【美浜町立奥田小】「インターネットを使うときのマナーとモラル」

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 5年生は、美浜町情報教育アドバイザーに来ていただき、インターネットを使うときのモラルについて学びました。
 ほとんどの児童が通信機能付き小型ゲーム機を持っており、ゲーム機を使って「すれ違い通信」やメールをしている児童がいることがわかったため、授業のはじめに、実際にゲーム機を2台使って「すれ違い通信」をしました。
 「すれ違い通信」は、誰かとすれ違うだけで、事前に自分が登録した言葉が相手のゲーム機へ送られてしまうものです。授業では意図的に「どっか行ってしまえ!」と登録したゲーム機を使って行いました。児童にとって身近なゲーム機でも、相手の見えない文字のみでの会話には怖さがあることに気付きました。また、情報教育アドバイザーに、以下のような実際にあったトラブルを話していただきました。

<事例1>「小学生の女子」と名乗る人とのやりとりの中で、相手が裸の写真を送ってきたため、自分も悩んだが裸の写真を送った。実際には、相手は男性であり、「裸の写真を公開されたくなかったら金を払え」と脅迫された。
<事例2>ある日、学校で友だちをカッターナイフで刺してしまった。学校では、仲良く過ごしている様子であった。しかし、よく調べてみるとインターネット上で、文字での激しいケンカが起こっていた。
<事例3>オンラインゲームで多くのアイテムを持っている友だちがログインのIDを入力するのを見てIDを覚え、友だちになりすましてゲームに入り、友だちのアイテムを盗み自分のアイテムにした。
 
 そして授業の最後に、偽名を使ってチャットを体験しました。実際に体験する中で、文字での会話の仕方やマナーについて学びました。

 この先、多くの児童が携帯電話を持ったり、インターネットを使用したりする機会が増えてくると思います。今後も、児童が安全に活用できるように指導を続けていきたいと思っています。

【西尾市立一色中】全校で安全な携帯電話の使い方について学びました

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 平成24年7月2日(月),「NTTドコモ」事務局の方を2名,講師としてお招きして「ケータイ安全教室」を実施しました。携帯電話やスマートフォンを持つ生徒が増える中,メールやブログ,プロフのいたずら書き込みといったいじめにつながるトラブルや,犯罪に巻き込まれることが年々増えています。 
 こういったトラブルに巻き込まれないために,講師の先生から,最新手口や防止策を学びました。わかりやすい資料やドラマを見せていただきながらのお話で,具体的に学ぶことができました。
 生徒たちは,「顔が見えない人に,自分の個人情報を流すことがどんなに怖いことにつながるのかよくわかりました。これからは,ルールを守って安全に使いたいです。」といった感想をもちました。

【知多市立旭北小】心みつけのノートで心育て!

 旭北小学校では、家庭と学校が協力して、思いやりのある優しい心を育てる一助として、行事後の感想や道徳の時間で感じた思いを書き留めるために「心みつけのノート」を使っています。
 授業の中で10分間程度使用し、蓄積していきます。書くことで自分の思いがはっきりし、自分の目標が設定できます。その中から、1年生から6年生が見つけた心と、家族のメッセージを紹介します。
参考資料→をクリックしてみてください。
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【半田市立乙川小】親子で似顔絵

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 6月に親子ふれあい学級を開きました。
 1時間目には、授業参観を行いました。家庭や地域の人に授業の様子を見ていただきました。
 2時間目には、通学分団に分かれて、各教室に入り、親子で似顔絵を描きあいました。
 初めのうちは、お互いを照れながら見詰め合っていましたが、だんだん描くことに集中して、心のこもった似顔絵を描きあげることができました。
 普段では、なかなか言えない「ありがとう」や「これからもよろしく」といった感謝の言葉を添えて、似顔絵をお父さんやお母さんにプレゼントしている児童の姿も見られました。

【東海市立三ツ池小】 インターネットと人権

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 5年2組で,個人情報の取り扱いについての情報モラルの授業を行いました。
 個人情報とは,どういうものかを具体的に挙げ,写真も個人情報の1つであることを教えました。その上で,ブログに写真を載せるときに気を付けるポイントを教え,「載せたい人の許可をきちんと取る」ことは知っていたが,個人の顔写真を載せることの危険性については,初めて知ったという児童や多く見られました。プロフィールには住所や名前を載せてはいけないことは理解しているが,学校名や生年月日も個人が特定される情報であることを知っている児童は少なく,驚いている児童が多くいました。
 また,自分の名前を検索してみると,いくつかのページがヒットし,それが自分と一致する場合があることを知り,多くの児童がネット上にあふれる個人情報に驚いていました。
 アメーバーピグなどのSNSを日常的に行っている児童は1割ほどですが,半数以上の児童が,CM等でSNSの存在を知っていて「楽しそう」「やってみたいな」という気持ちをもっています。
 児童が楽しく使っているSNSですが、友達から誘われ何も知らないまま始めてしまい被害に遭うことも起きています。自分の個人情報は自分で守り、他人の個人情報は他に漏れないよう、慎重に扱うことを継続的に指導する必要性を感じました。

【一宮市立大和南中】毎週月曜日の大切な話(いじめをなくすために)

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 大和南中学校では、毎週月曜日の朝礼時に先生方から全校生徒に講話を行っています。温かな心を育てるという観点で話をしています。今回は「いじめ」についてです。
 「いじめは絶対に許されないことです。」 「いじめとは相手が嫌がることをすることです。」「いじめをしている人もとても傷つきます。」「いじめを見て見ぬふりをすることもいけないことです。」「もし、自分がいじめられたら、だれかに話しましょう。」
 生徒たちは真剣な表情で講話を聞いていました。全校生徒156名の小規模校なので、生徒一人一人の心に訴えかけるような話ができます。
 当たり前のような活動ですが粘り強く語りかけていくことは、とても大切なことだと思われます。今後も、この活動を続けていきたいと思います。

【新城市立巴小】 ケータイ教室「安心・安全講座」

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 5月30日、KDDIの方を講師としてお招きし、全校児童を対象に「情報モラル教育」の授業として、ケータイ教室「安心・安全講座」を行いました。
 便利な携帯電話は、ルールやマナーを守ることが大切であり、反面、危険も多くあることをお話いただき、携帯電話の電源をオフ、マナーモードにする場所、知らない相手からのメールへの対応、ワンクリック詐欺やチェーンメール、オンラインタダゲームでの高額請求など、様々な危険性をスライドを交えながらくわしく教えていただきました。
 また、名前や生年月日、メールアドレスなどの個人情報をインターネットに載せると悪用される場合があることも知りました。
 携帯電話やインターネットについて、「ルールやマナーを守ること」「情報を簡単に信じないこと」「自分の情報は載せないこと」など、情報の取り扱いに気をつけることを学びました。

【西尾市立一色中部小】家庭教育セミナー「携帯安全教室」

 6月4日(月) 5年生,6年生と保護者を対象に携帯安全教室を開催しました。携帯電話を使用するときに気をつけなければいけないことを,クイズ形式で楽しく学ぶことができました。最後に,一色中部小学校の校名にかけて大切なことをまとめました。「いっちゃダメなことは,書いてもダメ! しらない人には,しらんぷり! きをつけよう!時間とお金のむだ遣い ちゅういして!友達のふりするなりすまし ぶつかるよ!自転車乗ってメールや通話」という掲示物を作って,教室に掲示しました。
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【犬山市立城東中】 ネチケットを学ぼう!

 城東中学校では、1年技術科の授業で「インターネットの活用」という題材を設定し、5時間完了で指導しています。指導内容は「インターネットでできること」、「Webページの閲覧方法と利用上の注意点」、「電子メールの送り方」「情報モラルと情報セキュリティー」などです。
 情報モラルのネチケットの授業では、(1)「チャットルーム」 (2)「知らない宛先からのe-mail」 (3)「チェーンレター(メール)」について、ネチケットの重要性を学びました。
 生徒の感想は次の通りです。(1)チャットルームで知り合った人に自分の情報を教えないように気をつけ、両親に相談する。(2)両親に相談してから開き、見つけたらすぐ削除する。(3)すぐに削除して送信元をプロバイダーに連絡し、絶対他の人に回さない。
 生徒各自が自分の身は自分で守り、迷ったらすぐ両親に相談するなど、日常的にインターネットや携帯電話を通じて入手した情報とどのように付き合っていけばよいかを学習しています。

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【常滑市立三和小】豊かな自然とふれあう中で、心豊かな子どもが育っています

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 三和小学校は、周りを田畑に囲まれた、全校児童184名の小さな学校です。近年、児童数が年々減少してきて、今年から全学年1学級の学校になりました。
 本校には、運動場に隣接する里山の傾斜面が「三和っ子ランド」として整備され、春はたけのこ掘りに昆虫採集、夏は秘密基地作りにやまもも取り、また秋から冬にかけては落ち葉スキーと、子どもたちのかっこうの遊び場になっています。
 この恵まれた自然を利用して、3年生は毎年、総合的な学習の時間で「三和っ子ランド」を活用した学習や活動に取り組んでいます。その学習活動の一端を紹介します。
【4月】
 オリエンテーションで「総合的な学習」について知った後、みんなで「三和っ子ランド」を探検しました。春の自然に親しみながら、危険なところや、行ってはいけないところなどを確かめました。また、4月28日(金)には、「三和の自然を楽しもう会」という行事で、地域の自然観察員に方に植物や昆虫のことを詳しく説明していただきました。
【5月】
 暖かくなってくると、「三和っ子ランド」に竹や草がたくさん生えてきます。低学年の子が安全に遊べるように、みんなで整備することにしました。初めて手にするのこぎりで、じゃまな枝を払ったり、混み合って生えている竹を切りだしたりしました。
【6月】
 6月9日(土)の親子ふれあい活動では、3年生は自分たちで切りだしてきた竹を使って工作をしました。難しいところは手伝ってもらいながら、みんなで生き生きと工作に取り組みました。できた竹けん玉たししおどしを見せ合いながら、楽しく遊びました。
【これから】
 豊かな自然と触れ合う活動を通して、自然の大切さや、友だちと協力することの大切さなどに気付かせていきたいと思っています。

【常滑市立常滑西小】ネットモラル〜著作権のきまりを学ぶ〜

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 最近、図画工作の作品などで、何人か同じような作品になっているもの、教科書の作品をそのまま真似て作ったものなどがよく目立っていました。総合的な学習の時間でインターネットや図書での情報収集が始まりました。相手に許可無く使用することはいけないこと、またそのまま丸写しするのは違法であり、情報を使用する際のルールを知り、相手の気持ちを思いやることが大切です。
 事例で学ぶ Netモラル(広島県教科用図書販売株式会社)の中の、「クラスのマーク“ピーチくん”」という資料を使い、著作権についての学習を行いました。本資料は、クラスのマークを一人一人が考えることになり、ミカが考えた「ピーチくん」をさやかが真似してしまい、ミカが休んだ日にさやかの考えたマークとして採用され、翌日にその事実を知ったミカがショックを受けてしまうという状況を描いたものです。
 「さやかはどうしてミカのキャラクターを真似してしまったのか。」「“ピーチくん”がクラスのマークに決まったとき、さやかはどんな気持ちだったか。」「ミカが事実を知り、机で泣いてしまっているのを見たさやかはどんな気持ちだったか。」など、主人公のさやかの気持ちを考えながら、他の人が作ったものを大切にするにはどうしたらよいかを考える活動を行いました。さやかがどうすればよかったのかについては、「真似してはいけなかった。」「ミカに許可を取っておくべきだった。」「自分のオリジナルを作ればよかった。」などの意見が出ました。「人の作った作品には著作権という権利があり、人の作った作品は、許可をもらわずに、勝手に使ってはいけない。」というきまりを学び、自分自身の生活を振り返ったり、これからの生活について考えたりすることができました。

【美浜町立上野間小】インターネットを安全に、気持ちよく使うために

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 平成24年5月22日(火)に町の情報アドバイザーをお招きし、6年生が「インターネットを使う際にはどんなことに気をつければよいか」という学習を行いました。この学習を行う前の子どもたちからは「インターネットは楽しい。面白い。」という意見がたくさん出ていました。しかし、講義の中で、インターネットを使って情報のやり取りをしているうちに個人情報を聞き出されて、小学生が事件に巻き込まれてしまった事例について話があり、「インターネットは楽しいが、正しい使い方を知らないと怖いものになってしまう。」ということを感じることができました。
 また、校内ネットワークを使用し、児童同士でチャットを行いました。自分の名前を出して書き込みを行う際には、相手のことを考えて、伝えたいことを打ち込んでいましたが、匿名での書き込みとなると、相手を嫌な気持ちにさせてしまうような書き込みが見られました。このように実際に体験したことで、インターネットでの匿名性の怖さを実感することができました。
 子どもたちには、マナーを守ってインターネットを利用してほしいと思います。

【半田市立花園小】元気いっぱい・笑顔いっぱい・優しさいっぱいの学校づくり

 花園小学校では,「元気いっぱい・笑顔いっぱい・優しさいっぱいの学校づくり」を目指して,異学年交流を深め,思いやりの心を育てる活動に取り組んでいます。ペア遊び,ペア読書,ペア給食などいろいろな活動を行う中で,心と心の絆を深めることができます。昨年度と本年度の取り組みについて紹介します。
<ペア学年とのひまわり月間(ペア遊び)>
 つながりを深め,仲よくなるために,高学年のクラスが中心となって,遊びを計画し,クラスごとに一緒に遊ぶひまわり月間があります。「どうしたら、低学年の子が楽しく遊べるかな」と一生懸命に考え,ルールを工夫し,一緒に楽しく遊んでいました。
<清掃活動>
 清掃時,6年生が入学したばかりの1年生の教室に出かけ,一緒に清掃を行いました。ほうきの使い方,雑巾の絞り方などを6年生が1年生に掃除の仕方を教える姿にほほえましい姿がありました。
<ペア読書>
 読書週間には,高学年が低学年に読み聞かせを行う取り組みをしています。低学年に寄り添って読み聞かせをする高学年の姿には,年下の子供たちを気遣う優しさを感じることができました。
<ペア給食>
 今年は,遠足の予備日でお弁当持ちの日に,高学年と低学年で,仲良くお弁当を食べました。低学年の子供たちは,隣にお兄さん,お姉さんが座ってくれるだけでとても嬉しそうでした。
<ひまわり集会>
 毎年6月に,各学級で出し物を決め,ペア学級で準備・運営してペア学級の親睦を深めています。おばけ屋敷や宝探し,ペットボトルボーリングなど,他の学級の出し物をウォークラリー形式で楽しく一緒に回って遊び,学校中に楽しそうな声が広がりました。

 こうした取り組みを通して,下級生は上級生に対する「感謝」や「尊敬の念」をもち,上級生は下級生に対する「思いやりの心」や「責任感」を育むことができます。今後もこうした活動を推進していきたいと考えています。

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【春日井市立岩成台小】携帯安全教室

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事前のアンケートで,学級の半数近くの児童が自分の携帯電話を持っていることがわかり,持っていない児童も親の携帯電話などを利用したことがあるなど,児童にとって携帯電話が身近にあることがわかった。しかし,便利で楽しめるものという感覚で,携帯電話についての知識はあまりないこともわかった。そこで,携帯電話を安全に使えるように映像教材も利用し『携帯安全教室』を行った。
 今回の授業では,まず初めに携帯電話を使うときのルールやマナーから学習したが,多くの児童が知らなかったことも多くあったようで,とても真剣に参加していた。また,携帯電話を使った犯罪や無意識のうちに人を傷つけてしまうことがあるということも学習し,携帯電話を安全に使うことの大切さを学ぶことができた。
 授業を終えて,ふり返りでは携帯電話を安全に使えるように気を付けていきたいと思うという意見が多く出た。今後は,携帯電話だけでなくインターネットの安全な使い方についても学習していきたいと考えている。

【新城市立舟着小】「ネチケット」について学ぼう

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 5年生になり、総合的な学習の時間等にインターネットを利用して、調べ学習を行う機会が増えてきました。今後家庭でも、インターネットを使用する機会が徐々に増えることと思います。インターネットを利用するに当たって、守るべきマナーやエチケットについては繰り返し学習することが必要だと思います。
 今回は、情報モラル教育ソフト「ネチケットアドベンチャー」や「ドラえもん のび太のインターネット大冒険」を使って、「ネチケット」について学ぶことにしました。クイズやゲームを楽しみながら、プライバシーを守ることやウィルスに注意することについて学習することができました。
 「名前や住所、電話番号をやたらに教えない」「掲示板等に悪口を書いたりしてはいけない」「チェーンメールを送らない」「困ったときやいやな思いをしたときは保護者に相談する」など、注意すべき基本的な事がらについて知ることができたと思います。
 児童の多くが持っているゲーム機も、通信機能を備えトラブルにつながることが多くなっていると聞きます。今後は、保護者や高学年児童を対象に、講師を招いてお話をしていただく機会を計画したいと考えています。

【岡崎市立岩津中】携帯電話安全教室

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 本校では、2学期に1年生とその保護者を対象に「携帯電話安全教室」を開催している。携帯電話会社の方を講師としてお招きし、携帯電話の利便性、怖さについてお話していただいた。匿名の誹謗中傷、ワンクリック詐欺、出会い系メールの被害、携帯電話依存症など実際にあった事例を、再現ドラマのDVDを通して、分かりやすく伝えていただいた。
 生徒は、便利な面ばかりに目を向けて携帯電話を見てきたが、使い方一つで「凶器」に変わってしまうことを実感した。使用者のマナーや倫理が問われてる時代。生徒は適切に使えるすばらしい使用者にならなければいけないことを学んだ。

【設楽町立津具小】 「インターネットを使うときのマナーとモラル」

 本校では、第6学年児童を対象に情報モラルについての指導を行いました。事前調査を行い、次のことが分かりました。

○全ての児童が、家庭でパソコンを使っている、または、使ったことがある。
○使う理由として挙がったものは、宿題の調べ学習、ゲーム、動画や音楽の視聴である。
○家庭内でインターネット使用のルールを決めている児童の割合は、全体の3分の1程度である。

 これらの実態から、自宅でパソコンを利用するにあたりトラブルに巻き込まれないよう指導する必要性を感じました。インターネット上で起こっている問題は、日々巧妙化しています。パソコンは便利なものである反面、たくさんの危険をはらんでいることを理解させたいと考えました。
 そこで、トラブルになりやすい代表的な事例を児童に示し、問題点や注意点を考えさせました。

事例1〈安易な個人情報の発信について〉
ホームページを作成し、住所や氏名、顔写真を載せた。その後、見知らぬ人からの連絡やいやがらせが相次いだ。

事例2〈著作権の侵害について〉
ホームページに、知人に提供してもらった写真や、他人が調べたことを無断で掲載し、以後の関係が気まずくなった。

事例3〈電子メールの秘匿性について〉
メール友達を募集するため、偽のプロフィールで情報発信した。その後できたメール友達と交信を続けるうちに、「直接会いませんか」と言われるようになった。

 これらの学習を通して使い方に気を付けようと考える児童が多くなりました。幸い、これらネットトラブルを経験した児童はまだいませんが、最近はパソコンや携帯電話だけでなく、通信機能を備えた小型ゲーム機が普及しつつあります。少し前までは中・高生の問題だったことが、今や小学生にも及んでいます。児童にはもちろん、保護者にも注意を呼びかけていく必要があります。

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【豊田市立滝脇小】『知ろう!滝脇の自然 守ろう!私たちの森 広げよう!地域へ』

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 本校は、豊田市の南端に位置し、標高242mの山頂に建てられた自然豊かな松平地区にある全校児童20名の小規模校である。
 校庭からは、ホーホケキョ、トッキョキョカキョク、ツツピーツツピーなど、野鳥たちの楽しげなさえずりが聞こえてくる。学校の周り2ヘクタールが鳥獣保護区になっており、昭和41年に愛知県から「愛鳥モデル校」の指定を受けた。それ以来、本校の愛鳥活動は、そのときどきの児童と職員にしっかりと引き継がれ、地域の支援を受けながら続けられてきた。そして、愛知県教育委員会より平成21年に「野生生物保護モデル校」に指定された。
 本校では、「知る活動」「守る活動」「広げる活動」の三本柱を立てて、愛鳥活動を通した心の教育に取り組んでいる。そのなかで「地域へ広げる活動」として、子どもたちは毎年、初夏になると、地区の老人クラブや保護者の方々と一緒に「二畳ヶ滝クリーン活動」に取り組んでいる。
 二畳ヶ滝は、学校から1.5km程西に位置する郡界川の景勝地である。数多くの野鳥やムササビなどの野生動物が生息しており、保護活動に取り組んでいる。年3回実施する探鳥会のコースでもあり、山地の渓流に生息するカワガラスやヤマセミ、オオルリ等の姿が見られる。渓流の見所だけあって、訪れる人が残していくごみが散乱し、汚れた状況になることもある。
 1980年に、こうした状態を見かねた当時の子どもたちが児童会活動として始めたのがこのクリーン活動であり、今年で32年目を迎える。地域の皆さんと力を合わせ、地域の自然環境やそこに生息する生き物の生命を守っていく地道な活動を続けることで、“滝っ子”のやさしい思いやりや温かい心が育まれている。

【田原市立田原南部小】インターネットや携帯電話の安全な使い方について学びました

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 6年生は、「あんしん・あんぜん情報モラル」という教材を活用して、インターネットや携帯メールの使い方について考えました。
 事前アンケートで、家庭でインターネットを使ったことのある児童は、86パーセント。その中で、月に1〜2回、閲覧している児童は、およそ50パーセントいることが分かりました。また、携帯を所持している児童はわずかですが、今後持ちたいと考えている児童は8割を超えていて、安全な使い方や情報との関わり方を考えていくことが重要であると考えました。
 授業では、はじめに個人情報に関するクイズを行い、個人情報を大切にする意識を高めてから、教材を視聴しました。インターネット上の甘い誘いに乗ってしまうことの怖さや、ネット上の情報が本当に正しいのかしっかり判断することの大切さについて学ぶことができました。また、携帯メールでの言葉のやりとりでは、言葉を慎重に選んで使わないと、相手に思いもよらない誤解を与えてしまう危険があるということも学びました。

【春日井市立坂下小】「あいさつ名人」をめざして!

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 本校では、あいさつを通して学校の友だち同士の人間関係を深めるとともに、地域の人たちにも進んであいさつができるようになることをめざし、6月の中旬から下旬にかけてあいさつ運動を行いました。
 今回は「相手に聞こえる声であいさつ」できるレベル1から「誰にでも遠くからでもあいさつ」できるレベル5までを設定し、子どもたちが自分の現状を基に目標を定め、その達成をめざして取り組みました。子どもたちは目標がみんなに分かるよう、レベルごとに色分けされたカードを名札に貼り、目標が達成できたら昇降口前に作成された「あいさつの虹」にそのカードを貼り付けました。
 あいさつ運動を通して、「あいさつの虹」を完成させることができただけでなく、友だち同士や地域の人たちにも自然に心地よいあいさつができるようになってきました。 これからも「あいさつの虹」をどんどん増やしていけるよう取り組んでいきたいです。