【田原市立泉小】 海岸清掃・海と親しむ会「心の教育推進活動」の一環として、「奉仕」「環境」に関連する項目について次の3つのねらいを設定した。 ・道徳授業や学級指導等で奉仕する心や環境を守ろうとする思いをはぐくむこと ・協力し合ってごみを拾い、海岸をきれいにすることで、環境保全の大切さと郷土の良さに気づくこと ・学年や縦割り班の人と一緒に活動したり、弁当を食べたりすることで、異学年との交流を深めること 当日は、はじめに縦割り班で海へ行き、海岸清掃を行う。その後、例年は潮干狩りを行うが、今年は不漁のため海と親しむ会として縦割り班で遊ぶ。学校へ戻り、お弁当タイムには、PTAの人が作ってくれたあさり汁をいただき、活動は終了した。 参加した子どもたちは、「すごく大きなごみがいっぱいだった。やっぱり海はきれいな方がいいので、絶対ごみを捨てないでほしい」と感想に書いていた。また、保護者の方からは、「6年生を中心に、高学年が小さい子たちの面倒をよく見ていて、感心した」などのご意見が寄せられた。 海に親しむ会では、あさりが採れないと聞いていても、何とか採りたいと一生懸命潮干狩りをする児童が多かった。「来年は絶対採りたい!」そんな感想も多くあった。 【あま市立美和小】縦割り清掃班を生かした児童会活動「ギネス大会」昨年度より、縦割り清掃班を生かした児童会活動「ギネス大会」を年間3回行っています。これは、校内の様々な場所で開かれるゲームに清掃班単位で参加する「ゲーム集会」です。ゲームの運営は、児童会を中心として、全て児童が行っています。各ゲームの記録は、美和小ギネス記録として残るため、どの清掃班も協力しながら一生懸命取り組む姿が見られました。活動後のアンケートに書かれた感想をいくつか紹介します。 〈ゲームがうまくできなくても,「だいじょうぶだよ」とやさしく言ってくれた。〉 〈班長と副班長がすごく協力し合っていた。〉 〈班長がゲームを1番にやらせてくれた。〉 〈前半は班長がゲーム運営のためにいなかったけど,代わりに5年生ががんばっていた。〉 〈1年生が「やりかたがわからない」と言ったときに,班長が「お手本見せるね」と言ってお手本を見せていたから,やさしいと思った。〉 〈いつもはなかなか話せない子でも,みんなが話していたからよかった。〉 今後もこの活動を続けていき、相手のよさに気づいたり、思いやりの気持ちをもったりすることができる児童を育てていきたいと思います。 【春日井市立出川小】 情報の広がりについて考えよう先日5年生で「情報の広がりについて考えよう」という授業を行いました。映像を見た後、みんなで情報の広がりについて考えました。情報を気軽に発信したことにより、悪気はなくても多くの人にその情報が広がってしまう可能性があることを知りました。その後、情報を発信するときはどういうことに気を付けたらよいのか、みんなで考えました。 情報を扱うときには、その情報が正しいかどうかをきちんと確かめること、そして発信するときには気軽にせずに、発信する前にこれでよいのか、もう一度考えることが必要であることを学びました。 事後の子どもたちの感想にも、「インターネットは、楽しかったり便利なこともあるけれど、まちがえたりトラブルにまきこまれたりするからこわいと思いました。」 「けいじばんを使うのはこわいと思いました。でも、ちゃんと確認すれば安心して使えるので、これから使うときは確認してやっていこうと思います。」など、怖い面、便利な面の両面に気付き、気を付けて使っていこう、という感想が多く書かれていました。 【稲沢市立平和中】クリーン隊〜ボランティア活動で学校をきれいに〜
【稲沢市立平和中】 「自分たちの学校を自分たちできれいにする」というねらいで,今年も行われたクリーン隊の活動。生徒会活動の一環として,校内できれいにしたい場所を生徒が自ら考えて決め,環境委員会が中心となって取り組みました。6月は昼休みに約50人の生徒が集まり,敷地の東側の草取りを熱心に行いました。1日では終わらないので、次の日もその次の週も雨が降らない限り昼休みに入れ替わり立ち替わり参加して草を取り除きました。9日間頑張り続けて,目標の場所の草をほぼきれいに取り切ることができました。今後も継続して行うべく,今は11月下旬に実施するように,生徒たちで計画を立てています。
【参加した生徒の声】 ・学校をきれいに出来て達成感がありました ・やっているうちにのってきて楽しくなってきました。 ・暑くて,虫がいて,嫌だったけど,やってよかった。 【春日井市立柏原小】 伝統を受け継ぐ踊り
柏原小学校では、5年生が伝統的な踊り「みかぐら」を運動会で踊ります。1学期中に6年生から5年生に踊りとその心が受け継がれ、柏原小学校の伝統となっています。「みかぐら」には一つ一つの踊りに意味があり、米の収穫の喜びを踊りで表現しています。「みかぐら」は、南部神楽の一演目で別名「鶏舞(とりまい)」とも呼ばれ、太鼓とかねと歌のお囃子にのって、右手にしゃく杖、左手に扇を持って舞いながら躍動的に踊る、大変エネルギッシュな踊りです。こうして毎年柏原小学校では、先輩から後輩へ食物への感謝の気持ちが受け継がれていきます。
9月27日(土)には運動会が行われ、5年生の元気な掛け声とともに、地域の方や保護者から大きな歓声がわいていました。 【瀬戸市立東明小】 そのイラスト、使ってもいいの?≪児童の感想≫ ・ 自分で一生懸命思いを込めて作ったものをまねされたらいやなので、他の人が作ったものを使いたいときは気をつけようと思った。 ・ 作品を作った人から許可をもらってから使わなければならないことがわかった。 ・ 買ったCDはコピーしてもいいと思っていたけど、音楽CDや本にも著作権があることを知ったので、コピーするときは気を付けたい。 【豊田市立則定小】地域・お年寄りとの絆を育む体験活動「代掻き」では、1・2年生も田んぼに入って歩いたり、草を踏み込む手伝いをしたり泥んこ体験をしたりします。 どの作業にも、保護者や地域の方々がたくさんボランティアとして参加してくださり、やり方を丁寧に教えてもらったり、一緒に活動したりしています。 収穫した米で、「五平餅」や「おこしもの」を作ったり、学芸会で、地域の方に「校内販売」をしたりしています。 9月には、「お年寄りとの交流会」で、3・4年は「すがいづくり」(左写真参照)、1・2年は「おこしものづくり」で一緒に作る活動をしたり、5・6年は、「則定の自然や昔の様子」を地域のお年寄りに聞いたりして交流を深めました。 子どもたちは、「ぼくは、おじいちゃんにすがいの作り方を教えてもらい、こつも分かりました。けど、むすぶときがむずかしかったです。」「すがい作りはむずかしいのに、おじいちゃんたちは、すごくはやく作れてすごいなと思いました。」等の感想をもちました。 この他にも、「鮎の放流」や「魚釣り大会」「お囃子を聞く会」「伝統的クラブの盆踊り練習」などがあり、地域の方々のお陰で、いろいろな体験や交流ができています。 これらの活動を重ねることによって、地域のお年寄りから、技だけでなく人間性、そして地域の自然や文化、人々の伝統を伝えていこうとする熱意と温かさに直接触れることができ、地域の人々や自然のすばらしさを感じるとともに、感謝の気持ちを育むことができていると考えています。 【豊橋市立細谷小】個人情報を守るには(細谷小5年実践)まず、子どもたちに「好きなネットゲームは何ですか?」と問いかけた。子どもたちからは「スティールダイバー」「パズドラ」「モンスターハンター」などの人気ゲームが次から次へと出てきた。子どもたちがゲームにかなり高い関心をもっていることが伺われた。 次に、「ネットゲームはとてもおもしろいようだけど、困ったことも起きているんだよ。それはどんなことかしているかな?」と尋ねた。すると、「個人情報が漏れる」「お金を請求される」「利用料金がかかる」などの反応がでてきた。 ここで、子どもたちに多かった「個人情報漏洩」に焦点を当て、個人情報が漏れてしまう具体的な場面を、ネットモラルのクリップ映像で理解させた。このクリップ映像に出てくる登場人物の心の動きを考えさせていく中で、情報を「だまし取る」手口を理解させていった。その後、実際に新聞に載っていた事例を紹介し、自分たちの身近なところでも、情報がだまし取られる危険性があることに気づかせていった。 事後のワークシートには、子どもたちは、「大人に相談する」「甘い言葉にはのらない」「無料というのはインチキだ」「慎重に考えたい」という感想を書いていた。しかし、本当にネットゲームが好きな子は、「つい、個人情報を入力してしまいそう」と本音を漏らす子どももいた。 【刈谷市立刈谷南中】心の花を咲かせよう今年度の生徒会が取り組んだのは、「心の花を咲かせよう」です。これは、生徒一人一人が、周りの人にされてうれしかったことを、花びら型の紙に書き、それを全校生徒の目に付く渡り廊下に掲示するという活動です。花びらには「友達が入院先に、毎日来てくれてとてもうれしかった」「部活動でうまくいかず泣いているときに、みんなが励ましたり、なぐさめたりしてくれたことがとてもうれしかった」というような、心温まる話がいっぱいでした。 現在、本校の渡り廊下は、満開の桜並木となっています。生徒たちの心も、温かい心の花が満開となるよう、こうした活動を継続し、引き続きいじめのない学校を目指していきたいと思います。 【常滑市立大野小】 ペア学年との交流活動5月には,ふれあい遠足を行いました。1年と6年は城山公園へ,2年と4年は大草公園へ,3年と5年は,青海農村公園へ出かけました。高学年の児童は,低学年の児童の手をつないで歩くことはもちろん,ペアの児童が楽しめるように,ゲームを企画したり,一緒にお弁当を食べたり,常に優しく声をかけていました。高学年児童の思いやりのおかげで,低学年児童も楽しく過ごすことができました。少し照れながら世話をしている高学年の姿が印象的でした。 6月の読書週間には,朝の読書タイムに,ペア学年による本の読み聞かせを行いました。高学年の児童は,優しい表情で読み聞かせをし,低学年の児童は,うれしそうに話に聞き入っていました。 7月のふれあい給食では,ペア学年の児童と一緒に,仲良く給食を食べました。高学年の児童が低学年のために,麺の袋を開けてあげる姿も見られました。給食後は,委員会主催の「献立クイズ」で盛り上がりました。ペアで相談しながらゲームを進め,とても楽しい給食の時間を過ごしました。 2学期は,ペア学年による「ふれあい読書」や「ふれあい給食」以外に,「ペア学年対抗大縄大会」も予定しています。ペア学年との練習や応援を通して,より一層,クラスやペア学年との絆が深まることを期待しています。 【春日井市立中央台小】 みんなで踊ろう全校音遊【稲沢市立片原一色小】正しいスマホ・携帯電話の使い方今回の教室では、ラインやネット上に情報を公開するときの注意事項や安易に情報を公開することで凶悪な犯罪に巻き込まれてしまった事例をアニメーションやスライドを使って分かりやすく説明してもらいました。 また、ネットの対戦ゲームに夢中になって生活リズムがおかしくなったり、多額の金額を請求されて困惑したりする事例を紹介してもらいました。 今後、さらに情報モラルの確立が必要になると思われます。保護者を対象にした講習会も実施していきたいと思います。 【活動後の児童の感想】 私はその授業をうけて、そのときののビデオの男の子がゲームですごいお金をつかっている場面がありました。その場面をみて私はゲームをやると思うけどおかねはぜったいつかわないようにしようとおもいました。 【豊田市立山之手小】「夜9時以降は使わない」に賛成?「立場を明確にして書こう」の単元を使って指導した。 「夜9時以降はケイタイやスマホは使わない」という意見に対して,賛成か反 対か自分の意見を書いた。主な反対意見は, ・「自分のものだから使い方は自分で決めればいい。」 ・「夕方は宿題や塾でいそがしいから,9時を過ぎてしまうのは仕方ない。」 ・「友達から大事な連絡が入っても出られない。」等であった。 次に主な賛成意見は, ・「目が悪くなったり,寝不足で体の調子が悪くなったりする。」 ・「お金がかかるから遅くまで使わないほうがいい。」 ・「勉強をする時間がなくなる。」 ・「夜遅く親に相談できないから,変なことを書いてイジメにあったり,写真を 勝手に見られたりするかもしれないからこわい。」等だった。 それぞれ賛成,反対という自分の立場をはっきりさせた意見文を書くという単元のめあては達成できた。そのうえで,実際に9時以降は使わないという意見に対して,意見文をもとに話し合った。 反対意見は,自分で時間や使い方は調整でき,親も知っているからだいじょうぶだと思い込んでいるようだった。また賛成意見の多くも,寝不足で健康に悪いという意見が多く,友達関係のもつれやネット被害の危険性などは念頭にないことがわかった。 今後は,ケイタイやスマホを使う上でその便利さとその危険性について,講師を招いて学習していきたい。 【豊橋市立幸小】インターネットの情報発信には気をつけようそこで,9月のおわりに6年生が学年集会で,インターネットの情報発信について学習をしました。携帯電話やスマートフォン,インターネット等の利用する上でのルールについて理解し,小学生にとってよりよい活用法を考えることができるように学習しました。特に,安易にYouTubeなどへの投稿を行うことでトラブルに巻き込まれたり,人権を侵害してしまったりする可能性があることなどを学び,遊び半分で情報を開示することの恐ろしさがわかりました。 授業後,携帯電話は便利でかっこいいだけではなく,使い方によっては危険で,取り返しのつかないことになるということに気づくことができました。自分で判断できないようなことが起きたときは大人に相談するべきであることも学びました。 【豊橋市立前芝小】 −みんなで”命”について考えるー『たった一つのたからもの』『さよならの向こう−葉っぱのフレディ−』『命ってあったかい』など、映像や絵本をもとにして、命に対する思いや考えを語り合いました。 自分の命や大切な家族の命、まわりの人の命のことを真剣に考える貴重な機会になりました。また、自分を支えてくれている親の思いにふれることで、たった一つの大切な命であることを改めて感じることができたようです。子どもたちの振り返りには、「生きていることは、とても大事だとわかった」「誰の命も大切だと思った」「わたしは命を大切にして、生き抜いたと思えるようにしたい」という感想が書かれていました。これからも、子どもたちの心を耕し、心に響く教育活動を続けていきたいと思います。 【江南市立宮田中】情報モラルの向上と適切な情報手段の活用を促す取組第1学年では、「ケータイ安全教室」として、携帯電話会社の担当者から、SNS上のトラブルやGPSの悪用、ネットゲームでの高額請求などの具体例を動画によって紹介していただきました。生徒は、思わず友達と顔を見合わせながら、自分は大丈夫なのか?と疑問をもつことができました。感想の中には、「私は、よく動画サイトを使っていますが、その中には、正しくない情報や違法にアップロードされているものがあることを知り、有害な情報には注意したいと思います。」といったものなど、無意識に使っていたものを、これからは情報モラルを意識して使おうという気持ちが感じられました。 11月には、第2学年を対象にした、「サイバー犯罪防止教室」として、愛知県警本部サイバー犯罪対策課の方から講話をいただくことになっています。 本校でも生徒のスマートフォン、携帯電話の所有率が高くなっている状況の中、保護者に向けても、4月の学校公開日に、約束事をつくることやフィルタリングを必ずかけることなどとともに、現在生徒に起こりうるトラブル、犯罪等も伝えるプリントを配付し、情報モラル向上への啓発活動を行っています。 【豊橋市立牟呂中】 「いのち」について考える集会生徒の振り返りから以下の感想が出ました。 ○巨大地震がいつ来るかわかりません。今日来るかもしれないし、明日来るかもしれません。だから一分一秒も無駄にしない生活をしたいと思います。(1年女子) ○普通に『死にたい』とかいう人がいるけどそれは違うと思いました。生きたくても生きることができなかった方のためにも命を大切にしっかり生きようと思いました。(2年女子) ○命というのは自分のためだけでなく他の人のためでもあるものだと思いました。災害に遭ってなくなってしまった人たちの分まで自分が生きること、生活の中で助け合って生きていくことが大切だと思いました。(3年男子) 【豊橋市立東陽中】 LINEのトラブルと予防策についてまず,LINEの良い点では ・複数の人とコミュニケーションがとれる。 ・自分で好きなグループが作れる。 ・会話感覚で楽しめる。 ・スタンプが可愛い。 などの意見が多く出ました。 次にLINEの良くない点では, ・自分がメッセージを読むと「既読」のマークがついてしまう。 ・いろいろな友達のグループに入ると,数分のうちにたくさんのメッセージが来て返信が大変。 という「既読」マークによる精神的苦痛が多くありました。またそれによるトラブルも多数発生していることは,新聞やニュースで知っている生徒も多くいました。 では実際に「自分がトラブルに巻き込まれてしまったらどうするか」について,トラブルの事例を2つ挙げて話し合いました。 (事例1)「仲の良かったグループから突然退会させられてしまった」 (事例2)「LINEのグループが多すぎて毎日返信するのが大変になってしまった」 生徒は,個人で自分に起きてしまったらどうするかを考えた後,4〜5人グループを作り,意見を出し合って対処法を考えました。グループ協議の後,全体で意見を共有させましたが有効な対処法は見つからず,その解決方法に難しさを感じていました。 そこで,トラブルになってしまう前に自分たちで何かできることはないかと考え,再び4〜5人グループを作り意見を出し合うことにしました。 ・LINEをする時間をみんなで決める。 ・自分たちでルールを作る。 ・LINEでのコミュニケーションを重視するのではなく,ふだんの学校生活でのコミュニケーションを大事にしていきたい。 などの予防策を考えることができました。LINEは,便利なツールであると同時にリスクを伴うものであり,使い方も様々なので,使い始める前にある程度の約束が必要だということを意識できたと考えられます。 【津島市立神守中】継続は力なり! 〜5Sタイム4周年!〜
本校では,平成23年度から「5Sタイム」という活動に取り組んでいます。
「三省(さんせい)ノート」に、毎日、次の6つの項目の内のいずれかについて,帰りのST中にある「5Sタイム」の中で書いています。 1.人に迷惑をかけたこと。 2.人にしてもらったこと。 3.人にしてあげたこと。 4.学んだこと。 5.成長したこと。 6.心に残ったこと。 三省とは,論語の「吾,日に吾が身を三省す」という言葉からとったものです。これは,ただ時間に流されて日々が過ぎていく中学校生活の中で,このノートを書くことで1日を振り返り,明日が今日よりも有意義な1日になるようにしていきたいという願いがあります。 今回は,このノートを通して生徒が何を感じ,振り返り,明日への意義につなげているかを今年度の生徒の三省ノートから何点か紹介します。 <自分が何かをしてもらうだけではなく、自分からしてあげることも大切だと思った。人を喜ばせることもしていこうと思った>(1年男子) <技術の時間に、図を書きました。私は図を描くのが苦手だけど、友達が教えてくれたので、描き方が分かりました。今度からもがんばっていこうと思いました。>(1年女子) <クラスのリーダー達の全体への声のかけ方はすごいなあと思いました。人前で大きな声が出せるのは、普通では恥ずかしいと思ってしまいます。だから、私も声が出せるようになりたいです。> (2年女子) <今日の先生の話で、去年までは「いただきます」なんてどうでもいいと思っていたけど、「命をいただく」ということを教えてもらったので、これからはちゃんと言おうと思いました。> (3年男子) 【豊田市立萩野小】三角山に自分の目標を誓う子どもたち新緑の5月、毎年、全校を縦割り班にし、この三角山に登山をします。1年生は初めての登山ですが、「すべらないように気をつけて。」「もう少しだよ、がんばって。」と高学年が下学年に優しく声をかけ、全員で山頂を目指します。この山道は、地域のみなさんが安全に登ることができるように整備をしていただいています。 1時間後、登山道を踏みしめて全員が頂上に到着です。山頂からは、学校はもちろん、地域が見渡せます。登り切った達成感があり、風が心地よく疲れを癒してくれます。そこで、1年間の自分の目標を学校に向かって大きな声で誓います。子どもたちはこの日までずっと運動場で声を出す練習をします。何回も何回も大きな声で叫ぶことによって、自分の決意がいっそう確かなものになります。三角山で萩野の里に向かって叫ぶことは、応援していてくれる地域のみなさんに誓いを立てることでもあります。子どもたちの心に残る大きな体験になっています。 |