【みよし市立黒笹小】情報モラル授業「携帯電話使用時のルールとマナ−」

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 本校では5年生において、市の情報支援員の指導のもと、携帯電話を使用するにあたっての情報モラルの授業を行いました。
 指導には、文部科学省映像資料「ちょっと待ってケータイ2」(DVD)の中にある4つのドラマの「みんなでケータイ・ルール作り」と「個人情報を守ろう」を使用しました。
 DVDを視聴後、1 ケータイ料金(課金)について、2 チェーンメールがきたらどうする、3 ケータイを持ってから、毎日の生活で変わってしまったことなどをまとめ、携帯電話を安全に使うためのルール(使う時間や使う場所など)を考えました。 
次に、1 身に覚えのない不審なメールや請求がきたわけ、2 インターネットに書き込んではいけない個人情報についてまとめてから、話し合いました。
 
 以下に、児童の感想を紹介します。
・携帯を持っていて、たまに変なメールがくる。「ここをクリック」で、開いたことはないからよくわからないけど、変なメールやサイトは、絶対開かないようにしたい。
・スマートフォンなど、新しい機能が増えてきているので、分からないところはいろいろいじらず、親にきちんと聞くようにしたい。
・チェーンメールのことは何となく知っていて、でもどうするかは知らなかった。チェーンメールがきたら、止めるようにする。
・チェーンメールがきたら、出さないといけないと思っていたけど、出してはいけないと知ってびっくりした。
・中学生になると自分専用の携帯電話を持つようになると思う。買ってもらったら、まず父母と携帯電話のルールを作りたい。
・携帯のルールを家族で作ると話ができるので、ルールを守って安全に携帯電話を使う。
・ケータイは、便利だし、友達とメールができるから、早くほしいなと思っていたけど、楽しいことばかりでなく、怖いこともあるんだなと思った。

 自分専用のスマートフォンや携帯電話を持っている子どもが約30%、近い将来(中学生になったら)には、買ってもらうという子が大勢いるので、この授業は子どもたちの心に大きく響いたと思われます。今はまだ携帯電話を持っていないという子も、「今日、学んだことを思い出して使いたい」、「お父さんやお母さんが、だまされたりするといけないから、もう少し大きくなったら…と言う意味が分かった」などの感想をもつことができたのも、この授業を受けた成果と言えます。

【豊川市立小坂井中】情報モラル教育

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 小坂井中学校3年生で、情報モラル教育として「春野家ケータイ物語」という教材を用いて、授業を行いました。中学3年生ともなると、多くの生徒が携帯電話をもっており、最近ではスマートフォンがかなり普及している。また、無料アプリを使って、友達同士でコミュニケーションを図っていたり、無料オンラインゲームに熱中していたりする生徒も多い。授業を行った5月頃には、「コンプガチャ」と呼ばれる手法で、無料オンラインゲーム内で、アイテムを集めるために何万円もの買い物をしてしまう事案が各地で発生し、大手ゲーム会社がその手法を終了した。
 大人の目の届かないネット社会の中では、こうしたお金に絡む事件に子どもが巻き込まれることが数多くある。今回の教材では、ネットショッピングを題材にして、その利点と問題点について学習を深めた。
<ネットショッピングの利点>
・安く買える
・出かけずに帰る
・品揃えが豊富
          など
<ネットショッピングの問題点>
・サイズや色が、欲しいものと違う
・支払いをしたのに、商品が届かない
・高額な請求が来る
          など

【学習を終えて 〜子どもの感想より〜】
○うちでも父や母がオークションをしていて、詐欺などにはまだあったことがありません。でも、心配なので、これからも気をつけてほしいです。
○私もネットで商品を買ったとき、色が違うものが届いたので、これからも気をつけたいです。
○僕は一度だけ、ネットで商品を買ったことがあるけど、頼んだものと違うものが来ることがあることがわかったので、これからは気をつけたいです。
○思っていたより、インターネットで商品を買うのはかなり危険だなと思いました。お母さんがよく買っているので、気をつけてほしいです。
○コンプガチャの話を聞いて、絶対にやらないようにしようと思いました。

【東郷町立東郷小】 ケータイ安全教室

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 東郷小学校では、NTTドコモから講師をお招きし、6年生を対象に「ケータイ安全教室」を開きました。講師の方からスライドやアニメを使い、携帯電話を使うときのマナーやルールについて、次のことを分かりやすく教えていただきました。
・携帯電話を使っていい場所、使っていけない場所
・写真を撮っていいもの、いけないもの(著作権・肖像権)
・ダウンロードできるからといって、すぐにしないこと
・書き込みのマナー
・個人情報を公開してはいけないこと
・迷惑メール対策・フィルタリングサービスについて
  最後に校名の「とうごう」にちなんだ言葉でしめくくっていただきました。
と→友だちや自分の写真はインターネットにのせません!
う→うそかもしれない?チェーンメール
ご→強引な電話やメールは全て無視
う→うれしいね マナーを守るみんなの気持ち
 子どもたちは、真剣に話を聞くことができました。今まで知らなかったことを教えていただき大変勉強になりました。

【豊明市立栄中】NTTによる情報モラル教育

 12月21日(金) 総合的な学習の時間を活用して、NTTドコモ・ケータイ安全教室事務局の方に来校いただいて講義を聴きました。プレゼンテーションを使って、メールがきっかけで起こるトラブルやインターネットサイトを通じたトラブル、そしてネットへの書き込みで起こるトラブルやケータイのルールとマナーについて、わかりやすく説明していただきました。メールがきっかけで起こるトラブルでは、個人情報がインターネット上に流出してしまい、顔や自宅の場所までが第三者にわかってしまう恐れがあることを学びました。また、ケータイのルールとマナーについては、著作権や違法ダウンロードについて説明を受けました。
 講師の先生からは、「身に覚えのないメールに、返信してはいけない。チェーンメールは、内容に関わらず絶対に転送しない。また、URLは不用意にクリックしない。」等のトラブルに巻き込まれないために必要なことを学ぶことができました。
 学習後の生徒たちの感想として「違法ダウンロードについて、今までは大丈夫だと思っていました。」「インターネットは自分や友だちだけでなく知らない人でも見られる。だから書き込みの前には落ち着いて考えることが必要だと思いました。」「自分自身は携帯電話の使い方を分かっているつもりでしたが、気軽にいろいろなサイトにアクセスしていました。怖いことをしていたと思います。これを機会に携帯の使い方を見直そうと思いました。」「インターネットでは、自分の名前が分からないと思っていました。」などがありました。
 教師からは、「大人が考えている以上に携帯電話には、危険な面があることが分かった。」「情報モラル教室は今後も必要」という声がありました。

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【みよし市教育委員会学校教育課】<6月>「道徳教育推進教師研修会」<10月>「道徳授業研修会」の開催

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 本市では、めざす児童生徒像として「郷土を愛し ともに学び合う 心豊かで 心身ともに 健やかな人」を掲げ、学校、家庭、地域が連携しながら教育活動を推進している。
本年度は、「学び合いの中で、心を耕していけるような道徳の授業」をめざして、教師の授業力の向上を図るよう次のような取組を行った。
 <6月>「道徳教育推進教師研修会」の開催
対象:市内全小中学校の道徳教育推進教師
 事前に、各学校において、道徳の授業で使用した資料(題材名や出典が分かるようにしたもの)やワークシート、指導の流れが分かるようなもの、関連資料等を教育委員会へ提出するよう依頼した。研修会当日は、事前に依頼した各校の実践資料を用いながら、みよし市立緑丘小学校教頭 吉田祐示先生による「子どもによりそい進める道徳教育のあり方」という演題で、道徳の授業のあり方や道徳教育推進教師の役割について、具体的なご指導・ご助言をいただいた。
 <参加者からの感想(抜粋)>
・今日の研修でよかったことは、まず、第一に各校の実践をいろいろと知ることができたことです。早速、自分のクラスでも実践したいと思うものがありました。そして、その多くの実践に、吉田先生の分析が加わり、さらに分かりやすくなったと思います。道徳教育推進教師としての役割も、いろいろと教えていただきました。自分がこれまでいかにこの役目を知らず、何もやってこなかったかを、考えさせられました。今日の研修は、自分にとってこれからの支えになるものでした。

 <10月>「道徳授業研修会」の開催
対象:市内全小中学校の初任者
○模範授業(道徳)参観 
 主題名 誠実な行動 1−(4)正直・誠実
 資料名「降り出した雨」
 みよし市立天王小学校4年担任 中西純子 先生(3年目経験者)
○模範授業(道徳)についての研究協議会
 協議会では、「子どもたちが資料の内容を具体的にイメージできるような資料提示の工夫」や、「多くの子どもたちが話し合いに参加できるような手立て」について話題が集中した。「発言の約束」や「聞く姿勢」を日常的に意識づけることが大切であることや、教師が意図的な指名をし、子どもの本音を引き出すことの大切さが話し合われた。そのためにも、子どもがどのような思いをもっているかワークシートを活用しながらていねいに把握する必要性を確認しあった。
○初任者授業(道徳)参観                
 主題名 節度ある生活 1−(1)思慮、節度、節制、自立
 資料名「友達のしょうこ」
 みよし市立天王小学校4年担任 志村絢香 先生(初任者)
○初任者授業(道徳)についての研究協議会
 助言者 みよし市教科領域等(道徳)指導員 奥村真由美先生
 授業記録をもとに、「真由美の気持ちを考えよう」から、「真由美は、どんなことに気づいたか」に授業者が主発問を変えた意図や、ワークシートに自分の思いがなかなか書けない子への働きかけ、資料を区切って読むことは子どもたちにとって良かったかどうか、子どもたちの思いを深めるための切り替えし発問のあり方など、参加者から多くの質問や意見が活発に出された。助言者からは、参加者から出された質問や意見について具体的な指導・助言がなされた。また、国語と道徳の読み取りについての違いや、道徳の時間を前向きに取り組むことができるような話をたくさん伺うことができた。  

 <参加者からの感想(抜粋)>
・机間指導で一人一人に声をかけ、ワークシートに線を引いているのがとてもよいと思いました。丁寧な子どもへの配慮が子どもの自信につながって、勢いのある話し合いになっていると感じました。また、指名されたときの返事の良さや、自分の思いを短くまとめて言えることも、今までの中西先生の指導の積み重ねがあってのものだと強く感じました。
・温かな雰囲気の中、中西先生が子どもたちにされる手立てや声がけがとても勉強になりました。資料を子どもたちにどのように与えるか、板書をどのようにまとめていくか、どのように発問すると子どもたちから意見が出てくるのか、実際に自分の目で見て、感じることができたので、学校に戻って実践ができそうです。授業に対する姿勢もそうですが、「書くこと」や「全員発言をすること」の日々の積み重ねも、中西先生の具体的な支援の仕方から少しつかめた気がします。中西先生のクラスの子たちのような素朴で温かく、規律のある学級になるようにがんばっていきたいと思います。
・学級のひとりひとりの子どもたちをしっかり見ていて、それをもとに題材を決定、授業内の細かい発問の仕方や流れまで、しっかりとねらいをもって授業をされているところを、見習わなければならないと思いました。範読の際の読み方や自信をもって授業をされている姿も、私ができていないところなので勉強になりました。子どもの思いをどのように出させるか、資料のとらえ方や資料の提示の仕方など、他の初任者の仲間たちと指導者の先生方と話し合うことができ、自分の道徳に対する見方を深めることができました。また、学級の子どもたちと志村先生の信頼関係も休み時間の様子などから見ることができ、私も子どもたちとそういう関係を築いていきたいと感じました。
・協議会でも、一つ一つの活動に先生の意図があって思いと苦労が詰まった授業だと改めて感じました。子どもの意見を取り上げて、そこからさらに発問を深めていくことは、私もまだまだできていないので、今日はとても勉強になりました。笑顔で子どもの前に立てるようにお互いにがんばっていきたいです。

【豊川市立長沢小】よりよい人間関係をはぐくみ、たくましく生きる力を育てる〜望ましい集団活動(おしろやま班活動)を通して〜

 長沢小学校は全校児童261名、12学級です。しかし、以前は単学級で児童数も現在の半数にも満たない小さな学校でした。当時からおしろやま班と名付けられた縦割り班での活動が盛んに行われ、伝統となっています。ここでは、そのおしろやま班活動について紹介します。
 おしろやま班活動は、「1.6年生の最高学年としての責任感や自主性を育てる。2.異なる学年の児童が協力して活動する中で、お互いの人格を尊重し思いやりのある温かい人間関係を築く」などの二つを大きな目的として行っています。
 班の構成は、おしろやま班活動の担当者が各学年の担任から子どもの情報を受け、各学年1・2名を組み合わせ、一つの班が8名程度になるように、男女のバランス、人間関係や子ども達の力量などを考慮しながら、編成を行っています。
 おしろやま班の行事としての取り組みは、1年生を迎える会(4月)、春の遠足(5月)、おしろやま班対抗ドッジボール大会(6月)、縄跳び大会(2月)、6年生を送る会(3月)などがあります。また、日常活動としては、おしろやま掃除と称して、月曜日から木曜日までの掃除を行っています。活動の後に振り返りを書かせたり、教師が担当班と共に活動したりすることで、班内の様子を把握し、班長としての悩みや人間関係などを支援しています。
 このおしろやま班活動が伝統になっているおかげで、本校では高学年の子ども達と低学年の子ども達が自然に上手に関わっています。縦割り班の良さは、上級生が下級生のお手本でありたいという気持ちが責任感や自主性をもつことにつながり、お互いの関係の中に思いやりの心が育つことにあると考えています。

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【高浜市立港小】6年生が「ケータイ教室」で勉強しました

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 平成25年1月30日(水)、携帯電話会社の講師さんをお招きして、6年生の児童を対象に「ケータイ教室」を実施しました。講師さんが現在の携帯電話が持つ機能を6年生に尋ねると、「電話、カメラ、メール、ネット、電卓・・・」と次々と機能が挙がりました。そこから、そもそも携帯電話はどんな機能から始まったかという話題となり、電話機能から始まって今ではこんなにも多機能になっている現状を確認しました。そして、大変便利な道具であるが、マナーや使い方に十分な注意が必要であるという中心的な話題に入っていきました。ながらケータイが大変危険であること、カメラを使うときには著作権や肖像権に気をつけること、きまりを守ることは自分のため相手のためであることなどについて真剣にお話を聞くことができました。
 もうひとつの大きな話題、それはインターネットの特徴です。
 1 有益、有害にかかわらずいろいろな情報があふれていること
 2 知らない人と簡単につながること
 3 情報がすぐに広がることと、一度ネット上で広がると残ってしまうこと
について、それぞれ実例を交えながらお話を聞きました。
 特に、「1時間以内に1人が5人に情報を伝えた場合、日本全国に知れ渡るのにわずか11時間しかかからない」という事実には、自分の予想との大きな違いに驚きの表情を示していました。また、コミュニティサイトなどで安易に個人情報をアップすると、たちまち悪用される危険性があることについてもDVDのドラマを見て実感できました。
 携帯電話の所持が当たり前になっているような現在においては、携帯電話やネット社会とどう向き合っていくかが大きな課題です。今回の「ケータイ教室」は、大変に良い勉強の機会になりました。

【設楽町立設楽中】自分で自分をコントロールできる生徒の育成をめざした活動

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 2年生の道徳の授業で、内容項目「望ましい生活習慣、心身の健康、節度と調和」〔1−(1)〕について学習した。
 本学年の実態として、携帯電話を持っている生徒は多く、休み時間に携帯電話の話題で盛り上がっていることも多い。「ケータイメール」(中学校道徳『自作資料集』:明治図書)の読み物資料は、携帯電話が生活の一部になってしまった主人公の心の弱さを描いている。本学年の生徒たちも携帯電話には興味・関心を持っていることから、主人公の心情に共感する生徒は多かった。そこで、主人公の気持ちを考える2つの発問をしたところ、以下のような思いが発表された。
Q :時間を決めて、携帯電話を使いなさいと親に言われたとき、主人公はどんなことを思ったでしょう?
A1:メールが送られてきたら、すぐ返さなければいけないから、仕方がないよ。
A2:メールは自分のために送ってくれるんだから、返事をしなくちゃいけない。
A3:時間を決めなくてもいいんじゃないか。
A4:メールが来たとき、すぐに返事をしたいから、時間を決められない。
Q :“今のままでいいのかな?”と引っかかるものを感じた主人公は、どんなことを考えたでしょうか?
A1:メールばかり気にしすぎたかな。少しはガマンした方がいいのかな。
A2:大人になったとき不安だな。
A3:友だちとのつながりはなくしたくはないが、これからの自分に悪い影響が出てくるんじゃないか。
テストの順位が悪くなっても、父親に携帯電話を取り上げられても、携帯電話が気になってしょうがない主人公が、話の終盤で、“今のままでいいのかな?”と心の中に引っかかるものを感じた場面では、このままではいけないと生徒たちも感じていた。
 自分で自分をコントロールすることの大切さを一人一人が感じ始める機会となった。

【幸田町立坂崎小】パスワードについて学ぼう

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 4年生にアンケートを行ったところ半数以上がインターネットを使ってゲームをした経験があることが分かりました。自分専用の携帯電話を持っている児童は少数ですが、家族兼用のパソコンを使ったり、親の携帯電話を借りて遊んだりする児童が多くいました。
 そこで、愛知県教育委員会情報モラル専用サイト「i - モラル」の「情報モラル教育推進の手引」をもとにパスワードの役割について学習しました。
 はじめに、パスワードとはどんなものかについて知っていることを出し合いました。児童からは、パスワードとは「正しく入るためのもの」「変なふうにならないようにするためのもの」など、安全なものであるというイメージが強くありました。その後、資料「あれ?たいへんだぁ!」を読み、主人公の智樹君のネットゲームが勝手にいじられたのはどうしてか話し合いました。自分のパスワードを友達に教えることや覚えやすく簡単なパスワードに設定することの危険性を知り、自分にとって覚えやすく且つ安全なパスワードを自分で作って、本当に見破られないか発表し合いました。
 電話番号とイニシャルを組み合わせたパスワードは友達が簡単に見破ってしまったため、児童は、家族の複数のイニシャルや誕生日を組み入れるなど、自分にしか分からないオリジナルのパスワードを作る必要性をつかむことができました。A君は母親の車のナンバープレートをアルファベットと数字で表す工夫を凝らしたパスワードを作ることができました。
 また今回は、友達のパスワードが広まっていることを知ったときにはどうすればよいかを考えさせたところ、B君は「聞かなかったことにする」と言いましたが、それを聞いてCさんが「これ以上広まると悪いことに使われるかもしれないから、その友達にパスワードを変更するように伝えた方が良いと思う」と答えるなど、パスワードを知ってしまったときの冷静な対応に気づくことができました。さらに、自分のパスワードが漏れないように、人前で入力することやパスワードが書かれたメモなどを人目にふれるところには置かないことを確認しました。
 スマートフォンやタブレット端末の普及により、現代の子どもたちにもこういった情報機器にふれる機会が多くなっています。みんなやってるから、危ないものではないという偏見や興味本位でのアクセスが危険を伴うということなど現代の子どもたちが備えておくべき情報モラルを養っていけるよう、生活の実態に合わせた教育を継続していきたいと思います。

【北名古屋市立師勝中】心を育てよう

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 本校では、教育活動全般を通して「心を育てる」教育に取り組んでいます。「し・か・つの心」(親切・感謝・強い心)を培いながら、思いやりあふれる心豊かな生徒の育成を目指しています。その一つとして、委員会を中心にボランティア活動を積極的に行っています。今年度は、近隣の保育園や高齢者施設に自分たちで連絡を取り、休業日を利用して訪問しました。
 保育園では、夏は水遊びで触れ合い、冬は絵本の読み聞かせをしたり、劇を披露したりしました。園児に喜ばれただけでなく、生徒たち自身も心から楽しむことができました。また高齢者施設では、入所者の方々のペースに合わせて話を聞いたり、一緒に作業をしたりして過ごしました。ゆっくりと時間が流れる中で、普段の生活では得られない充実感を味わうことができました。
 どの体験も、生徒たちにとって新鮮であり、とても貴重なものになりました。このような体験を通して、今後も生徒たちの心を育てていきたいと思います。

【東海市立明倫小】携帯電話の正しい使い方、個人情報について学び、考えました

 NTTdocomoの方に来ていただき、6年生を対象とした携帯電話の安全な使い方を教えていただきました。
 特に、写真を撮る際には、自由に撮ってもよいのかということを考える中で、個人情報とは何なのかについて教えていただきました。
 全員立った状態で、「女の子だけ立ってください。」「○○が好きな子は立ってください。」といったように質問を続けていくと…特定の名前など詳しい情報を教えていないのにある児童だけが残ってしまいました。
 名前や住所など直接自分を特定できるものだけが個人情報なのではなく、個人に関わる様々な情報が個人情報だということを学ぶことができました。
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【東浦町立生路小】携帯電話を安全に使うために

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 東浦町立生路小学校では,平成25年1月22日(火),NTTドコモ「ケータイ安全教室事務局」から2名の講師の方をお招きして,5年生を対象に「ケータイ安全教室」を行いました。
 ゲームで遊んでお金を使い過ぎてしまうケースやチェーンメールで友達とトラブルになったり,なりすましメールや個人情報漏えいによって巻きこまれたりする事件などの紹介により,携帯電話の使用に伴う危険を知ることができました。実際に起きた事例・体験談も交えながらのお話だったので,子どもたちはとても真剣にその話に耳を傾けていました。
 携帯電話のゲームにお金を使い過ぎてしまうことについてのドラマを見た子どもたちは,「つい,アイテムを買って強くなりたいと思ってしまう。ドラマのように,お金を使い過ぎたり,携帯電話を使い過ぎてしまったりするのは怖い」と実際,起こり得るケースに身を引き締めていました。ルール・マナーについても,〇×ゲームやクイズで楽しく学びました。また,家庭でのルール作りや携帯電話に使う時間・お金について,保護者とよく相談しながら携帯電話を使っていくことの大切さを学びました。
 子どもたちは,「ゲームでお金を使うのを止められなくなることが怖かった」「自転車に乗りながら携帯電話をさわると危険なことが分かった」「今日学んだことを家族に話そうと思う」などと感想をもち,気持ちを引き締め,携帯電話を持つときの注意点を子どもたちなりに理解することができました。
 最後に,講師の方に携帯電話を使う際の心構えを「いくじ」の文字を使ってキャッチフレーズにしていただきました。教室に掲示して,これからも情報モラル意識を高めていきたいと思います。
「い」・・・一緒に守ろう!ケータイルール
「く」・・・クリックしません!あやしいサイト
「じ」・・・自分でとめよう!チェーンメール

【高浜市立高浜小】合唱で心を育てる

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 高浜小学校では、子どものよさを伸ばせるように合唱に力を入れています。毎朝、朝の歌を歌ったり、毎月の全校朝会では、「高小合唱団」とよばれる3〜6年生の子どもたちが中心となって全校で今月の歌を合唱したりしてきました。仲間と一緒に歌う楽しさや喜び、歌声が響き合う素晴らしさを感じることで、「もっと歌いたい、歌で思いを伝えたい」と思う子どもが増えてきました。
 11月2日には、歌手のカズンさんを迎え、「カズン・コンサート」を開催しました。カズンさんの曲は、朝の歌で何度も歌ってきましたが、子どもたちは初めて聴く生の歌声の素晴らしさに驚き、自然と手拍子をしたり体をゆらしながら一緒に口ずさんだりしていました。4年生と6年生はカズンさんとコラボレーションをし、最後には全校でカズンさんと一緒に歌いました。子どもたちの歌声とカズンさんの歌声が響き合い、体育館中が一つになりました。歌のもつ素晴らしさや全校で合唱する気持ちよさを感じたコンサートになりました。
 高浜小学校の子どもたちは歌が大好きです。仲間と歌でかかわり合い、思いを伝え合いながら素直で豊かな心を育んでいます。

【蒲郡市立中部中】ケータイ・パソコンを通した人づきあい

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 ケータイ・パソコンでメールをすることが当たり前のように行われており、そこから起きる、友達同士のトラブルも少なくない。そこで、ケータイ・パソコンを通して上手なコミュニケーションの取り方を、具体的な場面を想定して考えさせました。
 はじめに、ケータイ・パソコンのメールで友達からの誘いを断る、良い例と悪い例が紹介されました。その後、自分なら何と言って断るかを、具体的な会話文を完成させることで考えさせました。
 生徒の感想には、「ごめんねと一言付け加えるだけで、すごく柔らかくなる感じがした」や「メールは相手の表情が見えない分、やさしく伝えないと変な伝わり方になってしまう」、「ありがとうやごめんねなどのクッション言葉を使って、相手を傷つけないようにしたい」などの言葉がありました。
 ケータイ・パソコンの便利さの反面には、顔の見えない相手との会話の中で知らない間に相手を傷つけてしまうという怖さもあると考えさせる時間になりました。

【瀬戸市立東山小】情報モラル教育

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 本校は周辺が住宅地として開発され、年々児童数が増加してきた。その増加数は10年前に比べ2倍以上となっており、市内で最大規模の小学校である。急激な増加により空き教室が全くなかったり、保健室のベッド数が少なかったりとハード面で児童にとって厳しい状況にあるが、児童は非常に落ち着いて生活している。
 このような状況の本校でも、最近、携帯電話を持つ児童が多くなっている。また、家庭で自分ひとりでインターネットを行っている児童も多い。しかし、携帯電話を使ったり、インターネットを行ったりする中で、その危険性を十分認識しているとは言えない。そのため、インターネットで自分や友達の名前、電話番号、住所などを簡単に発信してしまう可能性がある。
 こうしたことから、インターネット・携帯電話等に潜む危険性を様々な事例を提示することにより児童に知らせ、教育ソフト等を利用して身を守るための対策を実践できるように学習を進めている。また、メールや情報をやり取りする場合にも必要なモラルがあることを知らせ、個人情報を保護することの大切さを理解できるように学習を進めている。

【豊田市立若林西小】郷土愛を育む「ふるさと祭り」

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本校では、毎年、地域の老人クラブの方や教育ボランティアの方を招いて「ふるさと祭り」を行っている。この活動のねらいは次のようである。
・地域講師や高齢者の人たちとの交流を深め、地域に愛着をもつ機会とする。
・お世話になった人たちに、感謝の気持ちを伝える。
 「ふるさと祭り」には、地域の人たちが100名ほど来校する。内容は、学年部活動と感謝の会を行っている。
 高齢者と1・2年生は昔の遊びを、5年生はぼたもちづくりを行った。手を添えながら教えてもらったり、お手本を見せてもらったりと、高齢者の優しさにふれながら、伝統や文化を尊重し、お互いに理解を深める活動になった。3・4年生は、地域講師を招いて、総合的な学習(3年:大豆作り、4年:逢妻男川の環境問題)の発表会を開いた。地域講師の支援のもとに、3年生では、大豆パワーのすごさに気づき、食への関心を高め、4年生では、身近な環境調査から環境を守るための実践意欲が芽生えてきた。6年生は、身近にあった戦争体験の話や資料を通して、戦時中の兵隊の気持ちや庶民生活の厳しさから、平和の尊さを学んだ。
 全校集会で行った感謝の会では、自分たちで育てた花の苗をプレゼントしたり、ふるさとの歌「若林の歌」を合唱したりして、多くの地域の人たちに支えられていることへの感謝の気持ちや郷土愛を高めることができた。
 「ふるさと祭り」が終わった後、一人一人お礼の手紙を書き、地域の方からも心温まる返信をいただいた。このように、「ふるさと祭り」は、地域社会と連携し、豊かな体験を通して、心に響く道徳教育の場となっている。

【稲沢市立大里東中】スクールカウンセラーによる人との関わり方集会

 心の教育推進活動の一環として、本校ではスクールカウンセラーによる人との関わり方集会を開きました。
 集会では、人との関わり方への理解と関心を高め、相手の気持ちを尊重することができる力を育てることをねらいとしました。
 当日は、全校生徒380名あまりが体育館に集まり、校長先生の挨拶に続き、学校カウンセラーの講話を聞きました。カウンセラー自身の体験談から、相手の身になって考えることの大切さに気づいたり、全校生徒がペアになって行う活動から、相手とのコミュニケーションの必要性を実感したりすることができました。
 集会後の振り返りワークシートには、普段の学校生活を反省し、思いやりの気持ちをもって友達に接していきたいという内容が見られました。また、1月に募集した「いじめ防止標語コンテスト」には、全校から200名以上の応募があり、人との関わり方への関心が高まったことを感じました。これからもスクールカウンセラーなどとの連携を図り、相手の気持ちを尊重し合える学校づくりを進めます。
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【大府市立共長小】携帯安全教室

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 本校では、情報モラル教育の一環として、6年生を対象とした携帯マナー教室を開きました。クラスでケータイ電話の有無を確認したところ、まだ持っていないと答えた児童が多かったのですが、「中学生になったら買ってもらう。」「今すぐに欲しい。」と答えた児童が半数以上いました。そのため、「NTTドコモケータイ安全教室」の映像教材を利用して、携帯電話の使い方の注意点やマナーについて学びました。携帯電話にまつわる危険な出来事の具体例もあり、児童たちは熱心に映像をを見ていました。
 映像教材を見終わった後には、教師がパソコンを操作し、「チェーンメール」や「ウイルスを持っているメール」についての危険性や注意の仕方などを解説しました。たった一度クリックを行っただけでウイルスにかかってしまう様子に、児童たちも驚いていました。
 「携帯電話を持ったときには、今日学習したことに注意して使いたい」「携帯電話は楽しいだけではないことが分かった」といった感想が聞かれました。今後、中学生になり、多くの児童が携帯電話を所持することになると思います。携帯電話を持っている児童に対してはもちろん、これから携帯電話を持つことになる児童にとっても、携帯電話を扱う際のマナーを考える機会は今後必要であると感じました。

【常滑市立鬼崎中】ネットモラル講習会

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 3年生の多くが携帯電話を利用しています。ゲーム機の利用もあります。そんな中,ネット上である生徒を誹謗中傷する書き込みがされているということがありました。
 そこで,ネットモラルを学び,正しくインターネットを利用してもらいたいと考え,金城学院大学教授の長谷川元洋先生を講師としてお招きし,3年生を対象にネットモラル講演会を行いました。実際のトラブルについて具体的な例を挙げるとともに,「チェーンメール等怪しいメールでは,自分のアドレスが悪用されることもある。絶対に他の人にメールを回さないようにする。」「個人のプロフィールサイトでは,知り合いだけでなく第三者にも個人を特定され,被害に遭うこともある。」「たとえ友達であっても,勝手に写真等をネット上に載せると著作権法に触れる場合がある。」などについて教えていただきました。 
 また講習を通して,ゲーム機をネットにつなげてゲームの体験版をダウンロードしたり,買い物をしたりしている生徒の実態も分かりました。生徒との対話形式で,質問に対する答えをスクリーンに映し出しながら会が進められたので,生徒が積極的に質問に答える姿が見られました。
 携帯電話やゲーム機は身近にあり,簡単にインターネットを利用できます。便利な反面,様々なトラブルとも隣り合わせの状態です。正しい用途で,便利な道具として,適切に使うことができるよう,今後も指導していきたいと思います。

【豊田市立若園中】自分たちの住む地域に感謝し、美化ピカ活動で地域を清掃

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 11月27日(火)午後、美化ピカ活動をしました。
1年生 中根神社・吉原児童公園・南ちびっこ広場・さつき第2ちびっこ広場
2年生 花園神社・花園児童遊園・湾岸道高架下の公園
3年生 吉原神社・吉原公園
 掃いても掃いても落ちてくる落ち葉に苦労しましたが、大変きれいになりました。若中生が自分たちの住む地域を清掃することで、今後も地域を愛し地域の一員としての自覚をもち、地域に貢献できる生徒になってほしいと願っています。