ともに生きる

ちょっといい話

   友だちのおかげ 

 A子が中学生だったときの話です。彼女の父親は昔から病弱でした。ある日、A子が学校に行っている間に、父親が意識不明の重体になり病院へ運ばれました。父の様子はすぐに学校にいるA子に知らされました。A子はその場で泣き崩れてしまいました。A子の大親友C子がA子に平手打ちをして、「泣くのはいつだってできるでしょ。今しか生きているお父さんに会えないかもしれないんだよ。今を逃したら、A子には後悔しか残らないよ。それでもいいの。」と言って、授業の途中にもかかわらず、A子を父親のいる病院に連れて行きました。病院に着くと「すぐに手術をしないと亡くなってしまう」ことと「病院には大手術ができるほどの血液がなく、手術はできない。他の病院にも搬送できない」と言われたそうです。A子と母親は「父の死を覚悟した」と言っていました。それを聞いたC子はすぐに病院を出ていき、中学校のクラスメイトと共に病院に再び駆けつけました。クラスメイトは口々に「C子から話は聞いた。A型の奴がそろっている。早く俺らから血を抜いて、おまえの親父の手術に役出ててくれ。」と笑顔でA子を励ますとともに、協力を願い出ました。そして、A子の父親は一命をとりとめました。
 後から聞いた話ですが、C子が息を切らしながら血眼で授業中のクラスに飛び込み、みんなに泣きながら輸血の協力をしたそうです。
 C子は、幼いときに父親を交通事故でなくしていたのです。父親の最後をみられなかった悲しみ、助けてあげられなかった悔しさから、A子を何とかしたいと思ったのでしょう。

今日のお話 −4月15日(木)−

   心屋仁之助の名言

  何かに挑戦する前には
  崖から飛び降りるような
  気持ちになります。
  でもそこで覚悟を決めて
  やってみる。
  自分にはできると
  許可を出すと
  人生がガラリと変わります。
  一歩踏み出せば
  予想以上に簡単に
  フッと飛べるのです。

ちょっといい話

   自分の人生を幸せにする「覚悟」 

 「何を持っているか」「何が足りないか」ではなく、自分の人生の幸せに対する「覚悟」がすべてを決めます。誰かが、あなたをバカにしても、誰かが、あなたを批判しても、「やっぱり、私はダメなんだ」と諦めてしまうか。批判する相手から、あなたを守り抜くか。欠点も含め、完璧じゃない私たちを、どれだけ慈しみ、守り、愛せるか。そんな自分を、どれだけ生かしきれるか。その覚悟が、あなたの人生の幸せを決めるのです。「欠点」は、「隠す」ものではなく、「生かすもの」。長所も欠点(に思えるもの)もすべて、あなたの使命に必要があって、さずかったギフトです。人生の目的は、完璧になることじゃなく、幸せになることだから。
 僕には腕も脚もない。けれど、「できること」に感謝すれば、人生に「限界」はない。人生の「本当の障害」とは、自分の人生に勝手に限界を設定しまうこと。手や足がないことも含め、すべて前提として受け入れ、自分を変えることで、自分の周りや自分自身の未来を変えていける。                 (ニック・ブイチチさん)

今日のお話 −4月14日−

  心屋仁之助の名言

 本当にやりたいことは
 皆わかっています。
 でも、多くの人は
 どうせ私には無理と諦め
 選択肢から外しているのです。
 出来そうだが
 熱意を持てない仕事だけを
 考えているから
 やる気が出ないのです。

ちょっといい話

   あなたらしく生きてください 

 高校時代に付き合って彼女が口癖だった言葉。「やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいいんじゃない?」別れた後も、何故か手紙のやり取りはしていた。でも、ある時からぱったりと手紙は届かなくなった。『忙しいのかなぁ?』なんて、勝手に思っていた。しかし、最近高校時代の同級生から聞いてしまった。彼女は、2年前に白血病で亡くなったと……。享年20歳だったそう。『何で教えてくれなかったのか?』そう考えると、とても悔しいし悲しい。でもあいつが生きれなかった分、オレが生きなきゃダメだ。この先真っ暗だけど、進まなきゃ。挫折もあるだろうけど、立ち止まったら彼女に言われてしまう。いつもの言葉。「やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいいんじゃない?」って。彼女からの最後の手紙に、こう書いていた。
 たくさんの思い出をありがとう。高校3年間で見つけた宝物、それはあなたです。いつまでもあなたらしく、笑うことを忘れないでね。あなたの人生はこれからです。あなたならできるよ。自分の『生』を精一杯、輝かせてください。あなたは私の理想のど真ん中だった。こんな出逢いはもうないでしょう。
 あいつからの手紙を、久々に読み返して号泣してしまった。そして決めた。もう後ろは振り向かない。オレは自分の信じた道を行く。オレの背中を押してくれてありがとうな。おまえの分まで生きて、笑って、幸せになります。皆さんも立ち止まっちゃダメだよ。恐れるものはなにもないんだから。時間と共に前に進めばいい。きっとこの先には自分の信じた未来が待っているから。

今日のお話 −4月13日(火)−

   心屋仁之助の名言
 
 自信のある人は
自分の短所を
さほど気にしません。
自信のない人は
どんな長所があっても
それを認めようとしません。
その見え方が
自信の有無を分けるのです。

ちょっといい話

   自衛隊のお兄ちゃんたちが見つけてくれたよ 

 東日本大震災。辺りは酷い有り様だった。鳥居の様に積み重なった車、田んぼに浮く漁船。一階部分は瓦礫で隙間無く埋め尽くされ、道路さえまともに走れない。明るくなると周りは更に悲惨な状態だった。少し現実離れした光景に、『夢の中に迷い込んだのか?』と思われる程だった。夜に現地入りしたが、そのまま寝ずに準備に明け暮れた。人影は無く、電線は切れてバチバチ火花を出し、プロパンガスも開栓されたまま転がっている。余震や津波の2次災害に内心恐怖を感じたのを覚えている。生存者救助は、絶望的だと思われた。
 数日が経ち、それでも僅かな望みを願いながら腰まで水に浸かり、泥の中を探っていた。そこに1人の女性が現れ、「すみません、息子があちらに居るんです!助けてもらえませんか?」と声を掛けてきた。流され必死で金網にしがみついたが力尽き、息子の手を離してしまったと泣きながら頼んできた。総勢20名程で重なる瓦礫をよけ、泥を掘り返し休まず探すと、泥にまみれた衣服の端が見えた。急ぎ掘り返すと小学校低学年くらいの子が見つかった。母親は静かに傍らにしゃがみ、息子に声を掛けた。「よかったね、自衛隊のお兄ちゃんたちが見つけてくれたよ、よかったね。本当に有り難うございます。」何度も頭を下げられたが……。水で綺麗にしてあげて、布で包み、仮設安置所行きの車に乗り込む。皆手を合わせ泣いていた。
 多くの人々のご冥福を心より念願し、少しでも早く復興しますことを御祈りしております。

今日のお話 −4月12日(月)−

   心屋仁之助の名言

 愛も能力も
才能も魅力も
たくさんある。
価値も自信も
実はあるんです。
気づいてないだけ。
だからもう
求めなくていいんです。

□ プロフィール
 心屋仁之助(こころや じんのすけ)は、兵庫県加西市出身の心理カウンセラー、著述家。桃山学院大学を卒業後、佐川急便に入社。同社で約19年間勤務した後に心理カウンセラーに転身。全国各地でセミナーや講演活動、カウンセリングスクールを運営している。

重要 4月7日(水)入学式・始業式のお知らせ

城東中学校保護者の皆様

日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。さて、明日の入学式・始業式についてあらためてご連絡させていただきます。

<入学式>
(1) 期 日  4/7(水)
(2) 時 間  9:00〜 受付8:00〜8:20(予定通り)
(3) 場 所  城東中学校体育館
(4) 参加者  新1年生・保護者・教職員 (在校生は代表生徒1名のみ参加)
(5) その他 座席間を広く取り、時間を短縮させていただきます。
(6) お願い
・ 検温してからご来校ください。
・ 7時45分〜8時ごろは小学生の登校時間と重なります。できるだけ重ならない時間帯でのご来校をお願いいたします。
・ 発熱、体調不良の方は参加をご遠慮ください。
・ マスクの着用をお願いします。
・ 入学式から遡って、2週間以内に海外への渡航歴がある方の参加はご遠慮ください。
※ 感染防止にご理解と協力をお願いします。

<始業式>
(1) 期 日  4/7(水)
(2) 時 間  新1年生 入学式後〜
         新2・3年生 14:00〜 ※13:30教室入室完了 
(3) 会場等  体育館
(4)その他
  ・ 新2・3年生は旧クラスで新下駄箱・新教室にお願いします。
    例:旧1年1組 → 新2年1組下駄箱・教室へ
  ・ 当日は通知表と教科書を配付します。
  ・ 当日はナップサック、筆記用具、上靴等を持参してください。

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学校行事
4/15 検尿一次 耳鼻科検診
4/19 耳鼻科検診
4/20 歯科検診
犬山市立城東中学校
〒484-0094
住所:愛知県犬山市大字塔野地字田口洞39番地の101
TEL:0568-61-0501
FAX:0568-63-0270