【豊田市立稲武中】LINEワークショップ

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〈活動のねらい〉
・現在、中学生に限らずLINEによるトラブルが増えている。ニュースや各地域の取り組みで耳にするには、使用制限をするなど規制によるものが多い。本校では、規制も必要だが、LINEなどのSNSを使用する側の正しい知識や相手を思いやる気持ちなどが大切だと考え、LINE株式会社によるワークショップを行った。

〈生徒の実態〉
・本校の生徒にSNSの使用状況をアンケートで調査をしたところ、全校生徒の6割が使用していることが分かった。また、これまでにSNSによるトラブルもあり、言葉を文字として表すために大切にするべきことを学ぶ必要があると考えた。

〈活動について〉
・ワークショップは、LINE株式会社の方によるもので「このような質問に対してどのように返事をしますか?」など、実際にLINEをしているような意識で活動することができた。生徒の感想では「今までなにげなく返信していた言葉が、相手に嫌な思いをさせていた」などに気づいていた。ただ単に、「うざい」などの言葉は使わないなどの規制だけでなく、相手はどのような気持ちで聞いているのかなど、相手の心を感じ取ることも必要だと感じた生徒が多かったように思う。

【津島市立南小】相手を思いやった情報の発信

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 本校の第3学年を対象に調査したところ、自分自身の情報端末や、家の人のものを使用して、SNSや動画サイト、ゲームなどを利用したことがある児童が81人中63人いた。数人の児童は、大人のいないところで友達とのメールのやり取りをしたり、動画サイトを見ていたりしていた。中にはネットの掲示板などで友達の悪口が書かれていたのを見たことのある児童もいた。
 そこで、『情報の発信』をテーマに、本校で行っている人権教育とかかわらせた情報モラルの授業を行った。まず、自分の名前を書かずに、「クラスの友達について」を題材に意見を書かせた。すると、「みんななかよくて楽しいクラス」と肯定的な意見を書いた児童もいれば、「うるさい」「話を聞いてくれない」などといった不満を書いた児童もいた。
 その後に、自分の名前を書かずに意見を出したことについて尋ねると、「だれが書いたかわからないから、思っていることが書けた」と答えた児童が何人かいた。書いたことについて責められることがないため、自由に書くことができるというのが大半の意見だった。
 次に、グループで話し合って、同じ題材について意見を書かせた。それぞれのグループから、先ほどと同じような意見が出されたが、児童の中からは、「はっきりと自分の意見が言いにくかった」という声も聞かれ、自分の意見がまわりとちがったときに、人から非難されることをおそれている様子がうかがえた。
 その後、児童は掲示板やSNSのグループで意見を交換し合うことについて、現在ネット通信の中で起きている問題と照らし合わせた話を教師から聞き、掲示板で他人の悪口を書いてしまう気持ちや、SNSで友達に正直に意見が言えないときの気持ちについて考えた。
 最後に、書いた人が分からないから好きなことを書いてよいのではなく、それを読んだ人の気持ちを考えること、まわりの意見に安易に同調せず、責任をもって発信することが大切だということを学んだ。

【愛西市立永和小】子ども運動会

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 永和小学校では、6月24日に児童会が中心となり、「子ども運動会」(異学年交流)を行いました。本校の運動会は小中学校合同で行われるため、子ども運動会は6年生がリーダーとして活躍する場です。縦割り6グループ対抗で行われました。6年生は種目を考え低学年に教えたり、自分のグループをまとめたり、リーダーとしての苦労がありました。しかし、運動会を終えて6年生は一つ成長したようです。
6年児童感想
・思っていたより、みんながちゃんとついてきてくれて良かったです。全学年が一丸となり、大きな声で応援し合うことができました。
・子ども運動会はすっごく疲れたけど、楽しかったです。でもその中で悔しさや喜びなどがありました。それはみんなの団結力で生まれたものでした。

【半田市立乙川小】携帯電話の正しい使い方を

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 インターネットの活用,携帯電話との付き合い方など,身近な話題をもとに,情報社会における正しい判断力や望ましい態度,および情報社会で安全に生活するための知識や技能の基礎を養うために,9月12日(金)の学校公開日に,5・6年生を対象に情報モラル教育を行った。内容は,e−ネットキャラバンの小中学生向け講座で,時間は45分間であった。
 ケータイ依存の問題やネットいじめの問題など,今の子どもたちに迫る課題を教えてもらった。具体的な例や実際に起きた問題をもとにして進められ,児童にも分かりやすい内容であった。ケータイ依存の問題では,オンラインゲームの課金で何十万円も使ってしまったことなどが取り上げられた。また,DVD鑑賞を通して,ネット勧誘問題を学んだり,ネット詐欺の問題を学んだりした。その他に,犯罪予告や著作権,肖像権,コンピュータウィルスの問題等も学習した。
 携帯電話やスマートフォンは非常に便利な道具であるが,使い方を誤ると依存症やうつ病などの病気になったり,犯罪に巻き込まれたりする可能性がある。ケータイを使わない時間を決めるなど家庭内でルールを設定したり,フィルタリングを利用したりすることが大切であることも学習した。講座時間は45分間であったが,内容が非常に多岐にわたり,児童にとって充実したものとなった。

【瀬戸市立水南小】著作権について知り、侵害をしないようにするために

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 最近では、社会見学や修学旅行は手書きだけでなくコンピュータを使ってまとめをしたり、新聞を作ったりしています。その際に、児童が「インターネット上にアップロードされている画像などを使ってもよいか」、と質問することが度々ありました。そのため、一度著作物についての権利や、その侵害について、子どもたちが知らず知らずのうちにやってしまわないように、今回6年生で指導を行いました。
 子どもたちは、「修学旅行のまとめに、金閣寺の写真を載せたいときインターネット上の画像を勝手に使ってもよいか」と問われると、答えは「ダメだと思うよ」「公式ホームページのならきっと使ってもいいと思う」とに分かれました。確かに著作権を放棄し、自由に使うことができるファイルはネット上には存在しますが、ほとんどの場合はそうではなく著作権があります。そのため、「自分で使いたい場合は、必ず本来の持ち主の許可をとらないといけない」「許可をとることができない場合や難しい場合には勝手に使ってはいけない」ということを子どもたちは知りました。
 また、「授業などでは、出典を明らかにして引用をすることができる」ということも国語の授業で以前学習していたため、インターネット上の画像などでもそのような場合があることも知りました。
 今後子どもたちはますます情報に触れる機会が増えていきます。その中で、正しく情報を使えるように心がけることを知らせていきたいと思います。

【豊田市立童子山小】 スマホ18の約束

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 アメリカ、マサチューセッツ州の母親が13歳の息子にスマホを与える際、息子に迫った18の約束。落とし穴の多いスマホの世界に入る息子への母親からの愛情いっぱいのメッセージがつまった題材である。
 道徳の授業では、この約束を受け取ったときの息子の気持ちを考えさせ、その後自分がスマホを持つ際、どのような約束が必要か考えさせた。
〈授業後の児童の感想〉
 今日の勉強で、スマホばかりしていると事故や事件につながる事があると分かりました。スマホばかりいじっていると学力が下がってしまうので、あまりさわらないように努力します。         
 スマホの授業でルールを守らないと危険につながることが分かりました。便利だけど、お金にかかわる事が多いから、使うときは必ずルールを守ってやりすぎないように注意したいです。         

【豊橋市立花田小】わたしのえをかえないで

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 クラスの女の子が書いた似顔絵を,同じクラスの男の子が,前髪がもう少し長いと思い親切心で描き直します。しかし,直された絵を見て女の子が泣いてしまうという内容の情報モラル教材のDVDを,本学級1年生24名が視聴し,登場人物の気持ちを考えながら,友達の作品に手を加えることについて考えました。
 子どもたちの中には,友達が作った作品に興味本位で触ってしまうことがあります。人が作った作品は大切にしなければいけないということを感じ,著作物を尊重する心を育てることにつなげていくための授業を行いました。
 まず,作品が完成したときの女の子の気持ちを話し合いました。「完成してうれしい。」などといった意見が出てきました。話し合う中で,作品には作った人の思いがあることに気づきました。つぎに,描き直された絵を見たときの女の子の気持ちを話し合いました。「かなしい。」「もう一度描きたい。」などといった意見が出てきました。女の子の気持ちが「うれしい」から「かなしい」に変化していることを押さえました。最後に,男の子はどうすればよかったのかをワークシートに書き,発表しました。「人の気持ちを一度考えてからする,しないを決める。」「直さなければよかった。」「みんなが幸せになるような直し方を考えればよかった。」「言葉で伝えればよかった。」などといった意見が出てきました。人の作品を勝手に直したり,壊してしまったりすると,元通りにならないことや作った人を傷つけてしまうことに気づくことができ,人が作った作品を大切にしようという気持ちを高めることができました。

【豊田市立小原中】学校教育全体を通した心の教育

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 小原中学校では,様々な機会をとらえ,「心の教育」を行っています。
 全校集会では,校長先生が,プレゼンを使って偉人伝や行事等を振り返る資料をもとに,講話を行っています。集会後には,全員が感想を書き,自分の言動や生き方を振り返る機会としています。
 総合的な学習の時間や学級活動では,地域へ出向いたり地域の方々を招いたりして,地域との関わりを大切にしています。四季桜の挿し木や和紙制作の学習,地域の事業所での職場体験などで郷土愛の心を育んでいます。
 学校行事では,体育大会のソーラン踊りや学校祭での合唱への取組を,全校縦割りの2分で競い合わせ,異学年での関わりを深め「心の絆づくり」を行っています。
 さらに,地域の行事やボランティア活動にも積極的に参加させ,学校生活全般で,道徳教育を行っています。

【知多市立旭東小】情報モラルを高める取組

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 4月に実施された全国学力状況調査の児童質問紙において、「1日に携帯電話やスマートフォンなどでメール、インターネットをどれくらいするか。」の質問に、「3時間以上」と回答した児童は、全校の10%を超えた。これは、全国、県の2倍にあたる。また、「インターネットを使って、調べる活動をよく行ったか。」の質問に、「当てはまる」と回答した児童は、全国や県の2倍超となった。このことから、インターネットや携帯電話は、本校の児童にとって非常に身近なものであることが浮き彫りとなった。この現状から、本校では以下の取組を行い、情報モラルの向上を図った。
1 外部指導員(情報アドバイザー)との連携を生かした情報モラル教育実践
 児童に情報教育を行う際、担任は外部指導員(情報アドバイザー)の協力を得て、各学年、年間6時間の指導を行っている。本年度、中・高学年では、宛名のないメール交換の活動を通して、匿名による利点や問題点について考える学習活動を行った。また、高学年ではSNSによるいじめ問題も取り上げ、加害者や被害者にならないためにどうすればよいかについて学習する場を設定した。授業後の児童の学びには「メールは便利だけど、名前を書かないと誰だか分からなくなるから怖い。」「メールやインターネットは便利だけど、使い方を間違えると友達を傷つける。正しく使いたい。」などが見られた。
2 保護者への協力依頼
 本校の児童が、家庭においてインターネットやメールなどを利用する時間が多いことは、前述したとおりである。そのため、情報モラルの向上には、やはり家庭の協力が不可欠となる。そこで、学校から保護者に情報モラル向上の必要性を訴える活動を行った。年度当初のPTA総会では、ネットいじめを取り上げ、現状とその防止について話す機会を設定した。また、定例PTA役員・委員会では、本校の児童がメールやインターネットを全国や県と比較して長時間利用している現状を知らせるとともに、それに伴った弊害やその防止策についても訴えた。役員からは「家庭での携帯電話やインターネットの利用を見直したい。」「市全体で携帯電話の利用を制限している地区では、それなりの成果が上がっている。今後も家庭への協力を求めるとともに、PTA全体でも対策をする必要がある。」などの意見が出された。 

【碧南市立東中】福祉とは何か

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 本校では、毎年1年生が「福祉実践教室」を行っています。「福祉とは何か」という問いかけに対し、最初は漠然としたイメージしかなかった子どもたちも、講師の先生のお話や高齢者疑似体験、盲人ガイドヘルプ、車イスダンスなどの体験を通して、「福祉とは何か、私たちにできることは何か」を真剣に考えることができました。福祉実践教室後の生徒の感想には、『宿題で「普通の人と障害をもっている人、どちらが幸せか」というのを出されたけど、私はどちらも幸せだと思います。理由は、どちらも一緒の人間だからです。これから障害をもっている、いないに関係なく、みんなが幸せでいてくれたらいいと強く思いました。』と書かれていました。この福祉実践教室が社会福祉への理解を深める良いきっかけとなったようです。お互いに助け合い、思いやることのできる、心豊かな生徒の育成を目指し、今後も学校全体で取り組んでいきたいと思います。

【岡崎市立岩津中】地域貢献「岩中ボランティアデ―」

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11月28日に「ボランティアデー」を行いました。これは、本校生徒が、学区清掃、校内清掃、老人介護施設慰問など、5つのグループに分かれ、地域貢献活動をする日です。
生徒たちは、この活動を通して、「ボランティア精神」「温かい心」を感じ取りました。元気を届けようと、施設慰問をした3年生でしたが、初めて出会う施設利用者の方と、手を取り合って話をしたり、共にレクリエーションを楽しんだりするうちに、自分自身が元気になっていることに気づきました。心と心の触れ合いが、心地良かったのだと思います。3年生の素直な笑顔が印象的でした。
1,2年生は、学区内外の清掃に力を注いできました。約1時間の清掃時間でしたが、いっぱいのごみ袋を持ち帰ってきました。自分たちの住む学区がきれいになり、清々しい気持ちになりました。

【長久手市立東小】心と心をつなぐ福祉教育〜特別養護老人ホームの訪問を通して〜

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 長久手市立東小学校は、ESD教育を推進するユネスコスクール申請校として二つの特色を有している。一つは、地域に伝わる伝統芸能を総合的な学習の時間に取り入れ、地域の伝統芸能継承者の方々との関わりの中で心の教育を推進していることである。もう一つが福祉教育である。その取組の一部を紹介したい。
本校では、毎年「福祉交流会」と称して、児童から有志を募り、地元の特別養護老人ホーム「だいたい村」への訪問を行っている。施設では、お年寄りたちが児童とふれあう様子の写真を部屋に掲げて、毎回楽しみに迎えてくれる。
本年度も、21名の児童が集まり、お年寄りでも楽しめるゲームや会の進行について、昨年度の経験者からも助言をもらって知恵を絞った。その結果、今年度も児童の手作りによる、心温まる交流の会を実施できた。歌を歌いながら、歌詞の「さ」のところで紙皿を掲げる「あんたがたどこさ」。顔の絵を描いた風船でキャッチボールをする「風船キャッチ」。「手のひらを太陽に」の替え歌。そして、最後に児童が作った「カラフル食事マット」をプレゼントとして贈呈した。記念写真には、児童とお年寄りたちの会心の笑顔が並んだ。「本年度も大成功」と参加した児童たちは達成感を味わっていた。それと同時に、優しくしてあげたはずなのに、逆にお年寄りから優しさをもらったと、心の交流に感動している児童の姿もあった。参加した児童は、日常の学校生活では味わうことができない貴重な体験を積むことができた。
本校では、今後も「福祉交流会」や「福祉実践教室」「介助犬体験」「手話クラブ」を軸に、福祉教育を推進して、児童の豊かな心を育んでいきたいと考えている。


【西尾市立西野町小】ペア活動による、異学年交流

西野町小学校では、心の教育の一環として、児童会を中心としたペア学年による交流活動を展開しています。1・6年生、2・4年生、3・5年生がペアとなっています。上学年・下学年がペアになることで、思いやりの心や助け合いの心をはぐくむことを願っています。
今年は、主に次の活動を行いました。
(1)ペアプランターづくり
7月に、サルビア、マリーゴールド、ベゴニア、日日草などをプランターに植えました。土を入れ、苗を植えるまでは上学年が行い、肥料と水やりを下学年が行いました。上学年児童が下学年児童を手伝いながら、楽しくつくりました。つくったプランターは、学校の玄関や昇降口付近をあざやかに飾りました。また、児童会の活動の一環として、校区の保育園とふれあいセンターにも飾っていただきました。
(2)児童集会
 1年生を迎える会を4月に行いました。ペアの出会いの場として位置付けています。互いにプレゼントを用意し、和やかな会となりました。特に、1年生にとっては6年生との交流を通して、安心して学校生活ができると自信をもったようです。6年生も、1年生を弟や妹のように優しく接し、学級に戻ってからも、優しい表情が印象的でした。
(3)図書館まつり
 10月には、図書館ボランティアの方の企画で図書館まつりを行いました。様々な出し物をペアでまわりました。ラミネート下敷きやクイズラリーを一緒に行いました。上学年児童に助けてもらいながら作品を完成させていました。「おにいさん、手伝ってくれてありがとう。」と笑顔でお礼を言う姿が見られました。
(4)さわやかランチ
 1年に数回、給食をペアで食べるさわやかランチを行っています。運動場や遊具付近で楽しく会食しています。食べ終わった後には、ペアで一緒に遊びます。全校児童が、運動場で楽しく遊び、とても微笑ましい姿です。
 1年生のある児童は、「ぼくは、ペアで6年生の子と一緒にやることが大好きです。すごく優しいし、いろいろ教えてくれます。」と話し、優しさのあふれる活動となっていると思っています。

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【豊田市立足助小】 「ゲームに熱中すると…」                   〜3年生情報モラルの授業より〜

 事前のアンケートでは、普段インターネットやメール(携帯電話、パソコン)を使用している児童が、13名中6名であった。そのうち5名がネットでのゲームをするために使用していた。また、普段ゲームをしているのは13名中12名と、ほとんどの児童がゲームを日常的に行っている実態であった。そこで、情報NETモラルの「ゲームに熱中すると」という映像クリップを使い、ゲームをするときに気を付けなければならないことを考えた。
 児童たちは映像クリップを真剣に見ていた。主人公が両親との約束を破り、時間を守らずに何時間もゲームをしたり、寝る前にもしたりしている場面では、「えーっ。」「だめでしょ」などの声があがった。主人公がゲームのしすぎで日常の生活がきちんと送れなくなった場面で、どうすればよかったのかを問うと、「時間を守ってやった方がいい」「寝る前にやるから朝に眠たくなる」などの意見が出た。そこで、ゲームをする時には約束(時間を守ること、学校や家での生活をきちんと送ること)が大切だと意識することができた。
 授業後の感想では、時間を守る、電気をつけてやる、親との約束を守って使うことなどの考えを全員がもつことができた。
 今回、ゲームを題材にした学習内容であったため、児童たちは自分たちが今後どうしていったらよいのかまで考えることができた。今後はゲームだけでなく、インターネットに関する情報モラルの授業も行っていきたい。


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【設楽町立津具小】 心の推進活動

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「心の教育推進活動」
1 子どもたちから生まれた朝の「あいさつ運動」
昨年は児童会執行部が、各教室を回りあいさつをする「あいさつ運動」があった。今年は、そのさわやかな取り組みを覚えていた1年担任が、「友達をつくりたいなら、明るいあいさつからだよ」と伝えると、朝の支度を終えた子どもたちの中から進んで、職員室や他の教室にあいさつに出かけることが始まった。「あいさつ運動」は1年生から児童会に伝わり、「ハッピーあいさつ運動」という名称で広がりを見せている。
本校には、登下校中に止まってくれた車にていねいにお辞儀ができる子が多くいる。見知らぬトラックの運転手の方がその純粋さに心打たれ、わざわざ電話で知らせてくれたこともあり、子どもたちは自信をもってあいさつができ地域の明るさづくりに貢献している。
2 社会福祉施設への訪問や地域を大切にした遠足の企画
介護施設「偕楽園」への訪問は、毎年、目的や内容を吟味しながら、3年生と5年生が訪問している。1・2年生の遠足でも、地域を歩いて巡る遠足の内容に「偕楽園訪問」を組み込むことも多く、お年寄りとの交流を大切にしている。施設に勤める保護者の力も借りながら、臨機応変に対応できる地域のよさを生かして充実したふれあいができている。
遠足は、自分たちの足で地域の農家や施設を歩きながら探究し、地域への愛着を深める活動を大切にしている。
3 地域ぐるみの資源回収
6月には、PTA活動として、リサイクル活動を通して資源の大切さに気づく活動を行っている。早朝から職員と保護者が一丸となり、全ての地域を回り、新聞や雑誌、ダンボールを集め、業者の大型トラックに積み込む。家によっては一年分の資源を集めて軽トラックなどで運んでくれることも多い。地域の人とふれあうよい機会にもなり、ボランティア活動をがんばる親の後ろ姿を見ている子どもがいるので、この活動の様々な価値を感じる。

【大府市立吉田小】絆を深める「なかよし遠足」

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吉田小学校では,毎年4月末に「なかよし遠足」を行っています。これは本校の大切な取り組みである異学年交流の場であり、ペアの絆や集団の仲間意識が高まるようにするためのものです。
 当日は「1年生を迎える会」を児童会主催で開き、6年生から1年生へのプレゼントを渡したり、全校児童で遊んだりしました。さらに、ペア学年に分かれてのペア遊びも行いました。ペア活動はこれからも「読み聞かせ」や「青空給食」などが予定されています。
 写真は学校から出発するところで、6年生が1年生の手をひいて「あいち健康の森」に向かって、歩き始めているところです。もう一枚は、「ペア活動」でゲームをしている様子です。
 異学年交流を通して、高学年には下の子を思いやる心を育て、低学年には将来の自分たちの姿を感じとらせたいと考えています。
 

【愛西市立佐屋西小】人権講話

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 佐屋西小学校では、5・6年生を対象とした「人権講話」を行いました。講師として、愛西市人権擁護委員の荻野周子さんをお招きしました。インターネットの書き込みによるいじめのDVDを鑑賞したり、金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴」を音読したりしました。
 教室に戻り、「もし、自分の悪口がインターネットに書かれていたら、どのように受け止めるか」について話し合いをしました。また、インターネットや携帯電話の使い方を考えたり、自分の言動について振り返ったりして、考えを深めることができました。

【児童の感想】
・ ぼくは、話を聴いて人権という言葉の意味が分かった気がします。
・ 人権は、自分も持っているものであり、赤ちゃんも年輩の方も、世界中の人々がみんな持っている権利だということがわかりました。
・ 人をいじめず、いじめられている人がいたら助けたり守ったりしたいと改めて思いました。
・ 自分が思ったことをそのまま言うのではなくて、相手の気持ちを考えながら話すことを心がけたいと思いました。
・ パソコンやスマートフォンが、人を傷つける道具になってしまうことは、知りませんでした。きちんとマナーを守れるようになってから使用したいと思いました。

【みよし市立天王小】情報モラル教育

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 天王小学校では、みよし市の情報支援講師の先生にお願いし、各学年に実態に合った内容で、情報モラルに関する内容を学習しています。低学年のコンピュータの基本的な使い方から、高学年の情報を扱う際に気を付けるべきことやネットいじめの問題など、広く指導をいただいています。それを元にしながら、各担任がコンピュータの扱い方や実生活のモラルの問題など、指導しています。
 7月に、6年生では「ネットゲームの問題」について考えました。その中で、(1)オンラインゲームの課金問題で、自分が気を付けていないとアイテムやガチャなどで高額課金になってしまうこと (2)チャットなどができるゲームでは、顔が見えない分、やり取りがおざなりになってしまったり、乱暴な言葉遣いになってしまって相手を傷つけてしまったりすることがあること など、今後成長するに当たって子どもたちが直面するであろう問題を、映像を元に教えて頂きました。子どもたちも、映像を見ながら、登場自分の状況や思いを真剣に考えることができました。
 本校の児童も、多くの子がインターネットに接続できるスマートフォン、携帯ゲーム機などを所持しており、高学年では70%近い子が自分専用の端末を持っているという結果が出ています。また、家庭でもコンピュータでインターネットを利用しています。今後もインターネットの利用の仕方について、考える機会を設けて、より良い利用ができるようにしていきたいと考えています。

【豊田市立佐切小】インターネットは大人といっしょに

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○ねらい
 インターネットは、大人と一緒に利用することが安全につながることや、約束を守ることの大切さに気付く。
○児童の実態(1・2年生8名)
 家庭でインターネットを使ったことがあるかという質問に対し、8人中6人が動画をみたり、ゲームをしたりしたと答えた。全員、家の人と一緒に使っていたようだったが、使用に際して家の人と約束を決めている子は2人しかいなかった。
○実践(授業の様子)
道徳の授業で、「安全なネットの使い方」を学習した。教材として、「事例で学ぶNetモラル」の「やくそくをまもっていれば」を使用した。映像クリップを視聴し、自分たちの経験を振り返らせながら、インターネットにひそむ危険について話し合った。ほとんど危険を感じていなかった子どもたちは、とても驚き、怖がりながらも、約束を作る大人の気持ちまで考えることができた。
○児童の感想
 「お父さんの言うことをしっかり聞いて、お父さんがいる時にやる。」「自分たちだけではぜったいにしない。」「モラルレンジャーをクリックして、こわいことがおきたり、けしてもけしてもこわいことが出るなら、大人といっしょにやらないといけないなと思った。」などの感想が出された。今後は、保護者とも連携をとり、安全なインターネットの使い方について考えていきたい。

【岩倉市立五条川小】物語の世界に浸る〜心をはぐくむ読み聞かせ〜

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 五条川小学校は,「さくら名所100選」に選ばれている五条川沿いにあり,各学年2クラスの学校です。本校では,毎週水曜日の朝8時30分からの15分間は,「読書タイム」となっています。13年前からは,多目的教室に1学年ずつ集めたり,各クラスごとに,「読み聞かせボランティア」の方々による読み聞かせを行っています。数名のボランティアと読書指導員,時には職員も交えて,せりふや役割を分担しています。大型紙芝居や大型絵本を読んだり,絵本を大きなスクリーンに映したりして,見ている子どもたちが分かりやすいよう工夫しています。また,お話の雰囲気に合わせたBGMや効果音を流して,物語の世界を創り出しています。
 子どもたちは,床に座って読み聞かせを聞きながら,物語の世界に浸っていきます。これまで,「うさぎとカメ」「北風と太陽」「アラジンと魔法のランプ」などのよく知っている童話や,「にじいろのさかな」「はらぺこあおむし」などの大型絵本,「ことざのおはなし」「とべないホタル」などのブラックライトを使った大型紙芝居,「長遠寺淵の大蛇」「神社森」など地元の話を題材にした大型紙芝居など,数多くのお話に触れてきました。
 いろいろなお話の世界に触れながら,子どもたちは,「素直に,正直に生きること」「様々な知識を身に付けること」「人にやさしくすること」などの大切さを学んでいます。