最新更新日:2024/04/27 | |
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4月17日(月) 校長講話 「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.」
今、新しい学級役員を任命し、それぞれのクラスが組織をしっかりと作って、スタートをしました。
学級のスタートに当たってひとつ話をします。まず、今から映す人物は誰でしょう。ラグビー界の第一人者、五郎丸歩選手です。昨年度ニュースでいろいろ取り上げられました。世界第三位の南アフリカ共和国を日本チームが破ったときの中心選手です。この時期いつも先生がする話があります。ラグビーに関することばです。「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.」1年生のみなさんは初めて聞きますね。その意味は「ONE FOR ALL」一人はみんなのために、「ALL FOR ONE」みんなは一人のために。ラグビーは、ボールが楕円形で、地面に落ちたときにどこに転がっていくか、なかなか予想ができないスポーツです。しかし、チームで試合を組み立てていかないといけません。そのためには「一人がみんなのために、みんなが一人のために」という気持ちを持つことが大切だということです。これからのみなさんの学級づくりで大変役に立つことばだと思います。五郎丸選手はこんな風に言っていますので、紹介します。「スポーツに限らず、仲間と切磋琢磨し、共に掴み取った喜びは、自分一人だけで掴んだ喜びの5倍、10倍といった大きいものです。勝利を掴み取れなかった時の悔しさも同じ分だけ大きくなるでしょう。それは自分一人では不可能なことを達成できるという、より難しい物事への達成感というだけでなく、人が相手の気持ちを受けっとって、自分のものにすることができるという共感能力をもっているからだと思います。『自分の勝利はみんなの勝利、みんなの幸せが自分の幸せ』こんな風に思えるようになったら、素敵な大人になっていけると思いませんか。」 これからみなさんが、自分のクラスをどのようなクラスにしていくか、どうやって素晴らしいクラスにしていくか、まずその基本は一人ひとりが周りの人を、みんなを思いやる気持ちを持つことだと思います。ここにいるすべての人が、周りへの思いやりの気持ちを持って過ごせば、それぞれのクラス、南部中学校がさらにすばらしいクラス、学校になっていきます。その気持ちで一年間自分のクラスを創っていってください。 |
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