11/28(火)羅針<校長室から>知ることは愛のはじまり 〜寺田智輝さんの人権講演会を通じて〜

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 性同一性障害、ジェンダー、LGBTに関する言葉が子どもたちにも知られるようになりました。しかし、まだまだ身近に理解されていない状況があり、言葉だけが先行して、本当の理解が追いついていないのが現状です。
 今回の講演は、このような状況に光を当て、将来の社会での自己認識を考えるきっかけとなれば良いとの思いでお願いしました。生徒も、そして教員も、性同一性障害の当事者から直接話を聞くことで、新しい発見がありました。初めて当事者の生の言葉を聞くことで、真剣に考えさせられる瞬間が多かったようです。「知ること」は本当に大きな影響与えることができると感じました。

「知っているから優しくできる」
「知っているから厳しくできる」
「知っているから寄り添える」
「知っているからあなたの存在が救いになる」

 寺田さんの残したこれらの言葉から、知識を持つことが大切であり、その知識が人間関係や理解につながることを実感しました。知ることは愛の始まりであり、これは生徒や教師が自分自身や他者を考える上でのスタートとなる感じる言葉です。
 この講演会は、人権週間のスタートに相応しい大きなメッセージとなりました。今後も生徒や教師が自分や他者に思いやりを持ち、理解を深めるきっかけとなることを願っています。
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11/21(火)羅針<校長室から> みつばち交流会を通して...

 今年も西小・東小・大和中の特別支援学級の児童・生徒が一堂に集まり、「みつばち交流会」がありました。折り返しリレーやドッヂビーなどのリクリエーションを通して、子どもたちの人間関係を深め、楽しいひとときを共有することを目的としています。
 交流会中、子どもたちは通常の学校生活では見せないような笑顔で満ち、活気にあふれていました。大勢で協力して活動することで得られる楽しさを実感し、特に中学生は年下の子どもたちを楽しませようと、やさしくていねいに接している姿が印象的でした。その光景に触れ、子どもたちの成長を見守ることが何よりも嬉しい時間でした。
 教員にとってもこの交流会は、子どもたち一人一人の特性や多様性、そして個別ニーズへの理解を深める貴重な機会となっています。小中の9年間を通して児童・生徒をサポートし、成長を見守ることができることは非常に意義深いものです。小中の連携機会を大切にして支援級の子どもたちを育てていきます。
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11/13(月)羅針<校長室より>テスト勉強は「学び方を学ぶ」時間...

 週末。生徒の皆さんはテスト勉強に精を出したことでしょう。これは、結構辛いものだと思いますが自分で計画を立てて自分で学習を進めていくという点で生涯学習につながる大切な修行だと言えます。
 先週の集会で、脳科学者の池谷裕二さんの著書「勉強脳の作り方」を紹介し全教室に配付しました。もう読んだかな? そこには、脳科学研究からわかってきた勉強に役立つ脳の仕組みや効果的な勉強方法が紹介されています。
 テスト勉強こそ自分にあった学び方を試行錯誤していく絶好の機会。例えば先に紹介した本の中から1つでも多くのヒントをつかんで、勉強の結果がしっかり出せる自分の学び方を身につけていってください。
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11/10(金)羅針<校長室より>愛知県全域にインフルエンザ警報が発令されました

 愛知県は昨日、県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。
 現在本校では幸い感染の広がりはなく小康状態ですが、近隣小中学校では学級閉鎖が相次いでおり予断を許さない状況です。来週後半から期末テストを控える時期でもありますので、基本的な感染予防対策に今一度ご留意ください。

○症状がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット」を心掛けましょう。
○外出後等には、石けんで手を洗いましょう。
○室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。
○十分な休養とバランスの取れた食事を心掛けましょう。
○インフルエンザワクチンの接種を希望する方は早めに接種を受けましょう。
○人混みや繁華街への外出を控えましょう。
○かかった時は早めに医療機関を受診し、休養をとりましょう。水分を十分に補給しましょう。

 なお、来週後半から予定されている期末テスト期間に学級閉鎖の措置をとることになった場合、次のように対応していきますのでご理解ご協力をお願いします。

■1クラスでも学級閉鎖の措置をとった「学年」は期末テストを延期します。
■延期するテストの実施日程は、その時の感染状況等から総合的に検討して設定します。
■延期したテストの実施日がラーケーションの取得予定日と重なってしまう場合も考えられますので、その点については予めご理解いただけますようお願いいたします。

一宮市Webサイト「インフルエンザについて」のページへ
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11/7(火) 羅針<校長室より> アスリートの姿から自分の生き方を考えよう 〜高木菜那さんの講演を通じて〜

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 コロナ禍により社会が大きく変化したり困難と直面するような経験して、今こそ生徒に大切だと思うようになったことがありあます。それは、変化や困難に適応できる力・困難なことがあってもそこからしなやかに回復する力 :レジリエンス。生徒一人一人がもつ夢や希望が前に進む勇気となり、共に進もうとする仲間を結び付け、互いの苦労や悩みを理解し合い、協働して困難を克服する力を高めていくことが不可欠だということです。
 このことを生徒に教え、励まし、勇気づける何か良い仕掛けがつくれないかと思いを巡らせていた昨冬。偶然、高木菜那さんの話に勇気をもらったという新聞記事を見つけました。私自身がスピードスケートの観戦が好きで、菜那さんのアスリートとしての歩みをずっと見続けていたので、彼女の体験から発せられる言葉はきっと生徒に大きな刺激になる。「これだ!」と思い立ち、直接連絡を取ってみたことが今回の講演につながりました。メールやおんラインで事前打ち合わせを何度かし、今回の講演はそんな私の生徒への願いも添えていただいています。
 会場が笑顔になるトークで明るくあたたかな雰囲気を引き出し、飾らずストレートな言葉で生徒に語りかけてくださいました。世界的トップアスリートを間近かにし、その見方・考え方を直接聞くことができたことは、これから先の大中生一人一人の背中を押してくれると信じています。
 高木菜那さん、素敵な講演会をありがとうございました。※高木の「高」ははしご高

11/1(水) 羅針<校長室より> 生徒が創り、つないでいく体育祭がもどってきました...

 1年生にとって3年生の姿というのは、小学校時代に見てきた姿とは別人のように、体格的にも人間的にも大きく成長していて、ある種の憧れや目標になるものです。今日の体育祭での3年生の姿は、それにふさわしいもので、3年間の成長を実感でき、ほんとうにうれしく頼もしく思いました。
 中学校教育の良さは、先輩が後輩に教え、後輩が先輩に学び、互いに磨き合うことで共に成長できることだと何度か語ってきましたが、今日の体育祭での3年生の姿や言動は、しっかり後輩に引き継がれ、そして、2年生は今年の3年生に追いつき追い越そうとしていくでしょう。その価値を引き出す体育祭を仕掛けた職員、見守ってくださった保護者地域の皆さんに、心から感謝しています。
 コロナ対策と行事の見直しの両面から、令和2年からリニューアルした体育祭。種目の設定、本番に至る練習の在り方、本番の進行の仕方など模索してきました、まだまだ課題が多くカイゼンすべき点も見つかりました。体育祭の価値を見失わず、引き続き生徒が創る体育祭・生徒と創る体育祭をめざして成長をつなげていきたいと思います。
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