【小牧市立本庄小】ふれあい読み聞かせ

 本校は,強い体と,きれいな心をもった子,よく見,よく聴き,よく考える子,だれとでも関わり,協力できる子,の育成をめざして教育活動を進めています。中でも,上学年と下学年のペア学級によって実施される,ふれあい活動は,長年にわたって継続しています。
 ふれあい活動は,ふれあい遊び,ふれあい読み聞かせ,ふれあい給食の3つに分けられます。どれも異学年間交流であり,年間を通して複数回計画が立てられています。
写真にある活動は,上級生が下級生に読み聞かせをしている場面です。読み聞かせは,総合的な学習の時間に開かれ,上級生はこの日のために下級生の興味や関心,その実態を考慮に入れながら紙芝居や絵本などを選び,朗読練習をします。読み聞かせの会の当日は,下級生が飽きないように上級生は声の大きさや速さに気をつけて読みます。さらに読み終わった後はクイズを出題したり,正解者に手作りの景品を渡したりするなど,上級生と下級生がふれあう場を設けています。
 児童の感想には、「下級生に楽しんでもらえて、練習したかいがあった。」「上級生の紙芝居がとても面白かった。」など、活動してとても楽しかったことが書かれていました。このように、聴いてもらおうと登場人物になりきる読み手,クイズに元気よく答えたり,感想を発表したりする聞き手。それぞれがより充実した楽しいひとときにするために,無意識のうちに相手のことを思いやる気持ちや態度は,心の教育あるいは心を豊かにする取り組みにつながっていくのではないかと考えます。
今後も,3つのふれあい活動を核に,上級生と下級生が仲よく集える場を設けるとともに,児童が主体的に関わっていく力をつけられるように支援をしていきたいと思います。

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【岡崎市立連尺小】インターネットは大人と使おう

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 パソコン室での学習を行い、パソコンの楽しさやインターネットの便利さに気づき始めた1年生の児童たち。しかし、家庭でパソコンを使う児童は1割程度とあまり多くなく、1年生のこの段階でインターネットの正しい使い方、ルールについて学んでおく必要があると考えた。
 パソコン室での学習のあと、家庭でのパソコンの使用について考える時間を設けた。
家庭でパソコンを利用する際の約束がある児童を確認した。
「インターネットはお父さん、お母さんと一緒じゃないとだめ。」
「使っていい時間が決まっている。」
「このボタンは押していいけど、これはだめって言われた。」
など、いろいろな約束があるようだ。
 しかし、なぜだめかという理由を知っている児童は少なかったので、実際に起こっていることを話した。無料ゲームに登録したら、家に電話がかかってきて、ゲーム使用料を要求された話をすると、子供たちは
「怖い」
「どうしたらいいかわからない」
とつぶやいていた。

今後もきちんと約束を守って利用することの大切さを伝えると、
「これからも約束を守ってパソコンを使うよ」
と子供たちは口々に言っていた。

【豊明市立豊明小】携帯電話の正しい使い方について考えよう

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 近年,小学校でも,携帯依存の問題,携帯電話を介在したいじめやトラブルなどが見受けられるようになってきた。本校でも,携帯電話を利用する児童が年々増えている。そこで,携帯電話による問題の発生を未然に防ぐために,情報モラル教育の充実が必要であると考え,高学年を中心に実践を行った。
1 道徳の授業実践【6年生】
 通信端末を正しく利用し,良好な人間関係を維持・形成するためにも,「携帯電話の上手なメールの使い方」について,6年生を対象に授業を行った。また,児童だけではなく,保護者に対しても注意を促すために授業参観日を選んだ。携帯電話は「いつでも」「どこでも」気軽に利用できる反面,相手の都合や気持ちを考えずに一方的にメールを送ることができるので,延々とメールの交換が続いたり,人を傷つけたりするトラブルに繋がりやすい。授業では,「携帯電話でのトラブル」や「メールで崩れる人間関係」などの様々な事例を紹介することにより,何気なく利用している携帯電話の落とし穴を理解させた。携帯電話を利用する際には,「お互いの時間を尊重して,時間を決めて利用すること」「相手に気持ちが伝わりにくいからこそ,相手の気持ちを考えること」「大切なことは,直接会って会話すること」などを学んだ。
2 e−ネットキャラバンへの参加【5年生・6年生】 
 総務省が行っている「e−ネットキャラバン」による情報モラル教育を行った。体育館に2学年が集まり,映像を見ながら,総務省から派遣された外部講師の話を聞いた。携帯電話の便利さと注意点,インターネットの利用の仕方を中心に,具体的な事例を通して分かりやすい説明があった。
 これらの学習を通して,児童は,「ルールを決めて携帯電話を使いたい。」「軽い気持ちで悪口を書くと大変なことになるので注意したい。」「相手の気持ちを考えて,メールをしたい。」など,一人一人が自分の考えをもつことができた。

【清須市立清洲東小】「e-ネット安心講座の開催」

 今年度は1学期の学校公開において、保護者向けと6年生向けに「e−ネット安心講座」を行いました。e−ネットキャラバンから講師の方をお招きし、情報モラル教育の一環として、携帯電話やインターネットを使うときのルールや注意点について学びました。 具体的な事例を紹介するビデオの視聴も行いながら、講師の先生から実際に使用する場面で気を付けることを教えてもらいました。多くの児童は、普段から家庭でインターネットを利用していることもあり、架空請求をされたときの対応や、些細なことがメールでのトラブルにつながることなどを知り、「自分は、こうならないように気を付けよう」などと話し、使うときには注意することがたくさんあることに気付いていきました。また、困ったときには、家の人や先生にすぐ相談するとよいことも学びました。
 保護者の方からは、「はじめて参加して、とても参考になりました」との感想をいただきました。今後の生活でコンピュータや携帯電話などを利用するときに役立ててほしいと思います。
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【瀬戸市立古瀬戸小】「メールの返信」 − 6年生道徳の実践 −

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 携帯電話や通信ができるゲーム機の普及に伴い、本校でもそれらを児童自身が所持している割合が高くなってきています。メールやSNSは、気軽に通信できる手段として非常に便利ですが、その内容や利用する時間帯などで様々な問題も生じてしまいます。そこで、6年生の道徳で、携帯電話の使い方について、マナーやルールの学習も兼ねた実践を行いました。
 今回の道徳の時間の実践では、主人公の思いやその相手の親友の気持ちを考えるにあたり、2色の面積を自由に変えられる「反応器」を用いて今の自分の考えを表現しました。携帯メールの返信時間をきちんと守るべきと考える場合は水色に、大切な親友のためならば、時間外でもすぐにメールを返信するべきと考える場合は桃色として、児童の話し合いに活用しました。また、それぞれの考えを持つ代表児童が前に出て、お互いの考えを主張する場面も学習の展開の中に設定しました。
 この実践では、「メールなどをするときは、きちんとけじめをつけて使うことが大切」、「メールで思いを伝えることは便利だけれど、やっぱり直接会って話をすることが一番、気持ちが伝わる」という考えを持った6年生の児童たちがたくさんいました。

【東海市立船島小】インターネット安心講座

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 インターネットが普及し,多くの児童が学校や家庭でインターネットを使うようになりました。高学年になり,携帯電話を持つ児童も増えてきています。これらは便利な反面,気付かないうちに自分がトラブルに巻き込まれてしまう危険性もあります。そこで,6年生の全児童を対象に,講師の方をお招きして,インターネット・携帯電話の安全な使い方について,学習しました。
<講師の先生から学んだこと>
・チェーンメールや知らない人からのメールは回さない,広めない。
・自分のプロフィールなどの大切な情報は簡単に見せない。
・ネットや携帯電話に頼りすぎない,依存しない。
・悪口や嫌なことは書き込まない。
<児童の感想>
・いつの間にか,自分が事件に巻き込まれてしまうかもしれないのは,怖いと思った。
・チェーンメールを回してしまったことがあるが,今度は回さないようにしようと思  う。
・メールやLINEはよく利用している。身近なことにも危険があることが分かった。

 インターネットや携帯電話を使うときには,その危険性をきちんと知ることが大切だと思いました。使い方のルールを決め,正しく安全に使用し,トラブルを未然に防げるようにしていきたいと思います。

【蒲郡市立西浦小】携帯電話やパソコンの使い方について考えました

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 携帯電話やパソコンは、使い方しだいで便利な物とも危険な物ともなってしまいます。
 本校では、高学年の児童を対象に、携帯電話やパソコンの使い方について考える機会を設けました。携帯電話やパソコンを使った経験をもとに、困っていることや不安なことを話題に取り上げ、今後どのように使うことがふさわしいのかみんなで考え合いました。
1.困ったことや不安なこと
 ・お金がかかるサイトが出てしまう。
 ・メールなどで、悪口が来たらどうしたらよいのか。
 ・個人情報が漏れてしまうのではないか。
 ・他人が勝手に自分のものを見て、悪いことに使われるのではないか。
2.今後、どのような使い方をしたらよいのか。
 ・子どもだけでは使わない。親がいるところで使う。
 ・時間を決めて使う。
 ・安全なものではないし、悪いことに使う人もいるということを意識する。
 ・人を傷つける使い方をしない。
 子どもたちは、話し合いに真剣に参加しました。その誠実な態度にほっとしました。それだけに、各家庭との連携をいっそう確かなものにしたいと思います。今後は、「インターネットの危険から子どもを守る」と題し、本市青少年センターから講師を招き、保護者対象の学習会をおこなう予定です。

【豊橋市立下条小】食農教育を軸に心をたがやそう!

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 本校は,豊橋の北にある全校92名の小さな学校です。8年前から食農教育に取り組み,農作物の栽培などの生産的活動や調理実習などの体験活動を通して,働くことの尊さや食への感謝の気持ちを育んでいます。また,校友グループ(異年齢グループ活動)でも季節の野菜づくりを行うことで他学年とのふれあいの場を広げ、豊かな人間関係づくりもめざしています。
 「早く,大きくなあれ。」「わたしのらっかせいのらっかちゃんは元気かな。」と毎朝,水やりをしながら野菜たちの健康観察をする子どもたちの姿からは,愛情をたっぷり注ぎながら大切に育てていることがうかがえます。校友グループでは,枝豆とサツマイモを育てています。高学年が優しく1年生に苗の植え方を教える様子はたいへん微笑ましく,頼もしくもあります。7月の中旬には,自分たちで育てた枝豆やトマト,ナス,タマネギ,キュウリやピーマンなどの夏野菜を使って,オリジナルの下条っ子弁当を作ります。お家の方と相談しながらメニューを考え,当日は,張り切って早起きをして野菜を切ったり,炒めたり,弁当箱につめたりするなどのお手伝いをします。心のこもった弁当を学校で食べるのをみんな楽しみにしています。6年生は学校でメニューづくりから調理まで一人で行うマイ野菜弁当にチャレンジします。
 「自分たちで育てた野菜はおいしいね」「お母さんといっしょにお弁当を作るのが楽しみ」と子どもたち。のびのびと育ち,今年もたくさんの実をつけている野菜のように,下条の子は心も体もすくすくと健やかに育っています。

【東浦町立北部中】♪Let’s チョボラ♪

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 東浦町立北部中学校では、毎月1回校区の小学校正門前で行われる朝の「トライアングルあいさつ運動」をはじめ、地区の公園や河川沿いでの「ごみゼロ運動」、一人暮らしのお年寄りへの「花のプレゼント運動」など、毎年、様々なボランティア活動を行っています。これらの活動は、♪ Let’s チョボラ ♪を合い言葉に行われ、毎回多くの生徒の参加により実施されています。
 特にあいさつ運動では、全校生徒の3分の1を超える200人近くの生徒による活動が展開されています。2・3年生が継続して熱心に活動に取り組んでいることにより、新しく入学してきた1年生も自然に参加しはじめるという、学校の一つの伝統となっていることが誇りです。一人一人のちょっとした温かい心遣いが、ほかの誰かの安心・安全・勇気・希望につながることを願いながら、ボランティア活動に取り組んでいます。また、地域の方々や保護者の皆様からの励ましの言葉掛けが、生徒たちのやる気をさらに高めてくれています。
 地域・家庭・学校が一体となり、伝統の積み重ねがなされている北部中学校は、今日も、♪ Let’s チョボラ ♪を合い言葉に、一人一人のちょっとした心遣いがあふれた、地域が誇りに思う日本一の学校を目指しています。

【東海市立横須賀小】みんなの心の木

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 横須賀小学校は健康推進実施校として心身ともに健やかに育つようにさまざまな取組をしている。児童保健委員会では,心の木の葉っぱに友だちの良いところや感謝の気持ちを書いて,ポストに入れると,保健室前にある心の木に掲示されるという取組を行っている。
 掲示された心の木のメッセージは,週に1回,いくつか選んで保健委員がお昼の放送で紹介している。また,葉っぱは学期末に宛先の児童のもとに届けられる。友だちの良いところや感謝の気持ちを言葉にして伝えることで,児童が優しい気持ちをもったり,聞いた人が元気になったりすることをねらいとしている。また,気持ちを伝えることの大切さを知ってもらうことも意図している。「○○さん,ふだんなかなか言えないけど,いつもやさしくしてくれてありがとう。」「○○先生,いつもわかりやすく勉強を教えてくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」など,素直な気持ちが書かれている。放送で流されると照れくさいようでもあり,関心をもって聞いている。面と向かっては言えないような児童の素直な気持ちがとても表れている。

【岡崎市立小豆坂小】  教材「ゲームに熱中すると」を使って、ゲームをするときに気をつけることを考える。

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 ゲーム機で遊ぶ児童が多い。ゲームをする時間を決めていても、それを守らずいつまでもやり続けてしまう児童もいる。4年生で、『事例で学ぶNetモラル』「ゲームに熱中すると」を利用し、ゲームで遊ぶとき、どんなことに気をつけたらよいか考え、話し合った。
<教材のあらすじ>
ゲーム機を買ってもらって喜ぶけんた。夜遅くまでゲームをしてしまい、授業中にぼっとしてしまう。ついに外にも遊びに行けなくなり、保健室で休み、先生に心配されるというお話。

<授業の流れ>
・携帯ゲーム機を持っているか、1日に何時間ゲームをするのか、児童の実態を調べる。
・Netモラルの「ゲームに熱中すると」を視聴する。
・ゲームを買ってもらったときのけんたの気持ちを発表する。(第1発問)
・切りがつかずに、ゲームを続けているときのけんたの気持ちを発表する。(第2発問)
・ゲームをした翌日の、授業に集中できなかったときのけんたの気持ちを発表する。 (第3発問)
・ゲームをするときに、どんなことに気をつけなくてはいけないかを考え、プリントに書き、発表する。(振り返り)
<子供の様子>
・導入で、ゲーム機を持っているかどうかを確認すると、学級の27人全員が持っていた。ゲームをする時間は、多い児童で3時間、少ない児童で20分であった。1時間という児童が最も多かった。
・第1発問については、「うれしい」「いっぱいやりたい」「全部クリアしたい」「みんなで遊ぼう」など、ゲームを買ってってもらった喜びとやりたいという意見がたくさくさん出た。  
 第2発問については、「クリアするまでやめられない」「あと少しだけやろう」「できるまでやろう」「音を消せば、分からないや」と、やりたい気持ちが抑えられない。また、ちょっとだけなら大丈夫だという甘えを指摘する意見が多く出た。
 第3発問については、「今日もゲームをしたい」「眠い」「やりすぎた」「やらなければよかった」「これから早く寝よう」「お母さんにあずければよかった」「夜遅くまでやらなければよかった」「時間を守ればよかった」など、自分のしたことに後悔をしたり、時間や約束を守ればよかったという行動を見直したりする意見が出された。
 話し合いを通して、ゲームをやるときには、「時間を守る。」「約束を守る。」「休んでもやりすぎないことが大切。」など、気をつけなくてはいけないという意見が出された。睡眠を十分取らなくてはいけないという意見も出てきた。
・授業の後、家に帰って、ゲームをやるときのルール、約束ごとを家の人と話し合ったという児童もいた。

<授業の感想>
・児童にとって最も身近なゲームの話なので、児童は自分の問題として考えることができた。
・ゲームのやり過ぎはよくないと分かっていても、つい長く続けてしまう児童がいる。しかし、今回の授業を通してやり過ぎがなぜいけないのか、ゲームをするときに気をつけることについて考えることができた。ゲームをするとき、目を疲れさせないために部屋を明るくするようにした。また、ゲームのやり方・ルールについて、家の人と話し合うよい機会となった。

【美浜町立河和中】インターネットの安全な利用について考えよう

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 7月3日に愛知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策本部の方をお招きして、中学2年生を対象に情報モラル教室を実施しました。SNSやオンラインゲームの利用上の注意としてIDやパスワードの取り扱い方について知ったり、出会い系サイトの危険性やワンクリック詐欺について説明を受けたりしました。

 「遊びの気持ちでネットを利用しない。」
 「相手の身になって、よく考えてから掲示板の書き込みをする。」
 「パソコンの世界でも、人を傷つけるようなことを言わない。」
 「今は携帯も持っていないし、パソコンもほとんど使わないけれど、将来はこういうト  ラブルに巻き込まれないように注意したい。」

 生徒は、日頃の技術科の授業や道徳の時間などを通して、情報機器の使用上のルールや危険性について一応の知識はもっています。しかし、それらが直接自分に関わる問題だという実感は薄いようでした。この日の県警の方からの具体的な事例を使った説明により、情報モラルをより身近なものと感じ、気を付けていきたいと多くの生徒が感想を書いていました。

【刈谷市立双葉小】〜著作権について学ぶ〜

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 3年生で、クラスのマーク「ピーチくん」(出典:事例で学ぶNetモラル)を活用して他人が作ったものを大切に扱うにはどうしたらよいか考える授業を行った。
 著作権法では、他人が作った作品を利用しようとする場合には、その作品を作った人から事前に利用の許可をもらわなければいけないということが定められている。最近は、パソコンやインターネットなどの技術が進み、誰もが簡単に情報を手に入れたり、手軽にDVDやCDをコピーしたりすることができる。また、自分のホームページを作って情報を発信したりすることができる時代になった。こんな状況の中、自分が作品を作る人にもなれる反面、日常生活の中で知らないうちに、ついうっかり、他人の作った作品を無断で利用してしまうことがある可能性が大いにある。そこで、小学校中学年のうちから著作権のことを理解させ、作品を作った人の著作権を尊重する気持ちや、ルールを守り作品を大切にする気持ちを育てていきたいと考え、実践に取り組んだ。
 はじめに、図工で「自分マーク」を作るということを知らせた。その後、DVDを視聴させて「ピーチくん」を使ってしまったさやかや泣き出したみかについて話し合わせた。DVD視聴後、「さやかの行動についてどう思いますか」と投げかけ、デザインを思わず真似してしまったさやかの気持ちを発表させた。
 次に、「知らぬ間に『ピーチくん』がクラスのマークになったのを知ったみかは、どんな気持ちだっただろうと投げかけ、自分がみかだったら、どんな思いをするのだろうかを考えさせながら、さやかの思いとみかの思いを整理しながら板書した。そして、「さやかは、みかのデザインを使うときに、どうすればよかったのだろう」と投げかけ、自分が作ったものを無断で使われたときのみかの気持ちに共感させ、さやかはどうすればよかったかを考えさせた。
 その後、まとめの映像を視聴し、人の作った作品を使うときの決まり(著作権)があること、自分の作品が使われたくないときは断ることができることを知らせ、著作権に関するクイズを行った。
 授業後の子どもたちの感想の中に「お母さんに教えてあげなきゃいけない」「家で考えてきていいの?」という内容のものがあり、本時の授業の内容を子どもたちが理解できていたこと、実生活にも生かしていきたいという意識をもてたことが伺えた。
 また、今回の実践の内容を学級通信・学年通信でふれて、家庭との連携も大切にしていきたい。

【豊田市立幸海小】4年1組とさちのみ学級の交流会をしました。

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 4年1組とさちのみ学級(特別支援学級)の交流会をしました。4年1組の子どもたちは、一緒に遊べる活動をしようと、フラフープとバランスボール遊びを計画しました。
 当日は、運動場に出て、みんなでフラフープを回して遊びました。フラフープでは、遊び慣れていない4年1組の子も、さちのみ学級のA君に教えてもらって、ぐんぐん上達しました。
 それから、さちのみ学級の教室に入り、バランスボールで遊びました。B君が、4年1組の子たちに「真ん中にのるといいよ」と声をかけてくれ、どの子もうまく乗りこなすことができるようになりました。
 最後に、サプライズで、さちのみ学級の子たちからお返しがありました。大型絵本の「めっきらもっきらどおんどん」の読み語りです。C君の気持ちをこめた読み語りに4年1組の子たちは、静かに聞き入っていました。
 交流会後、4年1組の子たちは、「今まであんまり話したことがなかったけど、今日、一緒に遊んでとても楽しかった。」「Aくんから、手をつないでいい?といわれて、びっくりしたけど、うれしかった。」「C君は同級生だから、教室に来たときは、もっと声をかけてあげようと思った。」「長放課の時には、誘って一緒に遊びたい。」などの感想が口々に出されました。また、さちのみ学級の子たちも「とても楽しかったよ!」と顔をほころばせていました。

【豊橋市立石巻中】ことしもおいしい石中茶ができました!

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 石巻中学校では、昭和3年から学校の敷地内でお茶の木を栽培しています。毎年、このお茶の葉を摘み、石中茶と呼ばれるお茶を生産しています。茶摘みは本校の生徒たちにとって毎年恒例の大きな行事です。
 長い歴史の中で、地域の大先輩や、父母の方々もみなさんお茶の木の栽培、茶摘みを体験してきました。本校の校区では、農業に従事されている保護者の方が多いものの、生徒がそれを手伝うことが少なくなっているのが実態です。そんな中で、お茶の木が育つようにと、生徒たちが適時水やりや草取りも行っています。本校では、このように植物を大切に世話をし、収穫作業をすることで子どもたちの心を育てたいと考えています。
 毎年5月に、栽培したお茶の木の茶摘みを全校生徒で行います。このときには、茶摘み初体験の1年生は、各クラス4グループに分かれて3年生から摘み方を教えてもらいます。摘んだお茶は、緑化委員の生徒が大きなビニール袋に入れて集めます。集められた茶の葉は製茶工場へ運び、製茶をしてもらいます。3年生は特別に、地域の方に講師をお願いして、自分たちで手もみ茶づくりも行っています。
 できあがったお茶は、5月末には「新茶を味わう日」と題して、マイカップを持参し、給食の時間に生徒全員でおいしくいただきます。まだお茶のおいしさがわからず、「にがい!」と言う生徒もいますが、毎年この日を楽しみにしている生徒もいます。自分たちの手で生産したお茶の味は格別だとのことです。また、緑化委員の生徒が新茶をパック詰めにして、地域でお世話になっている方にプレゼントも行っていて、毎年、「今年もおいしいお茶ができたね。ありがとう。」と喜んでいただいています。
 本校では、さまざまな行事やボランティア活動を通して、生徒と地域とのつながりを大切にしています。そのなかで、この石中茶が生徒と地域の橋渡しをしてくれています。これからもこの長い伝統をもつ活動を継続していきたいと考えています。

【豊橋市立松山小】迷惑メールについて学びました

【豊橋市立松山小】 迷惑メールについて学びました
 児童らの会話に耳を傾けてみると,たまにインターネットの無料ゲームやサイトについての会話が耳に入ってきます。本校では,まだ,インターネット上や携帯電話での迷惑行為を受けたことがある児童はいません。しかし,コンピュータを所有している児童らの使用目的の中でゲームやホームページ閲覧やブログ作成などを行っている児童らが多くおり,インターネット上でのトラブルに巻き込まれる可能性は充分にあります。そこで多くの情報が流れるネット社会に参加するであろう児童らに対して,情報モラルについて考えるきっかけとなってほしいと思い,電子黒板を活用して情報モラル教育を行いました。
 代表児童が,迷惑メールシミュレーターを操作している様子を見て,「えっ,これでひっかかっちゃうの?」「なかなかずるく作られているんだなあ・・・」という感想が上がってきました。この授業で迷惑メールとはどのようなものか知ることができたようです。
 迷惑メールシミュレーターで、不審なメールが届いたら,迷惑メールが来たら,どのように対処したらよいかを学ぶことができました。





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【岡崎市立甲山中】命の授業

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 本校では、5月23日に腰塚勇人さんをお招きして講演をいただきました。腰塚さんは、中学校で体育教師として働いていましたが、スキー中に事故に遭い、首の骨を折ってしまいました。そこから、周りの人に支えられながら、立ち直った経験をもとに命の大切さについてのお話をいただきました。
 生徒たちは腰塚さんのお話を聴いて、「周りのたくさんの人に支えられて生きている。人は、一人では生きていけない。」「当たり前のように生きていることに感謝したい。」「私も誰かのドリー夢(ム)メーカーになりたい。」「夢が叶うように努力しようと思った。」などの感想をもちました。腰塚さんとの出会いが生徒たちの心の支えになり、夢や希望をもって生活してくれることを願っています。

【春日井市立上条小】卒業式前、6年生全員で、心を込めて奉仕作業を行いました

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 本校では、毎年3月に6年生全員による奉仕作業を行っています。卒業を前に、6年間、自分を育ててくれた学校に感謝の気持ちを表し、後輩たちにも大切に使ってほしいという願いを込めて取り組みます。昨年度は、3月5日(火)の午後2時間を使って、全校のトイレ、体育器具庫、校舎周辺の側溝を中心に清掃活動をしました。汗で体操服をビショビショにしている子、泥だらけになっている子、「片づけの時間だよ。」という呼びかけに、「無理。まだ終わってない。」と答える子・・・ そんな様子から、子どもたちがいかに上条小学校に愛着を持って毎日の生活をしていたか、改めて思い巡らすことができました。また、普段はあまり清掃に積極的ではない子も、目の色を変えて一生懸命取り組んでいました。その姿は大変印象的でした。
 活動終了後の彼らの表情は、「がんばった。やりきった。」という充実感に溢れていました。6年間の成長を感じることができる瞬間です。保護者からも、「心を育てるには、清掃活動が一番。」という声もあり、今後もこの活動を継続していく予定です

【美浜町立奥田小】親子地震津・波防災シミュレーション訓練と関連させた道徳の実践

 本校は、年4回の授業公開日をもち、各学級1回の道徳授業公開を行っている。そのうちのひとつとして、6月の土曜日に「ファミリー学級」を開催し、授業公開と親子活動をしている。本年度は、「地震・津波防災シミュレーション訓練」を親子活動として行い、それに先立って、親子活動に関連づけた道徳の授業公開を4年生で行った。
 授業では、まず身の回りの危険について話し合った。次に資料(明るい心「もしもあのとき」)を読み、主人公が事故に遭った時の母(家族)の主人公を思う気持ちにふれた。そして手術が必要ないと分かったときの母の姿を見た主人公が思ったことを話し合った。話し合いの中で、「自分の命は自分だけのものではない」ことに気付くことができた。本校では非常時用に、水・ビスケットとタオルを備蓄し、毎年更新している。この1年間「自分の命は自分で守る」ことを確認しつつ、その備蓄食料に「1年後の自分へのメッセージ」を書いたシールを貼り、1年後にそのメッセージを読むことができるように願って倉庫に保存した。メッセージには、「安全に気をつけてね」「くんれんどおりできてよかったね」など短い中にも生命を大切にする気持ちが感じられるメッセージになった。
 この授業に続いて親子地震・津波防災シミュレーション訓練を行ったので、登校時の通学路安全点検と合わせて、生命の尊重について深く考えることができた1日となった。

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【安城市立明和小】無料ゲームについて理解を深めよう

(めあて)
 コンピュータや携帯電話での、いわゆる無料ゲームについての理解を深め、利用方法について考えることができる。
(授業内容)
 各家庭でコンピュータやインターネットの使用経験を尋ねたところ、ほとんどの児童が手を挙げた。使用目的は、ゲームをする、動画を見るといったことが挙げられた。そこで、子どもたちにも身近な、パソコンや携帯電話での無料ゲームについて知っていることを話し合った。「やったことがある。」「とても楽しい。」「でも実は無料じゃないよね。」と言った意見が出された。そこで、無料ゲームを巡って起こったトラブルについての資料を読み、その感想を語りあった。子どもたちは、請求金額の大きさに驚き、無料ゲームのこわさに気付いた。
(児童の感想)
・「無料ゲームだけど、お金がかかることもあることがわかりました。」
・「アイテムがほしくてお金をかけたこともあるけど、お家の人と相談をして、自分勝手に買わないようにしようと思いました。」
・「あやしいサイトには近づかないでおこうと思いました。」

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