最新更新日:2024/05/17
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校訓「明るく 豊かに たくましく」のもと、西成っ子の「ひとみきらきら むねわくわく」な学校生活の様子をご覧ください。

3/24 令和3年度修了式 校長先生の話

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 今、1年生から5年生まで、代表の人を通じて、全員に修了証を渡しました。これは、この1年間の学習課程をすべて終えましたよ、という証しです。それぞれの学年の勉強や生活を一生懸命に行い、できるようになったことがたくさん増えました。4月から、全員学年が一つずつ進級できますよ、ということです。
 また、今年で最後となる精勤賞が、たくさんの人に贈られました。本当によく頑張りましたね。
 けれども、それは、送る会後の集会でもお話したように、皆さんだけの力によるものではありません。先生や家族、卒業したお兄さんやお姉さん、安全を見守ってくださった地域の方々など、たくさんの人の支えがあって、この一年、大きく成長できたのです。支えてくださった周りの人に「ありがとう」という気持ちを持ってこれからも生活していきましょう。

 さて、今日は、4つお話をしたいと思います。少し長くなりますが、1年の締めくくりですので、いつも以上にしっかりと聞いてください。

 最初のお話は、卒業式のことです。
 18日に卒業式が行われました。大変感動的な式でした。さすが卒業生は、心地よい緊張感の中、堂々と卒業証書を受け取り、長い時間にもかかわらず、最後まで姿勢を崩すことなく、しっかりと臨んでいました。呼びかけははっきりとした言葉で、歌も屋内運動場に響き渡る素敵な声でした。ご来賓の方々も口々に褒めてみえました。
 残念ながら、コロナ禍ということもあり、5年生は、在校生代表として式に参加できませんでしたが、会場づくりを含め、前日の準備を感謝の気持ちを込めてしっかりやってくれて、大変助かりました。ありがとう。
 これで、6年生からのバトンをしっかりと受け取ることができましたね。これから、西成小のリーダーとしてよろしくお願いします。

 次のお話は、1年間のまとめについてです。
 校長先生が4月のスタートに三つの約束をしたことを覚えていますか。
 一つ目は、「にっこり笑顔であいさつをしましょう」でした。あいさつは、相手の人の気持ちがよくなり、同時に自分の気持ちもよくなるものでした。あいさつがきっかけで、仲良くなれたり、親しくなれたりして、友だち関係がうまくいきましたか。また、笑顔は幸せを運んでくれます。にっこり笑顔であいさつをして、楽しい学校生活を送ることができましたか。ぜひ4月からも、あいさつや返事を、にっこり笑顔でかわしていける西成っ子でいてくださいね。

 二つ目は、「しんせつに、なかよくしましょう」です。親切な思いやりの心で、友だちとけんかをしない、という気持ち、これは皆さん一人一人の心の中にあることです。もしかして、友だちが嫌な思いをすることをやってしまったり、言ってしまったりしたことがある人は、新しい学年からは絶対にしないように心がけましょう。繰り返し言います。いじめは絶対に許しません。この西成小学校から「いじめ」をなくしたいと思っているのは、校長先生だけではないはずです。「チクチク言葉」ではなく、「ふわふわ言葉」がいっぱいあふれる西成小学校に、みんなの思いでしていきましょう。それでも、もし、いじめられたと感じたら、自分ひとりで悩まず、すぐに先生や家の人に必ず相談をしてくださいね。

 最後、三つ目は、「なんでも自分でやりきりましょう」でした。身のまわりの準備や後片づけはもちろん大丈夫ですね。「早寝・早起き・朝ご飯」も、毎日しっかりと心がけていたはずです。けがをしたり、交通事故にあったりしないように、自分の命は自分でしっかりと守ってきましたね。国語や算数の勉強など、「いやだなあ」「難しそうだなあ」と思うことも、少しずつ自分でやれるようにがんばってきたみなさんです。これからも、毎日、一つずつ自分でできることを増やしていき、力をつけて、自信が持てる自分になっていきましょう。

 以上、「にっこり笑顔で」「しんせつになかよく」「なんでも自分で」という三つの約束を守って、「りっぱな西成っ子」になれた人に、そして自分自身に拍手を贈りましょう。(みんなで拍手!)ありがとう。

 3つ目のお話は、次の学年に向けてです。学年ごとに言いますね。
 この1年でいろんなことができるようになった1年生。長い放課のあとも、素早く教室へ戻れるようになりました。次は、お兄さん、お姉さんです。新しい1年生のお手本になってください。
 きらわく学習ルールがよく守れるようになった2年生。とても感心しています。九九はマスターしましたか?次は3年生。理科・社会という新しい勉強が始まります。もう「低学年」じゃないですよ。
 この1年で大きく成長した3年生。次は高学年の仲間入りです。もう自分のことばかり言ってられません。大丈夫ですか?人のことを考え、人のことを思いやって行動できるようになってほしいものです。
 委員会活動が、しっかりできるようになった4年生。本当に大きく成長しました。いよいよ高学年です。新しい教科が始まり、大きな行事も自分たちで行います。さらに、お兄さんお姉さんらしく、自分でよく考えて行動できるようになっていってください。
 そして、いよいよ最高学年として「西成小学校の顔」となる5年生。先ほどもお話ししましたが、学校のリーダーとして、下級生の良きお手本としての姿を見せていってください。どんな活躍をしてくれるのか、本当に本当に楽しみにしています。あなた方のパワーは計り知れないものがあります。皆の力を合わせたとき、すごいものが生み出せると思います。そして、そのパワーで、この西成小学校をよろしくお願いします。

 最後のお話は、春休みの過ごし方についてです。
 春休みは、つい気がゆるみがちです。そこで、いつもの「交」「審」。交通事故にあったり、不審者にあったり、トラブルにまきこまれたりなどということがないように、十分気をつけて生活してください。

 もうすぐ皆さんは、新しい学年へと進級します。これからも、西成っ子全員が、元気で楽しく友だちと一緒に仲良く過ごしていくためにも、一人一人が新しい気持ちで、前へ前へと一歩ずつ進んでいくことを意識して、新しい学年を迎えていきましょう。
 そして、4月7日の始業式には、「ひとみきらきら むねわくわく」で、全員が元気な笑顔を見せてください。

3/18 第75回卒業式〜式辞

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(前半省略)

 先日引退したばかりの「体操界のキング」と呼ばれた内村航平選手は、世界選手権六連覇、全日本選手権十連覇など、国内外を合わせて個人総合四十連勝の超人的な記録を持ち、オリンピック四大会に出場し、個人総合に連覇を含む七つのメダルを獲得しました。

 そんな内村選手でも、以前は練習嫌いだったといいます。十代後半の頃、大学生の世界大会代表合宿で、メキシコとミュンヘン二つのオリンピックで金メダㇽの加藤沢男さんから「世界一になれるのは世界一練習している選手だ」と告げられました。さらに、アテネオリンピック団体金メダルの富田洋之選手が、年下である自分よりも熱心に練習している姿を目の当たりにしたのです。
 それ以後、練習嫌いだった内村選手は、努力することを怠ることなく、黙々と練習する姿に変わったのです。周囲に世界一の質と量と言わしめる猛練習を積み重ねました。特に、各種目の倒立、あん馬の旋回などの基本練習を重視し、努力し続けました。こうして完成度が高く、つま先までピンと伸びた演技を生み出しました。

 内村選手は、昨年夏の東京オリンピックで、鉄棒の演技途中で落下をしてしまい、最後は予選落ちという残念な結果に終わってしまいましたが、神業と言われ舞い降りるような着地など「正確で美しい体操」は本人が求め続けた極地でしょう。
 「ウチムラ」と命名された技はありません。それは、誰にもまねできない技さばきを求めつづけたからです。回転不足や足の乱れがない床のひねり技、まっすぐな体の線が表現されている平行棒の倒立、いずれも「これぞ内村」と称されます。まさに、「努力が天才をつくる」を絵に描いたような選手と言えるでしょう。
 
 同じように、プロ野球の読売ジャイアンツやメジャーリーグで活躍した松井秀喜さんは、二十年間のプロ生活で輝かしい成績を残しました。
 現役時代、松井さんは厳しいトレーニングを自らに課し続けました。その理由として、「神様は頑張った人や苦しんだ人に、最後は微笑んでくれる。神様は楽をしている人、楽をしていい結果を残そうとしている人、投げやりになっている人には、最終的には微笑まないと思う」という考え方を持っていたからだとされています。

 毎年良い成績を残すために、努力を欠かさないことの大切さを二人は教えてくれています。築きあげた成果は、継続した努力によるものといえるでしょう。
 二人の輝かしい実績は、目に見える成果ですが、その裏には目に見えない苦労や努力があることを忘れてはいけません。水面を優雅に泳ぐ水鳥は、水面下で必死に足を動かし続けているといわれます。水面に浮かぶ氷山は、水面下に大部分が隠れた巨大な氷の塊の一角にすぎません。

 努力は裏切らないといいますが、努力は裏切ることも、また多いのです。努力をいくら積み重ねても結果が出ないことの方が多いことを、皆さんも知っているかもしれません。
 ただ言えることは、くじは引かないと当たらないように、努力を辞めたら間違いなく成長は止まります。もちろん、結果が出ることもありません。
 しかし、たとえ結果が出なくても、努力し続けることをやめてはいけません。ただし、努力をし続けたからと言って、やみくもに結果を期待してもいけません。結果を期待するのではなく、努力そのものに意味を見出して、日々成長することに期待するのです。

(最後省略)

3/17 6年生修了式〜校長先生のお話

 6年生の皆さん、今、代表の人に、修了証をわたしました。これは、6年生の1年間の学習課程をすべて終えましたよ、という証しです。そして、明日の卒業式では、6年間の全課程を終えました、という「卒業証書」を一人一人渡します。
 「修了証」も「卒業証書」もいわゆる「証書」です。賞状とは違います。「証書」とは、「事実を証明する文書」という意味です。ですから、たった一枚の紙ですが、どうか大切に保管してください。
 また、2名の人に皆勤賞、19名の人に精勤賞がおくられました。本当によく頑張りました。

 いよいよ明日は卒業式です。希望に向けて旅立つ前に、校長先生から最後のお話をします。
 皆さんとは、一年間しか共に過ごすことができませんでしたが、校長先生にとっては、とても長く感じながらも、あっという間に過ぎてしまう、でもしっかりと心に残る一年間でした。毎日とても充実した日々を皆さんと共に過ごすことができたから、そう感じるのだと思います。本当にありがとう。

 ついこの間、4年生の女の子が、校長先生にこんな質問をしてきました。「校長先生って、会うといつも笑っているけど、なぜいつも笑顔なの?」「校長先生は、笑顔が大好きだからだよ。笑顔は自分も周りの人も幸せにしてくれるからかな」と答えました。その子は嬉しそうに「へぇー、そうなんだ」と笑みを浮かべながら頷いていました。

 そこで、今日は「笑顔の力」についてお話をします。
 「笑顔」がもたらす効果について調べてみると、ある人がこんなことを書いていました。その人によると、「笑顔の効果」というのは、ちょっと健康になる、というレベルではなく、科学的に大きな効果が実証されているとのことです。

 1 免疫力がアップする
 2 脳が活性化する
 3 ストレス解消できる
 4 睡眠の質を高める
 5 若さを保つ
 6 幸せな気持ち・ポジティブな気持ちになる
 7 1〜6の結果、長生きできる
 8 好感度が上がる
 9 周りの人も笑顔になる
 10 作り笑顔にも効果がある
 
 以上のように、「笑顔の効果」はすごいのです。校長先生はこれらを知っていたわけではないのですが、長い教員生活、長い人生の中で、「笑顔の効果」を知らない間に味わっていたのかもしれません。だからこそ、素晴らしい「笑顔の力」を信じている自分がいて、無意識にいつも笑顔でいるのかなと思っています。大好きな子どもたちの前では、特にかも知れません。

 先日の校長先生の授業で伝えた「あいさつ」と「素直な心」、そして、今日お話しした「笑顔」の三つを、これからも大切にしていってほしいと思います。一年間、校長先生が見てきた6年生の皆さんなら、きっと大丈夫だと思います。私が校長先生となって初めての卒業生となる、54名の皆さん。これからも、皆さんとの日々を大切な思い出とし、大切な教え子として応援していきたいと思います。

 最後に、校長室での会食後に皆さんに渡した栞の「出逢い」を書いた人、須永博士さんの詩を贈ります。
 明日は、先生やお家の方、そして皆さん自身で、素晴らしい卒業式にしていきましょう。

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3/10 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 先週から始まった6年1組児童との、校長室での会食が、今日をもって終了しました。普段なかなか入ることのない校長室での会食といことで、少し緊張していたようです。黙食後は、マスクをして楽しく談笑するなどし、心地よい時間を過ごすことができました。
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3/1 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 今日で、6年2組の児童が、校長室での会食を終えました。日替わりで4人ずつ、パーテーションを置き、距離を取って前向きという感染症対策をしっかりとしながら、黙食形式で行いました。会食後は、マスクをして校長先生と笑顔を交えながら談話をしました。
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2/28 Meet朝礼

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 1つ目のお話は、「感謝する」です。
 
 今日で2月も終わり、明日からもう3月に入ります。今年度最後の月となりますね。どの学年も、今はまとめと振り返りをしているところだと思います。そこで今、皆さんはこの1年を振り返ってどんなことを思いますか。楽しかったですか?つらかったですか?ただ何となく過ぎましたか?
 この時期にぜひ考えてほしいのは「できるようになったことは何か」です。1年生は、たくさんありそうですね。2年生は?九九ですか?3年生は習字ですか?4年生、5年生、6年生もそれぞれ一人一人何かしらあると思います。いわゆる「自分自身が成長した」ことです。そして、それができるようになった、成長できたのは、自分一人の力ですか?違いますね。お家の人、先生、友だち、上級生の人など、周りのたくさんの自分を支えてくれた、励ましてくれた人たちのおかげです。
 この3月、1年のまとめとして振り返りをしたときに、ぜひ「感謝する」ことを忘れないでください。

 そういう意味では、先週の木曜日に行われた「送る会」は、まさに「感謝する会」でしたね。
 会の最後にもお話ししましたが、どの学年もお世話になった6年生への感謝の気持ちをこめて、それぞれ素敵な出し物をして、立派に成長した姿を見せてくれました。また、お祝いのメッセージや一生懸命に作ったメダルのプレゼントもありましたね。そして先生方からも、お祝いと励まし、そして最高学年として学校や下級生のためによく頑張りましたという感謝の気持ちがこめられた出し物が披露されました。
 6年生からは、お返しのお礼の気持ちのこもった素晴らしい歌のプレゼントがありました。その歌には、卒業を祝ってくれた下級生への感謝の気持ちがいっぱいつまっていて素晴らしかったです。さらに、下級生を代表して、5年生にはバトンをしっかりと受け継いでほしいという思いを込めた雑巾の贈り物もありました。まさに西成小学校全体が、みんなで感謝し合う気持ちで一つになった素晴らしい会でした。
 6年生のみなさん、残りの日々を周りのたくさんの人、いろいろなことに感謝しながら、大切に過ごしてください。
 校長先生も、西成っ子の良き伝統を受け継いできてくれた6年生に、そして「送る会」で感動させてくれた、すべての学年の皆さんや先生方に感謝しています。本当に、ありがとう。

 次に、2つ目のお話は、「大切なもの」です。

 これは、何だか知っていますね。そうです。QRコードと呼ばれるものですね。特にこれは、2学期から皆さんが使い始めているChromebookにとって、とても大切なものです。  
これを画面にかざすことで、皆さんはChromebookにログインをして、始めて授業で使うことができるようになるということです。つまり、これが無いとChromebookにログインできず、使うことが全くできないわけです。授業ではもちろんのこと、コロナ禍で自宅待機や閉鎖になり、家に持ち帰った時にも、これがないと使えないのです。でも、それだけでしょうか。もし、これが自分以外の人の手に渡ってしまったら、どうなるでしょうか。

 QRコードに限らず、皆さんが持っているスマートフォンやタブレット、家にあるパソコンなどには、IDやパスワードが設定されています。もちろん、各教室や図書館、パソコン室や職員室など、学校にあるパソコンも同じです。IDやパスワードは、家の鍵と同じようにとても大切なものです。これを知られたり、QRコードを盗られたりしてしまうと、自分の大切なデータや画像などを盗まれたり、悪用されたりして、被害にあうかもしれません。これは、泥棒に入られるのと同じことです。
 IDやパスワード、QRコードは、人から聞かれても教えたり、使わせたりしないようにして、大切に管理しなければいけません。また、逆に人のIDやパスワードを知ってしまったり、QRコードを拾ってしまったりしても、気軽な気持ちで使ってはいけません。ましてや、他の人のIDやパスワードをのぞき込んだり、盗んだりするのはもってのほかです。もし知ってしまったり、落ちているのを拾ったりしたら、そのことを正直に相手に伝えましょう。すぐに渡してあげましょう。

 Chromebookをはじめ、スマートフォンやパソコンなどは、とても便利なものです。と同時に、使い方を間違えてしまうと、マナーやルールを守れないと、トラブルやいじめに繋がったり、犯罪に巻き込まれたりするなど、とても危険なものにもなります。一人一人がこのことをしっかりと意識して、これからも自分のためになるよう、楽しく大切に使っていきたいものですね。

2/14 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 今朝は、臨時朝礼で表彰伝達が行われました。
 1年生の男子児童が、読書感想文愛知県コンクールで、優良賞を受賞しました。
 また、西成小伝統のリズム縄跳びで、1級に合格した5年生男子児童1名、6年生男子児童2名、6年生女子児童1名に、合格証が渡されました。
 みんな大変良く頑張りましたね。
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1/30 一宮手をつなぐ子らの教育展

 今日は、一宮スポーツ文化センターで開催されている「一宮手をつなぐ子らの教育展」に行ってきました。市内の各小中学校の特別支援学級の児童生徒の作品などが展示されています。どの作品にも、子どもたちの頑張りが表れていて、とても素敵でした。
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1/27 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 今朝は臨時のGoogle Meet朝礼で、表彰伝達が行われました。市内の小中学校ごとに、1名ずつの善行児童生徒が選ばれました。西成小学校からは、6年生の女子が選ばれ、一宮市社会福祉協議会より表彰状と副賞をいただきました。おめでとうございます。
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1/21 先生たちも頑張っています!

 今日は、教育アドバイザーの先生に来校していただき、若手教師の授業力向上のために、授業を見ていただきました。
 2人とも、算数の授業を行いました。学習内容は、1年生は「大きな数」、3年生は「三角形」の単元でした。
 授業の流れや手立てなどを記した指導案を基に、アドバイザーの先生に板書、発問、机間指導、全体への働きかけ、個への声かけなど、児童の反応や様子も含めて、多岐にわたる指導をしていただきました。
 この1時間のために、今日までいろいろと考え工夫した成果を出すことができていたのか、指導後の二人の先生の表情や言葉には、充実感が感じられました。お疲れさまでした。
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1/7 3学期始業式

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 今日から3学期が始まりました。各学級で朝の会が終わると、Google Meetによる3学期始業式が行われました。以下が、校長先生からのお話の内容です。


 みなさん、新年あけましておめでとうございます。2022年、令和4年がいよいよ始まりました。新型コロナウイルス感染症については、まだまだ心配な状態が続いており、気を緩めることができません。年末から年始にかけて、新種のオミクロン株により感染者数が急増してきており、愛知県もその傾向が出てきています。今日から始まる3学期においても、これまで同様にマスクの着用や手洗い・換気、ディスタンスなどをしっかりと行っていかなければなりません。特に、給食や登下校などマスクを外すときには、感染力がさらに強くなっているオミクロン株であることを意識して、話をしないことや距離を取ることをより徹底していくことが大切です。学校生活はもちろん、家庭生活においても、みんなで感染予防にしっかりと努めていきましょう。

 ところで、毎年、年の初めには、初詣に行く人も多いと思います。「こんな年になりますように」「こんなことがかないますように」とお願いごとをする人も多いですね。校長先生もその一人で、除夜の鐘をきき終えた後、新年を迎えてすぐに家の近所の神社へ初詣に行ってきましたが、あるとき、こんな話を聞いてから、お参りの仕方が変わりました。仏様や神様の前で手を合わすときは「何をお願いしますからかなえてください」とか「こうしてください」とお願いするものではありません。「『私はこんなことを頑張りますからどうぞ見守ってくださいね』と誓いを立て、『約束しますからお守りください』という意味で手を合わすのですよ」と教えてもらったのです。ですから、校長先生は、昨年、西成小学校のみなさんに大きな事故などなかったこと、そして自分自身も病気やけがなく無事に一年を過ごすことができたことへのお礼と、そして、今年も西成小学校のみんなが笑顔で幸せに過ごすことができるように、校長として笑顔を大切にして一生懸命頑張りますから見守っていてください、とお祈りしてきました。
 何事も他人任せで、「誰かが叶えてくれる」「いつかうまくいくかも」という考え方ではなく、あくまでも自分が願うことは自分でやる決心をして、自分でやり切ろうと思うことが大切です。うまくいけば…何となく…誰かが何とかしてくれるほど世の中は甘くはありません。自分の頭で考えて、自分の心で決めて、自分の体で実行することが大事なのです。

 昨年の夏は、東京オリンピック・パラリンピックがありました。感動的な場面がたくさんありましたね。活躍した選手は、並大抵の努力ではその舞台に立てなかったはずです。「誰かが何とかしてくれる」「負けたのは運が悪かったんだ」といった考え方はしていません。勝てなかったのは、「自分の力が及ばなかったのだ」「次はどうすればよいか考えてみよう」とします。
 この2月と3月には、北京冬季オリンピック・パラリンピックが開催されます。一流の頭と心と体を持つ選手は、自分の目標を立てて、自分のみならず、人に感動を与えるようなプレーを見せてくれることでしょう。校長先生は、とても楽しみにしています。
 それでは、「一年の計は元旦にあり」ということで、みなさんも今年の目標を立てたことと思います。その目標に向かって達成できるよう、みなさんも小さな自分にとどまらず、あらゆる可能性を持って、小さな挑戦から勇気をもって自分の足で歩みだす一年にしてください。

 最後に、「有終の美」という言葉があります。少し難しい言葉ですが、辞書にはこう書いてあります。「物事をやり通し、最後まで立派にしあげること」です。どの学年の子たちも、この一年間のまとめをしっかり行って、最後に「立派な西成っ子」にしあげてくださいね。そして、6年生。いよいよ、小学校生活最後の学期となります。6年生は6年間のまとめをきっちりしてください。卒業式でまさに「有終の美」を飾れるよう、残された西成小学校での47日間生活の日々を、一日一日大切に過ごしてください。

12/23 2学期終業式

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 今日は2学期最後の日です。各学級で朝の会が終わると、Google Meetによる表彰伝達に続いて、2学期終業式が行われました。以下が、校長先生からのお話の内容です。


 今日で2学期が終わりとなり、同時に2021年も今日を含めて残り9日間となりました。みなさんにとって、どんな2学期となりましたか。いろいろなことがたくさんあった2学期だったと思います。
 きらわく体育発表会や作品展が行われたり、校外学習に出かけたりしました。また、5年生の野外教育活動に6年生の修学旅行という、大きな行事もありました。こうした大きな行事だけでなく、他にも、この2学期で初めて見たり聞いたりしたこと、新しくできるようになったことや良くなったこと、楽しかったこと、すごく頑張ったこと、競い合ったことなどなど、いろいろなことがたくさんあったことでしょう。お家の方や地域の方々も、みなさんの頑張りが素晴らしかったとたくさん褒めてくださいました。こうして、みなさんの2学期の「ひとみきらきら むねわくわく」の素敵な姿を振りかえると、校長先生はうれしくてたまりません。

 ところで、先月の人権のお話を覚えていますか。校長先生は、これまで気持ちの良いことがたくさんあったとお話ししました。学年を超えて仲良く遊んでいる姿や真剣な表情で学習に取り組んでいる姿を見たとき。「おはようございます。」「こんにちは。」というあいさつや「校長先生」と笑顔で声をかけられたり、礼儀正しい姿を見たりした時。掃除や給食当番、係や委員会活動を目立たなくても当たり前にできている人を見たときなど、みなさんからたくさんの幸せをもらいました。
 では、この2学期のみなさんはどうでしたか。気持ちの良い朝を迎え、気持ちの良い一日を過ごせていましたか。楽しい毎日になるよう広い心で生活することができていましたか。おそらくほとんどの人がそうであったと信じていますが、時にはそうでなかった人もいたことでしょう。
 だから校長先生は、「海よりも空よりも広いものがある。それは人間の心である」と本で読んだ言葉を用いて、お互いの「人権」は、お互いに大切にしなければならないと、「誰もが幸せに生きる」ために、いじめは絶対にあってはならないとお話しました。そして、周りの人の心について考えているかどうか、いじめをしたりしていないだろうか、何かを解決するのに我慢が足りなくて暴力で解決したりしていないだろうか、などと自分を振り返り、そういうことを乗り越えることができる広いものが人間の心であるからこそ、お互いの心について考えてみてくださいと伝えたのです。

 植物は、温かい言葉や優しい言葉で語りかけると、元気よく成長し立派な花を咲かせるといいます。逆に、冷たい言葉や汚い言葉だと元気がなくなり枯れていくそうです。また、言葉が通じない動物でさえ、温かい言葉や優しい言葉、その言葉の響きを体で感じて、穏やかになり機嫌も良くなっていくそうです。
 私たちは人間です。私たちは言葉を使って、相手に気持ちを伝えることができます。そして、みなさんの笑顔はとても素敵です。素敵だからこそ、その笑顔が見られるように、どうか自分の周りの人に優しい気持ちや温かい思いやりのある気持ちを持ち、それを言葉で伝えてほしいと思います。そうすると今よりももっと友だちが増え、学校生活が楽しいものになってくるはずです。

 それでは、いつも校長先生がお話している、「にっこり笑顔で」「しんせつ、なかよく」「なんでも自分で」という、3つの約束を大切にして2022年を迎え、3学期も「りっぱな西成っ子」としてスタートしていきたいものですね。この冬休みは、クリスマスやお正月など、楽しみにしていることがたくさんあると思いますが、くれぐれも命を大切にし、「交通事故」「不審者」には、特に気をつけてください。コロナはもちろん、インフルエンザなどの病気にも気をつけてくださいね。
 毎日規則正しい生活をして体調を整え、1月7日(金)の3学期始業式には、元気で明るい笑顔の西成小のみなさん全員と会えるのを楽しみにしています。

11/22 Meet朝礼

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 今日のMeet朝礼では、来週29日(月)の児童会による人権集会を前に、校長先生から「人権」についてのお話がありました。お話の内容は以下の通りです。


 私が、西成小の校長先生になって、これまで気持ちの良いことがたくさんあります。みんなが外で元気よく遊んでいる姿や授業で真剣な表情で必死に頑張っている姿を見ると、気持ちが良いです。「おはようございます。」「こんにちは。」というあいさつが聞こえてくると気持ちが良いです。「校長先生」と笑顔で声をかけてくれたり、軽く頭を下げて会釈や一礼をしている姿を見たりする時も気持ちが良いです。掃除や給食当番、係や委員会活動を目立たなくても当たり前のように黙々と取り組んでいる人を見ると気持ちが良いです。他にもいろいろと気持ちが良いことがたくさんあり、西成小の校長先生であることがうれしくもあり、幸せでもあります。

 話は変わりますが、私が小さい頃、空を見るたびに、「空ってどこまで続いているのだろう」と不思議に思うことがありました。空が一番広いのだとも思いました。ところがある日、海よりも空よりも広いものがあることを知りました。それは、「あゝ無情(レ・ミゼラブル)」という、ビクトル・ユーゴーが書いた本との出会いです。この本の中で、「海よりも空よりも広いものがある。それは人間の心である」という言葉が出てきたからなのです。
 今日のミート朝礼では、このことを思いだしたこともあって、みんなに「人間の心」について、少し考えてもらおうと思い、「人権」についてのお話をします。

 1948年に、国際連合という組織が「世界人権宣言」を出しました。それを記念して1950年に、毎年12月10日を「世界人権デー」としたのです。日本を含めて世界中の国が、この12月10日を最終日とする、12月4日からの1週間を「人権週間」として、改めて「思いやりの心」や「かけがえのない命」について考える機会としています。

 ところで、ここで言う「人権」とはどういうことか分かりますか。調べてみると「人間が人間として当たり前に生きるために持っている権利」と説明してあります。簡単に言うと「誰にでも幸せに生きる権利がある」ということです。「誰にでも、世界中のどこでも、どんなときでも、平等に、自由に与えられているもの」なのです。そして、その一人一人が持っている「人権」は、世界中の誰も奪ったり、踏みにじったりすることはできません。
 つまり、お互いの「人権」は、お互いに大切にしなければならない、というものです。人間が生まれてきた時から、どんな家に生まれてもどんな国に生まれても、みんな同じように可愛がられ、同じように大切にされ、みんな自由に生活できるのです。そういう願いを込めたものなのです。また、そうであらねばならないというものなのです。皮膚の色が違うからとか、話す言葉が違うからとかいうことで、人は区別されません。みんな生まれたときから同じなのです。身近なことで言えば、体育の得意な子もいれば、図工の得意な子もいるでしょう。漢字が苦手な子もいれば、計算が苦手な子もいるでしょう。それはそれでみな大切なことであり、同じように可愛がられ大切にされなければいけないという考えなのです。

 そこで、「誰もが幸せに生きる」ために、絶対にあってはならないことがあります。「仲間外れにされる。悪口を言われる。意地悪をされる。暴力を振るわれる。からかわれる。口をきいてもらえない。無視される」など、聞いているだけでも、心が暗くなるような内容ですが、いわゆる「いじめ」です。「いじめ」を受けるようなことがあれば、その子はもう「幸せ」ではなくなります。つまり、これこそが「人権を踏みにじられる」ことなのです。これは、絶対にあってはなりません。
 では逆に、「人権を大切にする」とはどういうことでしょうか。「誰とでも温かく、仲良く、優しい心で、思いやりの心を持って接する」ということです。

 みなさん、この人権週間を機会に、周りの人の心について考えているかどうか、いじめをしたりしていないだろうか、何かを解決するのに我慢が足りなくて暴力で解決したりしていないだろうか、などと自分を振り返ってみましょう。本当は、人間の心というのは、そういうことを乗り越えることができる広いものなのです。
 始めに話したように西成小のみんなが、気持ちの良い朝を迎え、気持ちの良い一日を過ごせるように、お互い心について考え、楽しい毎日になるよう広い心で生活していきましょう。今よりももっと優しい温かい幸せに過ごせる西成小学校になることを心から願っています。

11/12 若手教師の力量向上に向けて

 若い先生方の力量向上のために、教育アドバイザーの先生に来校していただきました。子どもたちの学習に取り組む様子だけでなく、先生方が授業において指導する様子を見ていただき、個別にご指導をいただきました。子どもたちのために、より良い授業が行えるよう、先生方も授業力や指導力を身につけるべく頑張っています。
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10/26 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 今朝のGoogle Meet集会では、「防火に関する作品 習字の部」で、5年生男子児童が一宮市消防長から奨励賞を受賞したので、表彰伝達をしました。おめでとうございます!
 続いて、後期児童会役員、学級委員、代表委員、各種委員会委員長の任命式を行いました。任命された人は、学校や学級、そしてみんなのために、今のやる気を大切にして、一生懸命に頑張ってください。
 最後に、児童会会長より、「スリー運動」と「赤い羽根共同募金」、そしてバレーボールチーム「ウルフドッグス名古屋」とのあいさつ運動についてのお知らせがありました。それぞれの取り組みで、児童会役員をはじめとして、任命された皆さんの活躍が楽しみです。

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10/19 現職教育 研究授業協議会

 本日行われた「5年2組 算数」の研究授業について、先生方が図書館に集まり、研究協議会を行いました。
 より良い授業づくりに向けて、二つの視点に沿って、付箋紙法を用いたグループによる活発な話し合いとなりました。授業者の手立てや児童の取り組みの様子などを振り返りながら、互いの力量向上のために、意義ある時間となりました。
 最後に、市教育委員会の指導主事の先生にご指導をいただきました。先生方は、今後も、学年ごとに研究授業を行いながら、子どもたちのために真摯に取り組んでいきます。お疲れさまでした。
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10/14 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 12日(火)と13日(水)の2日間にわたって、修学旅行に出かけてきました。幸いにも天候に恵まれ、大きなけがや体調不良者も出ることなく、無事に行ってくることができました。これもひとえに、当日までの体調管理、旅行の準備や送迎等で子どもたちを支えてくださった保護者の皆様をはじめ、この旅行に携わっていただいた多くの方々のおかげであると感じています。本当にありがとうございました。
 6年生の子どもたちは、自分たちに関わっていただいた多くの方々に、この2日間で、たくさんの感動と感謝の気持ちを届けました。明るく元気で気持ちの良い挨拶、「ありがとうございます」のお礼の言葉、さりげなく声をかけて道を譲る行動、歩く行程が続く中で友を思いやる優しい心遣い、そして、なんといっても、いつでもどこでもだれに対しても、輝く素敵な笑顔がいっぱいでした。
 西成小学校の最高学年であり、学校を代表する顔であることが、旅先の随所でしっかりと示すことができていました。多くの方々から、「素敵なお子さんたちですね」「素晴らしい子どもたちですよ」という言葉をいただきました。こうした6年生と共に過ごすことができた2日間は、子どもたちと同じように良き思い出となりました。
 誇れる西成小学校の6年生のこどもたちです。ぜひ、お家でも思い出話を聞いていただくとともに、温かい言葉と笑顔でたくさん褒めてあげてください。
 6年生のみなさん、本当にありがとう。次の目標に向かって、さらに輝き、はばたいていきましょう!
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10/3 「きらわく体育発表会」開会式でのお話

 開会式は、Google Meetで行いました。校長先生のお話は、以下の内容です。その後、児童会長さんの宣誓も行われました。さあ、いよいよ始まりです。


 みなさん。おはようございます。今日は心待ちにしていた、西成小学校「きらわく体育発表会」です。とても良い天気となり、「きらわく体育発表会」にふさわしい日となりました。今朝、登校してくるみなさんの姿からは、さわやかな気持ちと「やるぞ」という意志が伝わってきました。

 今日は、徒競走とダンスの演技が行われます。初めて参加する1年生はもちろん、すべてのみなさんに頑張ってやり抜いてほしいことが三つあります。
 一つ目は、全力投球。みなさんの持っている「すべての力を出し切ること」です。これまでの練習は、今日のためにあるのです。
 二つ目は、チームワーク。友達と「心を合わせること」です。そのために大切なのは、「個人ワーク」でしたね。
 三つめは、集中力。今日の自分が一番良かったといえるように「気持ちをこめること」です。西成っ子の集中力を見せてください。

 そして、6年生は小学校最後の体育的行事となります。自分の心にはもちろん、見る人たちの心にも君たちの輝く姿を残すように頑張ってほしいと思います。まぶしく、はげしく輝いてくださいね。

 それでは、5年生の男の子が考えた今年のスローガンをみんなで言いましょう。さん、はい、「楽しもう みんないっしょに かがやいて」。一生懸命に頑張る姿はかっこよく見えます。一人一人がかっこよく輝けるように願っています。
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9/27 Meet朝礼 表彰伝達・教生先生の挨拶・校長先生のお話

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 今朝のMeet朝礼では、まず「第70回一宮市子ども写生大会」の入賞者、各学年1名ずつに表彰状が渡されました。夏休みに、一宮市博物館で開かれた「一宮市子ども写生大会作品展」に学校代表として出品された西成っ子たちです。頑張って描いた素敵な絵をありがとう。そして、おめでとう。
 次に、今日から10月15日(金)まで、3週間にわたって6年1組で教育実習を行う大学生の先生が挨拶をしました。みんなと一緒に頑張って先生になるための勉強をしていきますので、よろしくお願いします。
 最後に、10月3日(日)の「きらわく体育発表会」に向けて、校長先生のお話がありました。内容は以下の通りです。


 今週で9月も終わり、2学期が始まってから、約1か月が過ぎようとしています。時間がたつのは本当に早いものですね。西成小のみなさんは、2学期が始まってからも、毎日しっかりとコロナ対策をして生活できていますね。マスクの着用、手洗い、換気にディスタンスと、日頃から先生たちと一緒に、みんなの安全を考えて生活していることに、校長先生はとても嬉しく思います。これから、授業だけでなく、運動会を初めとして、たくさんの行事なども行われていきます。引き続き、みんなで新型コロナウイルスの感染予防に努めていきましょう。

 いよいよ10月3日(日)の「きらわく体育発表会」が迫ってきました。運動場で行われている、みなさんの熱の入った練習を見ていると、本番当日がとても楽しみになってきました。笑顔いっぱいに元気に楽しく踊っている姿は、きらきらと輝いていて、気持ちがわくわくしてきます。練習時間も、残りわずかとなってきました。最後まで一生懸命に取り組んで、素晴らしい体育発表会にしていってほしいと願っています。

 ところで、校長先生が始業式の日にお話ししたことを覚えていますか。オリンピックやパラリンピックのお話のことです。その中で、「最高の力を発揮するために、『チーム西成小の和(輪)!』を意識して取り組んでいきましょう。学校・学級のリーダーや係の代表、グループの仲間を中心に、チームの力と個人の力を発揮して、チームみんなで最高のパフォーマンス(表現)をし、『ひとみきらきら むねわくわく』で頑張ってほしい」という「チームワーク」のお話でしたね。

 今度の体育発表会は、まさにそれが表れる場の一つとなります。そこで、今日は、「チームワーク」に対して「個人ワーク」というテーマのお話をします。普通「チームワーク」に対して使う言葉は「個人プレイ」なのですが、あえて「個人ワーク」という言葉にしました。普段から校長先生は、授業中、みんなの学習の様子をよく見に行っていますが、いつも感心することがあります。漢字や計算などのテストのとき、図工や家庭科の作品づくりのとき、そして先生方の大切なお話を聞いたり映像資料を見たりしているときなど、本当に集中しているなと感心しています。真剣な眼差し、凛とした姿勢、研ぎ澄まされた静けさ、黙々と取り組む姿がすごいのです。校長先生は、この様子を見ていて「西成小っ子たちは、この集中力があれば、いろいろな活動にとても期待できるな」と嬉しくなります。

 集中して学習ができるということは、もちろん学力が高まることに繋がるのですが、それだけでなく、一人一人の集中力が高くなることによって、オリンピックの場面のようにチームの力がぐんと上がるということです。集中力というのは、勉強だけでなく、スポーツや絵を描いたり音楽の練習をしたりするときにも、とても大切な力なのです。ですから、一人一人の集中力が高まれば、野球やサッカー、バレーやバスケットなどのチームの力「チームワーク」がよくなります。そして、体育発表会での演技も、一人一人が集中して頑張れば、短い期間でも、素晴らしい演技ができあがるのです。

 個人の力を高めることは、決して自分だけのためではないのです。だから校長先生は、あえて「個人プレイ」ではなく、個人、一人一人が努力すること、頑張ることを「個人ワーク」と言うことにしたのです。「個人ワーク」を頑張って、一人一人の力を高めましょう。それが「チーム」のために必ず役立ちます。学校、学年、学級、仲間のためには、そこにいる一人一人の力がとても大切なのです。「チーム西成小の和(輪)」を意識して、一人一人が、そして西成っ子みんなで頑張っていきましょう。

9/1 Google Meetによる2学期始業式でのお話

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 みなさん、おはようございます。8月に入り、日本中をはじめ愛知県はもとより、ここ一宮市でも依然新型コロナウイルス感染症の拡大は収まる気配が見られません。むしろ日に日に感染者数が大人だけでなく子どもまで増えてきています。今日からの2学期においても、これまで以上にマスクの着用や手洗い・換気、ディスタンスなどをしっかりと行っていかなければなりません。特に給食や登下校などマスクを外すときには、感染力の強いデルタ株であることを意識して、話をしないことや距離を取ることをより徹底していくことが大切です。学校生活はもちろん、家庭生活においても同じです。みんなで感染予防にしっかりと努めていきましょう。
 校長先生が今日この日を迎えて、いちばん嬉しかったことは、みなさんが元気な顔を見せてくれたことです。1学期の終業式に約束をした命を大切にして生活していたからですね。さすが西成小の子どもたちです。本当にありがとう。
 さて、夏休み中の出来事と言えば、1年延期されて行われた東京オリンピックが思い出されます。皆さんの中には、毎日テレビにかじりついて見ていた人も多いと思います。スポーツ好きな校長先生もその一人です。
日本人選手が数々の素晴らしい結果を私たちに届けてくれました。6年生と年齢のあまり変わらない選手のメダリストも誕生しました。メダルを取れた人も、そうでなかった人も、最後の最後まであきらめない一生懸命な姿に、大きな感動を覚えました。
 特に感動したのは、「チームで戦う姿」でした。体操、卓球、ソフトボール、野球、アーチェリー、フェンシング、バレーボール、サッカー、新体操など多くの団体戦・チーム戦がありました。そして、そこには、「主将・キャプテン」を柱とした素晴らしいチームワークと集中力がありました。また、個人種目においても、決して一人で戦っているのではなく、選手を支えるコーチやスタッフ、そして家族など応援する人々を含めた全員が、チームとなって戦っていたのです。まさに「チーム日本の和・輪!」であるな、と思いました。
 卓球男子の水谷選手、野球の坂本選手、ソフトボールの上野選手、サッカーの吉田選手たちが、チームのキャプテンやリーダー、中心的存在として、チームをまとめ一つにするという素晴らしい力を発揮していたことと感じています。彼らは、自ら先頭に立ち、チームの手本となり、絶対に最後まであきらめない姿勢を貫いていました。そして、チームメイトもそれにこたえようと、かつ決してキャプテンに頼りきることなく、一人一人が自信を持って個人の持つ力を全力で発揮した結果、素晴らしいチームワークとチーム力が生まれたのです。最終日に銀メダルを取った日本女子バスケットボールチームの監督が、「スーパースターはいない。だけどスーパーチームです。」と言っていました。メダルを取れた競技もあれば、悔しい思いをした競技もありましたが、素晴らしいチームの仲間がいたからこそ、最後は笑顔と喜びの涙で抱き合ったり、肩をたたいてお互いをたたえ、悔し涙で次の目標を目指す強い決意を交わし合ったりすることができたのだと思います。
 そして、今は、東京パラリンピックが行われている最中です。障害という素敵な個性を持った人たちが、支えてきてくれた仲間やチームと共に、同じようにパラリンピックという舞台で様々な競技に挑戦し、素晴らしい結果を出しています。「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」というパラリンピックの創始者リードリッヒ・グットマン医師の言葉があります。大きな困難を乗り越えた選手たちが生き生きとプレーする姿に、人間の持つ無限の可能性と限界を超える力を感じます。オリンピック同様に、ぜひお家観戦をして応援してください。
 さあ、今日から始まる2学期は、体育発表会や作品展、校外学習、6年生は修学旅行、5年生は延期になっていたキャンプ、一宮東特別支援学校との交流会など、わくわくする行事がいっぱいあります。これらの行事を含め、勉強や運動などに最高の力を発揮するために、この2学期は、あらためて「チーム西成小の和、輪!」を意識して取り組んでいきましょう。学校・学級のリーダーや係の代表、グループの中心的存在の人を中心に、チームの力と個人の力を発揮して、チームみんなで最高のパフォーマンス(表現)をし、「ひとみきらきら むねわくわく」で頑張ってほしいと思います。
 最後に、折に触れこれまでもお話をしていることです。2学期からも、この西成小学校をいじめのない学校にしていきましょう。ちくちく言葉ではなく、ふわふわ言葉でしたね。冗談のつもりで言った言葉やふざけてやったことが、相手に嫌な思いをさせれば、それはいじめです。いじめは絶対に許しません。でも、もしいやな思いをすることがあれば、一人で悩まず、必ずお家の人や先生など、周りの大人に相談してくださいね。


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校長:小島 和也