【稲沢市立高御堂小】「命の輝き」について考えてみよう

 本校は、国府宮駅周辺の商業・住宅地区と県営高御堂団地の2地区から成り立っています。学級数は8(うち特別支援学級2)、児童数190名の小規模校です。
 本校では、道徳の授業を主体とした道徳教育、福祉実践教室などの学校行事、稲作やサツマイモなどの栽培活動、読書活動など教育活動全体を通して心の教育を推進しています。「感じる・考える・行う」ことのできる、心豊かな児童の育成をめざして取り組んでいます。
今回は、道徳教育の実践を中心に「心の教育推進活動」を紹介します。
 6月の学校公開日において、全学級で道徳の授業を行い、保護者に授業の様子を見ていただくとともに、家庭・地域社会と一体となった道徳活動の理解を図っています。
 また、10月には、学校訪問の指定授業として3年生が道徳の授業を行いました。主題は「生命の尊重」、自作資料「あやちゃんのおくりもの」を用いて、「命の輝き」について考えてみました。
 白血病のため7歳で他界した主人公が、数多くの絵を描きながら力強く生きた姿を通して、命を輝かせて生きるということについて、活発な話し合いがなされました。まとめの場面では、主人公の絵や写真が画像として映し出され、家族からの手紙が読まれました。多くの児童が真剣な表情で聞き入るなか、目に涙をため、必死に泣くのをこらえながら聞き入っていた児童も見られました。
 命の尊さに気づくとともに、その命を大切にし、一生懸命「輝かせながら」生きていこう気持ちが心に刻み込まれたものと思います。

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【刈谷市立富士松南小】(H24)メールを使ったコミュニケーションの取り方を学ぶ

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 平成24年9月5日(水)、4年生が疑似メール体験ソフトを利用して、メールによるコミュニケーションを擬似的に体験しました。ローマ字の学習をしたばかりで、ローマ字入力がおぼつかない状態でしたが、友達にメールを出す体験ができるということで、児童は非常に積極的に取り組むことができました。
 最初は、特に注意事項も示さず、自由にメールのやりとりをした後、メール体験についての感想を発表しました。児童からは「変なこと書いてくる人がいる」「意味の分からないことが書いてあった」という感想が出された。その後、ネットモラルに関する映像クリップを使って、同じ「いいよ」の返事にもかかわらず意味が違ったために、誤解を招く結果になった話を視聴しました。児童たちは、きちんと気持ちを伝えるために、何に気をつければよかったのかを考え、文字だけで気持ちを伝えるときには特に気をつけなくてはいけないことを知りました。
 児童たちは、「今後、家でメールをするときでも、文字だけで気持ちを伝えるときには今日のことに気をつけたい。」と感想をノートに書いていました。今回の授業を通して、児童たちはメールを使ったコミュニケーションの取り方について学ぶことができました。

【新城市立山吉田小学校】 インターネットの怖さを知ろう

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 6年生は、自分専用の携帯電話、パソコンを持っている児童はいないが、家族共用のパソコンでインターネットやネットゲームを楽しんでいる。なかには、インターネットでショッピングをしている児童、友だちのブログに書きこみをしている児童やオンラインゲームを楽しんでいる児童もいた。
 今回は、「Netモラル」というソフトを使用した。最初に、チェーンメールやプロフへの登録、チャットの疑似体験を行った。無料という言葉に誘われて操作を進めてしまうことで、個人情報が流出してしまったり、高額な金額を請求されたりするという事例を学んだ。その後、「コンピューターウイルスに感染すると」や「ワンクリック詐欺」についてビデオやクイズをしながら楽しく学ぶことができた。
 子どもたちは、「無料だと思って使っていると、たくさんのお金を払わなければいけなくなるので、気を付けたい」、「少しの情報でも、インターネットではあっという間に広がってしまうので怖い」という感想を述べていた。
 これからも、便利なインターネットを上手に活用できるようにしていきたい。

【新城市立協和小】心の教育

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 10月17日(水)、中学年は「あかるい心」にある「おばあさん」と言う題材を使って、思いやりや親切について学びました。
 授業では、自分が困っている時に助けてもらったことを一人一人紹介しました。また、子どもたちはロールプレイングを行い、学習を深めていました。
 その後の感想を発表する場面では、「困っている人がいたら、勇気をだして助けてあげたい」と素直な気持ちを述べていました。


【稲沢市立山崎小】自他の命を大切にする道徳教育

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 本校では,「たくましく やさしく 正しく」を教育目標に掲げ,道徳教育を柱として,知・徳・体の調和のとれた児童の育成をめざしています。
 道徳教育では,「自他の命を大切にする心」を育てることを目標とし,総合単元的な取組を進めています。11月1日は,4年生で主題「大切な命」の授業を行いました。絵本「いのちのまつり」を資料にして,先祖代々受け継がれてきた命の尊さについて学びました。子どもたちは,数世代前に逆上って先祖の人数を数えたり,命のバトンを受け渡したりして,命のつながりを体験的に学びました。そして,自分の命は多くの人の命があってこそ生まれたものだということを実感しました。
 こうした道徳の授業のほかに,朝の会でのスピーチや帰りの会での「きらりさん」の紹介など,子どもたちの豊かな心を育むために様々な工夫をして取り組んでいます。

【岡崎市立常磐東小】インターネットを使用する上での正しい対処法を学びました

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 社会科の「水はどこから」や「ごみのしょ理と利用」、総合的な学習の時間での調べ学習など、様々な授業でインターネットを使用する機会が増えた4年生。家庭でもインターネットをよく使用すると言います。そんな中で起こり得る可能性が高い、「不適切なWebサイトに遭遇したときの対処法」を「事例で学ぶNetモラル」を利用して学習しました。
 映像を見せた後、不適切なサイトを見ようとしてしまった主人公と、見ては駄目だと反対した主人公のそれぞれの気持ちをみんなで考えました。そして、もし不適切なサイトを開いてしまったらどんなことが起こり得るかも確認しました。
 子供達は、この授業を通して、だれにでもそういったサイトに遭遇する可能性があること、興味本位で危険なページを開いてはいけないということ、そして遭遇してしまったときの対処法をしっかり学ぶことができました。

【豊明市立双峰小】「悪意をもったサイト」について、パソコンを使って学びました。

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 平成24年9月21日(金)、6年生を対象に、「インターネットや携帯電話を使うときに、悪意のあるサイトを利用してしまったときの被害の内容」(総合的な学習「情報モラル教育」)について理解する授業を行いました。ネット上で提供されている各種の「情報モラル教材」をもとに、悪意のあるサイトの利用をコンピュータ上で実際に体験し、その危険性を学びました。体験した内容は、「架空請求」「コンピュータ・ウィルス」等です。
 「架空請求」の事例では、悪意のあるサイトとは知らずにメールを送ってしまい、多額の料金の請求書が自分のメールボックスに届いてしまう場面を体験しました。また、「コンピュータ・ウィルス」の事例では、悪意のあるサイトからデータをダウンロードしたためにコンピュータ・ウィルスがパソコンに入り込み、パソコンのデータが破損したり画面がおかしくなったりしてしまう場面を体験しました。児童は、「これは、こわいなあ」と悪意のあるサイトの恐ろしさを改めて実感しました。
 授業の最後に、「悪意のあるサイトを絶対に利用しないこと」「仮に利用してしまったときは、それ以上先に進まないこと」「大人に必ず報告すること」等を確認しました。

【安城市立祥南小】 学区クリーン活動

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 お世話になっている地域。見守ってくれている地域。そして、大好きな地域。その大切な地域を児童会が主体となり、6月に通学路を中心に学区クリーン活動を行った。子どもたちとともに、保護者と教師も汗を流した。子どもたちはゴミ0の袋を手に、一生懸命にゴミを拾った。一人一人が持ち寄った量は少なくても、全校で集めたゴミは想像を超える量。そのゴミを見て、「すごい量。拾った分だけきれいになったよね。」「気にして見るとゴミはいっぱい落ちているんだね。」と子どもたちのつぶやきが自然と聞こえてくる。 子どもたちは、汗して働いたその成果に満足気であり、とてもすがすがしい表情を見せてくれた。この活動を通して、子どもたちは自らがよい風景をつくりだすすばらしさを感じることができた。

【春日井市立坂下中】養護学校との交流学習

 本校では、近くにある愛知県立春日台養護学校中学部との交流学習を行っています。
 1年生は4月に養護学校を訪問し、対面式を行い、ふれあいの時を持ちました。事前に中心になって活動する交流委員を募るのですが、毎年5割〜8割の生徒が申し出てきます。6月には本校にお招きしてゲームをし、農園で芋苗を植えました。収穫時である11月の芋掘り交流を楽しみにしています。
 交流は3年間続きます。文化祭の見学、2年生冬のゲーム交流は本校で、3年生3学期のお別れ交流は養護学校で、というように、お互いが両校を訪れて直接ふれあいをもつ中で心の交流を継続しています。また、暑中見舞葉書や年賀状を交換する書面での交流も行っています。
 こうした交流を計画し、実践し、振り返る中で、「自己の向上、他の人とのかかわり、自他の生命の尊重、集団や社会とのかかわり」等の向上をめざした道徳教育を行っています。

【1年生ふれあい学習の感想】
・ 私はふれあい交流で相手の気持ちになって考えることとみんなで協力することを学びました。これからの3年間で春日台の子達の気持ちがもっと読み取れるように仲良くなっていきたいと思いました。
・ 春日台の生徒は、耳が聞こえない子も体が不自由な子も一生懸命に自己紹介してくれました。「ああ、みんなが、がんばっているんだ」ととても感動しました。
【1年生芋苗交流の感想】
・ 当日、ゲームをしている時に春日台の人たちがすごく笑って楽しんでくれたのでとてもうれしくなりました。芋苗も上手に植えられました。お別れの時、バスに向かって手を振り続けたら、わたしが知らない子も手を振り返してくれてうれしかったです。春日台生とわたしたちがこんなにも心が通じ合って、すごく感動しました。 


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【瀬戸市立水野中】e-ネット安心講座

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 本校では、例年、情報教育担当教員が1年生で情報モラルの授業を行っていましたが、今年からは全校生徒を対象に情報モラル講座を実施しました。
 総務省・文部科学省支援「e−ネットキャラバン」では、平成23年度から児童・生徒を対象とした講座が可能になったことを知り、「e−ネット安心講座」に申し込みました。講師の謝礼や交通費が無料であり、安心して活用することができました。
 講師の方と事前に打ち合わせをし、当日は豊富な資料や映像をもとに、ネット社会に潜む恐ろしい一面や自分が加害者になり得る危険性などを学ぶことができました。講師は大手コンピュータ企業に勤めてみえた方で専門的な知識があり、説得力のある講座となりました。
 この講座をもとに、今後は各学年の実態に応じた継続した指導につなげていきたいと考えています。 

【刈谷市立刈谷東中】東中伝統の「プリカン」

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 本校の校訓「プリキュー精神」が制定されてもう40年以上経ちます。毎年5月の生徒会主催の全校集会を「校訓制定記念集会」と名付けて、校訓の由来や活動を全校生徒に紹介しています。校訓の由来は、Please(どうぞ)Thank you(ありがとう)Excuse me(すいません)の3つの言葉を合わせた合成語です。そして、親切・感謝・思いやりなどの心を大切にし、他人に迷惑をかけないように行動することを生活目標としています。
 本校では地域の活動として、「プリカン」という生徒会主催のボランティア活動を行っています。この言葉は、「プリキュー精神で環境美化」を縮めた言葉です。「プリカン」は、日ごろから生徒がお世話になっている地域に感謝の気持ちを込めて、通学路や学区内の公園でごみ拾いをする活動で、もう30年以上続けられています。
 9月の日曜日に行われた公園プリカンでは、全校生徒のうち73%の生徒が自主的に参加し、ゴミ拾いなどの活動をしました。今後も、生徒一人一人の「プリキュー精神」を育てられる活動を積極的に行っていきたいと思います。

【長久手市立長久手小】あったかい こころ(道徳授業)

 本校では平成16年より全学年で「こころの学習」計画を立て、保健指導と組み合わせて総合単元的に取り組んでいる。「あったかいこころ」、「いやしくん、なごみちゃんのあったかいこころみつけた」、「いやしくん、なごみちゃんのうれしい話の聞き方」、そして、「いやしくん、なごみちゃんのきもちをうまくつたえよう」の単元名で1年生から6年生までそれぞれ4つの指導案を用意して、各学年で取り組んでいます。ここでは、2年生の授業実践を報告します。
<目標> 
 普段の言葉を「ふわふわことばとちくちくことば」に分けてふりわけることにより、言葉が引き起こす感情に気づき、あたたかい言葉をすすんでつかおうとする気持ちをもつことができる。
 紙芝居をつくって発表させながらすすめました。
↓○「ちくちく言葉」を言ったあとの感想。
  ・すごく嫌な気持ち。
  ・途中で言いたくなくなった。
  ・いらいらした。
  ・悲しい気持ちになった。
  ・黒板の言葉を消したい。
 
↓○「ふわふわ言葉」を言ったあとの感想。
  ・やさしい気持ち。
  ・うれしくなった。
  ・やる気になった。
  ・笑顔になった。

↓ 両方の言葉がでた後、板書「ちくちく言葉」を消した。
↓ 次に「ふわふわ言葉は残そう」ということで、一人一人付箋に書いて掲示した。
  振り返りカードには「ちくちくことばはイライラしたしてかなしかったです。でも、ふわふわことばはおちついていてうれしい気もちになりました。ちくちくことばはつかいたくありません。」
↓ お家の方からのメッセージには「ことばは大切だと思います。いつも家族の中でも ちくちくことばを使ったりすることがないのでいいことだなと思っています。」という返事を子どもに書いてもらえました。 
↓ こうした実践を通して、思いやりや感謝の気持ちをもたせるような児童を全校あげ て育てていきたいと思います。

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【飛島村立飛島学園飛島中】人権教室で学ぶ

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 飛島学園は、平成22年4月より施設一体型小中一貫教育校として開校しました。「確かな未来を拓く」を校訓とし、初等部(1〜4年)、中等部(5〜7年)、高等部(8・9年)という4・3・2年制の区分を制定しています。
 10月2日、飛島村役場健康福祉課の主催で、中等部・高等部の生徒181名を対象に、人権教室を行いました。
 まず、村長さんが、伊勢湾台風で疎開されたときの苦労話をされました。その後、東日本大震災のようすをスライドで視聴し、震災で避難された方々の苦難を事例にあげ、下記の3つのテーマに分かれて、30グループに分かれ、「私たちができること」について話し合いました。
【テーマ1】
 私は福島県から来たというだけで、子どもを公園で遊ばせないようにと言われまし  た。それは放射能がうつるということらしいです。手もつないでもらえなかったりして、とても悲しい思いです。
【テーマ2】
  私は、家族・親類を亡くして避難してきましたが、学校で「津波でどうしていっしょ に死ななかったのか?」と言われました。何ヶ月たっても津波の映像を見るたびにぼーっとしてしまい、現実を認められないでいます。私はこの世に必要ないのでしょうか。
【テーマ3】
  私は家族で、お父さんの知人宅で生活しています。月日がたってくると、だんだんと文句を言われるようになって、とても居(い)づらいです。早く福島の家へ帰りたいです。

 生徒たちは、それぞれ自分の立場に置き換えて、真剣に話し合っていました。
 最後に、9年生が代表で、自分のグループで話し合われた内容をまとめ、発表しました。どのグループからも、『相手の立場になって考える』、『相手の気持ちを考える』、『正しい知識を身につける』などの意見が出ました。人権について、真剣に考える機会が与えられ、小中学生ともに、他を思いやる優しい心を育むことができました。

人権教室を終えて
【生徒の感想】
 ・ まず、いじめにあっている子ども達が、かわいそう。励ましたい。
 ・ 私は、福島の人達を傷つけないように、福島の人達と同じ気持ちになりたい。
 ・ 福島の人の気持ちになって考えることができてよかった。
 ・ 今も被害に遭い、苦しんでいる人がいます。だからこそ、その人達には優しく接していかなければいけないと思います。そして、東日本大震災を忘れてはいけないと思います。
 ・ 幸い、飛島村は大きな被害はなかったけれど、助ける側にならないといけません。僕たちにできることは何かを考えて生きていかなければならないと思いました。
 ・ 東日本大震災で心に深く傷を負った被災者の方に、心ない言葉を言うなんて本当に許せません。僕だったら、話しかけたり、相談したり、一緒に遊んだりして、少しでも心の傷を癒してあげられるように努力したいと思います。
 ・ 最近は、いじめなどが多くありますが、震災の被害にあった人達が、愛知に来てからいじめられていたことは、初めて知りました。私は震災の被害に遭っていませんが、私だったら絶対その人達の気持ちをわかってあげて、心のケアをしてあげたいです。
 ・ 地震にあいたくてあったわけではなく、放射能を浴びたくて浴びたわけでもないのに、差別するのはおかしい。このような人が、自分の周りにいるなら、味方になり助けてあげたいと思います。

【瀬戸市立幡山中】情報モラル教育の実践

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 本校では,今年度,1学期の学校開放日に、保護者向けの「ケータイ安全教室」を開催しました。NTTdocomoから講師の方をお招きし、携帯電話を使うときのマナーやトラブルへの対処方法など教えていただきました。会場となった体育館には、多くの保護者の方にお集まりいただき、携帯電話による社会問題への関心の高さを知ることができました。
 生徒向けには,1年生の技術で情報モラルについての授業を5時間実施しました。「キューブNext2」の「あんしん・あんぜん情報モラル」というソフトを使い,インターネット上での問題を知り,対応策について考え,感想をまとめるという内容の授業を4時間行い,5時間目には学習のまとめとして,情報モラルクイズや情報モラルチェックテストを実施しました。
 学習後の感想には「相手の気持ちを考えて,いやがるような内容のメールを送らないようにしたいです。」や「これからは自分たちだけで判断せずに,親や先生に相談しようと思います。」といった内容のものが多く,このような情報モラルの学習を通して,情報を正しく安全に活用してほしいと思います。

【岡崎市立大樹寺小】携帯のフィルタリングの必要性

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 電話としての機能だけでなく、メールやインターネットも使える携帯電話は、私たちの生活に大きな影響を与えるものになっている。しかし、小中学生がインターネットやメールを使い、嫌な思いをしたり、事件に巻き込まれたりすることがある。それを防ぐためには、携帯にフィルタリングをかけることが重要である。
 本校の6年生では「事例で学ぶNetモラル」を使い、携帯のフィルタリングの必要性について学習をした。子供たちは映像クリップの視聴により、フィルタリングをすることによる効果と、その安全性について考えることができた。
 学習後、子供たちからは「フィルタリングをすると、ブログなどが見られなくなることもあるけど、個人情報が守られたりするので必要だと思った。」「自分がもし中学校に行って携帯を持つことになっても、必ずフィルタリングをかけて、友達にフィルタリングを外すように言われても、外すと危ないことだから、絶対に外さないようにしたい。」という声が聞かれ、フィルタリングを支持する感想が出された。

【半田市立岩滑小】「インターネットからのダウンロード」について

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 「インターネットからのダウンロード」にかかわる情報モラルについて、小学校校6年生で学習しました。
 本時の目標は、「インターネットからのダウンロードの危険性や違法性について理解する。」「資料を集めるときの適切な対応について知る。」です。
 まず、グループごとにタブレット端末を使ってインターネット上にある画像、映像、アプリなどを見ました。
 これらをダウンロードした経験のある児童は約半数にのぼります。
 まず、グループごとにこれらのインターネット上のデータを勝手に使ってもよいのかを考えました。子どもたちからは「勝手に使ってはいけない」とか「許可がいる」「危険がある」などの意見が出ました。
 そこで、著作権について解説をしました。改正著作権法では違法コピーされたものであることを知りながらダウンロードすることも違法となることを知らせました。また、データにはウィルスやスパイウェアなどの不正プログラムが潜んでいる可能性があり、最近、大きな事件となっていることにもふれました。さらに、セキュリティ対策ソフトの有用性についてもふれました。
 子どもたちの感想から、「むやみにダウンロードしてはいけないと思った。」「セキュリティ対策のソフトが必要だ。」「違法にならないようにしたい。」「無料だからといってダウンロードするとこわい場合があることがわかった。」など、著作権やウィルスに対する危険性に対する心構えをもつことができたことがうかがえました。