姿がある。
・いつもあそんでくれて、ありがとう。つうがくろのときも、てをつないでくれて、ありがとう。(1年男児から2年男児へ)
・いっぱいあそんでくれて、ありがとう。(1年男児から6年女児へ)
・このがっこうは、たのしくていいところです。ずっといたいです。(1年男児から校長先生へ)
・アメリカから日本に来てくれてありがとうございます。北部小学校はとても良い学校です。あいさつがしっかりできます。勉強も助け合いも全力です。(6年女児からアメリカのお客さまへ)
・(校内学習発表会後)歌とげきがじょうずでした。歌はきれいな声で、げきはねずみになりきっていたのがよかったです。(3年女児から1年生のみなさんへ)
・(校内学習発表会後)ありがとうカードを書いてくれてありがとう。○○ちゃんのとかいのねずみは、めっちゃかわいかったよ。本番も校内発表会いじょうにがんばって、たのしんでね。(6年女児から1年女児へ)
「ありがとう貯金箱」は、日ごろなかなか言葉にできない「ありがとう」の気持ちを相手に伝えることのできる魔法の箱。温かい心を届けたくて、今日も子どもたちは誘い合ってここを訪れます。 

【稲沢市立法立小】情報モラルについて学習しました

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 パソコンや携帯電話が普及し、インターネットやSNSなどが、子どもたちにとって身近なものになっている昨今、情報モラルについての学習が重要になってきます。そこで、6年生の児童が、学校のホームページを教材にして、情報モラルの学習をしました。写真や作文などの掲載について、個人情報保護法があり、自分の好き勝手に掲載をすることができないことを学習しました。そのために、4月にそれぞれの家庭にホームページへの記載許可の確認を調査していることや掲載する小さな写真についてもチェックしていることを知らせました。子どもたちからは、「好きな写真を載せていいと思っていた」「ホームページを作るにもいろいろな決まりがあるんだ」などの声が聞かれました。
 今後、子どもたちが情報モラルの大切さを理解し、インターネットなどを活用し、学習や生活に生かしていけるように様々な機会を捉え、指導していきます。

【知立市立知立南中】職人さんの仕事を見よう、伝統文化のよさにふれよう

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 9月23日に講師として、地元の老舗和菓子屋の店主をお招きし、「職人から学ぶ会」を行いました。生徒が働くことの意義について考えるきっかけとなるよう、職場体験学習の一つとして、また、日本の伝統文化のよさを身近に感じることができるよう、「和菓子のデザイン」の美術の授業とも関連させた講演会を行いました。
 講演では、生徒の目の前で、道具を巧みに使いながら、ほんの数分で和菓子を手際よく作られる職人さんの姿に生徒は感銘していました。「さくらんぼをイメージして和菓子を作るとき、実際のさくらんぼのようには作れないが、さくらんぼからイメージしたもの(実演では、桜の花びらにさくらんぼの実をつけたものを作られていました)を本物に見立てて和菓子を作っている」と、和菓子を作る上での一工夫についても話されていました。
 講演を聴いて、お客様が目で見て、手にとって食べて、味わいながら楽しむことができるよう、きめ細やかな配慮がなされていること、職人としてのこだわりを感じました。講演後、「和菓子はふだん、あまりなじみがなかったのですが、職人さんがこだわりをもって、和菓子を作っていることが分かりました。また、一つ一つの作業を丁寧に、そして手際よく短時間で和菓子を作っていて、本当に職人さんの仕事はすごいなと思いました」と生徒が感想を書いていました。
 ふだんなかなか接することのない地元の職人さんの仕事ぶりを垣間(かいま)見て、働くことについて思いをはせ、伝統文化をめでるよい機会となりました。

【一宮市立木曽川中】「スマホを使うときの心構えについて学ぼう」

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【一宮市立木曽川中】「スマホを使うときの心構えについて学ぼう」
 本校では、夏休みを迎えるに当たり、スマホに関するトラブルに巻き込まれないようにするため、全学年を対象として、スマホ・携帯電話の使用やインターネットの利用についての指導を行いました。

 主な指導内容は、以下のようなものです。
(1)利用時間について
(2)個人情報の扱い方
(3)事件や事故の加害者にならないために
(4)事件や事故の被害者にならないために

<生徒の感想から>
・スマホは自分の使い方次第で人生を壊してしまったり、役立つものになったりするので、正しい使い方を心がけたいと思う。
・スマホの使用について、自分だけの判断で行動するとトラブルに巻き込まれてしまうため、家族で話し合って設定した方がよいと思った。 

【南知多町立日間賀中】夢を叶える脳と言葉の使い方

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 11月15日(火)の5・6時間目に、「ハッピーはあなたの心と言葉が決める!〜夢をかなえる脳と言葉の使い方〜」をテーマに講師の方をお招きし、御講演を頂きました。
 前半は、3〜4人で「大人になった自分」をテーマにグループトークを行いました。内容は、大人になった自分はどのような仕事をして、どのような暮らしをしているのかということを事前に考えておき、それをもとにインタビュー形式で話を進めていくというものです。自分の考えを伝えたり、相手の考えに対して質問をしたりすることで、将来のことに真剣に向き合う良い機会となりました。

 後半は、講師の先生から、「幸せな生き方」についての講演をしていただきました。しなやかな心をもつことの重要性や、放つ言葉の選択によって、その後の行動がプラスにもマイナスにも転じるということを、画像を用いてわかりやすく説明していただきました。生徒の事後の感想文では、「すぐに『わからん』『無理』というネガティブな言葉を使ってしまうが、これからはそうした発言をせず、ポジティブな発言をします」「自分の考え方次第で、周りの見え方が変わるということを知ることができて良かった」といった感想がありました。

 生徒も保護者も教員も、とても貴重な時間を過ごすことができました。

【瀬戸市立下品野小】 「下小チャレンジ」を通して道徳的実践力を育てる取り組み

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 下品野小学校では、例年12月初めに、「下小チャレンジ」と称して、縦割り班でゲームを楽しむ児童会行事を行っています。昨年度、この共通体験活動「下小チャレンジ」を通して、感謝の気持ちや相手を思いやる気持ち、社会的な役割の自覚と責任などの道徳的実践力を、より効果的に育成するプログラムを実施しました。
 道徳の時間に道徳的価値について考え、GWT(グループワークトレーニング)で協力することを学び、学級活動の時間に「下小チャレンジ」での自分の目標を立てます。そして、本番を迎えます。終わった後には振り返り、低学年から高学年に感謝の手紙を渡します。
 縦割り班での活動は、低学年と高学年でのペアを基本にしています。「下小チャレンジ」当日は、高学年の子が低学年の子の手を引いて歩く姿や、ゲームのやり方をわかりやすく話してあげる姿が見られました。感謝の手紙を読んだ高学年の子からは、「喜んでもらえてよかった」「もっと、優しくしてあげればよかった」との声が聞かれました。
 今年度も、12月8日に「下小チャレンジ」が計画されています。児童一人一人の心に響く体験活動となり、更に道徳的実践力が育つことを期待しています。

【小牧市立小牧原小】メールで伝えるとき

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 便利で手軽なメールですが、行き違いが起こることも多く、そのことで友達同士のトラブルに発展することもあります。今日は、3年生の児童に「メールで伝えるときに気を付けなければならないこと」と題して授業を行いました。
 「いいよ」や「結構です」「おかしい」「大丈夫」など、メールのやりとりでは誤解を招きやすい言葉の表現があること、同じ表現でも声で聞くのと文章で見るだけとでは受け取り手の印象が違うことなどを学びました。
 授業後、子供たちは「メールで伝えるときは、ちゃんと相手に分かるかどうか確認しなければならない」「勘違いされない文章にしなければならない」「気持ちも伝わるように文章を書かなければならない」など、自分が授業を通して考えたことをワークシートに書いていました。今後も情報モラルの授業を通して、子供たちが情報通信機器を正しく活用していけるように努力していきたいと思います。

【大府市立大府西中】携帯電話・スマートフォンの適切な使い方を考える

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 大府西中学校では、昨年度、各学級で「携帯電話・スマートフォンの適切な使用法」についての授業を行い、それをもとに生徒議会でも話合いを行いました。その結果、
・保護者と相談してルールを決めます。
・使用時間や保護者に預ける時間を考えます。
・仲間の悪口は書きません。
 この3点をまとめ、全校生徒に呼びかけました。
 また、生徒議会の議員を中心に、各学年が携帯電話やスマートフォンに関する使い方の標語を決め、各教室に掲示して、いつでも意識できるようにしました。
 本年度も1年生が昨年度同様「携帯電話・スマートフォンの適切な使用法」と題して、LINEやネット上で起こった事件について学ぶ授業を行いました。
 この授業で、多くの生徒が「保護者と相談して、ルールを守って使うことが大切だと思った」とか「携帯電話・スマートフォンは便利な面と知らない人と話す怖い面があると分かった」という感想をもちました。そして、今、学んだことをもとに、1年生の議員を中心に1年生のための携帯電話やスマートフォンに関する使い方の標語を作っています。次の全校集会で全校生徒に発表し、各教室に掲示する予定です。
 これらの活動を通して、ネットマナーに関する正しい知識の習得と携帯電話やスマートフォンの正しい使い方をみんなで身に付けることができるようにしています。

【安城市立梨の里小】情報モラル「少しだけなら、大丈夫かな?」

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 梨の里小学校の3年生にインターネットの使用についてアンケートしたところ、3分の2の子が家庭でインターネットを使用していることがわかった。内容は、「ゲームをする」、「動画を見る」、「調べ学習をする」という順に多かった。使用する際には、家の人と約束を決めたり、お金のかかるサイトには入れないようになっていたりする家庭もある。ほとんどの子は、インターネットにまつわるトラブルを知らないという現状である。
 そこで、文部科学省作成の「小学校道徳 読み物資料集」の中の「少しだけなら」を資料に使い、児童の情報モラルの育成について、授業を行った。
 この資料は、「家でインターネットを使っていた主人公の男子が、パソコンの中に興味深いサイトを見つける。母親との約束で一度は見るのをあきらめるが、『少しだけなら…』とサイトを見た上に、自分の住所なども入力し始める。そのとき、事前にセットしていたタイマーが鳴り、約束を破ってしまった自分を省みる」というものである。あやしいサイトに個人情報を入力しようとする主人公の「少しだけなら大丈夫」の気持ちを考える場面では、約束と誘惑の間で揺れ動く主人公の葛藤する気持ちを考えることができた。資料後半ではお母さんに「約束を守れてえらかったわね」と言われ、後味の悪い気持ちの主人公にも共感していた。
 実際にありがちな話だけに、子どもたちは、やってはいけないことだとわかっていても誘惑に負けそうになる主人公の気持ちに寄り添い考えることができた。そして、インターネットを使うときには、「時間を決める」「あやしいサイトは見ない」「個人情報を入力しない」という約束をしっかり守る大切さについて、気付くことができた。

【春日井市立篠原小】地域・家庭・全校挙げての「みどりのまつり」

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 本校では、毎年11月の「みどりのまつり」で、鬼まんじゅう作りとなかよし班(縦割り班)の出し物を行っています。
 鬼まんじゅう作りは、5月に6年生がサツマイモを植えるところからスタートします。秋まで6年生が大切に育てたサツマイモを、1年生が掘り、2年生が洗い、3年生が皮をむき、4年生が切り、5年生が鬼まんじゅうにします。全校挙げての鬼まんじゅう作りのリレーが「みどりのまつり」でゴールを迎え、「みんなで作った」鬼まんじゅうを収穫の喜び、食への感謝とともに頂きます。「おいしかった。最後だから」と鬼まんじゅうのことをしんみり話す6年生の言葉に6年間の重みを感じ、じんとくるものがありました。
 なかよし班の出し物は、下級生の意見を聞きながら、6年生が中心に考え、準備をします。当日は前半・後半でそれぞれの班の子どもたちがお店屋さん役とお客さん役を交代で行っています。お店屋さん役では、宣伝、ゲームの説明、計時や道具の準備等、学年に応じた役割を6年生が割り振り、それぞれが責任を果たそうと全力で活動します。また、地域の老人会「高砂会」の方も、子どもたちのためにパターゴルフの出し物を行ってくださっています。保護者や福祉施設の方には、鬼まんじゅうを食べたり、出し物のゲームに挑戦したりしていただいています。高学年にとっては、立案・実行する力、相手を思いやり、自分の意見をどのように伝えるかのコミュニケーション能力を高める絶好の場となります。
 4月から行ってきた縦割り班活動も「みどりのまつり」で山場を迎え、ぎこちなかった高学年がこのまつりが終わる頃にはすっかり頼もしくなります。こうした様子が下級生の手本となり、次の6年生、また次の6年生へとつながり、本校の「心の教育」の積み上げとなっています。下級生からの「6年生のような6年生になりたい」という声、6年生のやり切ったという顔が、何よりの成長のあかしだと感じます。

【碧南市立日進小】友達のよいところをたくさん見つけよう

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 本校では、「自分や友達のよいところを見つけ、互いに認め合うことができる児童をめざして」というテーマで心の教育活動を推進しています。
 日ごろ保健室には、自分に自信がない子や、相手に気持ちをうまく伝えられない子等、心の悩みを抱えている児童が数多く来室します。そういった実態を改善し、自分のことを好きになってもらおうと、昨年度から様々な取組を行ってきました。
 学校保健委員会では「リフレーミング」について学び、意外と気付いていない自分のよさを見つけることができました。また、児童の保健委員会が中心となって「いいとこみつけ」活動を実施し、友達同士でよいところを認め合い、「私も友達もうれしい気持ちになる」ということを実感することができました。
 しかし、このような取組をしていても、「自分のことが好き」という児童は47%で、約半数の子が自分のことを肯定的に捉えることができていないのが現状です。
 そこで、今年度は「いいとこみつけ」活動の回数を年2回と夏休みの計3回に増やしました。また、回数を増やすだけでなく、「観察ポイント」を全校に発信したり、昼の放送や廊下の掲示板で「PR活動」を行ったりしました。その結果、お互いに認め合う機会が増え、「ちょっとしたことにも気付いてもらえてうれしい」「友達のいいところを真似(まね)してみようかなと思った」などと、お互いの魅力に気付くことができる児童が昨年度よりも多くなりました。事後アンケートでは全体の93%の児童に前向きな回答が見られ、「いいとこみつけ」活動の方法を改めたことで、友達のよいところを見つけ、互いに認め合うことができました。
 本校では、今後も継続的に「いいとこみつけ」活動を行っていくとともに、活動そのものを家庭や異学年交流に広めていき、「自分のことが好き」と思える児童を更に増やすため「他者から認めてもらえる」活動を増やしていきたいと考えています。

【常滑市立鬼崎中】「感情の力〜感情が教えてくれること〜」

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 11月4日(金)、5・6時間目に第2回学校保健委員会が開かれました。今回は1・2年生が講演を聴きました。講師は鬼崎中学校スクールカウンセラーの先生です。テーマは「感情の力〜感情が教えてくれること〜」です。先生は岩手県の出身で、東日本大震災の被災者でもあります。震災の話やダーウィンの進化についての話なども取り上げ、「感情」についてわかりやすく話をしてくださいました。また、途中「チェックシート」を使って、自分自身がどんな感情をもちやすいかを振り返ることができました。感情がどんな力をもっているかを深く考えるよい機会となりました。
【生徒の感想】
○人が支え合って生きているというのは、感情や勇気が大きく関係していることが分かりました。だから自分も周りの人に勇気を与えられるように、まず自分のことを見直していきたいです。
○人と人の間に起こる感情についてとても考えさせられました。お互いの感情に火をつけることが何度も起きるとパイプができ、それが絆(きずな)だということが一番印象に残りました。友達をすごいなあと思った尊敬の感情と、自分もああなりたいという感情で、やる気が出たということがあったので、感情はとても大切だと思いました。

【半田市立乙川東小】緑化活動 〜花いっぱいの学校〜

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 乙川東小学校では、昭和43年からFBC(フラワーブラボーコンクール)活動に取り組んでおり、45年以上の歴史を重ねてきています。校訓「たくましく 心ゆたかに 大きくのびよう」で目指す子ども像を、緑化活動を通して具現化させています。今年度も、「花いっぱいの学校 乙川東小学校」を目指し、年間を通じて、様々な活動をしています。
 主なものとして、一人一鉢(4年生以上は二鉢)花を育てています。ペア学年で黒ポットの苗を鉢に植え替える作業をします。高学年の子が低学年の子に土入れの見本を示したり、重い鉢を代わりに持って運んだりしています。ペア同士で鉢を隣りに置いて、登校時に、毎朝水やりもしました。「私のお花、元気に咲いてるよ」と、教師や友達に笑顔で報告する姿が見られました。
 4〜6年生による緑化委員会による活動では、花壇の中やその周りの植え込みの草を一本一本抜きました。また、丈夫な花が少しでも長い間咲くように、こまめに花がらを摘(つ)み、枯れた葉も一緒に取り除きました。夏休みも高学年児童、PTA、職員が輪番で、毎日水を欠かさずにやりました。メイン花壇を始め、プランターや雑木などに丁寧に水やりをしています。
 子どもたちが、花づくりの作業を通して、勤労の尊さ、奉仕の喜びを体感することができました。また、花の美しさを感じ、植物を愛する心・命の大切さを学ぶ活動になっています。

【津島市立天王中】〜気持ちを伝える・聞く名人になろう  コミュにこキャンペーン〜

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 10月20日、あいち健康プラザから講師を招き、『心の健康』と題して保健集会を行いました。グループワークを通して、気持ちよくコミュニケーションをとるポイントや自尊感情を高める言葉などを学びました。
 後日、学んだことを生かす『コミュにこ』キャンペーン期間を設け、「(1)ぼく・私メッセージで伝える。(2)具体的に伝える。(3)にこやかに伝える。(4)相手の顔を見て聞く。(5)あいづちを打って聞く」の5つの『コミュにこ☺ポイント』をチェックし、自分のコミュニケーションの仕方を振り返りました。「友達との接し方を改めて考えることができるいい機会だった」「気持ちよくコミュニケーションをとるコツを知ることができた」など望ましい人間関係を築く方法を発見することができたようです。

【尾張旭市立三郷小】心を育てる「ハッピータイム」

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 「ハッピータイム」は、読書週間中の朝に6年生が1年生に読み聞かせをする時間です。6年生が、1年生と交流する中で、相手を思いやる心や最高学年としての責任感や自覚をもつことをねらいとしています。6年生は1年生の顔を見ながら優しく絵本を読み、1年生は夢中になって読んでいる6年生にどんどん近づいていきます。
 6年生は、「ハッピータイム」の準備として、絵本選びをします。低学年図書室で1年生が喜びそうな絵本を一生懸命探します。そして、選んだ絵本で読み聞かせの練習です。どうすれば、1年生が喜んで聞いてくれるかを考えながら練習します。

 迎えた当日、1年生は、朝からうきうきして6年生のお兄さんやお姉さんを待っています。読み聞かせが始まると、食い入るような真剣な表情で聞き入る1年生。それに応えるように優しい笑顔で真剣に読んでいる6年生。「ハッピータイム」は大成功。
 「面白かった。ありがとう。また、読んでね」という1年生。6年生への感謝と「自分も6年生になったら読んであげたい」という気持ちも芽生えたのではないでしょうか。
 「1年生が喜んでくれるか心配だったけど、真剣に聞いてくれてうれしかった」と満足そうな顔の6年生。「1年生の喜ぶ顔が見たい」「喜ぶ声を聞きたい」という思いで、6年生はしっかり準備をして「ハッピータイム」に取り組んできました。この姿勢は三郷小学校の伝統であり、これからも必ず受け継がれていくと思います。

【常滑市立常滑西小】気持ちのよい一日を、「あいさついっぱい常西隊」

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 本校では、あいさつを大切にしています。毎朝のあいさつ運動には、地域の方々もたくさん協力してくださっています。さらに、児童会の呼びかけで「あいさついっぱい常西隊」が有志で集まり、活動しています。「あいさついっぱい常西隊」の気持ちのよい声が、学校中に響いています。
 また、各学級が順番に校門に立ち、朝のあいさつをしています。自分の学級が担当の日になると、学校に着いた児童から、登校してくる児童に向けてあいさつをします。知っている子も知らない子も、とてもよい笑顔であいさつを交わし、心の交流を図っています。
 11月にはあいさつ週間を設け、さらに大きな声であいさつすることができています。挨拶週間に向け、児童会があいさつ標語・イラストを募集し、全校のみんなであいさつについて考えました。スローガンは「あいさつで 笑顔広がる 朝の道」に決定し、低学年から高学年まで、よく考えられた作品が集まりました。教室の扉には「あいさつシール表」が貼られています。1日5回以上あいさつをすると、1枚シールを貼ることができます。朝の「おはよう」だけではなく、「こんにちは」「ありがとう」などいろいろなあいさつが一日中交わされています。今後もあいさつを大切にし、あいさつ運動を通して交流をしていきたいと考えています。

【愛西市立立田南部小福原分校】インターネットを楽しく安全に使おう

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 インターネットは、様々な情報を短時間で調べることができる便利なツールです。児童にとって、インターネットは、学校でも家庭でも便利で身近なもので、その快適さは体験していますが、近年、社会問題となっているネットの落とし穴については、ほとんど知りません。今回の授業では、インターネットを楽しく安全に使うために気を付けるべきことを、ネットマナーに関するサイトを使い、5つの注意点について学習しました。

・名前、住所、顔写真などの個人情報を書き込まない
・人の心を傷つけることを書き込まない
・インターネットを使っていて困ったり、迷ったりしたときは、大人に相談する
・インターネットを使う約束事を決めておく
・他人が作った絵、写真、文章を勝手にコピーし、ネット上で使わない

 本物の悪質なサイトに見立てた画面を指示に従ってクリックして進むと知らないうちに、法外な金額を請求されてしまう仕掛けになっています。授業後の感想では、「インターネットは危険な面もあるので正しく利用することが大切だと思った」「個人のことを書き込むことは怖いので、絶対やってはいけないと思った」などの感想が聞かれました。この授業を通してネットに潜む危険な落とし穴に気付いたようでした。