【犬山市立犬山北小】温かい関係つくり〜ペア活動を通して主な活動はペアで給食を食べ、会食後レクレーションをする「ペア弁当」。高学年が低学年に本の読み聞かせをする「ペア読書」。ペアで簡単なストレッチや運動を行う「ペアで体作り運動」などであり、互いに優しい関わり合いができるように工夫されています。子どもたちは異学年と触れ合うことで、優しい縦のつながりが芽生え、その関係が代々受け継がれています。今後も子どもたちの思いやりを育てるペア活動を、工夫して行っていきたいです。 【稲沢市立稲沢西小学校】うさぎもわたしも生きている今年度は、飼育していたうさぎが死んでしまったり、新たにうさぎの赤ちゃんが誕生したりしたこともあったため、うさぎを通して、一段と命の尊さを感じることができました。 今後も、日々の生活の中や、道徳などの時間を通して、命の大切さについて考えていきたいと思います。 【愛西市立佐織中】スマホ・ケータイ安全集会に参加してSNSに写真を載せると、どんな情報が分かってしまうのかをグループで相談する場面では、「制服が写っていたらどこの中学かわかる」「中学校で待ち伏せされるかも」などといった意見が出ました。また、一度インターネット上にアップされた写真は回収することができないことも学びました。 また、友達同士のSNSでのメッセージのやり取りの中でけんかになってしまった事例を紹介していただき、実際にどのように伝えたらよかったのかを考えました。実際に会っているときは、表情や声の調子などのノンバーバルなものと一緒に伝えるため、短い言葉でも自分の気持ちが伝わりますが、SNSなどで送るときは、自分の意図が正確に相手に伝わりません。そのため、適切な言葉を選んだり、伝え方を工夫したりしなくてはならないことを学びました。 【豊橋市立多米小】 三世代で楽しむ 昔あそびの会子どもたちは、それぞれ2つの講座を選び、講師の説明や実演の後、実際にやってみました。けん玉講座では「あなたがこんなに上手とは知らなかった。お母さんにも教えてよ」という母親に得意げに教える子どもの姿がありました。コマ回しでは、講師に手取り足取り習いながら、「わからない。できない」と言いながらも何度でも挑戦し「できた!」との歓声を多く聞くことができました。どの講座も、世代を超えた交流の中で昔の遊びを楽しみ、とてもうれしそうに取り組んでいました。 感想には「最初は簡単だと思ったけれど、やってみたら難しくてびっくりした。だけど、やり方をおじいさんに教えてもらったら上手くできて、うれしくてしょうがなかった。ママもよくできたねと言ってくれてうれしかったです」と書かれていました。始めは上手くできなかった子も、講師の方々の丁寧な説明や保護者の愛情に支えられながら、やってみる面白さや感謝の気持ちをもつことができたようです。できるまで何度も挑戦して上手になっていく姿、成功したときのはじけそうな笑顔は、とてもすてきでした。今回の体験で生まれた好奇心や達成感は、今後の行事や学習に取り組む力にもなっていくでしょう。 「昔あそびの会」では、学校と家庭・地域との連携の中で、子どもたちが大きく成長できることを実感しました。今後も未来を担う子どもたちの豊かな学びを支えていくために、学校と家庭・地域との理解と協力を進めていきたいと思います。 【東海市立緑陽小】5年生を対象としたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の使用について
緑陽小学校の5年生では、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の使用について、アンケートを取り、指導をしました。
アンケート「1.あなたはラインなどのSNSをやっていますか?」に対し、「やっている・やったことがある人」は48%、「やったことがない人」は、52%でした。このことから、半数程度の人がやっていたり、やったりしたことがありました。今後、進級するにつれて、使用する人が増加していくことは、予想できます。 アンケート「2.あなたは、ラインなどのSNSでのトラブルなどで困ったことがありましたか?」に対し、「ある人・あった人」は10%であり、それは4・5年生の時期でありました。また、事例として、「グループラインでの悪口」「グループラインから抜けてからの悪口」「知らない人からの連絡」などが挙がりました。数字だけ見ると、トラブルは少ないように感じます。しかし、一つ一つのトラブルは複雑で、すぐに解決することができません。また、誤解が晴れても、元通りの関係に戻ることが難しいのが現状です。きっかけは、ちょっとしたすれ違いや言葉のニュアンスの取り違いなどの僅かなことで、どんどん悪口や陰口などにエスカレートしていく傾向があります。また、グループライン内のインターネット上の問題から、ふだんの生活に発展して、学校生活や日常生活に大きく支障が出てきます。 アンケート「3.ラインなどのSNSに悪口を書いて、たくさんの人に見られてしまうようなことがあった場合、犯罪になることもあります。そのことは、知っていますか?」に対し、「知っている人」は52%、「知らない人」は48%でした。これは、驚きの事実でした。悪口はいけない、いじめはいけないと分かっていても、犯罪になる場合もあることを知らずに書き込んでいる人がいます。SNSでの悪口の書き込みや画像、映像の貼付けは、万引きや暴力と同じ犯罪だということを強く知らせたいです。 以上の内容を中心に子どもたちに話をしました。特に、書き込みなどが犯罪になることを確認し合い、大切な友達との関係が壊れていくことなどについて考えさせました。 これからも、学校からの呼びかけを継続して行い、子どもたちのトラブルがなくなり、充実した学校生活ができるようにしていきたいです。 【岡崎市立小豆坂小】思考ツールを使い情報モラルを考える子どもたち一人一人が、インターネットの使い方について、どのような意識を持っているのか明らかにするために、まず自分が選んだこととその理由を書くことのできるCRシートを使い、自分が気を付けたいことを挙げさせた。 1.課金をするときは、親に相談する。 2.誰か分からない人と友達にならない。 3.時間を決めてやる。 4.本名を入れない このように、いろいろな視点から使い方について、考えることができた。次にそれをもとに、グループで話し合わせた。最後にグループで話し合ったことを学級全体で話し合い、気を付けることをまとめた。 授業後の子どもたちは、「ルールを守って楽しく遊びたい」「インターネットを使うときは、いろんなことに注意して使う」「知らない人と友達にならないようにすることは、すぐにやっていけるから、やりたい」などの感想を挙げていた。 【岡崎市立奥殿小】ありがとうの花をいっぱい咲かせよう運動本校は全校児童が144名という小規模校であることもあり、子どもたちは、全校の子の名前と顔を知っている。その利点を生かした提案であった。 活動が始まると、早速6年生の子たちが花を咲かせにきていた。その様子を見ていた低学年の子たちも、後に続く。 「○○くん、劇のアドバイスをありがとう。一緒にがんばろうね。○○より」 「○○さん、いつもなかよくしてくれてありがとう。だいすきだよ。○○より」 温かいメッセージで、たくさんの花が咲いていった。休み時間になると、木のまわりには多くの子が集まり、たくさんの笑顔が見られた。1週間もたたずに1本の木が花でいっぱいになり、子どもたちのリクエストから2本目の木も作ることになった。「ありがとうの花をいっぱい咲かせよう運動」は、子どもたちの心が温かくなる素敵な活動となった。 【東海市立加木屋小】 情報モラル教室の取組最初に、メッセージアプリで小中学生に多いトラブルの例として、「相手に違う意味で伝わってしまうことがある」ことについて、NHKの「リアルスマホストーリー」というホームページにある動画を視聴して考えました。動画は、友達の家に遊びに行った後、ある女の子がメッセージアプリに「よかった」という意味で『○○さんの家、よくなかった』と、書き込んだのですが、それが他の友達には「よくなかった」と伝わってしまい、トラブルになってしまうという話でした。子どもたちは言葉の選び方の大切さや気になることがあったら直接会って話し合うことが大切だということを考えることができました。 次に、悪ふざけでコンビニのアイスクリームの販売ケースに入った様子を写真に撮ってSNSに載せた少年が、個人情報を調べられインターネット掲示板上で誹謗(ひぼう)中傷されてしまった事例を紹介していただきました。このケースでは、SNSに載っている写真などの情報から、たった50分で氏名、住所、電話番号などが調べられてしまったそうです。一つ一つの情報は断片的でも合わせると個人を特定できることを知り、子どもたちはとても驚いていました。 【児童の感想】 ・便利なスマホやインターネットでも、自分のことなどを載せてしまうと、いろいろな困ったことがあるので、自分も気を付けたい。 ・個人情報はネットに出さない。メッセージアプリなどを使うと誤解されることもあるから、急ぎのときなどは電話を使うといいことが分かった。 ・ちょっとしたことでも間違えると友達を傷つけたり、スマホで悪口を書かれたりすることがあると分かった。メールを送るときに本当に伝わっているか心配なときは、次の日に聞くようにしたい。 ・メッセージなどを送るときは、よく注意して送るのが大切だと思いました。一つのことでけんかやいじめになることもあるから、気を付けて安全に使っていきたいです。 【岡崎市立羽根小】『情報モラル授業』を行いました。【春日井市立味美小】インターネット上への書き込みには十分気をつけよう授業では、教材動画を視聴した。動画は、「ウソの書き込みをする」という軽率な行動により、少年の所属する野球チームが誹謗(ひぼう)中傷されるだけでなく、書き込みをした少年が特定されるとともに批判等をされ、周囲に大きな影響を及ぼすという内容である。その後、少年の行動がなぜ大きな問題に発展したかを考えさせ、解決策を探った。また、最近の犯罪行為としてニュースになった投稿動画を紹介した。投稿者の軽はずみな行動が周りに多大な迷惑をかけることだけでなく、自分自身の将来を駄目にしてしまうことに気付くようにさせた。 児童の感想には、「インターネットの特性の公開性、記録性をよく理解して使うようにしたい」「一度広がってしまえば消すことはできないから、よく考えて書き込みをしないといけない」などがあった。SNSについて何となく知ってはいるが、使った経験の少ない5年生にとってSNSのトラブル防止の意識付けになった。 また、この授業のことについての保護者の方の関心は高く、「現実とインターネット内の世界を区別しないようにし、正しい情報、必要な情報を自分で選択できるように成長しましょう」という子どもへのメッセージ、「無意味にインターネットへの書き込みをしない。これからのスマホの使用方法などを中学生の姉と一緒に考える機会になりました」、「インターネットやメールはできるだけ親などの大人の近くで使わせたい」、「SNSなどの書き込みに限らず、ふだんから人の悪口を言ったり、書いたりしないことが大切だと言い聞かせたい」などという建設的な感想が多くありました。 【豊橋市立大崎小】 なまえは たいせつあるとき、こんな手紙が届きました。(右写真) この手紙を見て、22名中21名が「かわいそう。助けたい」「死んじゃうよ」「すぐ名前を書いてポストに入れるよ」と発表しました。一人だけ「名前を書くのは、いやだな」と、小さな声でつぶやいていた子がいました。 次に、「ポストに入れたら、いたずら電話がかかってきたり、宅配ピザが10枚届いたりして困ってしまったんだよ」と話すと「誰かが拾って悪いことをしているの」「ポストの人がやったのかな」と全く疑う様子がありません。純粋な1年生の、助けたいという気持ちを尊重しながらも、最後に「この手紙はうその手紙で、みんなをだましたんだよ」と話をしました。「えー!」「名前や電話番号は教えちゃ駄目なんだ」「そうだよ。知らない人だもの」「いやだな」そんな声が上がりました。 最後に「電話がかかってきて『ゲームソフトが当たりました。住所と名前を教えてください』と言われても、『帰り道に、名前を書いてくれたらお菓子を千円分あげますよ』と言われても教えてはいけません。難しい言葉で『個人情報』と言います。気を付けてくださいね」と授業を終えました。授業の振り返りには、「名前や電話番号は知らない人に教えちゃ駄目」と全員が書いてありました。 1年生には、難しい内容でしたが、個人情報の大切さを知る一歩となりました。 【田原市立田原東部小】ネットモラル検定を活用した情報モラル教育の実践よくオンラインのゲームで遊んでいると聞く本校の3年生。ゲーム上での情報に関するトラブルが考えられるため、情報モラルの必要性があり、クイズ形式の「ネットモラル検定」を実践しようと考えた。3年生はローマ字を習い始めたばかり。3年生にとってオンラインソフトウェア「ネットモル検定」に答えを打ち込む実習は難しい。また、パソコンに慣れていない児童への個別対応は、教員一人では大変である。 そこで、電子黒板を活用して、「ネットモラル検定」の問題に対して全員が参加できる挙手形式で行った。「1番だと思う人」「2番だと思う人」と問題に対して挙手してもらい、多数の意見を教員が代表で入力した。パソコンに慣れている子も慣れていない子も積極的に授業へ参加することができた。また、個別指導にもゆとりをもって対応できた。子どもたちは解答が画面に映ると、一喜一憂しながら盛り上がった。 授業の振り返りでは、「個人情報の打ち込みを、簡単に(安易に)やってはいけないことを知りました」という感想が多かった。田原市教育委員会学校間ネットワークにあるオンラインソフトウェア「ネットモラル検定」を活用したことで、効果的に情報モラルの学習ができた。低学年、中学年でも、情報モラル教育は必要となってきていると感じている。そのためにも、学年、子どもに応じた指導場面を作り、各学年で学習できるようにしている。 【弥富市立栄南小】情報モラル教室(サイバー犯罪について学ぼう)始めに、DVDを視聴して「知らない人とのメールのやりとり」で起こるトラブルについて学んだ。児童からは、「SNSは危険もある」「メールの相手を友達と思って簡単に信用しない」「フィルタリングが重要」「フィルタリングを回避するアプリをインストールしない」などの感想が聞かれた。 次に、スライドを見ながら警察署員の話を聞き、「インターネットの相手を信用しない」「覚えのない請求やチェーンメールへの対処法」を学んだ。特に、「フィルタリングを使うことの大切さ」を心にとどめた。さらに、情報発信サイトの「掲示板・プロフ・ブログ」を利用するときの注意として、うそや悪口、個人情報は書かないこと、違法に音楽や映画をダウンロードすることは犯罪であること、自分のIDやパスワードが勝手に使われないように他人に自分のIDやパスワードを知られない工夫をすることを学んだ。最後に、「困ったときはすぐ相談する」ことの大切さを知った。 児童からは、「こんなサイバー犯罪があると知らなかった」「インターネットは正しい使い方をしないとこわいと思った」「ゲームで本名を使っているので変えたい」「知らない人からのメールは拒否する」「フィルタリングをする」などの感想が聞かれた。 インターネットは便利な物であるが、簡単に被害者にも加害者にもなる危険が潜んでいることを理解することができた。携帯電話やスマートフォン、インターネットの正しい使い方を家庭でもしっかり話し合うよう呼びかけていきたい。 【豊川市立長沢小学校】情報モラル教育児童には「自分のアイデアや考えを他人が無断で使い、賞をとったり表彰されたりしていたらどうだろう」ということを考えさせた。子どもたちは、ホワイトボードを使用し、意見を出し合った。「いやな気持ちになる」や「努力が無駄になってしまう」という意見が出された。「これから先、インターネットからの情報をどのようなことに注意して扱っていけばよいのか」では、「ネットの情報を勝手に使わない」や「転載したときは、どこから持ってきたのかを明記する」という意見が出された。 この実践を通して、「調べ学習をするときのインターネットの使い方に、気を付けなければ迷惑がかかることが分かった」という意見が多くあった。個人で撮った写真や作った文章は他人が勝手に使ってはいけないことや使うときには許可が必要となることを知ることもできた。 今後も、調べ学習をする中で情報モラルを生かした取組を進めていきたい。 【小牧市立篠岡中】地域の人とともに
小牧市立篠岡中学校は、全校生徒231人と小牧市内で最も小さな中学校ですが、一小一中の校区で、地域と密接に結びつくとともに、地域に支えられて教育活動を進めています。
篠岡中学校の生徒は、一年を通して様々なボランティア活動に参加しています。活動は「Sクルー」と呼ばれ、地域の運動会、盆踊りや秋祭りなどの季節の行事、地域の防災訓練などの活動ごとに、自らの意志で参加を希望した生徒によって行われています。今年度は、12月までに延べ160名の生徒が活動に参加しました。スタッフとして参加し、運営や進行に携わり、時には企画に出演して盛り上げ役を務めたりしています。また、裏方として美化活動にも取り組みます。生徒は、異なる世代の人々と共に活動する中で、コミュニケーションの大切さや地域のつながりの大切さを学ぶことができ、人として成長する糧になっています。 【知多市立東部中】情報モラル講演会を行いました今回の講演では、インターネットの隠れた一面として、「情報の真がんがわからないこと」や「他人へのなりすましが簡単にできること」などを取り上げていただき、その危険性について学ぶことができました。また、中学生が実際に犯罪に巻き込まれた例を聞いたり、なりすましを元にした事件の映像を見たりすることで、生徒たちはその怖さを実感することができました。 長期休業中は、大人の目から離れることが多くなります。インターネットについての正しい知識をもち、その危険性を知っておくことで、安心・安全な活用ができるようにしていきたいと考えています。 【設楽町立清嶺小】情報モラルについて学習しましたそこで、12月8日に、5・6年生を対象に、インターネット社会の危険性を知り、正しい情報モラルを身に付けるための授業を実施した。インターネット上のトラブルが原因のいじめによって中学生が犠牲となった悲しい事件や大学生の軽率な書き込みにより多額の賠償金が発生した事件などを取り上げ、プレゼンテーションソフトを使い、インターネットの危険性と正しい使用について、具体的に伝えた。はじめは、事の重大さを受け止めきれずに、笑っている子もいたが、授業が進むにつれて、どの子も真剣な表情になった。 授業後、児童からは次のような感想が聞かれた。 ・インターネットはいつも使っているけれど、いろいろな危険があるし、気を付けなければいけないと思った。 ・どんな情報でも、別のサイトなどで調べて確かめたい。 ・オンラインゲームでコメントをするときに、コメントしてもよい内容か考えてから、コメントしたい。 ・一度ネットに載せたものは、消えないということが分かった。軽はずみに書き込まないようにしたい。 今回は、児童を対象にしたものであったが、今後、保護者と一緒に情報モラルについて学習したり、家庭での利用の仕方を考えたりする場を設けていきたい。 【新城市立鳳来中学校】自らを振り返る人権作文の読み聞かせ今年は、いじめ問題、ハンセン病差別、障害者差別、戦時中の人権問題に関わる作文を取り上げました。6分間ほどの読み聞かせの時間は、学校中がシーンと静まり返り、読み聞かせの声だけが響きます。中には目頭を押さえながら聞き入っている生徒もいます。そして読み聞かせの後、一言も話さず感想文を書きます。生徒の聞く姿勢や、生徒が書いた感想文から、この10分間が、生徒の心を揺さぶる時間になっていたことが分かります。 以下に感想を抜粋したものを載せます。 ○親にもらった大切な命を捨ててまでも逃げ出したくなるようないじめが起きることは、悲しくて残酷です。身の回りでいじめが起きたらどんな声を掛けてあげようか、自分がいじめを受けたらどうしようか、真剣に考えさせられる作文でした。 ○私自身、人を見た目で判断してしまうことがあります。でも、それがどれだけ失礼なことか、人を比べて自分よりできない人を下に見る人が価値のない人だと分かりました。本当に大切なことは何かを考え、人を大切にして生きていきたいです。 ○ハンセン病のことのように、誰かが人に伝えてくれることで、差別の怖さ、怒り、苦しみなどが分かります。伝えることは大切だと分かりました。 今後も、生徒の琴線に触れる機会になることを願って、人権作文等の読み聞かせを行っていきたいです。 【美浜町立上野間小】「福祉実践教室を通じて」この学習では、ハンディキャップがある方や、それを支援している方たちからの生の声を聞くとともに、車いすや点字などの体験学習を通じて、小学生でもできることについて考えてきました。児童は“本物”に触れることで、より具体的・現実的に考えを深めることができました。 この学習のまとめを、2月の学習発表会の場で発表します。学習発表会では、例年、周りの人のために何ができるか考え、発表する児童の様子を見て、涙ぐむ保護者の姿が見られます。今年度もきっと心温まる発表になることと思います。 【西尾市立室場小】思いやり集会低学年は「ごめんね ともだち」、中学年は「とべないホタル」のDVDを視聴後、高学年は「さかなのなみだ」の読み聞かせ後に、学年部で話合いを行いました。 <児童の感想>> 「ぼくは、鬼ごっこの仲間に入れてくれなかったので、すごく怒って友達をたたいてしまいました。その後謝れなかったです。ごめんね、とすぐ言えばよかったと思いました」(1年男子) 「どんなに心の痛みがあっても、仲間たちの思いやりがあれば大丈夫だと思いました。勇気のあるホタルを見習いたいです。相手を思いやる心をふだんから持つことが大切だと思いました」(4年女子) 「『いじめる権利は誰も持っていない』という言葉が心に残りました。いじめは絶対にあってはいけないことだと思いました。相手も気持ちを考えて行動することが大切だと思います」(6年女子) 思いやり集会を通して、一人一人が「思いやり」について考え、その大切さを再認識することができました。 |