最新更新日:2024/05/08
本日:count up1
昨日:98
総数:266964
令和6年度(2024年度)がスタートしました。学校教育目標「豊かな学びで未来へつなぐ生徒」をめざして、学習、行事などに取り組んでいきます

3学期 始業式

 年が明けて、49日間の3学期、第5ステージが始まりました。1年生から3年生まで、学年最後の学期、ステージとなります。新年の新たな思いを抱くとともに、学年末に向けてのまとめの時期として捉えてほしいと思います。そして、一人ひとりが、これまでに培ってきた力を信じて、「自信」をもって学校生活を送ることができるようにしたいものです。

 さて、皆さんにとって「ラッキーカラー」というものはあるでしょうか。運が巡ってくることがあったり、何かの勝負事があったりするときに、常に身に付けているものの色が決まっていませんか?

 ラッキーカラーについて、2つの話題を紹介したいと思います。

 私は、以前3年間南米ペルーの日本人学校に勤務していました。ペルーでは大晦日から元旦にかけて、ある色のものを身に付けていると幸福が訪れると言われています。何色だと思いますか?
 それは、「黄色」です。年末になると、黄色のプラスティック眼鏡やTシャツ、冗談みたいですが黄色いパンツなどがたくさん店先に並べられ、売られています。それを身に付けて幸福を祈りながら年越しをします。ペルーは、5〜600年前インカ帝国に支配されていて、太陽崇拝をしていました。また、黄金でできたものをたくさん作っていました。どちらにも共通している「黄色」がラッキーカラーだと言えるのでしょう。

 次は、2学期の終業式でゴルフの話をしましたが、そのつながりのエピソードがあります。タイガーウッズというアメリカの超一流ゴルファーがいます。これまでに4大メジャー大会でグランドスラムを達成しているゴルファーです。彼は、ゴルフトーナメントの最終日に優勝争いをしているときのラッキーカラーがあります。こちらは、何色だと思いますか?
 それは、「赤色」です。赤いポロシャツ姿と優勝カップを掲げるタイガーウッズを数多く見てきました。験を担ぐ意味もあるのかもしれませんが、勝負に対する気持ちを高め、集中し、全力でプレーすることで優勝という名誉を得てきているのでしょう。ペルーの黄色は、運そのもののラッキーカラーかもしれませんが、タイガーウッズの赤色は、常日頃からの、たゆまぬ努力を積み重ねてきたうえでのラッキーカラーだと思っています。

 冒頭でも述べましたが、改めて深中生一人ひとりが、この1年間積み重ねてきた努力を自信としながら、3学期の49日間を過ごしていくことを大いに期待しています。

2学期 終業式

 今日で、2学期の83日間、間もなく2022年、令和4年が終わりを迎えます。皆さんにとって、どんなことが心に残っているでしょうか。また、それとともに、11月から始まった第4ステージ「深化」についても振り返ってみてください。3年生にとっては、進路に、1、2年生にとっては次のステージに向けて集団生活の中での学びが深められ、成果が発揮できたでしょうか。

 さて、話題を変えてみましょう。皆さんは、「ゴルフ」を知っていますか?ゴルフをやっている人は、あまりいないかもしれません。でも、テレビで見たり、家の人でゴルフをしている人がいたりすることと思います。私自身、子どもの頃からいろいろなスポーツをしてきましたが、ゴルフは、大学生になってから始めて、もう35年以上続けています。一番長くやっているスポーツです。では、皆さんに質問です。「ゴルフは、他のスポーツと絶対的に違うことがあります。それは、何でしょうか?」30秒間、隣の人と相談して答えを考えてください。

 答えは、審判がいないことです。それは、なぜでしょう?

 ゴルフ規則には、こう書かれています。
「数あるスポーツの中でゴルフ競技の大きな特徴のひとつは、通常審判員が立ち会わないということです。それは、ゴルフがフェアプレーを重んじるスポーツであって、ゴルファーはみな誠実であり、故意に不正をおかす者はいない、ということが基本的考え方になっているからです。
 ゴルフゲームには、予測できない事態が生じたとき、適用できる規則がないときは、公正の理念に従って解決してきたという歴史的風土があり、そこにゴルフ規則の本質と精神をうかがい知ることができます。
 また、ゴルフゲームは、プレーヤーの一人一人が他のプレーヤーに対しても心くばりをし、ゴルフ規則を守ってプレーするというその誠実さに頼っている。プレーヤーはみな、どのように競い合っているときでもそのようなことに関係なく、礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。これこそが正に、ゴルフの精神なのである。」とあります。
 ゴルフは、プレーヤーが審判です。つまり、自分のプレーを自分で判断、評価をする、自律あるスポーツであり、フェアープレー(公正)さと他のプレーヤーに心配りをし、礼儀正しさを求められるスポーツなのです。

 2学期の始業式で「自分の時間」から「2つのじりつ」について話をしました。2学期は、「自分の時間」「自分たちの時間」を「2つのじりつ」とつなげて過ごすことができたでしょうか。このことは、ここで終わりではありません。今後も少しでよいので意識できるとよいと思っています。


2学期 始業式

 皆さん、いよいよ2学期(83日間)が始まりました。また、今日から第3ステージも始まりました。第3ステージのテーマは「感動」です。様々な「感動」と出会えるように毎日を充実したものにしていきたいです。

 さて、夏休み中は、皆さんにとって「自分の時間」がたくさんあったことでしょう。ここで、「自分の時間」ということに視点を当てて考えてみたいと思います。皆さんは、夏休みに限らず、普段から「自分の時間」の中で、どのように生活しているでしょうか。

 夏休み中を思い浮かべてみましょう。
「部活や運動を頑張った」
「夏休みの課題だけでなく、学力を付けるために勉強を頑張った」
「教科の勉強だけでなく、自分のやりたいことをやった」
「好きな本や好きな漫画を好きなだけ読んだ」などなど・・・。
「自分の時間」というのは人のためというより、自分のために使うものであると言えるでしょう。自分の時間を使って、自分の人生をよりよいものにしていくため、毎日を自分にとって素晴らしいものにするために生活していくには、2つの「じりつ」がより重要になってくると思います。

 では、2つの「じりつ」とは何でしょう?

 一つは、「自分で律する、自律」です。つまり、自分の気持ちをコントロールして、自分の決めたルールに従って、自分のことを自分でやっていくことです。夏休みの「自分の時間」にも「自律」しながら生活してきたのではないでしょうか。何となく、だらだらと過ごす時間も必要かもしれませんが、「自律」して何かに向かって取り組んだことの方が、よりよいものだったのではないでしょうか。2学期以降の自分の学校生活、家庭生活において「自律」した「自分の時間」を増やしていってみましょう。

 もう一つは、「自分で立つ、自立」です。「自立」にも様々な自立があると思いますが、まずは生活面での「自立」です。家族の一員として、手伝いや身の回りのことをきちんとやることが、「自分の時間」をより有効なものに変えてくれるでしょう。それと、精神面での「自立」です。自分でできることを人に頼るばかりではなく、自分から挑戦し、自分で解決する場面に敢えて臨んでほしいです。自分だけでは難しいこともありますし、人に頼ることはもちろん大切ですが、周りとの関わり方を見極めていく経験も必要です。「自分の時間」の中で、たくさん悩み、自分の力で解決していく経験が、「自分の時間」の質を上げてくれると思います。

 最後に、「自分の時間」を「自分たちの時間」と置き換え、考え、行動してみてください。自分たちの時間をよりよいもの、中学校生活の思い出となるものとするために、みんなで「自律・自立」しながら、2学期の学校生活を送っていきましょう。



1学期終業式

 4月に新年度がスタートして、あっという間の4ヶ月でした。皆さんにとって、1学期の学校生活はどんなものだったでしょうか?

 この1学期の学校生活を振り返って、一番心に残ったことを一つ思い浮かべましょう。学習でも行事でも、部活動でも、何でも良いです。「心に残ったことは、なし」はダメです。あれこれ思い出して、一つ決めてください。
 次に、思い浮かべたことを生活班の仲間と共有し、仲間の考えに必ず反応しましょう。「なるほど!」「確かに!」「そうだね!」という言葉があると良いですね。

 皆さん、ありがとうございました。仲間の心に残った思い出をお互いが分かりましたよね。共感できたこともあったと思います。

 わたしの一番心に残ったことは、中体連でのバレーボール部のことです。試合をステージの上から見ていましたが、私自身もコートの中で一緒にプレーをしている気持ちになりました。ナイスレシーブ、ナイスカバー、ナイススパイクをした場面にチームの良さがたくさん見られました。きっとバレー部の皆さんは、同じ景色を見ていたことでしょう。惜しくも負けてしまいましたが、帰る際に、遠くで「ありがとうございました」という挨拶を気持ちよく送ってくれた皆さんでした。手を振って見送るわたしに、手を振って、笑顔で応え帰って行く皆さんに、目頭が熱くなりました。清々しい、素晴らしい場面に立ち会えたと思いました。後日、3年生の皆さんが再度挨拶に来たときは、とても感動し、嬉しかったです。

 今皆さんが話し合い、共感できる場面があったのは、お互いに同じ場面を見ることができたからです。友だちの良さを認め合える、自分の良さがあるからです。2,3年生には始業式で話をしたように、友だちの良さは見つけやすく、自分の良さは見つけにくいのですが、この1学期で多くの自分の良さを見つけることができたのではないかと、わたしは思っています。

 最後に、現在新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。日増しに感染者が多くなっていることは、皆さんも知ってのとおりです。
 夏休み中も、自分の生活をしっかりと整え、2学期には元気な姿で再会できるようにしたいものです。休み明けには蒼葉祭が控えています。深良中生徒全員で同じ景色を見て、思い出をたくさん作っていくことができるようにしましょう。皆さんの良さをこれからもたくさん見続けていきたいと思っています。
 病気やけがなどに注意しながら、32日間の夏休みを有意義なものにしていきましょう。



      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
学校行事
4/5 2・3年生新任式、始業式
4/6 1年生入学式、2・3年生休業日

グランドデザイン

学校便り

いじめ防止基本方針

その他

裾野市立深良中学校
〒410-1102
静岡県裾野市深良3806
TEL:055-997-0116
FAX:055-997-0236