【清須市立春日小】ケータイ安全教室

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 去る9月5日(水)、5年生を対象にしたケータイ安全教室を行いました。その中で自転車に乗っているときには使用しないことや、カメラで撮るには許可が必要であるのものや、撮ってはいけないものがあることなど、携帯電話のルールやマナーについてのお話を聞きました。また、電源を切らなければならない場所や、個人情報や著作権を守ることについてのクイズもあり、全員が楽しみながら参加することができました。これらの活動を通して、携帯電話は便利なものである反面、ひとたび間違って使えばとても危険であることを教えていただきました。
 子どもたちからは、「個人情報を絶対に載せない」「雑誌の写真を撮らないようにする」「マナーを守らないと命にかかわることがあるので、気を付ける」など、様々な感想を聞くことができました。

【春日井市立高座小】みんなでなかよく「なかよしランチ」

 高座小学校では、心の教育の一貫として、異学年交流の「なかよしランチ」を行っています。この行事は、高学年と低学年との交流を通して、みんなで楽しい食事時間を共有する。また、高学年が低学年と遊ぶ計画を立て、実行することで、高学年としての役割意識を高めたり、低学年を思いやる気持ちを育てたりすることをねらいとしています。
 当日は、1・6年、2・5年、3・4年の兄弟学級でお弁当を楽しく食べました。1年生の児童は、6年生のお兄さんやお姉さんと楽しいお話をしながら食べる時間を楽しみにしていました。食事後には、教室でみんな仲良く、高学年が計画したレクリエーションを行いました。高学年の児童が低学年の児童も楽しめるように遊び方を工夫したり、優しく接したりする姿を見ることができました。
 異学年交流を行ったことで、低学年、高学年ともに温かく楽しい時間を共有するとともに、高学年には低学年を思いやる気持ちが育ってきています。

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【豊川市立赤坂小】自分の思いを正しく伝えるために

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 「自分の思いを正しく伝えるためには、どういったことに気をつけたらいいだろうか」について小学校4年生で実践を行った。
 事前に調査したところによると、「保護者の携帯電話を使ってメールをしたことがある」と半数以上の子が答えた。メールや手紙など、文字だけで気持ちを伝えるときは、受け取り方によっては誤解を生んでしまう危険性がある。
 そこで、サッカーに誘われた子がメールで「ぼくはいいよ」と返信した場合を取り上げた。返事を受け取った側はOKと思ったが、実はNOだったという出来事である。子ども達からは、「ぼくはいいよだけでは、どちらともうけとれる」「行ける、行けないをはっきり書くべきだ」などの意見が出た。
 授業のまとめとして、東京書籍の学習コンテンツ「情報モラル」をテレビで見て、同じような事例が起こる可能性が高いことを学んだ。
 相手がわかりやすく、不快感を抱かない文章を心がけて、今後メールや手紙を書いてもらえたらと思う。

【扶桑町立高雄小】児童会活動によるエコキャップ回収

 高雄小学校では、児童会活動としてペットボトルキャップの回収活動を行っています。きっかけは4年前に当時の6年生が「エコキャップ運動」を始めたことで、それ以来、活動が続いています。しかし、エコキャップ回収活動を始めた当時は、高い意識をもって活動をしていましたが、次第にこの活動を知っている人が児童玄関前にある収集箱に入れるだけになっていました。今年度より、このエコキャップ活動の管理が環境委員会に移されることになったことから、もっとみんなにエコキャップについて知ってもらいたい、もっとたくさんのエコキャップを集めて、世界の子どもたちの役に立ちたいとの希望をもちました。
4月から、集められたエコキャップが、月ごとに扶桑町の可燃性ごみ収集袋にどれだけ集まったか記録していました。収集袋はおよそ縦77センチ、横64センチです。段ボールでつくったエコキャップ収集箱いっぱいで、だいたい収集袋1袋分になります。4月は1袋、5月は2袋、6月は3.5袋、7月は中旬までで2.7袋分集まっていました。
環境委員会で話し合い、キャップ800個で1人分のワクチンにかえることができること、それを発展途上国の子どもたちに送ってもらえること、さらにキャップを再利用することでCO2 を減らすことができることなどを全校児童に紹介し、回収活動の意義や意味を知ってもらった上で集めることにしました。また、夏休みにためておいてもらうために夏休み前に紹介するとよいこと、保護者に向けて訴えるとよいことなどを確認しました。
活動に際しては、環境委員会の6年生の数人でエコキャップ活動に関するチラシ(保護者向け)をつくりました。その後、1年から6年生までの全クラスを、環境委員全員で分担して、チラシをもってエコキャップ回収のお願いにまわりました。各クラスでは、エコキャップ回収についてよく知らない子もいて、環境委員会のお兄さんお姉さんの説明を真剣に聞いていました。中には、「家にいっぱいためてあるから、明日もってきてもいいですか?」と質問をする子もいました。
 環境委員会の子たちが積極的に活動をすすめたおかげで、夏休み明けの9月には、実に収集袋9袋ものエコキャップを集めることができました。10月も順調に回収が続いています。今後も、世界の恵まれない子どもたちのために、たくさんのエコキャップを回収できるよう活動を続けていきます。
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【豊橋市立南部中】「なま隊」〜なまず池掃除したい〜による美化ボランティア活動

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1 はじめに
 南部中学校の代表的なボランティア活動「なまず池掃除し隊」は今年で13年目を迎える。参加者も600人を超え、南部中学校における重要な生徒会活動となっている。
 なまず池の清掃は、なまず池が危険な池であるという理由から、公園と池がなくなりそうになるという話がもち上がったときに、地域の方が自主的に始めたものである。それを知った生徒が「私たちにもできることはないか」と、清掃活動への協力を提案したことが「なま隊」の始まりである。地域ボランティア「なまず池を守る会」の方たちとともに、なまず池を「トンボが飛び交い、小鳥がさえずる公園」になることを願って活動を続けている。また、平成21年度より「なま隊10周年プロジェクト」として、集めた落ち葉で堆肥作りが始まり、活動の形態も少しずつ変わってきている。
 
2 目的
(1) 中学校から地域社会に貢献できる活動を行い、ボランティアの心を養うとともに、地域社会との連携を深める。
(2) 学校生活の中で、自分たちの意見が反映される喜びや活動を作り上げる喜びを味わわせる。

3 本年度の改善点
(1) ここ数年で参加者が急激に増えたことから、安全面、生徒の十分な活動を考慮し、なま隊の形態を変えることとなった。
(2) 昨年度より、校庭の溝や窓など、普段の清掃時間ではきれいにしきれないところを掃除する南部530活動を同時に行うこととなった。
(3) 本年度は、学年ごとに割り振りをした。
(4) 年3回のなま隊のうち2回をなまず池での活動、残りの1回を校内美化ボランティアとした。
(5) 校内美化はあらかじめ美化委員により活動場所が提示され、いつもの清掃以上にきれいに仕上げるようにした。

4 活動の様子
(1) みんなで「なま隊」
  ○活動の流れ
   ア 生徒会が主催し、級長を窓口になま隊の参加者を募集する。
   イ 授業後、参加者は運動場に集合し、生徒会役員の指示でなまず池へ移動する。
   ウ なまず池到着後、「なまず池を守る会」の方々と合流し清掃活動を行う。
   エ 活動終了後、現地解散する。
 美化委員会からスタートした「なま隊」は、学校のボランティア活動の顔として継続していこうと数年前から運営を生徒会が引き継いでいる。デッキブラシでせせらぎを清掃したり、落ち葉を拾ったり、池の周辺の草取りなどが主な活動である。

(2) ボランティアの輪をより広げるために
 より多くの生徒たちに「なまず池」を知ってもらおうと、なま隊に参加した生徒たちの感想を載せた生徒会だよりを発行している。清掃した時の池の様子や守る会の方たちの話、注意してほしいことも記載し、活動に興味をもってもらうようにしている。

 (3) 本年度の変更について
 活動のふり返りでは、なまず池でなくても学校や校区を美しくすることはよいことだという意見が多く、生徒のボランティア活動に対する意欲の高さを感じることができた。また、活動場所を学年ごとに分けたことで、ひとりひとりに役割がしっかりとでき、よりよい活動になっていた。
 「なま隊10周年プロジェクト」でスタートした堆肥は、試行錯誤の結果、よいできとなってきた。清掃担当生徒や緑化委員会の常時活動となり、まもなく「こども110番」の家に贈る花ポットの土として使うことができそうである。

5 おわりに
 「なま隊」の活動は、一人一人の豊かな心を育てるとともに、集団の団結を確かめ、地域の方々との触れ合いの場としても大変有意義だと言える。参加人数が増えたことにより、活動方法は変わってきたが、生徒たちが誇りに思える活動としてこれからも大切にしていきたい。南部中学校での代表的なボランティア活動として、長く続くよう生徒たちと活動を工夫していくことが必要である。

【豊橋市立野依小】道徳の授業に本気で取り組む

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 本校では、「本気」を教育目標に掲げ、「知・徳・体の調和のとれた児童の育成」をめざしています。
 9月20日(木)の参観日には、どの学級も道徳の授業を公開し、日頃の道徳教育の様子を地域の方々に見てもらいました。この日は、平日でしたが父親の参観も見られ、関心の高さがうかがわれました。
 1年1組では、「えんそく」(道徳2−(3)仲よし・助け合い)を題材に学習を進めました。自分が遠足で拾ってきたどんぐりを現地に忘れてきてしまった友達に分けてあげるという内容でした。子どもたちからは、「せっかく拾ってきたから、あげられない」「忘れた子がかわいそうだから、分けてあげる」と、各自の意見が活発に出されました。終末では、「分けてあげるといいなと思った。あげれば、いつか自分ももらえるから。」と感想が出て、助けてもらった時のうれしい気持ちに気づくことができました。
 高学年では、「いじめ」をテーマに話し合う学級もあり、どの教室でも本気で考える子どもたちの姿が見られました。

【新城市立鳳来中部小】人を撮影する時、どうしたらいい?

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 鳳来中部小学校には、特別支援学級が設置されている。
 児童は自分用の携帯電話やパソコンは持っていないが、それらについて関心を持っている。さらに、近年の情報通信端末にはカメラ機能がついたものも多いため、特別支援学級においても、情報モラルついて考える必要性を感じた。児童には「〜してはいけない」と言葉だけで理解させることが困難なため、より具体的な実践を行うことが大切であると考えた。
 今回は「肖像権」の理解を深めるために、「学校紹介」という実践を行った。これは、教職員の写真を児童が撮影した後、「紹介カード」を作って、1年生に見てもらおうという実践である。
 児童が「肖像権」について考えるのは、教職員を撮影する場面である。教職員を撮影する時は必ず「1年生に紹介するので撮ってもよろしいですか?」と撮影する目的を伝え。許可を得るように指導した。また、撮影した写真を見てもらって、確認を得るように指導した。児童はこれらの指導にしたがって撮影をすることができた。
 この実践を通して、児童は「無断で人を撮影してはいけない」ということを実体験を通して理解することができたようである。

【豊明市立豊明中】地域社会の中で活動しよう。

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 本校では、生徒に地域社会に生活する一員であるという自覚を持たせ、勤労や奉仕の尊さを学ぶために、学区の清掃活動に力を入れています。
 学校の前に三崎水辺公園があり、市民の憩いの場となっています。秋には多くの枯葉が落ちるため、その片づけがとてもたいへんです。そこで本校では、学級ごとに1時間ずつ落ち葉拾いを中心とした清掃活動を行っています。がんばって集めた学級は、落ち葉が大きなごみ袋に50袋にもなります。この活動は数年前に始まったものですが、生徒にもすっかり定着しており、「去年よりたくさん集めよう」と生徒たちは気合いを入れてがんばっています。また、生徒会独自で生徒のボランティアを募り、三崎公園の清掃をする活動も始まりました。地域の方々も参加してくださるので、地域の方と協力して活動するという意味でも有意義な活動になっています。この清掃活動に参加するボランティアの数も徐々に増えてきました。
 平成23年度から、美化委員が主体となって、通学路のごみを拾いながら登校するという活動も始まりました。昨年度は6月20日、本年度は5月22日に行いました。市役所の環境課の方にも協力してもらって、可燃ごみだけでなくいろいろな種類のごみを処理しました。この活動も定着していくことを願っています。

【西尾市立吉良中】 震災体験談から学ぶ命の大切さ       −親子講演会を通して−

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 本校では、6月16日の親子講演会で、石巻市在住の作家阿部邦子氏をお招きして、全校生徒とその保護者で、昨年度の3・11の震災の体験談を聞く機会を設けました。阿部氏の東北弁混じりの話し方に加え、気さくな話しぶりに、会場中が引き込まれ、時間があっという間に過ぎました。生徒たちは、阿部氏の切実感のある体験談から「命」と「自分や周りの人を大事にすること」の大切さを学びました。特に「生きてください」「危機感をもってください」「言葉で伝えてください」という言葉が印象に残りました。生徒それぞれの心に響いたようでした。 以下に生徒の感想の一部を掲載します。
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 邦子さんの話を聞いて、常に危機感をもち、生きている限り輝いて、生き延びたいと思います。私の弟は、喘息でいつも薬を飲んでいます。それがないとゼーゼーとなってしまいます。しかし、もし、地震が来たら薬をとりに行かずに、生き延びるために逃げ切りたいです。私のおじいちゃんは癌のせいであまり声がでませんでした。だけど精一杯話そうとしてくれて、私は、邦子さんのように「おじいちゃん大好き」と言ったことを覚えています。私も後悔はないです。邦子さんの話を聞いて、「言葉」の大切さを改めて実感することができました。家に帰ったら母に「産んでくれてありがとう。」と伝えたいです。私は、常に、前向きに生きて、いろんな感謝の気持ちを伝えていきます。邦子さん、私は生き延びます。輝きます。前向きに生きて「言葉」を大切にします。

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【豊川市立一宮東部小】携帯電話の危ないところ

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 本校の四年生は、自分の携帯電話をもっていないものの、家族の携帯電話を借りて使ったことがあるという子どもたちが多く、その便利さだけに注目している状態であった。携帯電話の良さを認めつつも、この時期に携帯電話が持つ危うさについてきちんと知っておく必要がある。そこでNHK学校放送番組である「時々迷々」(道徳)の第三回「声なきメッセージ」を視聴しながら、携帯電話について学習した。
 放送の内容は、親友だった2人の間に転校生が入ったことにより、友情に亀裂がはいってしまう。仲直りのためにメールアドレスを教えたはずが、それが悪口メールに利用され、そのことが原因で、学校をやすんでしまうというものである。
 子どもたちは、この授業を通して、どんな場合でも、友達のメールアドレスを許可なく他人に教えてはいけないこと、また、いたずらメールはとく名でも、必ず分かるということ、さらに、メールによる悪口の送信は相手の心を深く傷つけるということなど、情報モラルについて知り、学級全体で考えることができた。

【春日井市立西山小】 「e-ネットキャラバン」講座

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 8月23日の全校出校日の午後に、総務省東海総合通信局の大場丈浩氏を講師にお招きし、全教員対象に「e-ネットキャラバン」研修を行いました。
 「e-ネットキャラバン」とは、ケータイやパソコンを安心、安全に使うことを学ぶ講座です。日頃、何の気なしに使っているケータイですが、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺など、子どもに迫るネット危機の実体を正しく知り、予防と対策法を全教員で学ぶことができました。教員がネット危機の実体を正しく知ることによって、子どもたちや保護者に正しい知識や困った時の対策法をきちんと教えることができます。意外に知らないことも多く、参加した教師は驚きの連続でした。
 今後は、保護者やこれからケータイを持つであろう児童向けの講座も計画していきたいです。


【情報モラル教育実践】 2012-09-26 14:21 up!

【岡崎市立岩津小】メール利用のモラル

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 電子メールは、気軽にメッセージを届けることができる便利なコミュニケーションツールである。しかし、文字だけのメールでは自分の気持ちが正しく伝わらず、トラブルの原因になることもある。
 本校の4年生では「事例で学ぶNetモラル」を使って、メール利用のモラルについて学習をした。子供たちは、映像クリップを視聴して、メールを送る相手に誤解を与えないために気を付けるべきことを考えることができた。
 本学年の大半の子が携帯やパソコンでメールを利用したことがあると答えている。学習後、子供たちからは「これからはメールを送る前に読み返して、気持ちが伝わるか確認しようと思った」、「絵文字を入れてもいいかも」という声が聞かれた。

【豊川市立小坂井東小】 みんなで救おう!〜「ヤゴ救出作戦」〜

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 本校では10数年来、プールの水を流してしまうと排水溝に流されてしまうヤゴの救出作戦を行っています。今年は、6月6日(水)好天に恵まれ、無事実施することができました。
 1・6年、2・4年、3・5年とペアを組んで行った当日、高学年の児童が採取の仕方や飼育についてレクチャーをしていることもあり、虫取り網、切り取ったペットボトル、バケツなど、様々な道具を持ち寄り、張り切っている児童の姿がありました。「いっぱいヤゴを採って助けるんだ」「葉っぱのうらにいるんだよ」「うわぁ、たくさんいたよ」プール清掃の前で水は緑色ににごっており、けっこうきたないのですが、にぎやかで元気な声が響きました。
 1年生は、その後、近くの中学校にも出向き、中学生のお兄さんお姉さんと、一緒に「ヤゴ救出作戦」を行いました。中学生も小さな子たちとの活動は、とても楽しいものだったようです。救出した千匹以上のヤゴは、各教室で羽化するまで飼育され、命について考えるよい機会となりました。

【西尾市立一色南部小】情報機器を使ったコミュニケーションの正しい取り方

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 平成24年7月10日、『メールの返信』(出典:明るい心〈愛知県教育振興会〉)という資料を使って6年生の道徳の授業を行った。本資料は、母との「夜9時以降にメールをしない」という約束を守ろうとするユミと、ユミが返信しないことに不満を持つナナとのトラブルを通して、望ましい友人関係の在り方、情報機器を使ったコミュニケーションの正しい取り方について考える内容である。
 子どもたちは授業を通して、インターネットやメールのやり取りの中で、言葉足らずで思いがうまく伝えられなかったり、相手の表情が見えないために気持ちがすれ違ったりする問題が起きることに気づいた。そして、相手を思いやる気持ちの大切さを学びながら、情報機器を使うときのルールやマナーについて考える機会を持つことができた。

【東栄町立東栄中】生徒会を中心としたエコキャップ回収活動

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 生徒会では、「立ち止まりあいさつ」や「ボランティア清掃」など、温かい心や奉仕の心を育てる活動を企画し、行っています。その中の1つとして、エコキャップの回収活動があります。
 エコキャップの回収は、NPO法人エコキャップ推進協会が行っている「地球に愛を 子どもに愛を」の活動の一環です。エコキャップを集めることは、JCV(NPO法人世界のこどもにワクチンを 日本委員会)への寄付と震災地への義援金になります。例えばエコキャップを約860個集めると、1人分のポリオワクチンの代金になるというものです。また、その数のエコキャップを燃焼させると、約6kgの二酸化炭素が排出されることから、その抑制にも一役かっています。
 生徒会としては、小さなことでも子どもたちの命を救うことができることに価値をみつけ、取り組んでいます。町内の施設や商店などにエコキャップの回収に協力してもらえるように、掲示物を作成したり、依頼の手紙を書いたりして、働きかけを行いました。また、校内でも、玄関に収集箱を設け、エコキャップの回収をしています。生徒たちも積極的に入れてくれるようになりました。
 こうして集まったエコキャップは生徒会で分別し、定期的に蒲郡にある合成樹脂の会社に届けています。7月には、分別し終わった2万個以上のキャップを届けることができました。約25本分のポリオワクチンを送ることができました。
 この活動は、生徒だけで成り立つものではありません。地域の方々がこの活動を理解し、賛同し、協力してくれています。「キャップが集まってきたよ」と、いつも気にして声をかけてくれます。生徒たちは、地域の方に協力していただいているという気持ちをもち、お礼のあいさつに行ったり、感謝の手紙を書いたりしています。また、自分たちの活動が、子どもたちの命を救っているという思いをもち、生徒会活動の時間だけでなく、休み時間も活用し、自主的に取り組んでいます。
 この活動は、今後も東栄中学校の温かい心を育てる伝統的な活動として、継続していきたいと考えています。

【春日井市立西藤山台小】あなたならどうする?こんなハガキ(架空請求ハガキへの正しい対処の仕方について考える)

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 6年生「道徳」の授業での実践です。
 クラスの児童の実態を受け、インターネットを利用する際に、安易に個人情報を扱うことの危険性を考えさせることをねらいました。また、架空請求トラブルへの正しい対処を考えさせることもねらいました。
 資料として「事例で学ぶNetモラル 映像クリップDVD」を活用しました。インターネットゲーム利用に関わる通信料金の架空請求トラブルに巻き込まれた主人公。家の人にも相談しづらい状況にある主人公の気持ちになって、子どもたちは問題点について考えました。「なぜ、こうした請求ハガキが自分宛に届けられるのか」「ハガキの文面にある請求にどう対処したらよいのか」といった話し合いが進められました。
 「インターネットゲームの登録手続として安易に個人情報を入力したことがいけない」
 「請求ハガキの内容について自分一人で判断せず、親に相談するべきだ」といった意見が出され、活発な話し合い活動を通して、個人情報を慎重に扱うことや架空請求への正しい対処の仕方について考えることができました。
 最後に、消費者センターや国民生活センターなど公的な窓口へ相談することもできることを知らせ、これからも正しい知識を持ってインターネットを活用していくことが大切であることが確かめられました。

【豊橋市立嵩山小】先生たちの情報モラル教室(夏季研修)

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 本校は市内でも少人数の学校であり、高学年でも携帯電話をもっている子どもはいません。そうした点で先生方も現在の携帯電話を始めとするネット社会の危険性にはやや目が向いていません。ところが、子どもたちの携帯保有率は、中学校に入学後にすると一気に上がります。そこで、先生たちの夏季研修として情報モラル教育を取り上げました。今年で2年目になります。
 今回は、e-ネットキャラバンの方を講師にお迎えして研修会を実施しました。最近広がっているスマートフォンの特徴や携帯電話の持っている危険性やそれを防ぐ方法について、豊富な事例から具体的に話をしていただけました。これを機会に先生方の意識が少しでも高まり、学級での情報モラルを扱った授業が行えるようになればと願っています。

【東郷町立高嶺小】全校道徳授業公開をしました

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 平成24年9月12日(水)全校で道徳の授業公開をしました。2学期の学校行事の恒例となっています。
 各学級で、友情、正直・誠実、自制、思いやり、礼儀、思慮、反省、責任、不とう不屈、生命尊重、個性伸長、家族愛など、それぞれの実態に沿った内容で授業が行われました。話合い隊形に机を並べたり、反応機や赤白帽子を使って意見の変容を示したり、道徳的価値への気付きが得られる工夫をしました。また、保護者を迎えての授業であることを考慮し、参観者に意見を求めたり、保護者への手紙を書いたりする活動も見られました。
 「生んでくれてありがとう。」という子どもの手紙に対して「ママの子どもに生まれてくれてありがとう。」と返す母。「ぼくたちのために毎日働いてくれてありがとう。」という子どもの手紙に対して「いつも頑張っている○○を応援しているよ。夢がかなうといいね。」と返す父。道徳の授業をきっかけに、家族の絆が深まりました。

【豊川市立金屋中】地域や保護者と共に行うボランティア活動

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 金屋中学校では、ボランティア活動が盛んに行われています。特に、PTAボランティア活動では、学校内外の清掃活動に生徒の8割が参加し、汗を流しています。
 また学校のすぐ横を流れる佐奈川を整備する活動「佐奈川の会」にも、多くの生徒が意欲的にかかわっています。そして、佐奈川の堤防に咲く、春には菜の花、秋にはコスモスを見ながら登校しています。

【碧南市立日進小】ネット利用や著作権に関するネットモラルの学習をしました。

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 平成24年7月11日、6年西組では、パソコン利用の増える夏休みを前に、パソコン室の「Eネットモラル」というソフトウェアを利用して、ネットモラルの学習をしました。ネット利用や著作権に関する内容を中心に、自分たちの生活を振り返りました。

 Eネットモラルを利用しての児童の感想は以下のようなものがありました。

<「ネット上で知り合った人との約束は危険」についての感想>
・ やっぱりネットは便利だと思うけど、顔を知らない人に会うのは怖いし、会うってことは連絡しないといけないから、メールアドレスや電話番号も教えないといけないから、とても怖いと思いました。
・ だんだん追い詰められていって、不審者みたいで怖いなと思いました。顔見知りでない人に個人情報を教えるのは止めなければいけないと思いました。

<「電子メールのルール」の感想>
 ・ メールで人の悪口を書くのはダメだと思う。しかも、大勢の人に送信するのは、ひどすぎると思うから、わたしは絶対にしたくない。

<「著作物の利用」の感想>
・ わたしも勝手に人の作ったものを使ってはいけないことを知らなかったので、気をつけたいです。
・ わたしはインターネットをあまり使わないけれど、もし使うとしたら、他のサイトの画像を勝手に使うのは止めようと思った。
・ わたしは、勉強などでコピーをしたことがあるけど、他ではありません。ホームページをやったことが無いけれど、今後やるときがあったら気をつけようと思います。