3/22(金)羅針<校長室から> 追いつき追い越す...

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<修了式式辞より>
 卒業式の答辞に込められた「私たちに追いつき追い越してほしい」という後輩への思い。その後のオンライン集会で「そのために、足りないことは何だろう?」とあらためて皆さんに尋ね、Classroomを通してアンケートしたところ、次の4つのことに集約されていました。
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1. 自主性と積極性
2. 礼儀とコミュニケーション
3. 学力と学び方
4. つながりと協力性
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 2週間後には新学期が始まります。上の4つを皆さんのめあてにして鍛えていってください。そして、皆さんにしかない感性と創意工夫でまた新たな伝統を創り、育てていくことを心から期待しています。
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3/6(水) 羅針<校長室より> 今こそ未来への夢と希望をもって...

 第77回卒業式校長式辞より

 大和中学校の歴史に新たな1ページを記し、巣立つ217名の卒業生に一つ言葉を贈ります。

 『夢はでっかく 根は深く』

 「人として 大きくなろうと思うのなら、あるいは、大きな夢を成し遂げようとするのなら、目には見えないこの根っこの部分を、深く 太く、伸ばしていかなくてはいけない」

 皆さんが進むこれからの時代は、変化が大きく、何が起こるか「予測が困難な時代」だと言われています。時には、どう進めばいいのか わからなくなり、次の一歩が出せなくなったり、不安を抱くことがあったりするかもしれません。
 でも、夢をもち、その夢を追い続け、目の前の課題に一生懸命に取り組むことで、人としての「根っこ」を 広げていくことができます。
 一人一人がもっている夢や希望。それが前に進む勇気となり、共に進もうとする仲間を結び付け、互いの試練や悩みを理解し合い、知恵を出し合い、一緒に困難を乗り越えていくその「原動力」になります。
 多くの困難で、混沌としたこの世界に適応し、成長させていくのは他でもない 皆さんの世代です。今こそ未来への「でっかい夢」をもって、力を合わせてしなやかに、そして 勇敢に前へ進んでください。

 皆さんのウェルビーイングの実現を心から願っています。卒業おめでとうございます。
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3/5(火)羅針<校長室より>「出会いは人生を加速する」

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 明日の卒業式に先立って、今日、3年生の修了式を行い、式辞の中で生徒に次のメッセージを送りました。
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 一生の中で「出会う」人の数は限られています。その中には、人生を大きく変えるような人、その生き方にあこがれるような人、運命の人など、きっとキーマンがいます。いや、すでにキーマンに出会っているかもしれませんね。
 今まで出会ってきた人、これから出会う一人一人が、皆さんの人生をより豊かにし、成長を加速させてくれます。出会いを楽しみ、出会いをよい刺激にして、これからの新しい時代を創っていってください。
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 私にとっても、この学年との出会いは特別なものでした。入学から3年間、この学年と共に歩んできて、その成長を見守る中で子どもたちから学ぶこと、気づかされることが多たくさんあり、それは私にとって大きな刺激でした。子どもたちの笑顔を見ること、そしてその笑顔が増えていくことが、私の喜びであり、励みでもありました。
 明日、3年生にとって、私にとっても節目の日を迎えます。子どもたちと一緒によい卒業式を創っていきたいと心から願っています。

PS:修了式の後には、予想もしなかったサプライズを3年生の皆さんからもらいました。その瞬間は、私にとって忘れられない思い出となりました。心より感謝しています。ありがとう。

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3/4(月)羅針<校長室より>校長室の窓から見える河津桜が満開です

 校長室の窓からいつも見える早咲きの「河津桜」が、今、まさに満開を迎えています。今日はその枝に、ヒヨドリが羽を休めにやってきていました。この河津桜は平成21年3月に、当時の松本國廣校長が退職記念として植えられたもので、14年たち、毎年、卒業の時期になると、その美しい花を満開にして楽しませてくれます。
 いよいよ卒業式ウィークになりました。3年生にとっては大きな節目の時を迎えます。卒業式は、過ごした日々を振り返り、未来への一歩を踏み出す大切な瞬間です。卒業生・在校生・職員・保護者・来賓の皆さんの気持ちを合わせ、心に残る感動のある卒業式を創り上げたいと思います。
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1/9(火) 羅針<校長室より> 3学期のスタート!

3学期がスタートにあたって、次の言葉を皆さんにおくります。

 『しあわせは いつも じぶんの こころが きめる』
  相田みつをさん(書道家・詩人)

 いつも明るく前向きに考える人は大変な時でも幸せを感じることができ、いつも悪い方と考えがちな人は良いことがあっても幸せを感じにくくなってしまうそうです。幸せはお金や物がそろっているとか、他人からのよい評価をもらうことではなく、自分の心の中にある幸せを見つけることです。例えば、挨拶を交わすことや美味しいごはんを食べたことも幸せな瞬間ですね。当たり前のようなことでも、それが幸せに思える心を育み、感謝の気持ちを忘れずに毎日を大切にしていきましょう。
 能登を中心とした地震で、今もなお困っている人がたくさんいると伝わってきています。私たちにできることは、まず毎日の学校生活を普通に動かしていくこと。大変なときだからこそ、小さな幸せを見つけ、その小さな幸せの一つ一つが、自分やみんなの励みになり、それが少しずつでも連鎖してつながっていくことを願っています。

 ― 3学期始業式・式辞から抜粋 −
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1/5(金) お子さんが3学期を笑顔でリスタートするために...

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 来週火曜日から3学期が始まります。
学校が再開するこの時期は子どもたちの不安や心配が膨らむものです。登校への不安が高まり、想像以上に自分を追いつめてしまうことがあったり、それを知られたくないという気持ちから、無理に元気で明るい自分を演じることがあって、表情だけでは気づきにくい面もあります。
 そこで、保護者の皆さんにお願いです。お子さんに次のようなサインはみられませんか? 

▼元気がない。
▼調子の悪さを訴える。
▼些細なことで怒り出す、イライラしている。
▼いつもより甘えてきたり、話しかけたりしてくる。
▼食欲がない。
▼一人で考え込んでいる。
▼夜眠れない。夜更かしをしている。
▼学校や友達の話題をしたがらない。
▼学校の課題が手につかない。

 今一度、お子さんの様子を注意深く見てあげてください。もし異変に気づいた時には、理由を聞いたり励ましたりする前に、最も身近な味方としてその気持ちをまず受け止め、そして支えてあげてください。
 お子さんが3学期を笑顔でリスタートできるよう、どうぞよろしくお願いします。

12/28(木) 羅針<校長室より> 笑顔 輝け 大中 2023→2024

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 本校も本日をもって、仕事納めとなりました。
 2023年は、コロナ禍で培った学びの新しいカタチを活かし、教育活動の日常を取り戻す努力を重ねた一年でした。この期間を通じて、先輩たちの姿を見て成長する後輩たちや、大中生としての心をつなぐ取り組みが、少しずつ実を結んできたことが私たちにとって大きな喜びになりました。生徒たちの明るい笑い声や元気な姿が再び校内に満ちるのを見ると、うれしさでいっぱいになります。
 保護者や地域の皆さんの理解と支えがあって、生徒が創る・生徒と創る学校づくりを推進し、新たなタイムラインでの学校運営の土台を築くことができました。皆様のご協力に、心から感謝申し上げます。
 2024年も、私たちは「笑顔 輝け 大中」の理念を体現する学校づくりを、職員一同力を合わせて進めてまいります。引き続きのご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。

※ 本校のWebページは明日から記事の更新を休止し、再開は1/4(木)以降になります。

12/27(水) 羅針<校長室だより>豊かな体験と出会わせる...

 本校は、生徒に「豊かな体験と出会わせる」ことを重点目標としてい、あす。特に、コロナによる制限が緩和された本年度は、地域や民間など外部の教育資源や教育力を活用したカリキュラムづくりを進めていきます。
 2学期までに延べ人数にして60名を超える外部講師(ゲストティーチャー)に来校していただきました。それぞれの授業が活性化し、生徒は学習を深めるとともに学ぶことの楽しさを味わうことができ、教師はよりよい授業展開の仕方や指導法を研究する機会になっています。また、一部を公開授業にすることで保護者にとっても子どもたちの今日的な課題に対する学びを共有する時間にもしました。

4/14 2.3年「制服着こなしセミナー」菅公学生服
4/20  1年「制服着こなしセミナー」菅公学生服
5/25 2.3年「スマホ・ケータイ安全教室」KDDI
5/27  1年「スマホ・ケータイ安全教室」
       NTTビジネスソリューションズ
5/30  3年「将来の自分に向けて」
       ディズニーアカデミープログラム
5/18  全校「熱中症予防講座」大塚製薬
6/19  2年「就職ガイダンス」
       国際キャリアコンサルタント
7/3.4  3年「上級学校ワークショップ」
       近隣14高校の先生方
7/ 5  1年「国際理解workshop・世界一大きな授業」
       あいち国際理解教育ステーション
7/18  2年「薬物乱用防止教室」ライオンズクラブ
9/8.11 3年「普通救命講職業人習」一宮市消防本部
9/12  2年「職業人との交流会」地域の皆さん9名
9/26  1年「がんと命の授業」
       ピンクリボンアドバイザー
9/27 2.3年「がんと命の授業」一宮市立市民病院医師
10/18  3年「選挙出前トーク」一宮市選挙管理委員会
11/ 6 全校「アスリートの生き方から学ぶ特設授業
       ・なな転び八起き」 高木菜那さん
11/21 全校「人権集会特設授業
       ・知ることは愛のはじまり」 寺田智輝さん
11/22  1年「働く人との交流会」
       オンラインで結んで全国各地の講師9名
11/29  2年「国際理解workshop・チョコレート教室」
       (株)明治
12/ 7 全校「ブラッシング指導」学校歯科医・歯科衛生士
12/12 3年「マナー講座」株式会社アイビーエー
12/13 2年「ニュースつくり体験
       ・メディアリテラシー学習」中京テレビ

 各学年とも、3学期にもゲストティーチャーを招いての授業を予定しています。生徒に豊かな体験と出合わせ、その経験が未来に生きる力につながるよう仕掛けていきます。
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12/23(金) 羅針<校長室より>幸せの連鎖 〜終業式式辞より〜

 2学期のある日、ある高校の校長先生が来校され、会ってすぐに、
「挨拶がすてきで、生徒さんみんなが声をかけてくれます。みんな自分から心をひらいてくれているのがうれしいです。」
と褒めていただきました。私もうれしく思いました。
 それで、うれしくて担任の先生に伝えたら、担任の先生も喜んでくださり、さらに担任の先生がクラスで伝えたら、クラスの子がニコッとしていたと聞きました。
 こうしたことを『幸せの連鎖』と言います。その一言で、幸せな気持ちが連鎖反応を起こす。2学期に大中生が、いくつもの『幸せの連鎖』が起こしました。たいへんうれしいことです。
 明日から冬休み。日ごろ忙しい家族の皆さんと一緒に過ごしたり、普段会えない人と再会したりすることもあるでしょう。『幸せの連鎖』につながる温かい一言や言動を、身近な場面でも大切にし、よい冬休みを、そして迎える令和6年につなげていきましょう。

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12/11(月)羅針<校長室より>自ら動けば広がる世界、広がる自分

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 先週、生徒会が赤い羽根募金の活動に取り組んでくれました。議員の皆さんが中心になって登校時の生徒みんなに呼びかけたり、昨日は自らの意思で参加した生徒が街頭募金活動に加わりました。
 以前は「学校から○名参加」といった形で割り当てられることが多かったのですが、今は生徒の意思を尊重して、基本的に意欲のある生徒が参加できるようにしています。ボランティア活動や作品応募の機会も増えてきているのも、生徒の主体性を大切にするためです。
 今回、生徒が募金を集める側になってみて、初めて気づかされることが少なくなかったようです。実際にやってみないと分からないことがたくさんあります。見ているだけでは理解できないし、経験しないと気づけないことが世の中にはたくさんあります。だからこそ、中学生にとっては、自分から進んで挑戦することが、考え方を広げ、成長への一歩になります。本校では引き続き機会を意図的に作ったり、機会を見つけて紹介していきます。これからの時代に向けて、受け身にならず自分から動く姿勢を大切にし、行動を通して成長していけるよう背中を押していきます。
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11/28(火)羅針<校長室から>知ることは愛のはじまり 〜寺田智輝さんの人権講演会を通じて〜

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 性同一性障害、ジェンダー、LGBTに関する言葉が子どもたちにも知られるようになりました。しかし、まだまだ身近に理解されていない状況があり、言葉だけが先行して、本当の理解が追いついていないのが現状です。
 今回の講演は、このような状況に光を当て、将来の社会での自己認識を考えるきっかけとなれば良いとの思いでお願いしました。生徒も、そして教員も、性同一性障害の当事者から直接話を聞くことで、新しい発見がありました。初めて当事者の生の言葉を聞くことで、真剣に考えさせられる瞬間が多かったようです。「知ること」は本当に大きな影響与えることができると感じました。

「知っているから優しくできる」
「知っているから厳しくできる」
「知っているから寄り添える」
「知っているからあなたの存在が救いになる」

 寺田さんの残したこれらの言葉から、知識を持つことが大切であり、その知識が人間関係や理解につながることを実感しました。知ることは愛の始まりであり、これは生徒や教師が自分自身や他者を考える上でのスタートとなる感じる言葉です。
 この講演会は、人権週間のスタートに相応しい大きなメッセージとなりました。今後も生徒や教師が自分や他者に思いやりを持ち、理解を深めるきっかけとなることを願っています。
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11/21(火)羅針<校長室から> みつばち交流会を通して...

 今年も西小・東小・大和中の特別支援学級の児童・生徒が一堂に集まり、「みつばち交流会」がありました。折り返しリレーやドッヂビーなどのリクリエーションを通して、子どもたちの人間関係を深め、楽しいひとときを共有することを目的としています。
 交流会中、子どもたちは通常の学校生活では見せないような笑顔で満ち、活気にあふれていました。大勢で協力して活動することで得られる楽しさを実感し、特に中学生は年下の子どもたちを楽しませようと、やさしくていねいに接している姿が印象的でした。その光景に触れ、子どもたちの成長を見守ることが何よりも嬉しい時間でした。
 教員にとってもこの交流会は、子どもたち一人一人の特性や多様性、そして個別ニーズへの理解を深める貴重な機会となっています。小中の9年間を通して児童・生徒をサポートし、成長を見守ることができることは非常に意義深いものです。小中の連携機会を大切にして支援級の子どもたちを育てていきます。
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11/13(月)羅針<校長室より>テスト勉強は「学び方を学ぶ」時間...

 週末。生徒の皆さんはテスト勉強に精を出したことでしょう。これは、結構辛いものだと思いますが自分で計画を立てて自分で学習を進めていくという点で生涯学習につながる大切な修行だと言えます。
 先週の集会で、脳科学者の池谷裕二さんの著書「勉強脳の作り方」を紹介し全教室に配付しました。もう読んだかな? そこには、脳科学研究からわかってきた勉強に役立つ脳の仕組みや効果的な勉強方法が紹介されています。
 テスト勉強こそ自分にあった学び方を試行錯誤していく絶好の機会。例えば先に紹介した本の中から1つでも多くのヒントをつかんで、勉強の結果がしっかり出せる自分の学び方を身につけていってください。
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11/10(金)羅針<校長室より>愛知県全域にインフルエンザ警報が発令されました

 愛知県は昨日、県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。
 現在本校では幸い感染の広がりはなく小康状態ですが、近隣小中学校では学級閉鎖が相次いでおり予断を許さない状況です。来週後半から期末テストを控える時期でもありますので、基本的な感染予防対策に今一度ご留意ください。

○症状がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット」を心掛けましょう。
○外出後等には、石けんで手を洗いましょう。
○室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。
○十分な休養とバランスの取れた食事を心掛けましょう。
○インフルエンザワクチンの接種を希望する方は早めに接種を受けましょう。
○人混みや繁華街への外出を控えましょう。
○かかった時は早めに医療機関を受診し、休養をとりましょう。水分を十分に補給しましょう。

 なお、来週後半から予定されている期末テスト期間に学級閉鎖の措置をとることになった場合、次のように対応していきますのでご理解ご協力をお願いします。

■1クラスでも学級閉鎖の措置をとった「学年」は期末テストを延期します。
■延期するテストの実施日程は、その時の感染状況等から総合的に検討して設定します。
■延期したテストの実施日がラーケーションの取得予定日と重なってしまう場合も考えられますので、その点については予めご理解いただけますようお願いいたします。

一宮市Webサイト「インフルエンザについて」のページへ
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11/7(火) 羅針<校長室より> アスリートの姿から自分の生き方を考えよう 〜高木菜那さんの講演を通じて〜

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 コロナ禍により社会が大きく変化したり困難と直面するような経験して、今こそ生徒に大切だと思うようになったことがありあます。それは、変化や困難に適応できる力・困難なことがあってもそこからしなやかに回復する力 :レジリエンス。生徒一人一人がもつ夢や希望が前に進む勇気となり、共に進もうとする仲間を結び付け、互いの苦労や悩みを理解し合い、協働して困難を克服する力を高めていくことが不可欠だということです。
 このことを生徒に教え、励まし、勇気づける何か良い仕掛けがつくれないかと思いを巡らせていた昨冬。偶然、高木菜那さんの話に勇気をもらったという新聞記事を見つけました。私自身がスピードスケートの観戦が好きで、菜那さんのアスリートとしての歩みをずっと見続けていたので、彼女の体験から発せられる言葉はきっと生徒に大きな刺激になる。「これだ!」と思い立ち、直接連絡を取ってみたことが今回の講演につながりました。メールやおんラインで事前打ち合わせを何度かし、今回の講演はそんな私の生徒への願いも添えていただいています。
 会場が笑顔になるトークで明るくあたたかな雰囲気を引き出し、飾らずストレートな言葉で生徒に語りかけてくださいました。世界的トップアスリートを間近かにし、その見方・考え方を直接聞くことができたことは、これから先の大中生一人一人の背中を押してくれると信じています。
 高木菜那さん、素敵な講演会をありがとうございました。※高木の「高」ははしご高

11/1(水) 羅針<校長室より> 生徒が創り、つないでいく体育祭がもどってきました...

 1年生にとって3年生の姿というのは、小学校時代に見てきた姿とは別人のように、体格的にも人間的にも大きく成長していて、ある種の憧れや目標になるものです。今日の体育祭での3年生の姿は、それにふさわしいもので、3年間の成長を実感でき、ほんとうにうれしく頼もしく思いました。
 中学校教育の良さは、先輩が後輩に教え、後輩が先輩に学び、互いに磨き合うことで共に成長できることだと何度か語ってきましたが、今日の体育祭での3年生の姿や言動は、しっかり後輩に引き継がれ、そして、2年生は今年の3年生に追いつき追い越そうとしていくでしょう。その価値を引き出す体育祭を仕掛けた職員、見守ってくださった保護者地域の皆さんに、心から感謝しています。
 コロナ対策と行事の見直しの両面から、令和2年からリニューアルした体育祭。種目の設定、本番に至る練習の在り方、本番の進行の仕方など模索してきました、まだまだ課題が多くカイゼンすべき点も見つかりました。体育祭の価値を見失わず、引き続き生徒が創る体育祭・生徒と創る体育祭をめざして成長をつなげていきたいと思います。
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10/27(金) 羅針<校長室より> 全国の先生から学ぶ

 昨日今日の2日間、全国の中学校の校長が集まる研修会が別府市で開催され、一宮市を代表して参加させていただいています。昨日は生徒指導の分科会に参加し、「生徒が他者理解を深めながら自己実現を図るための力をどう身につけさせるか」を協議しました。
 本校が大切にしている「他人のことも自分のことのように大切にする」、そして「体験は人を育てる」取り組みを私も積極的に紹介し、もっとこうするとよいのでは…と多くの意見をいただきました。
 北海道、東京、福岡、鹿児島の先生とグループワークをしましたが、それぞれの教育環境や物事の進め方が様々ですので、情報交換をすることが大きな刺激になり”学ぶ楽しさ”を感じる貴重な機会になっています。いくつもの新たな視点や気づきが得られましたので、これを持ち帰って大中に、一宮の中学校に還元していけるよう努めます。
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10/19(木)羅針<校長室から>豊かな体験と出会わせる「3年選挙出前トーク」

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 知らないこと・未知なことには不安だし消極的になります。ですから、中学生期に豊かな体験と出会わせることは、将来の社会的自立にかならずつながる...そんな思いから本校はゲストティーチャーを積極的に招いています。
 昨日実施した3年生の選挙出前トークもそんな思いから一宮市選挙管理員会の全面的な協力を得て実施しました。3年生の社会科・公民の授業で選挙について学び、その発展的な学習として、実際の選挙で使われる本物の投票台・投票用紙を使い、実際の投票の流れをで模擬選挙を体験しました。
 中学校を卒業後3年で有権者となります。投票は決して難しいことではないことを今回体験したことで、子どもたちが政治や社会のことに関心を持ち、それを「自分ごと」として考えて選挙などに参加しけるようになるといいな...と思っています。
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10/11(水)羅針<校長室より>オンライン集会を通じて...(2)

 9月中旬から、毎週のオンライン集会(モジュールタイム)に「アスリートの姿から自分の生き方を考える」というテーマで全校生徒で一緒に考えていく時間をもらっています。
 9月にはスキージャンプ・原田雅彦さんの姿を、そして10月に入ってからは、スピードスケート・高木菜那さんの姿を、Youtubeにアーカイブされている動画を視聴して生徒に知ってもらい、「自分だったらどうするだろう。その時どんな気持ちだろう...。」を考えてもらっています。
 何年も活躍しているアスリートのことを短時間で知ることは難しいですが、それでも動画に映るその瞬間の姿に生徒それぞれが思いを巡らして考えてくれていることが事後コメントから伝わってきていて手ごたえを感じています。
 そこで、来週の道徳の時間には、全学年全クラスで、高木菜那さんの姿をもう少し掘り下げてもらいながら「自分の生き方を考える」時間にしていくことになりました。オンライン集会をきっかけに始めた自分を見つめる時間を大切にしていきます。(つづく)
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10/3(火)羅針<校長室より>合唱祭は4年ぶりに全校生徒が一堂に会して実施します

 上級生がつくりだすハーモニーの美しさ、合唱祭に臨む姿勢や熱意を後輩に直接歌声で伝える。3年生は、3年間続けることでこんなに成長できるんだという実感とともにその大切さを知りプライドを育てる。下級生は、自分たちが3年間の合唱祭で目指すものが何かを自ら感じ取る。
 先輩の姿を見て後輩は学び成長していく。そこが中学校教育の最大の良さであり、成長を加速させる原動力だと思っています。4年ぶりに全学年が一堂に会して実施する合唱祭。大中生みんなにとって大きな刺激となることを心から期待しています。
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