最新更新日:2024/05/02
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1月30日(月)「猫は液体か?」「人を笑わせ,考えさせる」(朝礼より)

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寒い日が続きます。寒いとどうしても肩に力が入ってしますね。今日はそんな寒い日に少しでも心が和む話題を皆さんに紹介します。この写真を見てください。
 猫がガラスの水槽に入った写真です。無理やり猫を水槽に押し込んだわけではなく、猫が自ら入ったものです。
この写真はイグノーベル賞を獲得した研究の資料です。イグノーベル賞とは、「裏ノーベル賞」ともいわれる。ノーベル賞のパロデイ版と言われています。この賞の選考基準は,「人を笑わせ,しかも考えさせる」「人がまねできないほどバカげている」というようなものです。この猫の研究のテーマは「猫は液体か?」、フランスの物理学者ファルダンさんが、液体力学をもとに実験と観察を重ねて、「猫は液体と言える」と結果づけて、イグノーベル賞に選ばれました。
 毎年1万点近くの候補の中から選りすぐりの研究が10点選ばれます。
「研究を馬鹿にしている」という科学者もいますが、実際には、このイグ・ノーベル賞をとった後に、ノーベル賞を受賞した人もいるくらい、レベルの高い研究者による研究もあります。
そして、何より伝えたいのは、30年続くこのイグ・ノーベル賞の受賞者の常連となっているのが、日本人なんです。
例えば「なぜ、バナナの皮を踏むと滑るのか」
「わさびを使った火災報知器の発明」
「ネズミはオペラを聴くと寿命が延びる」など、本当に冗談のような研究や発明が賞を獲得しています。そして、皆さんがよく知っている「たまごっち」「カラオケ」もこの賞を受賞して、人々の喜びにつながっています。

「笑い」と「知的好奇心」、そして「思考」。
このような日本人の「人の生活を豊かにする」ような研究や発明が、不安な世の中を希望の世界に変えてくれるのではないかと密かに期待しています。

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