【知立市立知立小】 気もちのよいあいさつ「おあさご」運動

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 知立小学校では、おはようの「お」・ありがとうの「あ」・さようならの「さ」・ごめんなさいの「ご」をとり、「おあさご」運動と称し、年間を通して、あいさつ運動に取り組んでいます。
 6月には、2週間「おあさご強調週間」を設け、全校でいろいろな活動をしました。
 全校集会で、児童会の代表児童が、おあさごレンジャーに扮し、おあさご運動の宣伝をしました。また、毎朝3年生以上の学級委員や5、6年生の委員会委員長など代表児童と教師が輪番で昇降口に立ち、登校する児童にあいさつを呼びかけました。高学年のがんばる姿を見て、低学年の児童も元気にあいさつする姿が見られました。また、全校で「おあさごカード」に取り組み、毎日、できたあいさつのところに色を塗って、振り返りをすることで、あいさつに対する意識を高めたり、家庭への呼びかけをしたりしました。
 おあさご強調週間をきっかけにして、1年を通して、学校内に限らず、家庭や地域へもあいさつの輪を広げていけるようにしていきたいと思います。後期にも、「おあさご強調週間」を設け、さらに運動を盛り上げていこうと考えています。

【岩倉市立曽野小】ブロック・ペア活動

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 本校では、各学年3学級を赤・青・黄の3色ブロックに分け、同じ色のブロックでペア学級(1年と6年、2年と4年、3年と5年)をつくり運動会や児童会活動等において、交流を深めています。また、ペア学級の中で、1対1の個々のペアもつくり、児童一人一人が教え合い助け合おうとする心を育成しようと取り組んでいます。
 年度初めの5月11日には、ブロック交流会を開いて顔合わせをしました。今年は、ペア学級で「お絵かきしりとり」をして連帯意識を高めました。6月5〜7日には、業間の長休み時間を利用して、「手つなぎ鬼」「フォークダンス」「ドッヂビー」などそれぞれのブロックごとにペア遊びをしました。低学年を支え気遣う高学年の姿が頼もしく感じました。7月末には、全校で歌声集会を開きます。集会に向け、朝の業前時間にペア学級で「風になりたい」を発表し合い、歌を通しての交流も深めています。
 台風で急遽お弁当になった6月20日は、ペア学級で運動場にシートを広げ、お互いのお弁当のおかずを見せ合いながら、楽しく交流給食を行いました。
 今後は、運動会でのブロック対抗競技やリレーに向け、応援練習や競技練習に力が入ります。昨年度のブロック対抗競技は「大バトンリレー」でしたが、今年度は「中玉送り」をします。各ブロックで秘密の特訓をして、優勝を勝ちとるためがんばります。そのなかで、子どもたちは励まし合い助け合いながら、思いやりの心を育んでくれるでしょう。


【高浜市立吉浜小】「これから仲良くしよう集会」

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 吉浜小学校では、6月8日に「これから仲良くしよう集会」を行いました。全校で行う行事の一つで、1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学級となり、クイズやメダル交換をしました。「1年生を児童会の仲間として迎え、吉浜小学校の一員として、がんばっていこうとする気持ちがもてるようにする。」、「ペアとのふれあいを深める。」ことを目的として行いました。
 他学年と交流することで、上の学年は下の学年への「思いやり」や「責任」、そして「上級生としての意識を高める」ことにつながります。低学年は、高学年への信頼を深めていくことができます。
 教育目標の「よしはま」(よく考える子・しっかり運動する子・はつらつと活動する子・まごころを持って接する子)の中の、「まごころを持って接する子」は同学年の児童と触れ合っていても育まれるものですが、異学年と交流することでより深くなるのではないでしょうか。
 教員がすべて仕切り進めていくのではなく、児童会の子どもたちが中心となり運営することで、リーダー性を育てることへもつながっています。

【蟹江町教育委員会】「蟹江町学校ICTセキュリティー講習会」を開催しました。

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蟹江町教育委員会では、平成21年度末に、町内の全教職員へ校務用のパソコンと校務支援ソフトを導入しました。それに伴い「蟹江町学校ICT環境整備事業セキュリティーポリシー」を作成し、その周知徹底のため、講習会を毎年開催しています。本年度は6月8日と15日の2回に分けて、転入した職員に対して、舟入小学校のPC室で、以下の内容で講習会を行い、情報セキュリティーの意識を高めました。

第1部 「蟹江町ICTセキュリティ講習」
 ア 実際に発生した情報漏洩事故事例から学ぶべきことについて
 イ 事故発生の背景にある、情報セキュリティ意識の低さについて
 ウ セキュリティ対策への期待と要求について
 エ 日常取り組むセキュリティ対策について
 情報資産の分類、暗号化USBメモリ、端末機器の持ち出し、プリンタFAX複写機の管   理、情報資産の廃棄、コンピュータウィルス対策 など
第2部 「蟹江町スタンダード」
  ア 情報ファイルの保存方法について
  イ Winny等のファイル交換ソフトの使用禁止について
  ウ 情報の移動と社外に情報をメールする場合の添付ファイルの暗号化・パスワードの同封禁止について
  エ 「チェックしてみましょう〜まわりで起きていませんか?〜」
    私的なメールアドレスの登録、生徒情報の無許可の持ち出し、放置プリント、放置原稿、紙情報の社内放置、持ち出し申請がいつも事後である…等々

 参加者は、この講習会を通じて、改めて情報管理の責任の重大さを認識するとともに、その管理について、日頃からどのようなことに気をつけるべきかを具体的に学ぶことができました。教育委員会として、今後も情報モラルに関する研修を一層推進していきたいと思います。

安城市立安城東部小】 いのちをたいせつにし、たくましく、心豊かな子の育成

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 本校では、いじめをなくし、人の気もちを思いやる心豊かな子を育てるために、毎年ふれあい会議を行っています。
 はじめに全校児童を対象とした「いじめアンケート」を行い、実態把握をして、気になる件について、担任(場合により学年教師、生徒指導主任)と児童で話し合います。 次に、9つのグループに別れて、教師を交えて10名程度で、いじめの有無やいじめの原因、対策について本音で話し合います。
下記は、グループ会議に参加した児童の感想です。

▼いじめちゃってあやまりたいと思ってもなかなかあやまれないとか、本当はいやじゃないけど、ふんいきで悪口を言ってしまうという意見が出ました。みんなが悪口を言わないようにすることが大事だと思いました。今日は、今まで思っていたことが言えたのですっきりしました。【4年】
▼一人でさびしそうな子がいたら、声をかけてあげたいと思います。ふだん言えないことを言えてよかったです。今日考えたことを実せんできればいいと思います。【6年】                     
 
どのグループも本音で話し合い、いじめをなくし、だれもが楽しく過ごせるように思いやりをもつこと、止める勇気をもつこと、それを実行していくことの大切さを改めて感じていました。


【扶桑町立扶桑中】世界一大きな授業への参加

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 今年度扶桑中学校では,ESD(持続発展教育)を合い言葉の一つに加えて,道徳教育の充実をはかっています。その最初の取組として,「世界中の子どもに教育を」キャンペ−ン2012に参加しました。教育協力NGOネットワーク(JNNE)主催の「世界一大きな授業〜震災から見えてきた教育の大切さ〜」の取組に参加するために,CDの資料をいただき,4月26日の授業公開の時に2学級で実施しました。2004年のスマトラ沖地震・津波で被災したインドの子どもたちが,地域再生に取組む様子を撮影した映像教材を使った授業です。
 その後,全クラスで順次,道徳の時間に同様の授業を実施しています。その様子を報告したところ,全国502校の参加校の一つとして,HPにこのような写真が掲載されています。

【豊田市立大畑小】「ふわふわことばとちくちくことば」学校保健大会

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「ふわふわことばとちくちくことば」――学校保健大会6/22

 今年度、本校では心の健康教育の一環として、学校公開日の2校時に人権をテーマに全校道徳の公開授業を実施し、3・4校時に学校保健大会を行った。学校保健大会では、保護者も参加という形で、最初に保健安全委員会が、アンケートをもとにした劇とアンケートの結果を発表した。その後、講師の講話を聴いた。講話では、委員会の劇とアンケート結果をもとに、ゲームも盛り込み「ふわふわことば」の効果と「ちくちくことば」の悪い影響など、例を上げながら話していただいた。
 これからの学級の雰囲気や人間関係作りの方向性がはっきりした。

【愛西市立佐屋小】「ネット社会の歩き方」を見て

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 本校では、3年生から情報モラルの勉強を段階的にしています。そのまとめとして6年生では、夏休み前の総合的な学習の時間でホームページ「ネット社会の歩き方 小学生版」を見ます。パソコンや携帯電話のインターネットでできる様々なサービスを知り、アニメの事例を通して「どんなトラブルがおこりうるか?」、「インターネットでやってはいけない事」、「自分がトラブルに会ったときにはどのように対処したらよいか」を学びました。
 それぞれの事例がアニメで構成されていて、大変見やすくわかりやすいため、どの子も集中して一生懸命見ていました。また、あらかじめ用意しておいたワークシートに自分の感想、意見も書き込みました。
 子どもたちのワークシートを確認したところ、「ネットでの悪口」や「いたずらの書き込み」が、自分たちの想像以上に大変なトラブルになるということを学ぶことができた子が多かったように思います。
 また、授業の後、保護者宛学年通信にこのホームページのアドレスをのせて、各家庭においても、親子で見て話し合っていただけるように紹介しました。

【刈谷市立亀城小】地域を愛する心を育む「万燈祭」の学習

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 天下の奇祭として250年以上にわたり受け継がれてきた刈谷万燈祭は、刈谷を代表する郷土の民俗芸能として知られています。この万燈祭は、本校学区の銀座・新栄町・広小路・寺横町・広小路五組・司町を中心に、各町が自慢の万燈を担ぎ、毎年7月の最終土曜・日曜の両日にお囃子に合わせ舞う、情趣豊かで勇壮な祭です。
 本校では、自分たちの生活基盤である町をしっかりと見つめさせ、町を愛する心を育てることをねらいとし、毎年3年生が万燈祭の学習の一環として、万燈蔵の見学をさせていただいています。今年も銀座にある万燈蔵を見学させていただきました。
 子どもたちは、大万燈の迫力に興奮したり、祭を支える町の人々のお話から、祭への熱意を感じ取ったり、実際に小万燈を担がせていただき、祭の楽しさを味わったりしました。また、祭の歴史とともに、祭を運営する町内会の取り組みや練習の様子、万燈作りやはっぴなどの道具の準備、祭でのエピソードなど、地域の生活や文化、伝統に親しみ、大切にしようとする気持ちが溢れるようなお話をたくさん聞かせていただきました。
 万燈蔵見学のように地域の人々とふれあいながら学習をすることは、インターネットや本などの調べ学習では味わうことのできない、人々の郷土に対する願いや思いを学ぶすばらしい機会になっています。子どもたちは、7月末に開催される今年の万燈祭を心待ちにしています。

【豊田市立稲武中】便利なケータイを安全に正しく使用するために

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 6月16日(土)本校の学校公開日に、全校生徒と保護者を対象に、「ケータイ安全教室」を開催しました。NTTドコモから講師をお招きし、ケータイのルールとマナー、そしてケータイを正しく使用するために便利なこと、危険なことをについて学習しました。
 迷惑メールへの対処法や実際に起こったトラブルなどをプレゼンテーションやDVDの映像を使って、具体的に教えていただきました。また、保護者向けに、家族でケータイを使うときのルールを決める大切さやフィルタリング機能の紹介もしていただきました。  生徒は「この教室で学んだことは、ケータイには色々な危険があるということです。例えば、掲示板などに、自分や友達のことを載せないということや、知らないうちに法律にふれることも起こりうるということです。もし、ケータイを使う時には、今日学んだことを忘れないようにしたいです。」と、感想にまとめていました。
 生徒たちのケータイ利用率は昨年度よりも増加していることが、本校生徒へのアンケート結果から分かりました。今後も、定期的にケータイ利用状況の調査を実施して、生活の様々な場面で使われる便利なケータイを、正しく使えるように、生徒たちの利用状況を把握し、適切な対策と指導をしていきます。

【刈谷市立日高小】「人の作品を大切にする」

 本校2年生ではコンピュータの使い方の基礎的な技能として、ワープロソフトの利用で簡単な絵を描いたり、文を書いたりした後に印刷することを学習する。今回は、人が作った作品や著作物を大切にする態度を身につけることを目標に、情報モラルに関する授業を行った。
 コンピュータを使ったお絵描きの授業で完成した他人の作品に親切心から手直しした事例をもとに授業を進めた。作品を手直しされた子は、自分の作品に落書きされたと思い、泣き出してしまった。そこで、手直ししてしまった主人公はどうすればよかったかを考えさせ、話し合いを進めた。
 「主人公はどうして他人の絵を直したのか」という発問には、「絵がおかしいから直してあげた。」という意見が多かった。次に、「直された子の気持ち」を考えさせ発表させた。「かなしい」「いやだ」「はずかしい」という意見が出された。
 最後に、「自分の作品に落書きされたたらどう思うか」を考えさせた。ほとんどの児童が「イヤな気持ち」「悲しい気持ち」と答えた。
 授業の最後に、勝手に人の作品に手を加えないことと、たとえ親切心からでも人の作品を直すことは落書きと同じであることを伝え、まとめとした。

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【長久手市立北小】安全に楽しく使うために

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 長久手市では、平成19年度から、外部講師による「情報モラルとコンピュータ操作」に関する学習を、第5・6学年の児童を対象に実施しています。24年度は、年間5時間の講座を予定し、第5学年の取組の中で、「携帯電話やインターネットを安全に楽しく使う態度を育てる」ことをねらいとした授業に取り組みました。導入での携帯電話やインターネットで身近に起こるトラブルの話の後、安全に楽しく使うために、インターネットでのマナー、カメラ機能のマナー、携帯電話の上手な使い方や使う場所でのマナーなどについて学びました。そして、学習のまとめとして、マナーをきちんと守って「自分の身は自分で守る!」「困った時はすぐに相談する」「周りに迷惑をかけない」ことを確認しました。
 自分の携帯電話を持つことへの興味・関心がそれほど高まっていない小学校高学年の段階に、便利な道具の一つとして適切に携帯電話を使うことの大切さを考えさせることは、大きな意義があったと思います。


【稲沢市立国分小】ケータイ安全教室を終えて

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 6月12日に、6年生の2学級を対象にケータイ安全教室を行いました。内容としては、「著作権や肖像権等のルール」・「トラブル防止のためのネチケット」の2点で、お招きした講師の方から児童が被害者・加害者になるそれぞれの観点からの説明をいただきました。
 著作権・肖像権のことを知り、多くの児童が驚いていました。ネチケットについては、「個人が特定できるような情報を書かない」「チェーンメールは送らない」「自転車に乗りながら携帯電話を扱わない」等の内容をクイズ形式で学びました。この他、家族内での携帯電話利用の約束やフィルタリング等の必要性についても学ぶ貴重な経験となりました。
 ケータイ安全教室の学習を終えた児童の感想から、一部を抜粋してみました。
1 著作権・肖像権・公でのマナーについて
 私はケータイ安全教室に参加して、携帯の良い点悪い点、マナー、気を付けなければいけないこと、たくさんの事を教えていただきました。特に病院や映画館での携帯のマナー、自転車に乗りながらの通話などは、気を付けなければならないと思いました。私はまだ携帯電話をもっていないけど、今日学んだことをしっかり守りたいです。

2 トラブル防止のためのネチケットについて
 私は、携帯電話を安全に使うことの意味が始めは分かりませんでした。でも、今日、「メールを全部信じてはダメ。」や、「ネット上で悪口を書かない。」などの、いろいろなマナーを学びました。その中でも、人に悪口を言われたことで、学校に行きたくなくなったり、命を落とすということになったりするので、私は「悪口を絶対に書いてはいけない。」と思いました。携帯電話をでトラブルにならないよう安全に使いたいと思いました。

【稲沢市立稲沢東小】青少年赤十字活動をしています

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 稲沢東小学校は、平成18年度に創立百周年を迎えた、歴史と伝統のある学校です。教育目標である「丈夫で精出せ、明るく、正しく」のもと、知・徳・体の調和のとれた人間の育成をめざしています。平成23・24年度愛知県青少年赤十字活動推進校として、「心豊かに気付き、考え、実行する、振り返る児童の育成」に取り組んでいます。本校では、学校教育のあらゆる機会に異学年交流・地域の方との交流を含めて、人とのかかわりやふれあいを大切にした体験活動を行い、つながりや思いやりの心を育てています。
 5、6月にかけて、地域のボランティアによる読み聞かせを行いました。6月25日には、青少年赤十字の理念を学校生活の場面で活かしていくことの意識化を図るため、全校児童参加の赤十字集会を行いました。福祉委員会の児童が司会進行を務め、青少年赤十字の理念などをクイズ形式で確認し合ったり、青少年赤十字の歌「空は世界へ」を歌ったりしました。翌日からの4日間は、赤十字募金活動も行いました。7月には、児童会主催の校内美化活動をボランティアを募集して行います。

【豊橋市立岩西小】「正しくメールをしよう

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 6年3組の子どもたちの中で、現在携帯電話を持っている児童は5人いる。また今後、中高生になるにつれてほとんどの子どもが携帯電話を持つようになると思われる。メールを使うようになると、意図せず悪質メールやいたずらメールにかかわってしまうこともあるが、その怖さについて真剣に考えている子どもはほとんどいない。そこで、擬似メールを体験し、メールの怖さについて考える授業を行った。
 まず、ジャストスマイルのソフトを使い、メールを友達に送ったり返信したり、友達からのメールを別の友達に転送したりする方法を練習した。慣れてきて友達と楽しんでいる中に、商品を紹介するメールとチェーンメールを何人かに「匿名」で送信した。子どもたちは自分に送られてくるメールに興味を示し、「こんなメールやめてください」と返信したり、チェーンメールを友達に転送したりした。その後、netモラルの映像等の資料から悪質なメールを開いたり返信したりするとどういうことが起こるかという怖さを学んだ。
 この学習から子どもたちは、実際にメールで返信していたときの自分や周りの状況をイメージすることができた。そして、これからメールをするときには、自分の個人情報を守ったり、友達に迷惑がかからないように気をつけたりしていかなければならないということを実感することができた。

【岡崎市立男川小】「命について考える」道徳の時間

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 本校の4年生が、「いのちの教育」について授業を行いました。
 主題に迫るために3つの資料を扱いました。1つ目は、『葉っぱのフレディ』で、一緒に生まれた葉もどれ1つ同じもののないことを知り、葉の1枚1枚がそれぞれ一生懸命生きていることを知りました。2つ目は、『ヒキガエルとロバ』で、ヒキガエルを守ろうとしたロバの行動から、平等に与えられた命を互いに尊重し合おうという心情を高めました。3つ目は、『命』の詩で、5年半の闘病生活の末、11歳で短い生涯を終えた作者が、亡くなる4か月前に書いた詩です。命の有限性を乾電池の寿命に例えた作者の思いに共感し、自分に与えられた命を精一杯大切に生きようとする心情を持つことができました。
 植物、生き物から人間へと段階をふまえた授業により、子供達は抵抗なく命について考えることができました。

【春日井市藤山台東小】情報発信にともなう責任

 平成24年6月2日(土)、情報モラルについて「事例で学ぶNetモラル」を活用した授業を実践した。3年生21名に、「一枚の写真」という資料を使い、Webページで情報を発信するときの責任について考えさせた。
 これまで子どもたちは、生活科などの授業で自己紹介などを行ったことがある。そのときに、自分の写っている写真を使ったことがあり、個人の持っている写真は自由にみんなに見せてよいと思っている児童がほとんどである。
 今回の学習では、自分以外の人が写っているとき、それを使ってよいかどうかを話し合わせた。映像クリップが大変わかりやすく、どこに問題点があるか、どうすればよかったかについて容易に考えることができた。「友達を紹介する」という場面では、「関係あるところだけ見せる」「事前に写真に写っている子に許可を得て使う」という意見があり、他人の容姿を撮影するときには、目的や用途を告げて本人の許可を得ることの必要性に気づくことができた。また、自分の姿を撮影されたくないときには、きっぱりと断ることができることも知ることができた。
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【豊橋市立南陽中】エンカウンターで仲間づくり

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 南陽中学校では、いろいろな場面でエンカウンターを取り入れた人間関係づくりの活動を行っています。この活動は、自分のことをさらによく知ることができ、学校生活がもっと楽しくなり、仲間と協力することの大切さ、楽しさを実感できます。このようにエンカウンターを行うことで、心が大きく成長します。
 1年生は第1回目の学年集会で、「仲間を増やせ、大作戦!」という活動をしました。いろいろな人に自己紹介をして、お互い自分の名簿番号を書いたカードを交換します。なるべくたくさんのカードを集めようという活動でした。まだ話したことがない、他のクラスの人に積極的に話しかける人もいました。一人10枚用意していたカードがすぐになくなってしまった人もいました。212人が一斉に自分のことを相手に伝え、相手の情報を手に入れ、とても盛り上がりました。仲間の輪も広がりました。
 新年度が始まって2週間後には、学年ごとにテーマを決めて、全校で一斉にエンカウンターの授業を行いました。積極的に意見を言う者、みんなの意見をまとめる者。それぞれが自分の考えをもち、仲間の意見を聞きながら活動をしていました。楽しかった、またやりたいという感想も多くあり、充実した活動ができています。
 これからも、学年集会や朝の会・帰りの会などでもエンカウンターを行い、生徒たちの心を育てていきたいと思います。

【常滑市立西浦北小】絆を深めた資源回収

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 平成24年6月17日(日)、心配された雨も児童が登校する頃には上がり、気持ちの良い初夏の朝を迎えました。午前中の親子ふれあい学級に続き、午後からは各通学団に分かれて資源回収を行いました。この日を迎えるまでに、高学年児童は資源回収の案内を地域に配布したり、作業の打合せを重ねたりしてきました。
 当日は、気温がぐんぐん上がり、蒸し暑くなりました。そのような中、保護者の方から叱咤激励を受けながら、重い新聞紙や雑誌の束を額に汗して一生懸命運ぶ子どもたち。また、地域の方から「ごくろうさま。」「重いのにありがとうね。」と感謝の言葉をかけられ、満面の笑みを浮かべて活動する子どもたち。そんな姿から、学校と保護者・地域のつながりがいっそう深まる行事になったとの思いを強くしました。
 この活動を通してたいへん多くの保護者の方々・地域の方々のご協力をいただき、たくさんの資源を回収することができました。ありがとうございました。

【岡崎市立美合小】郷土の偉人に学び、豊かな心を育む道徳の時間

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 岡崎市出身の偉人である徳川家康にまつわるエピソードを物語風にして資料化し、6年生で道徳の授業を行いました。
 数々の功績を残した徳川家康も、三方ヶ原の戦いでは、初めての負け戦を経験しました。当時、各地に勢力を広げていた家康は、生き残って後のことを考えるということよりも、逃げ帰ることの方が恥になると考えたのでしょう。勝算がないと考えた家来たちの反対を押し切ってこの戦を始めた家康は、結果的に多くの家来たちを犠牲にしました。そして、この無謀な行動を反省し、戦に負けた惨めな自分の姿を絵師に描かせたのです。
 武田軍と戦いをすると決めたとき、家来に生き残るように進言されたときの家康の気持ちをそれぞれ考えた後、中心発問を「自分の姿を絵師に描かせたとき、家康はどんな気持ちだったでしょう。」として、話し合いをしました。子供たちは、自分の意思を貫こうとした家康に共感しつつも、家来たちの死や労苦を思いやって深く反省し、この失敗を次に生かそうとする家康の気持ちに気付いていきました。
 学習を振り返る子供たちの感想の中には、「失敗したことを忘れないように深く反省し、二度と同じ失敗をしないように努力できる人になりたい」「失敗を次の成功につなげるように、大事なところではどんな行動をするのがよいのかよく考えるようにしたい」というように、家康の姿から学んだことを、自分の生活の中で生かそうとするものが多く見られました。