12/19(火)羅針<校長室より>情報社会をよりよく生きていくために...

 先日の記事でも紹介しましたが、12/13(水)に2年生が、中京テレビによるメディアリテラシー教室「ニュースづくり体験」を行いました。これは、
・職場体験学習の機会として
・情報の信頼性を確かめ活用していく力を高めるメディアリテラシー学習として
・国語科「情報社会を生きる」の発展的な学習として
などいくつかのねらいや位置づけの上で実施しました。

 まず、中京テレビの佐藤和輝アナウンサーから、「一次情報」「二次情報」という言葉の意味を学び、ニュースが出来るまでの動画視聴を通して、情報源を見極めて発信したり受け止めたりすることの大切さを講義していただきました。
 その後は実習として、生徒はメタバース(仮想空間)の中で取材活動を行い、取材した材料を持ち寄って、グループで根拠を確認しながらニュース原稿をつくり上げました。そして、作成した原稿にあわせて中京テレビ技術スタッフさんが用意したニュース映像をバックに、代表生徒がアナウンサーになって紹介しました。
 この体験を通じて、生徒は同じ取材対象でグループごとに異なるアナウンス原稿が違うものになること、つまり情報の扱い方一つで内容が変わることを体験的に学びました。
 無料通信アプリやSNSなどを通じて誰でも容易に情報を入手し、気軽に発信できる時代です。ですが、情報を鵜呑みにせず、自分で解釈し活用できる力を身につけることは、これからの時代を担う生徒らにとって必要不可欠です。メディアリテラシーは、未来を生き抜くための重要なスキルとして、引き続き本校の重点的な取り組みの一つとしていきます。

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12/18(月)羅針<校長室より>一人一台端末を効果的に活用した授業への挑戦!

 昨年度に続いて、今年も中京テレビさんの力を借りてメディアリテラシー教室「ニュースづくり体験」を実施しました。
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 昨年度と授業の流れは同じですが、中京テレビさん側の提案で、放送局としての技術を生かして、生徒の一人一台端末をもっと効果的に活用できないかという視点から、授業の中で行われる取材活動をメタバース(ネット上の3D仮想空間)で行うことに挑戦してくださいました。
 タブレットにヘッドセットをつけた生徒は、各自のchromebookからメタバース空間に入ってアバター記者となり、取材対象者を探して個々にインタビューするというものです。メタバースを利用することで匿名性のメリットデメリットにも気づかせつつ「ゲームみたいでおもしろそう」と積極的に授業に取り組むきっかけになればと期待しての挑戦でした。
 実際、操作に慣れるまでに戸惑いがみられましたが、生徒の順応が早くてびっくりです。周囲を気にすることなく個々のペースで取材活動ができるので、通常のかたちで授業展開するよりも取材活動が活性化したことは成果だと感じました。 
 午後の授業クラスが通信トラブルでメタバース体験できなかったことが悔やまれますが、うまく展開できたクラスの様子を見る限り、これからの新しい授業のカタチに対する期待感が持てました。
 ※メタバース体験できなかったクラスは、昨年度同様の取材体験にきりかえ、きちんとねらい通りの活動ができました。
 昨年度に続けて貴重な学習機会を提供してくださった中京テレビのスタッフの皆さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
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12/13(水 ) 集中すると無口になる・美術科編

 1年生の美術は、彫刻刀を使っての木彫の授業に取り組んでいます。「各種の掘り方を活用して表現しよう」をめあてに、各自が真剣に作品づくりに向き合っていました。以前書写の時間に「みんなが集中すると無口になる...」との記事にアップしましたが、美術の時間でも同じことが起きていました。こうした雰囲気も安心して支え合う授業づくりにつながっていきます。
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