最新更新日:2024/05/17
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校訓「明るく 豊かに たくましく」のもと、西成っ子の「ひとみきらきら むねわくわく」な学校生活の様子をご覧ください。

3/24 令和3年度修了式 校長先生の話

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 今、1年生から5年生まで、代表の人を通じて、全員に修了証を渡しました。これは、この1年間の学習課程をすべて終えましたよ、という証しです。それぞれの学年の勉強や生活を一生懸命に行い、できるようになったことがたくさん増えました。4月から、全員学年が一つずつ進級できますよ、ということです。
 また、今年で最後となる精勤賞が、たくさんの人に贈られました。本当によく頑張りましたね。
 けれども、それは、送る会後の集会でもお話したように、皆さんだけの力によるものではありません。先生や家族、卒業したお兄さんやお姉さん、安全を見守ってくださった地域の方々など、たくさんの人の支えがあって、この一年、大きく成長できたのです。支えてくださった周りの人に「ありがとう」という気持ちを持ってこれからも生活していきましょう。

 さて、今日は、4つお話をしたいと思います。少し長くなりますが、1年の締めくくりですので、いつも以上にしっかりと聞いてください。

 最初のお話は、卒業式のことです。
 18日に卒業式が行われました。大変感動的な式でした。さすが卒業生は、心地よい緊張感の中、堂々と卒業証書を受け取り、長い時間にもかかわらず、最後まで姿勢を崩すことなく、しっかりと臨んでいました。呼びかけははっきりとした言葉で、歌も屋内運動場に響き渡る素敵な声でした。ご来賓の方々も口々に褒めてみえました。
 残念ながら、コロナ禍ということもあり、5年生は、在校生代表として式に参加できませんでしたが、会場づくりを含め、前日の準備を感謝の気持ちを込めてしっかりやってくれて、大変助かりました。ありがとう。
 これで、6年生からのバトンをしっかりと受け取ることができましたね。これから、西成小のリーダーとしてよろしくお願いします。

 次のお話は、1年間のまとめについてです。
 校長先生が4月のスタートに三つの約束をしたことを覚えていますか。
 一つ目は、「にっこり笑顔であいさつをしましょう」でした。あいさつは、相手の人の気持ちがよくなり、同時に自分の気持ちもよくなるものでした。あいさつがきっかけで、仲良くなれたり、親しくなれたりして、友だち関係がうまくいきましたか。また、笑顔は幸せを運んでくれます。にっこり笑顔であいさつをして、楽しい学校生活を送ることができましたか。ぜひ4月からも、あいさつや返事を、にっこり笑顔でかわしていける西成っ子でいてくださいね。

 二つ目は、「しんせつに、なかよくしましょう」です。親切な思いやりの心で、友だちとけんかをしない、という気持ち、これは皆さん一人一人の心の中にあることです。もしかして、友だちが嫌な思いをすることをやってしまったり、言ってしまったりしたことがある人は、新しい学年からは絶対にしないように心がけましょう。繰り返し言います。いじめは絶対に許しません。この西成小学校から「いじめ」をなくしたいと思っているのは、校長先生だけではないはずです。「チクチク言葉」ではなく、「ふわふわ言葉」がいっぱいあふれる西成小学校に、みんなの思いでしていきましょう。それでも、もし、いじめられたと感じたら、自分ひとりで悩まず、すぐに先生や家の人に必ず相談をしてくださいね。

 最後、三つ目は、「なんでも自分でやりきりましょう」でした。身のまわりの準備や後片づけはもちろん大丈夫ですね。「早寝・早起き・朝ご飯」も、毎日しっかりと心がけていたはずです。けがをしたり、交通事故にあったりしないように、自分の命は自分でしっかりと守ってきましたね。国語や算数の勉強など、「いやだなあ」「難しそうだなあ」と思うことも、少しずつ自分でやれるようにがんばってきたみなさんです。これからも、毎日、一つずつ自分でできることを増やしていき、力をつけて、自信が持てる自分になっていきましょう。

 以上、「にっこり笑顔で」「しんせつになかよく」「なんでも自分で」という三つの約束を守って、「りっぱな西成っ子」になれた人に、そして自分自身に拍手を贈りましょう。(みんなで拍手!)ありがとう。

 3つ目のお話は、次の学年に向けてです。学年ごとに言いますね。
 この1年でいろんなことができるようになった1年生。長い放課のあとも、素早く教室へ戻れるようになりました。次は、お兄さん、お姉さんです。新しい1年生のお手本になってください。
 きらわく学習ルールがよく守れるようになった2年生。とても感心しています。九九はマスターしましたか?次は3年生。理科・社会という新しい勉強が始まります。もう「低学年」じゃないですよ。
 この1年で大きく成長した3年生。次は高学年の仲間入りです。もう自分のことばかり言ってられません。大丈夫ですか?人のことを考え、人のことを思いやって行動できるようになってほしいものです。
 委員会活動が、しっかりできるようになった4年生。本当に大きく成長しました。いよいよ高学年です。新しい教科が始まり、大きな行事も自分たちで行います。さらに、お兄さんお姉さんらしく、自分でよく考えて行動できるようになっていってください。
 そして、いよいよ最高学年として「西成小学校の顔」となる5年生。先ほどもお話ししましたが、学校のリーダーとして、下級生の良きお手本としての姿を見せていってください。どんな活躍をしてくれるのか、本当に本当に楽しみにしています。あなた方のパワーは計り知れないものがあります。皆の力を合わせたとき、すごいものが生み出せると思います。そして、そのパワーで、この西成小学校をよろしくお願いします。

 最後のお話は、春休みの過ごし方についてです。
 春休みは、つい気がゆるみがちです。そこで、いつもの「交」「審」。交通事故にあったり、不審者にあったり、トラブルにまきこまれたりなどということがないように、十分気をつけて生活してください。

 もうすぐ皆さんは、新しい学年へと進級します。これからも、西成っ子全員が、元気で楽しく友だちと一緒に仲良く過ごしていくためにも、一人一人が新しい気持ちで、前へ前へと一歩ずつ進んでいくことを意識して、新しい学年を迎えていきましょう。
 そして、4月7日の始業式には、「ひとみきらきら むねわくわく」で、全員が元気な笑顔を見せてください。

3/18 第75回卒業式〜式辞

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(前半省略)

 先日引退したばかりの「体操界のキング」と呼ばれた内村航平選手は、世界選手権六連覇、全日本選手権十連覇など、国内外を合わせて個人総合四十連勝の超人的な記録を持ち、オリンピック四大会に出場し、個人総合に連覇を含む七つのメダルを獲得しました。

 そんな内村選手でも、以前は練習嫌いだったといいます。十代後半の頃、大学生の世界大会代表合宿で、メキシコとミュンヘン二つのオリンピックで金メダㇽの加藤沢男さんから「世界一になれるのは世界一練習している選手だ」と告げられました。さらに、アテネオリンピック団体金メダルの富田洋之選手が、年下である自分よりも熱心に練習している姿を目の当たりにしたのです。
 それ以後、練習嫌いだった内村選手は、努力することを怠ることなく、黙々と練習する姿に変わったのです。周囲に世界一の質と量と言わしめる猛練習を積み重ねました。特に、各種目の倒立、あん馬の旋回などの基本練習を重視し、努力し続けました。こうして完成度が高く、つま先までピンと伸びた演技を生み出しました。

 内村選手は、昨年夏の東京オリンピックで、鉄棒の演技途中で落下をしてしまい、最後は予選落ちという残念な結果に終わってしまいましたが、神業と言われ舞い降りるような着地など「正確で美しい体操」は本人が求め続けた極地でしょう。
 「ウチムラ」と命名された技はありません。それは、誰にもまねできない技さばきを求めつづけたからです。回転不足や足の乱れがない床のひねり技、まっすぐな体の線が表現されている平行棒の倒立、いずれも「これぞ内村」と称されます。まさに、「努力が天才をつくる」を絵に描いたような選手と言えるでしょう。
 
 同じように、プロ野球の読売ジャイアンツやメジャーリーグで活躍した松井秀喜さんは、二十年間のプロ生活で輝かしい成績を残しました。
 現役時代、松井さんは厳しいトレーニングを自らに課し続けました。その理由として、「神様は頑張った人や苦しんだ人に、最後は微笑んでくれる。神様は楽をしている人、楽をしていい結果を残そうとしている人、投げやりになっている人には、最終的には微笑まないと思う」という考え方を持っていたからだとされています。

 毎年良い成績を残すために、努力を欠かさないことの大切さを二人は教えてくれています。築きあげた成果は、継続した努力によるものといえるでしょう。
 二人の輝かしい実績は、目に見える成果ですが、その裏には目に見えない苦労や努力があることを忘れてはいけません。水面を優雅に泳ぐ水鳥は、水面下で必死に足を動かし続けているといわれます。水面に浮かぶ氷山は、水面下に大部分が隠れた巨大な氷の塊の一角にすぎません。

 努力は裏切らないといいますが、努力は裏切ることも、また多いのです。努力をいくら積み重ねても結果が出ないことの方が多いことを、皆さんも知っているかもしれません。
 ただ言えることは、くじは引かないと当たらないように、努力を辞めたら間違いなく成長は止まります。もちろん、結果が出ることもありません。
 しかし、たとえ結果が出なくても、努力し続けることをやめてはいけません。ただし、努力をし続けたからと言って、やみくもに結果を期待してもいけません。結果を期待するのではなく、努力そのものに意味を見出して、日々成長することに期待するのです。

(最後省略)

3/17 6年生修了式〜校長先生のお話

 6年生の皆さん、今、代表の人に、修了証をわたしました。これは、6年生の1年間の学習課程をすべて終えましたよ、という証しです。そして、明日の卒業式では、6年間の全課程を終えました、という「卒業証書」を一人一人渡します。
 「修了証」も「卒業証書」もいわゆる「証書」です。賞状とは違います。「証書」とは、「事実を証明する文書」という意味です。ですから、たった一枚の紙ですが、どうか大切に保管してください。
 また、2名の人に皆勤賞、19名の人に精勤賞がおくられました。本当によく頑張りました。

 いよいよ明日は卒業式です。希望に向けて旅立つ前に、校長先生から最後のお話をします。
 皆さんとは、一年間しか共に過ごすことができませんでしたが、校長先生にとっては、とても長く感じながらも、あっという間に過ぎてしまう、でもしっかりと心に残る一年間でした。毎日とても充実した日々を皆さんと共に過ごすことができたから、そう感じるのだと思います。本当にありがとう。

 ついこの間、4年生の女の子が、校長先生にこんな質問をしてきました。「校長先生って、会うといつも笑っているけど、なぜいつも笑顔なの?」「校長先生は、笑顔が大好きだからだよ。笑顔は自分も周りの人も幸せにしてくれるからかな」と答えました。その子は嬉しそうに「へぇー、そうなんだ」と笑みを浮かべながら頷いていました。

 そこで、今日は「笑顔の力」についてお話をします。
 「笑顔」がもたらす効果について調べてみると、ある人がこんなことを書いていました。その人によると、「笑顔の効果」というのは、ちょっと健康になる、というレベルではなく、科学的に大きな効果が実証されているとのことです。

 1 免疫力がアップする
 2 脳が活性化する
 3 ストレス解消できる
 4 睡眠の質を高める
 5 若さを保つ
 6 幸せな気持ち・ポジティブな気持ちになる
 7 1〜6の結果、長生きできる
 8 好感度が上がる
 9 周りの人も笑顔になる
 10 作り笑顔にも効果がある
 
 以上のように、「笑顔の効果」はすごいのです。校長先生はこれらを知っていたわけではないのですが、長い教員生活、長い人生の中で、「笑顔の効果」を知らない間に味わっていたのかもしれません。だからこそ、素晴らしい「笑顔の力」を信じている自分がいて、無意識にいつも笑顔でいるのかなと思っています。大好きな子どもたちの前では、特にかも知れません。

 先日の校長先生の授業で伝えた「あいさつ」と「素直な心」、そして、今日お話しした「笑顔」の三つを、これからも大切にしていってほしいと思います。一年間、校長先生が見てきた6年生の皆さんなら、きっと大丈夫だと思います。私が校長先生となって初めての卒業生となる、54名の皆さん。これからも、皆さんとの日々を大切な思い出とし、大切な教え子として応援していきたいと思います。

 最後に、校長室での会食後に皆さんに渡した栞の「出逢い」を書いた人、須永博士さんの詩を贈ります。
 明日は、先生やお家の方、そして皆さん自身で、素晴らしい卒業式にしていきましょう。

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3/10 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 先週から始まった6年1組児童との、校長室での会食が、今日をもって終了しました。普段なかなか入ることのない校長室での会食といことで、少し緊張していたようです。黙食後は、マスクをして楽しく談笑するなどし、心地よい時間を過ごすことができました。
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3/1 ☆輝け はばたけ 西成っ子☆

 今日で、6年2組の児童が、校長室での会食を終えました。日替わりで4人ずつ、パーテーションを置き、距離を取って前向きという感染症対策をしっかりとしながら、黙食形式で行いました。会食後は、マスクをして校長先生と笑顔を交えながら談話をしました。
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校長:小島 和也