全国肢体不自由教育研究協議会が、１２月１３日から２７日までのウェブ開催で行われました。

　主な内容は、文科省からの基調講演、分科会の発表です。

　基調講演では、文科省の特別支援教育調査官　菅野和彦様から「肢体不自由教育の現状と今後への期待」と題して主に次の３点を中心に講演をいただきました。
　・令和の日本型学校教育の構築について
　・ＧＩＧＡスクール構想の充実について
　・肢体不自由者である児童生徒に対する教育について

　特に肢体不自由児者である児童生徒に対する教育については、児童生徒の身体の動きや意思の表出の状態等に応じて、適切な補助具や補助的手段を工夫するとともに、コンピュータ等の情報機器などを有効に活用し、指導の効果を高めるようにすることと補助具や視線入力装置、遠隔合同授業などの紹介がありました。
　児童生徒一人一人の力を発揮できるように少しでも整備していきたいと思います。
　
　分科会では、１０分科会に分かれてそれぞれ発表されました。本校職員も発表しました。指導助言の方から丁寧な指導があり、今後の指導に向けて大いに参考となりました。

　１５日には、中部地区肢体不自由学校校長会と同時開催で、ＰＴＡ連絡協議会が開催されました。
　校長会では、コロナ対策、ＩＣＴ関係、医療的ケア、教育課程、人材育成等、多岐に渡り情報交換をすることができました。限られた時間の中での話し合いで、もっと具体的な話が聞きたい感じでした。
　ＰＴＡの方もしっかり情報交換ができた様子です。各県のそれぞれの状況は違いますが、思いは同じです。
　
　今後に生かしていきたいと思います。