【豊川市立小坂井西小】ケータイ安全教室(第4学年)

 本学級では、自分用の携帯(スマホ)所持が3名で、約1割と今のところ低い所持率である。その一方、PCを用いてインターネットを利用する児童は、5割以上である。また、携帯に強い興味をもつ子どもが多いが、各家庭でしっかりと指導がなされているようである。子どもたちが、携帯(スマホ)を所持した際の利用法について考える機会をもちたいと考え、実践をした。
 ドコモの「ケータイ安全教室」映像教材を用いて授業を行った。まず、DVDを視聴し、子どもたちに気になったことを発表してもらった。その中で特に興味をもった「知らないうちに人を傷つけているかも?」「知らない人に返信してもいいの?」について、班に分かれて、話し合い活動を行った。どの班でも活発に意見が出され、人を傷つけないように、ネット上に書き込むときのマナーについて考えたり、知らない人からのメールはすぐに返信せずに、家族に相談することの大切さを話し合ったりすることができた。
 子どもたちのふり返りからは、携帯(スマホ)を持つようになったときには、家庭で話し合ってルールを作ることの大切さを感じたことがうかがわれた。

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【豊明市立栄中】自分、他者を大切にする携帯電話の使い方

 本校では、「自尊感情を高め、人権感覚を育成する教育の充実」をめざしています。教科や道徳の学習、学校行事、部活動等を通して、自分の大切さとともに他者の大切さを認め、思いやりをもった生徒の育成を目指しています。その成果があって、様々な活動で協力し合い、意欲的に取り組む生徒の姿が多く見られます。しかし、課題が全くないわけではありません。携帯電話での友達間のトラブルが起こることがあります。そこで、人権感覚を損なうようないじめや犯罪被害につながる携帯電話の使い方について学習する機会を設けました。12月3日に愛知警察署生活安全課の方を招き、生徒たちに講話をしていただきました。ネットモラルで一番大切なことは、相手を思いやることが大切であることを話していただきました。無料通話アプリを使って、友達の悪口をやりとりしたり、友達を仲間はずれにしたりすることがいじめにつながることを実際に起きた事例を挙げて話していただきました。また、ネット上に自分の個人情報を流したり、見知らぬ人とネットでやりとりしたりすると、犯罪に巻き込まれる危険性があることについても話していただきました。講話後の生徒の感想に次のようなものがありました。
 「私は、一日一回はラインをします。無意識のうちに人を傷つけていないか心配になりました。ラインだと、悪気があって送ったわけではないメッセージでも、相手がいやな気持ちになっているかもしれないからです。これからは、気をつけながら、上手に使っていきたいです。」
 「軽い気持ちで、顔写真など自分の情報をネットに載せることや、顔も知らない人とやりとりすることが、どれだけ怖いことなのかがよく分かりました。最近、ニュースでラインに関する事件をよく見ます。自分も事件に巻き込まれる危険性があることを改めて感じました。」
多くの生徒が、同じような感想をもったようです。自分、他者を大切にする人権感覚の育成につながりました。

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【新城市立連谷小】スマホ・ケータイ安全教室

 スマホやケータイの普及や多機能に伴い、様々な問題も表出しています。今はまだ持っていなくても、近い将来は所持するであろうと思われるため、子どもたちの心の発達にあった使い方を学んでもらおうと、ドコモCS東海から講師をお招きし、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。
 2部構成で、第1部は児童向けにお話をしていただきました。家族や友達だけでなく、世界の知らない人とつながっていること、なりすましや文字だけのやりとりなど、姿が見えない人とのかかわりは危険がともなうものであることなどを、アニメや実写版で分かりやすくお話していただきました。
 第2部は保護者に向けて、子どもをトラブルから守るために保護者に求められること、保護者が知っておきたいことなどについてお話をいただきました。
【児童・保護者の感想】
 ・家族と何でも話し合えるようにしたい。(児童A)
 ・文字だけでは、気持ちが伝わりにくいことがよく分かった。(児童B)
・自分は、インターネットが情報源になっているので、危険から身を守るように気をつけたい。(児童C)
 ・ルールを定めておくことや段階を踏んで持たせるなど、事前に知っているとずいぶん違うと思う。(保護者A)
・実例を交えてお話をしていただいたので、分かりやすくてよかった。(保護者B)

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【瀬戸市立下品野小】 メールを使うときに気をつけること

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 情報モラルについて考える授業の一環として,わたしたちの道徳にある読み物資料『知らない間の出来事』と『相手に思いを伝えたはずなのに…』を使った授業をしました。クラスのほぼ全ての児童が,メールを利用したことがあります。『知らない間の出来事』では,自分がメールで送った内容が,他の人に回っていく間に少しずつ変化し,自分の意図とは全く違う内容となってしまう事例を紹介しました。『相手に思いを伝えたはずなのに…』では,普段と話している口調を文章にして送信したところ,相手を傷つけてしまったという事例を紹介しました。
 児童は,メールを送るときに気をつけることとして,「いつもと同じ言葉であっても,相手が傷つくような内容を送らない」「言葉に気をつけて送る」「相手にちゃんと伝わるか読み返す」「予想や推測をメールで送らない」「うわさをしない」などと考えました。また,グループで相談をして,黒板に書いて全員で考えました。
 5年生でも,スマートフォンでゲームをしている児童や,LINE等で遊ぶ約束をしている児童がいるのが現状です。今後も,相手への伝わり方など,ネットモラルについて考え,正しく利用してほしいと思います。

【豊川市立国府小】 インターネットっていいもの?悪いもの?

 我が校は、愛知県の東に位置し、全校児童652人の大規模校です。3年生が学習したローマ字を生かして、パソコンを使ってキーボード練習をしたり、アルファベットのゲームをしたりしました。3年生に聞くと、ほとんどの子が家のパソコンでゲームをしたことがあると答えています。これからの授業でも、インターネットを使って調べ物をしたり、お礼状をメールで送ったりすることが予想されます。そこで、正しくインターネットが使えるように情報モラル教育を行いました。「インターネットには、大人用と子供用があるよ」「インターネットっていいもの?わるいもの?」「正しい情報を選ぼう」「ネット社会の闇を知ろう」などを、アニメを通して勉強しました。
この感想では、「インターネットは悪い情報があるから、インターネットをやるときは、大人の人とやった方がいいと思いました。」「インターネットは、新しい情報だけだと思っていたけど、古い情報も新しい情報もあるなんて知りませんでした。」「コンピュータでふつうにゲームをやっていて何もこわくないと思っていたけど、インターネットで悪いことにもつながるので、これからは気をつけたいと思います。」と書いていた児童が多くいました。
これからも定期的に情報モラルについての授業を行っていきたいと思います。

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【豊川市立萩小】 人権教室〜腹話術を交えた講話〜

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 本校では、11月28日に人権教室を行い、宇野政博さん(元豊田市人権擁護委員)をお招きして、腹話術を交えた講話を聞きました。
 「いじめ」をテーマに、「けんちゃん」という名の人形と会話をしながら、わかりやすくお話ししていただきました。「いじめは絶対にしない」という真面目なお話の中にも笑いもあり、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
 その中で、3つのことを教えていただきました。
  1.人の体について言わないこと
  2.何も言わなくても、見ていたらいじめっ子と同じであること
  3.友達に相談すること
 講話を聞き終えた子どもたちは、「ぼくは、体のことを言ったりして、けんかになってしまうことがあるから気をつけたいです。」「給食のおかわりも、ちゃんと他の子のことも考えておかわりをしなければいけないと思いました。」と、これまでの自分の生活を振り返りました。その後も、全校集会で「アリとキリギリスの絵本」について校長先生の話を聞いたり、昨年度のいじめ防止標語コンテストに応募した自分たちの標語を紹介したりして、改めていじめや思いやりについて考えました。

【豊田市立岩倉小】障がいを理解するための実践教室

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 本校では、3〜6年が障がいを理解するための実践教室を
行っています。障がいのある方と交流したり、体の不自由な
人を介助したりする体験を通して「社会福祉への関心を高め
る」「自ら実践しようとする意識を高める」ことが目的です。
はじめに全員で、車椅子を利用してみえるAさんに「障が
いのある人との接し方など心に響くお話を聴きました。その
後、各学年で活動しました。3年生は、視覚障がい者ガイド
ヘルプさんのご指導の下、アイマスクを付ける子とガイドヘ
ルプの子の2人組になり、ゆっくりと廊下を歩きました。4
年生は、Aさんに車椅子の正しい操作を教えていただいてか
ら、2人1組で体育館からの150mのコースで、車椅子体
験をしました。5年生は、高齢者体験をしました。高齢者疑
似体験セットを2人1組で装着をし、「歩行・足の曲がりにく
さ・上げにくさ・見えにくさ」を体験しました。6年生は、
手話グループと点字グループに分かれ、口話体験、身振り体
験、手話体験、点字体験をしました。
 実践教室を通して、子どもたちは日頃あまり気に留めてい
なかった体や目や耳の不自由な方が、どんな思いで毎日生活
しているかを知ることができました。こうした疑似体験は、
障がいのある方や、高齢の方の思いを考え、深めるよい場と
なっているとともに、やさしい思いやりの心を育むことにも
つながっています。

【豊田市立幸海小】チャット体験をしよう

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 携帯電話、パソコンなどの利用率が高い高学年の児童を中心に、体験的な情報モラルの学習を行っている。そんな活動の一つとして6年生ではチャット体験を行った。チャットは「GameKi_DeSu」というソフトを利用した。子どもたちははじめ、ソフトの機能を確かめるように、意味のない言葉でも次々と発信していった。慣れてくると会話を少しずつするようになり、自分の書き込みへの反応を楽しむようになった。そして、次第に書き込む内容がエスカレートして暴力的な内容や友達の悪口を書くこともあった。
 体験活動を十分に行った後、会話の記録をプロジェクターで拡大して見せた。そこにはユーザー名や発信した内容だけでなく、IPアドレスやパソコン名も載っている。良くない書き込みをしている子ほど表示されたときには焦った様子だった。映像はだれがよくない書き込みをしたかまではわからないように短い時間だけ提示し、児童に記録が残っていることへの感想を聞いた。「記録が残っているとは知りませんでした。変な書き込みをしないようにしたいです。」という意見や、「楽しくてやめられなくなりました。書き込む内容をよく考えて書き込もうと思います。」という意見もあった。この体験を通して、インターネットで会話をするときには、内容をよく考えてから発信しようという意識を高めることができた。

【設楽町立名倉小】「相手に思いを伝えたはずなのに……」

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本校では、「私たちの道徳」を活用した道徳や学級活動の実践をすすめています。ここでは、電子メールによるコミュニケーションの場面を用いた第5学年の実践を紹介します。
○ねらい
どのように相手と接し、対処していくことが相手のためになるのかをよく考え、相手の立場や状況によって望んでいる対応が異なることに気付かせる。
○主な活動
1 私たちの道徳P64「相手に思いを伝えたはずなのに……」の資料から、メールを送ったぼくとメールを受け取った健太の気持ちを考え、ワークシートに記入し、話し合いました。
<児童の意見>
「ぼくは、励ますつもりでメールしたんだよね。」
「自分が健太だったら、いやなことばかり書いてあるのでちっともうれしくない。」
2 その後、どうしたらぼくの気持ちが健太に伝わったのか考え、話し合いました。
<児童の意見>
「もう少していねいな言葉を使ってメールをすればよかった。」
「落ち込んでいるときにメールをするんじゃなくて、そのときに直接言えばよかったと思う。」
「メールじゃなくて会って顔を見ていえば、いつもの顔だとかそうじゃないことがわかって、気持ちが伝わったと思う。」
○振り返りより
・ぼくだったら、もうサッカーをしたくなくなると思う。おこってなくても、おこっているような書き方をすると、気持ちが伝わらない。顔が見えないと、思っていることと違う風に伝わってしまうので、怖いなあと思った。
・いつも普通に使っている言葉を文にすると、友達が傷つくことばになってしまうかもと思いました。私はメールはしていないけど、ちょこっと紙に書いて友達に渡すときがあるので、相手がどう思うか気をつけてやりたいです。

【東海市立明倫小】情報モラル教室

危険がいっぱい!
 12月10日、NTTdocomoから講師を招き、6年生を対象に情報モラル教室を開催しました。
 (NTTdocomo)の講師の方から、「インターネットに挙げた情報は自分が消去しても消えないことや、文字だけのやりとりでは誤解が生まれいじめにつながることがある。」などの事例を聞き、インターネットの危険性を感じていました。ゲーム関連で多額の請求がくることになってしまった事例は、自分たちと重なるところもあり真剣にビデオを見ることができました。
 また、肖像権や著作権、個人情報の取り扱いについてもクイズに答えながら、考えることができました。
 携帯電話やスマホなどで、メールでやりとりするのが当たり前になっている子どもたちに、自分たちの使い方が間違っていなかったかを振り返らせ、これからどのように使っていったらよいのかを考えさせるよい機会となりました。

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【みよし市立南中】「南中給食day」

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 11月20日(木)を「南中給食day」と名付け、食に関する様々な活動を行った。
保護者を招いての給食試食会に40名の保護者が参加し、学校栄養職員の食に関する話を聞きながら会食をした。また、同じ時間帯に栄養教諭や学校栄養職員、みよし市学校給食センターの調理員による1年生への給食訪問を実施した。配膳片付けの様子を見ていただくと共に、会食の時間に生徒に対して栄養や給食センターの活動の様子などを話していただいた。また、生徒の食に対する様々な疑問にも丁寧に答えていただいた。
 給食後は、絵本「いのちをいただく」(内田美智子・諸江和美 共著 西日本新聞社発行)を資料として行っている道徳の時間の指導を保護者に参観していただいた。食肉加工センターで食肉用の牛を殺す仕事をしている坂本さんの、この仕事を続けるかやめるかを葛藤する心情から、命の大切さを食と関わらせながら考えることができる資料である。坂本さんの手によって解体された肉を、その牛を飼っていた家の子どもが泣きながら食べる場面は、生徒の涙を誘うものであった。坂本さんが、この仕事を続けようと決心する場面を通して、生徒は様々な命をいただいて生かされている自分に気づき、食べ物を大切に、また命を大切にしようとする気持ちを高めた。
 6時間目は保護者を対象に、思春期家庭教育講座を実施し、情報モラルについて学ぶ機会を設けた。
【「命をいただく」生徒の感想】
・みいちゃんをたべるのはいやだけど、家族が生活するために殺されたのだから、感謝しなければという気持ちから、それを食べるという行動に変えたんだと思う。私は、この話を聞いて、これから食べ物はどんなことがあっても残さないでおこうと思った。
【給食試食会、保護者の感想】
・久しぶりの給食。味がしっかりついていて食べやすい。子どもが給食がおいしいというのが分かる。
・給食を作るのに安全でおいしいものをという給食センターさんの思いがあるなあと思った。
・バランスのとれた給食。食器も素敵。また機会があれば参加したい。
・栄養バランスを考え、家でも食事を作らなくてはと改めて感じた。
・牛乳パックの片付け方にびっくり。とてもためになる。
【思春期家庭教育講座、保護者の感想】
・SNSからの犯罪は遠いように感じていたが、いつ巻き込まれてもおかしくないと言うことを感じた。子どもと、使い方やルールを話し合ってみる。
・気軽に利用していることが、命に関わる危険につながることを知り、大変ショック。便利に使用しながらも、そのような危険性が潜んでいるということを子どもにしっかり伝えて、家族のコミュニケーションをもっと増やす。

【弥富市立桜小】マナーも一緒にケータイしよう

○ ねらい 
 気持ちのよい生活をするために、携帯電話やスマートフォンを使う際にもマナーが必要なことに気付く
○ 児童の実態(5年生)
 高学年になり、児童の会話に「メール」や「スマホ」という単語が出るようになった。児童の会話から、夜遅くにメールをしている実態も分かってきた。
○ 授業の流れ
1 どうしてきまりやマナーがあるのだろう。
2 携帯電話やスマートフォンを使うときのきまりやマナーについて考えてみよう。
 (1) 「春野家ケータイ物語 第1話」のDVDを視聴する。
 (2) よい使い方、よくない使い方とはどのようなものだろう。
3 まとめの話を聞く。
4 授業の振り返りを行う。
○ 児童の感想
・ 今日の授業で、夜遅くに友達にメールするのが迷惑だということが分かりました。今まで、数回、夜にメールをしていたのでやめようと思います。
・ 私は、習い事の習字のときにマナーモードにするのを忘れ、恥ずかしい思いをしてしまったことがありました。公共の場では、マナーモードにするように心がけたいと思いました。
・ 携帯電話やスマートフォンでマナーを守らないと、相手の人が嫌な気持ちになるので、絶対にやめようと思いました。たまに、夜9時を過ぎてもメールなどをすることもあるので、今度はやめようと思いました。
・ 授業で考えたことは、マナーやルールを守らなければ、安心・安全には暮らせないということです。携帯電話は人間にとって、とても便利な道具だけど、私たちがルールやマナーを守らないと、悪い道具になってしまうということが分かりました。これからも、ルールやマナーを守ろうと思いました。

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【大府市立大府小】「本音で語り合う道徳教育の充実」

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 本校では,現職教育で「本音で語り合う道徳教育の充実」をテーマに掲げ、道徳の時間や行事・体験活動等を大切にし、日々実践する一人一人の教師のアイディアを共有し、日常生活や学習の基盤となる道徳性の指導や感性にはたらきかける指導に取り組んでいます。
 特に、道徳の授業では、子どもたちがもつ道徳的価値観が深まり、他者との話し合い活動の中でつながることで広がりをみせることをねらい、授業を展開しています。
 3年生は、本校の学習発表会で学年全員で劇「ちいちゃんのかげおくり」を発表しました。その事前に、シドニー五輪金メダリスト高橋尚子選手の資料を扱い、1−(2)勤勉・努力・不とう不屈の内容項目で「かがやく自分になろう」という道徳授業を行いました。一人一人が自分でやろうと決めたことを、がんばってやり遂げたとき、充実感や喜びを感じることができる。自分の目標達成のために、困難にぶつかってもあきらめず、努力を続けていくことが、自分のよりよい生き方に通じていく。学習発表会を前に、そのような道徳的価値を授業で学び、そして発表会での実践意欲を高め、より価値を深めることをねらって臨んだ授業でした。
 主人公の気持ちを「ハートメーター」という教具を使って、あきらめたくなる気持ちと、あきらめない気持ちの葛藤を一人一人が活発に意見交流をしました。授業の終末では、「これまでがんばってきたことは、自信になる。自分にしかできないことを精一杯やる」という言葉が子どもたちから出てきました。
 授業後の発表会本番。一人一人が堂々とした演技をし、一生懸命体育館に響く大きな声で戦時中の人々の想いを劇と歌で伝えることができ、大成功に終わりました。感動したお客さんの表情とたくさんの拍手に自信をもち、子どもたちはますますよりよい自己実現を目指してくれることと思います。

【東海市立平洲小】地域清掃活動「ピカピカサタディ」

 本校では,年に1回,地域のコミュニティ推進協議会とともに,地域清掃活動「ピカピカサタディ」を行っています。目的の一つ目は,地域の一員として校区内の通学路や公園の清掃に参加することにより,自分たちの地域をよりよくしていこうとする気持ちを高めることです。目的の二つ目は,地域の方々との触れ合いや活動を通して,地域連携を深め,地域ネットワークを拡充することです。本年度は9月27日(土)に実施しました。家の近くの公園や公民館に集合し,保護者や地域の方々,中学生と協力してきれいにすることができました。
《子どもたちの感想》
・短い時間だったけど,みんなで協力したらあっという間にきれいになってすっき
りしました。
・今日ごみを拾ってきれいにしたので,これからもきれいに使っていきたいです。
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【犬山市立城東中】インターネットを安全に活用する方法を学ぼう

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 本校では全校生徒を対象に情報モラル教室を開きました。
e-ネットキャラバンから講師の方に来ていただき、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺の四つの観点からお話をしてもらいました。動画なども交えた授業をして下さり、生徒も集中を切らさずに真剣に話を聞くことができました。
以前、本校の1年生を対象に携帯電話やスマートフォンの所有率について調査を行ったところ、約半数の生徒が所有していることが分かりました。また、ほぼ全員の生徒が家庭でもインターネットに触れられる環境にあります。
インターネットを利用する上での注意点について知り、今後どう利用していけばよいか学ぶことができました。自己責任で使用することは当然ですが、困ったときはすぐに周りの大人に相談してほしいと思います。

【小牧市立本庄小】低学年から情報モラルの基礎を養う

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 高学年における情報端末の利用割合は上昇の一途をたどっている。今年度は、機器を使うことが少ない低学年のうちから、情報モラルの基礎を身につけていくことを目的として計画的に情報モラル教育の実践を重ねてきた。「やってしまうと後で大変困ること」「コンピュータでなくてもやってはいけないこと」「便利だけどやっていけないこと」などを主にデジタル教材「NETモラル」を活用して指導した。
 「個人情報を守る」では、警察を名乗り、身近な人が事故を起こしたと切羽詰まった状況に追い詰め、個人情報を聞き出してしまう事例を提示し、どうすればよかったかを考えさせた。「断る」「学校にきくように言う」など、個人情報を漏らすことのない工夫を考えることができた。
 「人の作品を大切に」では、クラスの子のコンピュータで作り印刷した作品が上手でないと思いこみ、断りもなく勝手に作品を直してしまった事例を提示した。児童からは、「勝手に直すのはいけない」「自分がされたら絶対いやだ」などの感想が発表された。コンピュータの作品だけでなくふつうの作品でも同じことがいえること、断りもなく直すのもいけないが、他人の作品を出所の紹介をしないで自分の作品のように見せることもいけないことをに気づかせることができた。
 「安全と健康の配慮」では、ゲームのやりすぎで健康を崩してしまった事例を紹介した。本校の学校保健委員会で取り上げた事例と大体同じ内容であり、児童はゲームのやりすぎに対するマイナス面を改めて認識することができた。
 今後、ますます情報に触れる機会がふえてくる。低学年で培うべき「道徳」の上に、様々な情報モラルが身につくように学習させたい。

【東郷町立春木中】犯罪から自分を守るために

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 本校では子どもたちを犯罪から守る、または巻き込まれないために愛知警察署の方をお呼びし、以下の実践をして行っている。

 5/10 防犯教室(1年)
 5/22 ケータイ安全教室(2年)
 5/30 サイバー犯罪防止講座(1年)
11/ 6 薬物乱用防止教室(3年)

1.ねらい
 ○生徒が犯罪に巻き込まれないように、警察の方から直接話を聞き
  ・犯罪に関わる情報を知る。
  ・犯罪に巻き込まれないようにするための予防法を知る。
  ・自分の身を守る為の実践力を高める。
 ○中学3年間を通して防犯教育をすすめる。
2.生徒の実態
 携帯電話やスマートフォンが普及する中、現在トラブルが多いのが、ラインでの書き込みによるものが多いと思われる。その中でも知らない人との関わりも広がり、一歩間違うと犯罪に巻き込まれることが想定される。また、校区の一部では田園風景の広がる場所もあるので、夜道など明かりが乏しく、何かあったときに自分の身を守る意識をもつことは必要であると考えている。
3.生徒の感想
 インターネットは、とても便利でよく使っているけど、使い方を間違えると怖いことがたくさんあることも分かった。僕もそういう被害に遭わないように気をつけて使っていきたいと思った。

【南知多町立師崎小】情報モラル教育

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 本校では,南知多町の情報教育アドバイザーの先生にお願いし,各学年の実態に合った内容で,コンピュータの操作の仕方や情報モラルに関する内容を学習しています。
本年度は,4年生〜6年生の児童は,校内チャットを利用して,ペンネームを使ったチャット体験をしました。児童は,顔を合わせて話をすることと,顔を合わせず文字で会話をする体験を通して,言葉だけで会話していると,自分の思ったことが正しく伝わらなかったり,誤解されたりすることがあることを知りました。また,匿名による投稿の危険性や悪質性についても体験するとともに,チャット荒らしに対する対処の仕方についても学習しました。この他にも,個人情報の扱い方,「むやみに教えたりしない」「ちょっとしたことから情報が漏れてしまう」ことや,有害サイトの危険性,「簡単にクリックしない」ことなどについても学習しました。
 児童は,コンピュータの便利さや楽しさとともに,怖さや難しさも知ることができました。

【東海市立三ツ池小】「幸せコアラ」道徳の実践

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「幸せコアラ」は文科省の道徳読み物資料の一つである。本資料は,自分の携帯電話に送られてきたチェーンメールに戸惑う主人公が,身内の交通事故をきっかけにメールを親友に送ってしまう。そのことで,友達を悲しませ思い悩むという内容である。メールの怖さの一端を理解させながら,友達との関係を考えさせる資料である。
 導入時に,「私たちの道徳」を使い,インターネットやテレビゲーム,メールの使用状況についてグラフ(平成25全国学力・学習状況調査,小学6年生対象より)を見せた。児童から,「自分たちが思っているよりも,インターネットの利用時間やメールの利用率が低い」などの意見が出された。
 その後,「幸せコアラ」を読み,チェーンメールが届いたことで悩む主人公の気持ちについて考えさせた。コアラの絵文字が書かれていたこともあり,「かわいいな」「どうやって作るのかな」という意見や,「あやしい内容だ」「送るのはどうしようかな」等の警戒する意見が出た。祖母の交通事故をきっかけに「メールを送っていないせいだ」「幸せがとんでってしまったかも」という主人公のメールを送るか否か葛藤する気持ちを考えさせることができた。
 最後に,チェーンメールを親友に送ってしまい,その子を悲しませてしまったことについて,自分だったらどうするかを考えさせると,「メールが来た時点で親に相談する」「あやしいメールは送らない」という意見が数多く出てきた。
 この授業を通して,メールの利便性だけでなく,その危険性についても考えさせることができた。今後も様々な機会で情報モラルについて学ばせていきたい。


【田原市立東部中】 全校集会での取り組み・「私たちの道徳」を用いた取り組み

 本校では、様々な機会をとらえて情報モラル教育に取り組んでいる。年々、携帯電話やスマートフォンをもつ生徒が増加しており、メールやLINEに関するトラブルが発生することがあるため、次のような取り組みを行っている。
1 全校集会での取り組み
 昨年度から全校集会で、情報モラルに関する内容を取り上げている。昨年度は講師に石鎚一則先生をお招きし「情報モラルとマナー向上」と題して、お話をうかがった。実際に起きた事件をもとにしたお話だったので、生徒たちの感想には、「むやみに画像をアップしないようにしたい。」「自分はちょっとふざけただけと思っても、大きな事件につながるので気をつけて利用したい。」とあった。本年度は、学校長自らが人権に関する講話の中に、メールやLINEの利用の仕方を盛り込み、画像を用いて講話を行った。ネットいじめの場面がイメージしやすかったので、生徒たちは自分事として真剣に話を聞いていた。
2 「私たちの道徳」を用いた1年生の取り組み
 本校の1年生は、中学生になって携帯電話やスマートフォンを持ち始めた生徒が多く、正しい利用の仕方を知らないまま利用している生徒の割合が高い。このような1年生にメールやLINE、インターネットなどの正しい使い方を身につけさせ、トラブルに巻き込まれないようにしたいと考えた。そこで、「私たちの道徳」の「考えよう情報社会の光と影」を用いて道徳の授業を行った。特に「不正アクセス事件で加害者になった少年の数」のグラフや「分身キャラが欲しかった」の新聞記事をもとにして読み取ったことや感想をじっくりと話し合った。生徒たちの感想には、「ロックやパスワードを設定し、解除されないようにするのが大事。」「わが家にも使い方のルールがあるけど、まだ甘いのかな。」とあり、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を身につける必要性を感じた生徒が多かった。

 今後、社会科の公民や技術・家庭科でも情報モラルについて取り上げ、中学校3年間を通して、正しいモラルや知識を身につけることができるようにしていきたい。

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