最新更新日:2024/04/26 | |
本日:56
昨日:73 総数:662458 |
ちょっといい話 3月6日(月)
あなたに贈る【感動する話、泣ける話、きゅんきゅんしちゃう恋愛話】
あなたは「ありがとう」の反対の言葉を答えられますか? ありがとうの反対語など、今まで考えたこともなかった。教えてもらった答えは……、「あたりまえ」。「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」、「有難(ありがた)し」という意味だ。あることがむずかしい、まれである。めったにない事にめぐりあう。すなわち、奇跡ということだ。奇跡の反対は、「当然」とか「当たり前」。我々は、毎日起こる出来事を、当たり前だと思って過ごしている。歩けるのが、あたりまえ。目が見え、耳が聞こえるのが、あたりまえ。手足が動くのが、あたりまえ。毎朝目覚めるのが、あたりまえ。食事ができるのが、あたりまえ。息ができるのが、あたりまえ。友達といつも会えるのが、あたりまえ。太陽が毎朝昇るのが、あたりまえ。うまれてきたのが、あたりまえ。夫(妻)が毎日帰ってくるのが、あたりまえ。そして…、生きているのが、あたりまえ。 また、ある夫婦の話もしてくれた。晩酌の時、いつも無口の夫が、「ちょっと、お酌してくれないか?」と珍しく妻に言った。台所の片付けをしていた妻は、「今、忙しいから自分でやって」と答えた。夫は少し寂しそうだったが、手酌で酒をついだ。その、2〜3時間後、夫は急に倒れ、救急車で病院に運ばれ、帰らぬ人となってしまった。それから、 妻は、何故あの時、夫にお酌をしてあげなかったのかと、ずっと悔やんだという。あの時何故、もっと優しい言葉で、こぼれるような笑顔で、感謝の言葉で、接することができなかったのか…。誰しも、今日と同じ日が明日も繰り返されると思う。 今日、誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして、仕事ができる。こんな当たり前だと思うことが、本当は奇跡の連続なのだ。「有ること難し」。生きて、出逢う、という奇跡の連続に、「ありがとう」を言わずにいられない。 出典:あなたは”ありがとう”の反対を知ってますか? |
犬山市立楽田小学校
〒484-0858 住所:愛知県犬山市字城山97番地 TEL:0568-67-1005 FAX:0568-69-0335 |