最新更新日:2024/05/15
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校訓「明るく 豊かに たくましく」のもと、西成っ子の「ひとみきらきら むねわくわく」な学校生活の様子をご覧ください。

6/13 表彰伝達・Meet朝礼

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 今朝の朝礼では、この週末に行われた市内のサッカースクールの大会で、6年生チームが3位に、4年生のチームが準優勝をしたので、表彰して賞状と盾を渡しました。
 続いて、GoogleMeetで、校長先生が以下のようなお話をしました。

 6月に入ってすぐの低学年下校の時に、ある2年生の男の子の素敵な姿を見かけました。この男の子は、下校に遅れないようにと、ピロティ―に向かって、急いでいた時のことです。長い放課に、外で体育委員会がオレンジ色のベストを着て、「アスファルトは転ぶと大きなケガをしやすいので歩きましょう」と呼び掛けていることは皆さんも知っていますね。でも、この男の子は、みんなが待っているので、アサガオの鉢が並んでいる狭いアスファルトの所をついつい走ってしまったのです。少し前を歩いていた女の子をよけようとしたのですが、なにせ狭くなっていることもあって、ランドセルがぶつかってしまい、女の子は危うく転びそうになりました。男の子はそのまま走り抜けてしまったのですが、ふと立ち止まって振り返り、その女の子に「ごめんね」と言いました。女の子も後ろからぶつかられて、びっくりしたのですが、笑顔で「いいよ」と優しく返事をしました。男の子は、「ありがとう」と言うかのように、ぺこりと頭を下げて、ピロティ―に向かいました。

 みなさんは、この二人のやり取りをどう思いますか。当たり前のことと言えば当たり前のことですね。でも、遅れてはいけないと急いでいたわけだし、よけようとしていてわざとぶつかったわけではありません。転んでけがをしたのでもなく、謝りもしました。
 そこで、今日のお話は、校長先生との3つの約束のうちの「しんせつ なかよく」につながる、「ありがとう」「ごめんね」についてです。

 日頃から、先生たちだけでなく、お家の人や見守り隊など地域の人たちも、よく「挨拶をしなさい」と言いますね。また、児童会役員や代表委員をはじめ、お友だちからも、あいさつ運動などを通して、「挨拶をしましょう」と呼び掛けています。
 では、皆さんはなぜ挨拶をするのか考えたことがありますか。挨拶をすると、みんなに「良いこと」が起こります。気持ちが良くなります。元気になります。たくさんの人と知り合えます、自分のことをアピールできます、明るい子だと思われます、仲良しになれます、会話のきっかけになります、生活にけじめがつきますなど、たくさんの「良いこと」があるのです。つまり、挨拶は「人と人をつなぐもの」「人と人との心をつなぐ手段・方法」なのです。

 挨拶の中でも、「ありがとう」という言葉は、漢字で「有り難う」と書きます。その意味は、「有り難い」「有ることが難しい」、つまり「めったにない。めずらしい」ということから「感謝。お礼」として使われ、それが「相手を幸せにする」言葉となり、「自分も幸せになる」言葉となっています。
 また、「ごめんなさい」は、「自分の心を開く」言葉の一つで、「素直な気持ちになり心を開くことで、相手に近づくことができる」という「心の扉を開く鍵」としての大切な役割がある言葉です。

 このように、皆さんが毎日使う「おはよう」「こんにちは」「さようなら」という挨拶はもちろん、先ほどの「ありがとう」「ごめんね」をはじめ、「すごいね」「頑張って」「一緒にやろう」「大丈夫だよ」など、友達にかけるこうした言葉も挨拶であり、そのほとんどが、「ふわふわ言葉」なのです。だから、挨拶があふれる学校、挨拶が飛び交う学校というのは、「ふわふわ言葉」があふれる学校、「ふわふわ言葉」が飛び交う学校であり、いじめのない笑顔いっぱいの学校になっていくと、校長先生は思います。

 挨拶をしてもらったり、声をかけてもらったりすると、なぜか嬉しいものです。自分がしてもらってうれしいことは、友達にもしましょう。逆に、自分がされて嫌なことは友達にもしないようにしましょう。嫌なことは嫌、いけないことはやめなよと言えるとよいですね。「たった一言が、人の心を傷つける」「たった一言が、人の心を温める」のです。
 みんなで「挨拶=ふわふわ言葉」を、西成小学校に広げていきましょう。

 では、最後に、ある中学校の国語の先生が作った詩をプレゼントします。特に、最高学年として、みんなのお手本になる6年生の人にしっかりと聞いてもらえると嬉しいです。

   「新しい自分になろう」
 友だちが悲しんでいる時にそっとよりそい、友だちが喜んでいる時に一緒に喜ぶことができる 新しい自分になろう
 人のいやなところばかり見てしまう自分とお別れし、よいところを見つめることができる 新しい自分になろう
 「あの人は変わっているよね」と遠ざけてしまう自分とお別れし、「個性あるよね」と受けいれることができる 新しい自分になろう
 いやなことやつらいことがあると、人のせいにしてしまう自分とお別れし、自分の力でのりこえようとする 新しい自分になろう
 努力することをさぼっている自分とお別れし、努力することの大切さにきづき、がんばり続ける 新しい自分になろう
 だめな人間だと思ってしまう自分とお別れし、やればできるんだと思える 新しい自分になろう

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