最新更新日:2024/05/08
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3/24(金) 修了式式辞より

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今日は修了式です。修了式は今の学年の“卒業式”です。そこで今日は、先日の卒業式から祝辞に関するお話をします。
卒業式の祝辞で、PTA会長さんから「たくさんの大人の話を聞いて参考にしてください」という言葉がありました。それを受けて、大人を代表して、学校に勤めるのが今年初めてという“大人になりたてほやほや”の2名の先生方に取材をしてみました。内容は「中学生時代の思い出」です。
まず、体育のS先生。
陸上部に所属し、走ることや投げることが大好きで、部活動に熱心な中学生でした。先輩・後輩関係なく、とてもフレンドリーに話をしていました。
ただ、中学生時代は体育の先生になるなんて考えてもいませんでした。教員を目指すきっかけは、高校3年生の冬、当時担任だった体育の先生から勧められたことだそうです。
中学校生活を振り返ると、部活動の成績が中途半端な記録で終わってしまい、悔いの残る結果になってしまいました。もっと真剣にやっていたら後悔は残らなかったそうです。
続いて栄養教諭のM先生。
栄養教諭を目指すようになったのは中学2年生の頃です。柔道の試合に出るため厳しい減量をしている友達に対して何もしてあげられないことが悔しくて、食事や栄養の正しい知識を学びたいと思うようになりました。「かっこいい」という理由だけで経験者ばかりの柔道部に入部したそうですが、ハードな練習でも声をかけ合って乗り越え、今でも連絡を取り合うような大切な友達と出会うことができました。
生徒会の思い出も印象的だそうです。生徒会の活動時間に友達と吉本新喜劇のマネをしていたとき、新喜劇を見たことのない副会長から「なんでそんなにおもしろいの? 天才なんだね。」と言われました。人生で初めて「天才」と言われてみんなで大笑いしたそうです。
PTA会長さんは式辞の中で、大人の話を聞く理由を次のようにお話しくださいました。
「大人は様々な失敗を経験しています。もしかしたらみなさんの知らない経験談や選択肢を知っていて、それがみなさんの未来の選択肢につながるかもしれません。今の世の中は様々な情報があふれ、その中には良い情報もあれば悪い情報もあります。色々と入ってくる情報に対して、両親や先生、色々な大人の話を聞くことで様々な考え方に触れる。そのために大人の話を聞いて参考にしてください。」
どうでしょうか?
中学生のみなさんも今年度いろいろな経験をしたと思います。大人になって振り返ったとき、今の出来事をどのように感じているでしょうか? 人生の先輩にあたる2名の先生の話が、みなさんのこれからの励みになれば幸いです。
最後に、M先生からの言葉です。
「中学校3年間でいろんなことに挑戦して、たくさんの失敗を経験したからこそ今の自分があるのだと思います。」
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