本日、全校朝礼( 放送 )を行いました。
写真は、上から順に、1年生・2年生・3年生の教室の様子です。
今日の朝礼では、私から全校生徒に向けて話をしました。
おはようございます。校長の高田です。
少し遅くなりましたが、2年生・3年生のみなさん、進級おめでとうございます。
新しい学年・学級になり、1週間が過ぎ、これからの1年間に期待に胸弾ませていることと思います。
以下、「おりたたみ記事・ここをクリック」に掲載しました。
校長:高田勝喜
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言うまでもありませんが、新3年生は、最上級生として、学校行事やさまざまな活動の牽引役・原動力となって行く事になります。また、新入生を含めた、1・2年生、下級生から注目を浴びる存在でもあります。
自分の一挙手一投足が、後輩に影響を与えるということを肝に銘じておいてください。まさに、飛鳥中生としてのあり方を伝える、言い換えれば飛鳥中学校がどういう学校かと言うことを表す役割を担っていくことになります。3年生は「学校の顔」といわれる理由です。
さらに、義務教育最後の年ということで、自分の進路を決め、より一層、社会とのかかわりを持つ大人になる、本格的な扉を開いていくことになります。自分の進むべき道を、主体的に考え、やれることに精一杯力を注いでください。
新2年生は、新しく入学してくる1年生に、この飛鳥中学校での生活のことや飛鳥中生としての心構えなどを直接伝えていく役割を担います。
また、夏休みが終わると3年生に代わり、生徒会や委員会活動・部活動などを引き継ぎ、引っ張っていく立場にもなります。
先生方や3年生からの指示を待つだけでなく、主体的に、自ら考え、責任ある行動がとれるよう心掛けてください。
飛鳥中学校の中堅学年として、昨年度より大きな責任を持つことになります。信頼される先輩・尊敬される先輩・頼れる先輩とは、どんな先輩なのか、今一度考えてみてください。
そして、1年生のみなさん、入学式で私が話したことを覚えているでしょうか?
自分の好きなこと、やりたいこと、できることは何かをあらゆる場面で問い続け、自分の良さや可能性を見つけてほしいということ。
そのためにも、知ること・考えること・行動することを大切に、ものごとに主体的にかかわる力を身に付けてほしい、と伝えました。
先週末、2・3年生に、そして、今週1年生に、学習者用端末、chrome bookが渡されます。
文部科学省が提言しているGIGAスクール構想が、いよいよ本格的に始まりました。
GIGAスクールのGIGAとは「global and innovation gateway for all」の略です。
生徒1人に1台学習者用端末、つまり学習用のパソコンと、校内の通信ネットワークが整備されました。
しかし、GIGAスクールは、パソコンを1人に1台ずつ渡すことが目的なのではありません。
世の中全体が、デジタル化やオンライン化が進んでいく中、学校の教育活動でもICT機器を文房具のように利活用できるようにすること。
そして、ICT機器の利活用を通して、一人ひとりが、自分のペースで自分のやり方で、学びを深めていくことが大切なのです。
まさに、自ら求めて学ぶ、主体的な学びです。
いずれにしても、君たちの成長が楽しみな1年であることには変わりありません。
コロナウイルスという見えないものへの対策は、今しばらく続くでしょう。しかし、そうした中ですが、友達や先生たちと過ごす時間を大切に、一人ひとりが大きく成長するとともに、飛鳥中学校をより発展させていきましょう。
以上で、私の話を終わります。