【扶桑町立扶桑北中】情報モラルの授業また、中学校では道徳の時間の資料として「春野家のケータイ物語」(独立行政法人メディア教育開発センター)も利用しています。写真は、6月29日に1年生で実践した「相手を思いやるコミュニケーション」の様子です。メールのやりとりに関する内容とともに、日常生活におけるコミュニケーションの在り方について考える授業を進めました。 さらに、7月2日には愛知県警察本部より、サイバー犯罪防止講話担当者様に外部講師として来校していただき、著作権の話を通して「加害者」にも「被害者」にもならないことが大切だと学びました。 【知立市立知立中】第1回学校保健委員会「思春期の生き方と性」「近藤先生の話を聞いて、(望まない出産をした)女の子の気持ちを察したとき、苦しくなり、泣きそうになりました。彼女はとてもかわいそうでした。しかも、この辛い気持ちが相手の男の子に分からないのが悔しかったです。自分のことについて、誰かに話されることは、もっと嫌です。『恋のルール』は、恋人だけでなく、友達との関係でも同じで、人間性もでてくると思いました。今日の話を聞いて、自分を見直し、これからも人を傷つけないようにしていきたいです。」「今まで何度か恋をしてきましたが、『恋のルール』を守ってきた自信はありません。恋をしているうちは楽しくても、恋が終わったからといって相手を傷つけるようなことを言ってはいけないなと思いました。これからまた、たくさんの人と出会い、恋をすると思います。そのときは、『恋のルール』を思いだし、楽しくつきあいたいです。『恋のルール』を守ることは、人としてのルールを守ることでもあると思います。そういう人になれるといいです。」「これからの人生で、心から信頼し相談できるような人を作りたいと思いました。また、自分が周りから信頼されるようにしていきたいと思いました。」「赤ちゃんを産むには、いろいろな大きな決断が必要だったと思います。だから、その大きな決断をして、今まで大切に育ててくれた親に感謝したいです」 人に嫌な思いをさせない、考えて行動するなど、人間関係を築く上でも大切なことを改めて学ぶ機会となりました。 【豊田市立竹村小】わたしたちの手で新池をきれいにしよう!〜新池ボランティア〜学校の近くにある「竹村新池公園」は、毎年持久走記録会の会場として、子供たちになじみのある場所です。また、低学年では、季節を見つけるネイチャーゲームや生き物探検の場として親しまれています。昨年度までは、新池公園の環境を守る活動として、6年生が「新池ボランティア」を行ってきました。 今年度は4年生が担当し、地域の方とともに6月1日、29日にごみ拾い活動を行いました。きれいだと思っていた公園内に、タバコの吸殻や空き缶などのごみが落ちていることに驚き、改めて「ぼくたちの新池公園をきれいにしていこう」という、気持ちが高まりました。 【新城市立八名小】親子ふれあい教室天気にも恵まれ,ドッヂビー大会は,ドッヂビーのディスクが行き交うごとに,大きな歓声が上がり,盛り上がった大会となりました。ゲームでは,「しゅりけんとまと入れゲーム」,「新聞紙でサバイバル」,「箸使いゲーム」,「ストロー吸い取りゲーム」,「空き缶魚釣り」,「何があったかな?思いだそうゲーム」,「空き缶積みゲーム」,「ペットボトルボーリング」など8つのコーナーが設けられ,親子で楽しんで取り組んでいる姿がみられました。子どもたちも,「空き缶つみでは,最高記録がでました。それは母さんのおかげで,曲がっているところをまっすぐに直してくれたからです。今日は,母さんといろいろ楽しめました」 と,親への感謝の気持ちを表しながら親子で楽しめた様子を日記に記すなど,親子の絆の深まりがみられた日となりました 【田原市立堀切小】 交通事故ゼロ〜交通安全花束運動を通して〜
堀切小学校区には、国道42号線が走っています。毎年、車に乗る人の交通安全を願って、「交通安全花束運動」を行っています。今年も、4月28日(土)の午前中、6年生とお巡りさん、自治会の方が参加して、花束運動を行いました。事前に、全校児童が3通ずつ手紙を書き、花束に1通ずつくるんで準備をします。当日、お巡りさんが車を止めてくださり、6年生が1台ずつ、「気をつけて行ってください」と言いながら花束を渡しました。「花束運動は楽しかったです。私が最初にあげた人は、奈良に行くと言ってみえました。ありがとうと言って笑顔で受け取ってくださってうれしかったです。交通事故がなくなるといいなと思いました。」子どもが書いた日記です。
また、数日たつと、学校にお礼のお手紙を送ってくださる方もあります。「○○君、昨日はお花をありがとう!〜中略〜堀切小学校の皆さんや、お父さん、お母さん、先生の心の温かさを感じました。おじさんもハンドルを持ったら、絶対に事故は起こしません。渥美に行って、気持ちのよい旅ができました。本当にありがとう!」 子供達は、この活動を通して、人のためになったことに喜びを感じるのとともに、交通事故を起こさないようにしようという気持ちも強くしています。今後も実践力を伴った命の教育をしていきたいと思います。 【一宮市立浅井南小】サイバー犯罪防止教室児童は、三択クイズに答えながら、インターネットや携帯電話を利用する際、何に気をつけるべきかを理解していった。この教室を通して、携帯電話やパソコン、ゲーム機などを通じて入っていくインターネットの世界は、児童にとって身近でたいへん便利な世界である反面、危険もとても多いという側面があることがわかった。 また、最近5・6年生の児童の間で広まっているコミュニティサイトについて、学年集会を開いた。楽しさや手軽さから安易に始めるコミュニティサイトであるが、サイト内では匿名であり、規制が少ないため、ややもするといじめや中傷にエスカレートする可能性があること。いったん書き込みや写真等のアップをすれば、それは第三者に悪用される危険性があることなどを、本校教師から児童に話した。 【江南市立古知野南小】通学班で遊ぼうまず、班長会で児童会から提案された案に基づいて通学班の班長同士が集まり、遊びを計画する。次に、通学班担当者に相談する。当日は、班長が中心となり会を運営する。限られた時間と限られた場所でも十分対応できるような遊びがそれぞれ計画されました。 当日は、どの教室からも楽しそうな声や笑い声が聞かれ、充実した時間を過ごすことができました。登下校で毎日顔を合わせていても、一緒に遊ぶ機会はなかなかないため、どの子も楽しい時間を過ごすことができました。「班長さんにおんぶしてもらった」「6年生の○○君に教えてもらった」という声が低・中学年から聞かれました。 今後もこの異学年交流活動をすることにより、自発的・自主的に活動する力や互いを思いやり行動する力を高めたいと思います。 【知立市立猿渡小】「事例で学ぶ Netモラル」を使ってチェーンメールへの対処の仕方を学習しました(5年生)
本校の5年生では,約20%の児童がケータイを持っており,(スマホは0人)その中で,ケータイでいやな思いや怖い思いをした子はまだいなかった。持っていない子でもケータイやスマホを持ちたいという子がほとんどであり,児童のスピーチにもナメコ栽培のアプリの話が出てくるほどである。将来は,ほとんどの子がケータイやスマホを持つと考えられる。小学校高学年は,ケータイやスマホを持ち始める時期であり,まだ危険な体験をしていないうちに,ケータイなどの使い方や気をつけることを指導しておくと,将来,危険なことに巻き込まれることを予防できると考え,本実践を行った。
ケータイなどで,最初に気をつけなくてはいけないことは,いたずらとしてよく起こりがちなチェーンメールである。受け取った子はいやな思いをするばかりか,メール独特の問題もある。また,一見善意のメールにみえ,予備知識がないと判断に迷い,間違った行動をしてしまうことも考えられる。 まず,チェーンメールとはどのようなものであるか,映像クリップで学習した。5人に転送しなかったら不幸になるとか,止めたらわかるという内容であった。授業後の感想では,今日このような学習をしなかったらきっと転送していたという子がたくさんいた。 次に,一見善意にみえるチェーンメールを映像クリップで学習した。ある病院で手術を受けたいが,輸血用のRh−の血液が足りないから,メールを転送して献血の協力を呼びかけてほしいという内容である。いたずらのチェーンメールを学習した後なので,そのまま転送するという子はいなかったが,ほとんどの児童が,本当かどうか病院に確認し,本当なら転送するという意見であった。もし,みんなが病院に確認したら病院が大迷惑であること,また,どんな内容であっても,メールを転送したらネットがパンクしてしまうことを伝え,一見善意にみえても絶対転送してはいけないことを学習した。 児童の感想 「私はこの映像クリップを見ていなかったら,メールを5人にしていたかもしれないの で,今日の授業はとてもためになりました。私がメールをしてしまっていたら,何千, 何万・・・という人に迷惑をかけてしまうので,チェーンメールは絶対削除します。」 【あま市立篠田小】うさぎとの交流を通して命の大切さを学ぶ 〜3年生の実践を通して〜そこで、3年生の子どもたちもうさぎの飼育活動を行い、命の尊さを感じさせていきたいと考えました。家族学級に獣医師をお招きし、うさぎの心音と人の心音を聞き比べながら生きていることを実感したり、うさぎの健康チェックの方法を学んだりしました。また、臆病なうさぎに近づく時は、大きな物音を出さずに低い姿勢で近づくとよいことも知りました。その後、獣医師に質問をする子どももたくさんいて、関心の高まりを感じました。 命の尊さを知り、これからの飼育活動では「うさぎに優しくして怖がらせないようにしたい」、「大変だけど頑張って世話をしたい」など、うさぎを気遣って世話をしようとする思いを語る子どもがたくさんいました。これからも自他の命を尊重する態度を育てていきたいと考えます。 【高浜市立高取小】道徳の授業を通した情報モラル教育の実践〜意見の異なる相手への思いやり〜「主人公の由衣は小学生の女の子。とあるアニメーション番組にはまっています。そして、そのアニメのファンが集まるインターネットの掲示板を見ては、感想を述べ合ったりして楽しんでいます。 あるとき、由衣の意見に対し、意見の異なる書きこみをする人が現れます。一度だけでなく、何度も反論のような返信をする相手に対し由衣は不快感をもち、相手を攻撃してしまう内容のメールを送ろうか迷います。 しかし、他の掲示板の人たちが思いやりのあるなごやかなやりとりをしている中で由衣は、相手の相手の考え方を理解していきます。」 資料名「やっぱり気になる」 出典『6年生の道徳』(文渓社) 授業の冒頭では、「インターネットでの交流サイトなどを見たことがありますか。」と、実際のサイト名を例に挙げながら質問をすると、多くの子が反応をしており、インターネットでの交流に興味を持っている子が多くいることが分かりました。 今回の実践では、資料に集中させるために、紙媒体の資料は使わず、プレゼンテーションソフトを使用して資料を提示していきました。プロジェクターの画面をパソコンの画面に見立て、子どもたちは掲示板に文字が打たれる様子を思い描くことができ食い入るように見ていました。 主発問「由衣が画面を見つめた後、(相手を攻撃する内容の書き込みの)送信ボタンを押さずに文章を消したのは、どんなことを考えたからでしょう。」では、活発な意見の発表があり、悩む由衣の気持ちをしっかりと考えることができました。意見の異なる相手に対する掲示板での対応の仕方に悩む由衣の気持ちに共感することで、普段の生活での相手への思いやりの気持ちを育てるとともに、上手なインターネットコミュニケーションの仕方について考えるきっかけになったかと思います。 終末の教師の説話では、前任校の中学校で実際にあったネットトラブルの事例なども紹介することにより、ネットトラブルの怖さについても考えました。 【安城市立安城南中】南中文化を広げよう〜いじめ撲滅運動に向けて〜イエローリボンには、いじめ撲滅の意味が込められています。例年行われているふれあい会議とイエローリボンを組み合わせ、イエローリボンをより生徒たちに浸透させるため、本年度からイエローリボン会議を行っています。各学級で、いじめを学級で起こさない学級3箇条を話し合いで決め、学級3箇条の取り組みを中心に、各学級の代表生徒、教師、地域の方、PTAの方が一緒になって、「いじめ」をテーマに真剣に話し合いを行いました。生徒だけではなく、地域の方からの貴重な意見を聞くことができ、生徒たちは刺激を受けているようでした。 会が終わった後の生徒の感想では、「普段聞くことのできない大人の考えや、他のクラスの取り組みについて聞くことができ、すごく有意義な時間であった。この思いをぜひクラスの他のみんなで共有したい。」、「他のクラスで行われている学級3箇条を毎朝必ず言うというものを自分のクラスで実行したい。」などの前向きな意見がありました。 また、PTAの方の感想では、「子どもたちがこんなにも真剣に、いじめについて向き合っているということを始めて知った。何かあったときには、何か行動を起こすことがとても大切なんだと感じた。」というものがありました。 このイエローリボン会議をきっかけに、南中全体でいじめ撲滅に向かって取り組んでいます。 【小牧市立一色小】 ケータイやインターネットの安全な使い方について自分のケータイを持っている児童は2割強でした。使用内容は、ほとんどが親との連絡のみで、友達と連絡をとるという児童はいませんでした。しかし、自宅のパソコン等でインターネットを使用している児童は9割を超えており、動画サイトや無料サイトやオンラインゲームなどをしたことがある児童も数人いました。また、兄弟や親が音楽をダウンロードしていたり、メールをしていたりと知識はかなり持っていると感じました。 今回の教材では、ダウンロードできるゲームや着メロ、また占いなどの無料でできるものの裏に潜んでいる危険について知ることができました。 児童は、「ダウンロードしたことある〜」 「お父さんのケータイに変なメールが来た」「こわい」 「ケータイもちたくない」 「家の人に教える」など、「怖さ」を感じている様子でした。 ふりかえりでは、「ケータイは絶対に落としたらいけない」 「ダウンロードは絶対にしない」「ネットやりたいけど、気をつけたい」 「タダはあぶない」 「家族で話し合いたい」などの内容が多くでました。多くの児童に気付きがあり、成果を感じました。 今回で終わりでなく、継続的にインターネットやケータイの問題について取り上げていかなくてはいけないと感じました。 【春日井市立小野小】ゆたかな心を育む「なかよし班」活動5月に行った「なかよし班」での大縄跳びでは,初めて8の字に挑戦する1年生がたくさんいました。縄の中に入ることすらできないでいる1年生のために,お兄さん,お姉さんたちは「高くジャンプするんだよ!」とアドバイスしたり一緒に跳んだりしていました。 1年生に跳び方を教えるお兄さん,お姉さんたちの顔は本当にやさしく,1年生の子にできるだけわかりやすく教えていました。1年生が初めて8の字を跳んだ時には,班のみんなから拍手や歓声が上がっていました。跳べた1年生もにっこり笑顔でした。 また,1学期にみんなでアイデアを出し合って作った班の旗は,集合には欠かせない目印のアイテムとなっています。広い運動場で迷子になってしまいそうな時,自分たちの作った旗を探し,見つけた時にはほっと一安心しています。そして,1年間大切に使った後,3月に6年生が旗を長方形に切ってリボンをつけ,しおりにします。これは1〜5年生へのプレゼントとして渡します。 初めての「なかよし班」では,6年生は1〜5年生をまとめることの難しさを感じていたようです。けれど,回数を重ねるにつれ,班長らしく堂々とみんなをまとめられるようになってきており,班の中でもお互いに助け合う姿が見られるようになりました。「なかよし班」での活動以外でも,うれしそうに声を掛け合い,休憩時間には一緒に遊ぶ姿はほほえましいものです。 低学年の保護者の方からは,お兄さん,お姉さんたちの温かい言葉に感動したという声も上がりました。この交流活動を通して,子どもたちに豊かな心を育んでいってほしいと願っています。 【大口町立大口中】情報モラル教室を開催しました平成24年度も7月3日(火)にNTTドコモより2名の講師の方にお越しいただき、情報モラル教室を開催しました。インターネットや携帯電話を使ったコミュニケーションについて学びました。 モラル教室後の感想では、「今までに『チェーンメール』で嫌な思いをしたので,対応を覚えておきたい。」「今までは,なんとなくやってみたいと思っていた『ツイッター』や『チャット』がどういうものかが分かった。正しく利用したい。」「インターネットや携帯電話で困ったことに巻き込まれたら、すぐに大人に相談しようと思う。」というものが多く、情報モラルについて知識を深めることができました。 【安城市立桜町小学校】情報モラル教育の取組
本校では、情報モラル指導計画を作成し、各学年で実践を行っています。1学期に行った実践について紹介したいと思います。
2年生では著作権についての授業を行いました。「新聞に載っていた作文を写して提出してしまった。」という事例を児童に紹介して話し合い、参考にしたいときにはきちんと許可をもらうことや、作品は自分の力で作るというルールを確認しました。 3、4年生では、個人情報についての授業と文字のみのコミュニケーションについての授業を行いました。個人情報の授業では、「インターネットサイトに名前や住所、電話番号を入力したら知らない会社から電話がかかってくるようになってしまった。」という事例を紹介して、なぜそうなったのかを考えました。個人情報とは個人が特定されてしまう情報であること、知られることによって悪用されることがあるのでむやみに教えてはいけないことを学びました。 文字のみのコミュニケーションについての授業では、「友達を誘ったら、手紙でいいよと返事がきたので、来てくれると思ったら来なかった。実は、断る意味のいいよだった。」という事例を紹介して、どうしてうまく伝わらなかったかを考えました。そして、どうすればきちんと伝わったか、文字のみで相手に伝えるにはどうしたらよいかを考えました。 6年生では、学校に配布されている「春野家のケータイ物語」という教材を使い、携帯電話の使い方やルール、マナーについて学習を行いました。電車やバスなどの中では使わない、知らない人からのメールには返信しないなど、基本的な使い方について学びました。また、携帯電話は個人情報がたくさん入っており、失くすと自分だけでなく他の人にも迷惑を掛けてしまうことがあることも学びました。 【蒲郡市立蒲郡中】 家族からの愛情に気づく道徳授業〜出産をひかえた先生をゲストティチャーに迎えて〜
思春期に入り、親の声に素直に耳が傾けられなくなったり、反抗してしまったりする生徒が増えている。平成24年7月18日(水)、そんな生徒たちに、親からの愛情や家族がかけがえのない存在であることに気づかせたいと考え、中学校1年の道徳の授業で資料「美しい母の顔(明るい人生)」を取り上げた。
授業では、資料を読み、「宿題を届けてくれた母に素直に『ありがとう』と言えないのはなぜか」や「母の顔のやけどの真実を知ったとき、『わたし』はどんな気持ちになったでしょう」について話し合った。母親の顔のやけどの理由を知り、その理由に隠された母親からの深い愛情についてじっくりと話し合った。そして、出産を来月にひかえた先生をゲストティチャーに迎え、「小さな命を授かって」というテーマでお話をしていただいた。 生徒たちは、先生のお腹の子に対する愛情を、先生のやさしい語りやおだやかな表情から感じていた。 【授業を終えた生徒の感想】 ・わたしは家族に助けられています。資料の話のように、母親に対していばってしまったり、素直にありがとうと言えなかったりするときがあります。そんな時こそ、素直に感謝するように心がけていきたいです。 ・「命の大切さ」を考える一時間でした。小さな命を宿しているというのは、不思議な感じがします。先生の様子から、赤ちゃんのことをとても大切にしていることが伝わってきました。 この授業により、生徒たちにとって家族からの愛情を改めて見直す機会となった。 【大府市立北山小】福祉実践教室で学んだこと先日7月12日(木)に,4年生が福祉実践教室を行いました。 まず,全体会で視覚障がい者の方のお話を伺いました。お話の中で「ここへ来るまでの間に,駅でガイドヘルプをしてもらいとても有り難かった。そして,とてもいい気分で大府駅に着いた。」ことなどを話されました。児童は,初めて聞く話にみんな耳を傾けていました。 全体会の後,「手話」「点字」「ガイドヘルプ」の3つのコースに分かれて体験を行いました。「手話」コースでは,あいさつを中心に教えていただきました。児童も身振り手振りを真似ながら真剣に取り組むことができました。 「点字」コースでは,点字の打ち方の基本を教えていただいてから,最後に自分の名前をシールに打ちました。初めて打った点字シールを持って,みんな嬉しそうな顔をして大事そうに見せ合っていました。 「ガイドヘルプ」のコースでは,2人一組になって行いました。校舎内を回り,階段では,「とても恐い。」という感想が多く出されました。 それぞれのコースを体験した児童は,今まで気づかなかったことを実際に自分で体験して,多くのことを学ぶことができました。この経験を生かして周りの人たちが笑顔になれる町をめざし、実践してくれることを期待しています。 【豊橋市立二川小】ネットいじめは人権侵害
4年生の道徳の時間に教材ムービー「ネットいじめは人権侵害」を視聴し情報モラルについて考えました。
教材では、サッカーをしていてボールを蹴るところを失敗した友だちを写真で撮影し、それをネットに流すということについてどう思うか考えました。授業では、ツバサ君の行動は何が問題だったのか、タクミ君の行動は何が問題かというようにステップを踏んで考えました。もし、自分がネットいじめの被害者になったらどんな気持ちになるでしょう。あなたがツバサ君やタクミ君だったらこのあとどうすればよいかというように話し合いをしました。いじめはやってはいけないことであるが、ネット上でやることはよりいけないことであることに多くの子どもたちが気づくことができました。この教材の中で、ネット上に流した情報はコピーや加工が容易であり、自分がその情報をコントロールできなくなったり、流したデータを完全に回収することができなくなったりすることを指導し、軽い気持ちでやったということでは済まない行為であることを理解させることができたと思います。 【春日井市立味美小】子どもと会話していますか
本校では、毎年6月の土曜日に、親子ふれあい行事を行っています。学年ごとに、親子で工作や裁縫をいっしょに行ったり、ゲームを楽しんだりしています。どの学年の子どもたちも保護者の方との共同作業を楽しみにしています。その中で、特に1年生では講師の先生をお招きして、親子の絆を深める取組を行っています。
前半は、親子でコミュニケーションの体験活動です。初めに、緊張をほぐすためのじゃんけんゲーム、その後、二者択一の問いに対して回答し、その理由について親子で話をしました。その際、相手の目をみて聞く、相手の選んだものを否定しないというルールを確認しました。次に、初対面の人でも積極的に関わりが持てるように無作為に相手を変えて、グループワークをしてもらいました。親子やグループで会話をすることで、保護者の皆さんは、子どもたちの意外な一面を知ったり、自身の接し方を振り返ったりするよい機会となったようです。 後半は、「子どもと会話していますか〜心通わせる聴き方のコツ」と題して、保護者向けに講演会を行いました。講演の中では、時間の長さより聴き方が大切であること、子どもとの会話は子どもの成長に大切であることを話されました。講演後の保護者のからは、ゆっくり真剣に話を聞くことが大切である、子どもの立場に立った会話が大切である、子どもたちの話に対して結論をいわない・否定しない、など多くのことを学べたという感想が寄せられました。 教室へ戻った後の子どもたちの表情もとてもうれしそうでした。改めて親子でいっしょに会話することの大切さを感じることのできた1日となりました。 【岡崎市立生平小】著作権について学びましたそこで,夏休み前に本校では,6年生の道徳の時間に「事例で学ぶNetモラル」から「著作物の利用・わたしのWebページ」を教材にして,著作権について学びました。芸能人のホームページにのっていた写真を自分のブログにコピーしてのせて,インターネット上に流してしまった主人公の気持ちについて考えました。CDの音楽をダビングして聞くのと同じように,気楽に考えていたことが,著作権の侵害になってしまったのです。芸能事務所からの警告文書を見て,事の重大さに気付くのでした。 情報が氾濫している世の中で,個人で楽しむうち,うっかり著作権を侵してしまうことになってはいけません。自由研究等の夏休みの課題を進める上で,多くの著作物にふれる機会が増えますが,この学習で意識が高まったことと思われます。 |