【豊田市立巴ケ丘小】 「ライオン組さんと楽しく遊ぼう」〜こども園の園児と交流を通して、相手の気持ちを考える〜3年生の子どもたちは、こども園の年長さんと交流を行いました。それは、相手の気持ちを考え、相手の立場にたって行動することの大切さに気づくことができるような子どもにしたいというねらいからです。 子どもたちは、初めはライオン組さんの立場に立って考えることができず、自分たちがやって楽しめるゲームを考え、第1回目の交流会に臨みました。そのため、説明がうまくできなかったりルールが難しかったりして、ライオン組さんを楽しく遊ばせることができませんでした。そこで、どのようにすればライオン組さんが楽しめるのか、話し合いを続けました。 まず、ゲームの内容が悪いと考えた子どもたちは、ルールなどを変えて次の交流会に臨みましたが、やはりうまくいきません。しかし、やがて子どもたちは、相手のことを考えていなかったことに気づき始めました。そして、小さな子の好きな遊びを、弟や妹に聞いたり、1年生に聞いたりしました。また、交流会の前に、1年生を相手にリハーサルを行うことにより、ライオン組さんを楽しく遊ばせることができるようになってきました。初めは、自分から声がかけられなかった子も、進んでコミュニケーションをとる姿が見られるようになりました。 最後の8回目の交流会では、学校にライオン組さんを招いて、「巨大迷路」や「宝さがし」、「人間すごろく」を作って、楽しんでもらえました。 この学習を通して、子どもたちは相手のことを考えながら思いやりをもって接したり話をしたりすることの大切さを学ぶことができました。また、会を成功させることにより、成就感とやればできるんだという自信をもつことができました。 【一宮市立浅井中】小中連携あいさつ運動こうした活動を通して、あいさつと笑顔があふれる地域にしていこうと小・中学校が連携して取り組んでいます。 【春日井市立高蔵寺中】全校一斉 健康教育〔情報モラル〕実際にあった事例をもとに、情報端末による個人や他人または社会への影響について考えさせ、接続する際の責任についても考えさせました。また、ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味や責任についても考えさせました。 今後も継続的に指導し、このような犯罪に巻き込まれないためにはどのようなことに気をつけたら良いのかを考えさせ、きちんと自ら判断する力と態度を身に付けさせていきたいと思います。 【豊橋市立南稜中】ケータイ安全教室本校では、携帯電話によるトラブルが多々発生し、携帯電話の使用法についてのルールやマナーを生徒だけではなく、教師も学ぶ必要性を感じていました。今回のケータイ安全教室では、犯罪やトラブルへの対処法など携帯を使う上でのルール、マナーに加え、被害者の立場、加害者の立場それぞれの観点から具体的な事例を紹介しながら説明していただきました。 また、本校では、特にチェーンメールの被害を受けている生徒が多くいたため、チェーンメールに対しての対処法も具体的に教えていただきました。事前に生徒指導部だより「稜針」を通じて、チェーンメールの対処法を指導したが、今回のケータイ安全教室では具体的な事例をあげて説明していただいたおかげで、生徒はとても納得していました。 事後におこなった振り返りでは、今回の講演会が生徒にとってとてもよかったと感じる感想が多く見られました。引き続き、学校でも様々な場面で話をしていきたいと感じました。 ★生徒の振り返り(一部)★ ・チェーンメールがきたら、自分のところでとめる勇気も必要だと感じました。 ・講演会の方の話し方がとても分かりやすかったです。今回教えていただいたことをすぐに実行します。 ・今日、学んだことをお母さんにも教えてあげようと思いました。とても勉強になりました。 ・チェーンメールは削除しても何もおきないことが分かりました。 ・携帯は便利である反面、危険な面があることも知りました。これからは使い方に注意したいです。 ・私はまだ携帯を持っていませんが、もし持ったときには今日のことを参考にします。 ・今まで悩んでいたことが、今日の話を聞いてスッキリしました。 など 【あま市七宝北中】正しく安全な携帯電話の使い方について学びました中学生にとって携帯電話は、身近な存在であり便利な反面、気をつけなければいけない面もあります。 携帯電話使用のルールやマナー、携帯電話の便利な点、迷惑メールの例、中学生が犯罪に巻き込まれるケースや中学生が加害者になってしまうケース、個人情報の漏洩など、具体的に起きてしまった例をもとに説明をしていただけました。 講演の中で中学生としてどんなことに注意しなければならないのか,問題が発生した場合,どんな対応をすればよいのかを分かりやすく説明していただきました。また,分かっているつもりでいることも多く,携帯電話の正しい使い方や情報モラルについて考えるよい機会になりました。 【安城市立桜林小】携帯電話の使い方について考えました授業参観のときに、携帯電話の使い方を考える授業を行いました。 はじめに、携帯電話の便利なところ、不便なところを考えました。便利なところでは、「すぐに連絡をとることができる」「小さいので持ち運ぶことができる」「ニュースをすぐに知ることができる」などの点が挙げられました。逆に、不便なところでは、「お金がかかる」「迷惑、危険なメールが来る」「個人情報がもれる可能性がある」などの意見が挙げられました。不便なところについては、実際に携帯電話を持つ児童が少ないため、思いつかない児童が多かったので、授業を参観していた保護者にインタビューをして参考にしました。このようにして、児童は、携帯電話は便利な点だけではなく、不便な点もあることに気づくことができました。 しかし、今後、携帯電話が必要になる状況が増え、持つ児童が多くなることが予想されるので、どのように携帯電話を使っていったらいいのかを考えました。児童は、「携帯電話を使う時間を決める」「知らない人からの電話には出ない」「親と相談をしてルールを決める」「悪いメールが来たときはお父さん、お母さんに見せる」などの意見を出すことができました。 本学級の児童はほとんど携帯電話を持っていないので、あまり実感がなかったように思います。しかし、これから携帯電話を持つ児童が増えていくと思うので、保護者と一緒に考えるよい機会になったと感じました。 【安城市立錦町小】幼稚園との交流これまでにも、幼稚園の子が、運動会や水泳の授業の見学に来ています。中でも、組み立て体操には感動したようで、5年生をお手本に組み立て体操を再現する姿も見せてくれました。5年生には、学校の中での役割を見直したり、小さな子を思いやったりする姿を期待します。小さな子には、いろいろな人のお世話があって楽しい毎日があることに気づいてほしいと考えています。 【小牧市立味岡中】モラルワードパズルの作成また、技術・家庭科の授業でモラルに関するクロスワード「モラルワードパズル」づくりをしました。10人程度のグループに分かれて、情報モラルに関わるキーワードについて調べ、さらに、キーワードを答えてもらうためのクイズを考えました。 「モラルについて考えさせる」ことができるクイズにすることに苦労しましたが、各クラスそれぞれがパズルを完成させることができました。 学習を終えて、生徒からは「便利なネットの世界も、危険がたくさんある。今までは特に危険な目にはあっていないが、今後もないとは限らないので知識を生かしたい」などという感想が聞かれました。 【設楽町立津具中】生命の尊さを実感し、人も自分も大切にできる心を育む家族が増えることへの期待、お母さんのことを心配する子どもたちの不安げな様子、そして新しい命を迎えることができた喜びが伝わってきました。また、助産師をめざそうと思ったきっかけを先生の母親の姿に触れながら話していただきました。家族の愛情、絆について考える、また、自分を見つめ直すよい機会となりました。 以下は生徒、保護者の感想です。 ・自分たちもあんなふうに生まれてきたと思うとすごく感動的でした。多くの人、家族に見守られて生まれてきた赤ちゃんはすごくうれしいと思います。安心できると思います。私は自分が生まれた時のことや妹、弟が生まれた時のことを全く覚えていません。でも、父や母が大切に育ててくれた命です。「生きているだけで100点満点」のことばを胸に、自分らしく頑張っていきたいと思います。 ・胎盤やへその緒の現物を生で見るのは初めてで、この中に入っていたと思うと不思議な感じがしました。へその緒が思ったより硬かったです。助産師さんが「生き抜いて」という思いを込めて切っているというのを聞いて、命を大切にしなきゃと思いました。 ・自分の出産のことを思い出し、涙が出てきました。人は生まれたらより良く、より強くと上へ上へと目指していくけれど、「生きているだけでよい」ということがベースにあれば、何か不安や困難、失敗があっても乗り越えられるように思います。 【豊明市立豊明小】「福祉実践教室を通して」最初に,参加者全員を対象にして,車いす講師の肢体不自由の方に講話をしていただきました。障害とは,福祉とは何か,と深く考えさせられるお話をいただきました。 <児童の作文より(一部抜粋)> ・ ○○さんの話の中で「自分でやれることは自分でやりたい。」という言葉に感動しました。わたしは,普段「あれ取ってきて。」と人に頼むことが多いのですが,自分でできるのに何で人に頼んでいるのだろうと自分のことなのに思いました。わたしが考える福祉とは,人々や世の中の幸福です。障がいとか関係なく,皆の幸せが福祉なのではないかと思います。皆を幸せにするのが福祉を実践することだと思います。 ・ 講話の後,学年を2グループずつに分けて,全部で6種類の福祉体験学習を行いました。 実際に道具を身に付けたり使用したりすることで,障がいのある方がどんな状況や気持ちであるか,体験することができました。 ・ 車いす体験で,正座をして目を閉じて乗るように言われたので,やってみたらいつどこに行くかも分からないし,どこに段があるかも分からず,こわかったです。障がいのある方は,そのこわさを乗りこえて,がんばって生きているんだな,と改めて思いました。良い体をもっているのに,何かをたのまれたらすぐに「面どうくさい」と言う自分がはずかしく思いました。困っている方を見かけたら,声をかけて少しでも手助けになるようにし,自分の体の良さに感謝して生きていきたいです。 ・ 福祉実践教室を通して,障害や福祉に対する関心が一段と高まり,「相手を思いやる心」を育てる貴重な時間となっています。今後も,ボランティアの方々の協力の下,継続して毎年実施をしていきます。 【刈谷市立双葉小】森前川クリーン作戦
《目的》
○地域の河川・生物などを観察・調査したり、保護したりする活動を通して、自然とふれ あいを深め、自然愛護の意識を高める。 ○体験を基にして実践させる。 ○自然と触れ合い、豊かな感受性・自然を大切にする心を育てる。 《実践》 「森前川クリーン作戦」:4年生 総合的な学習の時間、教科、道徳、特別活動の時間に実施。 【総合的な学習の時間】 《体験活動》 ・川の生き物探し ・暮らしの水調べ→浄水場見学→下水の行方調べ→川の水質調査 ・EM菌を使った川の浄化活動 ・ごみ調べ→ごみを減らす工夫 《身近な問題》 ・川の水質調査 《家庭・地域の活動》 ・環境保全活動について、講話を受ける(アイシン環境プログラム)。 《身近な地域での調査》 ・校庭、公園、河原などの観察を通して、自然の仕組み自然と人間とのかかわりを学ぶ。 ・水質調査から、自然環境の変化や人間が及ぼす自然への影響を認識する。 ・学校や地域の「EM菌を使った川の浄化活動」などの活動を通して、自分たちの生活と 環境汚染との結び付きを認識し、環境問題を自分の問題としてとらえる。 【教科】 《身近な地域での調査》 ・校庭、公園、河原などの観察を通して、自然の仕組み自然と人間とのかかわりを学ぶ。 【道徳】 ・(明るい心)『自然愛・動植物愛護』〜あたしのジュリー〜 【特別活動】 《環境保全への活動》 ・530運動、リサイクル運動 ・地域の美化活動や資源ごみの回収運動 【豊田市立市木小】情報モラル教育を推進しています
本年度市木小学校では,インターネットや携帯電話などについての正しい知識を身につけ,安全、に使用するために,情報モラル指導年間計画を立てて実践しています。学年に応じて,コンピュータや携帯電話の正しい使い方,情報の安全な取り扱い方,コンピュータや携帯電話の使用によって健康に及ぼす影響などをICT支援員の方とともに授業を行っています。また,警察や携帯電話会社などの専門的な立場の方より,児童が情報モラルの大切さを身近に感じることができるようにお話をしていただいています。
6月には,6年生を対象に,豊田市の「e−ネットキャラバン」の方を講師にお招きし,インターネットや携帯電話を使用する上でのマナーや問題点などを話していただきました。児童からは,『パスワードやIDなどを他人に知られると,勝手に使われるなど,あっという間に悪用されるので,気をつけたい。』『使っていて困ったことや心配なことが起きたら,家族や先生に相談したい。』などの感想がありました。 9月には,4年生を対象に,『事例で学ぶネットモラル(広島教販)』の教材を使用し,「情報の信憑性」の授業を行いました。内容は,ある男の子が調べ学習でインターネットにあるグラフや地図をそのままコピーして利用し,発表を行いました。しかし,発表後の質問でクラスメートからデータが古いものであることを指摘され,困ってしまったというものです。児童からは,『インターネットの情報には,古いものがあるので,調べた年数を確認したい。』『広報などの資料を見たり,できれば歩いて調べたりするなど,その他の方法でも調べられたらいいと思う。』などの感想があり,情報の信憑性について慎重に考えることの大切さを学びました。 【豊田市立浄水小】ネットモラル講習会講師の方が「ネットショッピングをしたことある人?」と聞かれると、多くの子どもが手を挙げました。このことからも時代は進んでいると思います。 講演では、「ネットいじめをなくそう」「お金やものにだまされない」の2つのこととその対策について学びました。ネットいじめでは、「誘われてもしない(書き込みに参加しない)」「いじめられたら家の人や先生に相談すること、メールの証拠を残す。」などの対策を、お金やものにだまされないことでは、「一人でショッピングやオークションをしない。」「個人情報を教えない。」「にせの情報に騙されない。」について教えていただいた。 終了後、「浄水小だより」(学校だより)で講演の様子を知らせると共に、全家庭に向けて、(1)家庭のルールを決めよう。(2)友達とルールを決めよう。の2点について呼びかけをしました。 【豊田市立小原中】ケータイ安全教室生徒はこのような行事や授業を通して、コンピュータやインターネットを利用する上で、情報を正しく安全に活用するための知識を身に付けなければ、知らないうちに被害者にも加害者にもなってしまうことがあると知り、自分や他人の情報を安全に取り扱おうとする意識が高まりました。 【小牧市立光が丘中】地域貢献活動光あり 新しき街(まち) 丘高く 聚(さ)落(と)を見渡す 小牧市立光ヶ丘中学校は、校歌の歌詞にもあるように、古く祖先が居を構えたこの地を受け継いできた人々と、丘陵地帯を開拓した住宅地に住む人々との共存の地にあります。 また、豊かな自然にも恵まれ、文明と自然との共存を考えるのにふさわしい地でもあります。以前この地区には、ギフチョウやオオムラサキが飛び交っていましたが、現在では見かけません。以前のような蝶が飛び交う里山を目指して3年生が活動に取り組んでいます。地域にある緑地帯に蝶が求めるカンアオイという植物が育っています。このカンアオイを守るために、年に何回か、周囲に柵を作ったり、日当たりがよくなるように伐採したりして、整備をしています。短期間では蝶は戻ってきません。毎年の3年生が地域貢献活動として受け継いで3年目になります。この活動には、地域の里山保全会のみなさんのご指導を受けています。蝶の飛来の兆候も見えてきました。 生徒の感想は、 ○ 地域の方々とふれ合う時間があって良かった。 ○ これからも地域に貢献していきたい。 ○ 自然の大切さを感じた。 ○ この地域が自然が豊かだと知ることができ、この地域が好きになった。 蝶の舞の復活への願いは、地域への愛着、地域の人々との絆を確実に強くしています。 そして、光ヶ丘中学校の校歌は、こんな言葉で始まります。 我らともに 現在(いま)を生きる 未来をみつめ 【一宮市立大和西小】6年生もホームページ作成をしています。一つ目は、人を傷つけないこと。二つ目は、知らない人に自分の情報を教えない。三つ目は、サイトを通じて知らない人と会わない。四つ目は、人のパスワードを勝手に使わない、教えない。五つ目は、困ったことがあったら、すぐ家の人や学校の先生に相談する。六つ目は、違法なファイルをダウンロードしない。 本校のホームページには、6年生の児童が作成するコーナーがあります。「気になるニュース」「ちょっといい話」「今日の給食」の三つの内容について、6年生の児童が、情報モラルに気をつけ、自分たちの思いを表現しています。 それぞれの学年で実態や発達段階に応じて、学習を積み上げながら、たくさんの情報から選択し上手に活用できる子どもを育てていきます。 【豊田市立花山小】安全・安心な情報活用ー情報の信憑性についてー本校の3年生は、自分専用の携帯電話を持っている児童が1名、自由に使えるパソコンを持っていてる児童が3分の1程度である。まだまだ、メールやインターネットを駆使している児童は少ないが、オンラインゲームや無料ゲームなどに興味をもっている者は調査結果から多かった。 (授業内容) 「大変だ!地震が来るぞ!」という教材を使って、授業を行った。ホームページで知った情報をよく確認せずに、他の子にメールで広めたり、ホームページのアドレスを教えたりする危険性について学んだ。最初は、簡単にホームページの内容を信じていた児童も、問題点を考えていく中で、その情報の真偽をしっかりと確かめる重要性を認識することができた。 授業の振り返りでは、「インターネットを使うときは大人と一緒に使う」、「怪しいと思ったら大人に相談する」などの意見が多く挙がった。 (考察) 本校の3年生は、まだまだインターネットなどを利用する機会が少ないようであるが、この時期に情報モラルをきちんと身に付けさせる重要性を改めて感じた。今回のように指導すべきタイミングをうまく見つけ、その時その時に応じた内容を繰り返して指導することが大切だと思った。また、各教科の授業や学級活動の中で場に応じて随時行うことも必要だ。年間を通して、日常的に指導をする場を設け、情報モラルの取り組みを行い、安全・安心な情報活用を身に付けさせたい。 【あま市立甚目寺南小】命を大切にする心をもつ児童の育成
道徳の時間において、自他の命の尊さに触れた資料や命あるものの生死に関する資料などを扱い、命の関係性・有限性・連続性をテーマとして話し合い、命の大切さについての考えを深めさせることができる指導を目指した。
資料名「六千人の命のビザ」(6年) 人の命は国や民族の相違にとらわれるものではないということについては、杉原千畝についてのテレビ番組を録画したものを見せることで、児童が理解しやすくなるようにと配慮した。「 杉原さんの決意や行動から学んだこと、命について考えたことは何ですか」と問いかけると、「 命は一つしかないので、大切にしないといけないと思った」など、命の尊さを再認識した意見が出た。 資料名 たすけて(1年) 中心発問の「虫を捕まえるのは、いけないことなのかどうか考えよう」について話し合わせた。虫を捕まえることが大好きな児童や、虫や動物を実際に飼っている児童も多く、「いい」「いけない」を問うと「いい」という児童の方が多かった。「いけない」という立場の児童からは、「虫が苦しくなるといけない」「育てられなかったらいけないから」「死んでしまうから」などの理由が挙げられた。「いい」という立場の児童からは、「虫が好き」という理由に賛成を示す児童が多かったが、「きちんと世話をするならいい」と、虫の命を大切にしなくてはならないということに目を向けた考えも出された。 【弥冨市立弥生小】『思いやり』の水と『愛』の栄養で − 人権の花運動 −6月28日(木)には、6年生が花壇やプランターにサルビア・マリーゴールドなどの苗を植えました。一人ずつ、根を痛めないように、また、植え付けの深さにも気を付けて植えました。それから毎日、栽培委員会の子がすみずみまで丹念に水やりを続けました。草を取ったり、花がらを摘んだりしながら、みんなで協力して大切に育てました。毎朝、登校した児童が見る花壇は、暑い夏を乗り切って色とりどりの花壇へと変化していきました。 9月には、咲きそろったプランターの花を、近隣の保育所や福祉施設に贈りました。児童会の子が、大切に育てていただけるように思いを伝えました。 10月18日には、市長さんや法務局・人権擁護委員の方々を招いて、人権教室を開きました。「人間も植物も一人では決して生きていけないこと、また、一人一人の命は、とても大切であることに気付くことができた。そして、友達と協力して育てることで、友達の大切さを改めて感じた」など、人権に関する作文や標語を発表しました。 周囲への思いやりや命あるものを大切にしようとする心を、また少し、育むことができたように思います。 児童の作品 一言で つながり合える 人と人 その勇気 ふりしぼって 『やめようよ』 【一宮市立葉栗小】養護学校交流
本校では、年間3回、一宮養護学校と交流を行っています。1・2学期には、養護学校からのたくさんの友達の訪問があり、ゲームや歌を歌って楽しみます。また、11月に行われる2学期の交流では、6年生の1クラスが一宮養護学校を訪れ、養護学校の友達に本を読んであげたり、合奏を披露したりして交流をする予定です。3学期には作品交流として、養護学校の友達が作った作品に本校の児童が作品を付け加え、共同作品として仕上げるといった交流もしています。
毎年の恒例の行事となっているため、子どもたちは毎年訪れてくれる養護学校の友達とすっかり打ち解け、車いすを進んで押してあげたり、手をつないでゲームを楽しんだりということが自然にできています。 これからも、お互いのことを深く理解しあえる素敵な行事として大切にしていきたいと思っています。 |