写真は、湯島天神と梅の花、合格祈願!
明後日、2月21日(日)は、「 東京都立高等学校 学力に基づく選抜( 第一次募集・分割前期募集 )」が行われます。
3年生の中には、この入試を目標に、これまで努力を重ねてきた人もいることと思います。ぜひ、これまでの努力の成果を十分に発揮してきてください。
1・2年生のみなさんも、1年後・2年後のこととなります。そう遠い未来のことではありません。 長い名称になっていますが、聞き慣れた言い方にすると「 都立一般入試 」となります。
来年の「 都立一般入試 」も現時点では、令和4年2月21日(月)が予定されています。
参考までに、今年度の入試当日の時間割を掲載します。
集 合 午前 8時30分
第1時限 午前 9時00分〜午前 9時50分(国語)
第2時限 午前10時20分〜午前11時10分(数学)
第3時限 午前11時40分〜午後 0時30分(英語)
第4時限 午後 1時30分〜午後 2時20分(社会)
第5時限 午後 2時50分〜午後 3時40分(理科)
※英語は最初の約10分間リスニングテストを実施
・今年度は、感染対策として、学力検査の間が30分ずつになっています。
・昼食等の時間は、例年どおり60分間です。
受検する3年生のみなさん、「 慌てず・焦らず・諦めず・侮らず 」で、全力を尽くしてきてください。応援しています。
例年、入試直前の全校朝礼で話してきたことを掲載します。残念ながら、今年度は、直接話すことができませんが、「おりたたみ記事・ここをクリック」に掲載します。読んでみてください。
1・2年生も週明けの22日(月)から、「 学年末考査 」が始まります。「 試験に臨む心構え 」参考にしてください。
校長:高田勝喜
おりたたみ記事・ここをクリック
明後日、都立高校の一次試験を控えている3年生のみなさん。
「 試験に臨む心構え 」として、大切な『4つのあ・ず』について、伝えておきます。
1・2年生も来週、学年末考査が行われるので、自分事として読んでみてください。
『 4つのあ・ず 』とは、「あ」で始まり「ず」で終わる4つの言葉です。
1つ目の【あ・ず】は【慌てず(あわてず)】です。
問題用紙が配られ「 始めてください。」の合図に、1秒2秒を惜しんで問題に取りかかる人がいます。気持ちはわかりますが、そこで慌てないことです。まずはゆっくり落ち着いて、自分の名前や受験番号を丁寧に、しっかり書きましょう。
気持ちを落ち着かせ、ざっと最後まで問題に目を通し、およその時間配分を考えてから問題に取りかかりましょう。
はじめの1秒2秒を慌てるより、始まりの10秒・20秒で自分の気持ちを落ち着かせることの方が大切です。
次の【あ・ず】は【焦らず(あせらず)】です。
途中で難しい問題、わからない問題に直面しても、決して焦らないことです。多くの入試問題は、平均点が60点前後ぐらいになるように作成されているものです。
「 自分に解けない問題は、他の人にも解けない。 」くらいの気持ちをもってください。
そして、このとき「 慌てず 」のところで、ざっと最後まで問題に目を通しておいたことが、生きてきます。つまり、問題のあとの方にある「 簡単な問題 」や「 解けそうな問題 」「 得意な問題・分野 」に、先に取り掛かることもできるのです。難しい問題、解けそうもない問題に焦ることなく、上手に時間をつかってください。
3番目の【あ・ず】は【諦めず(あきらめず)】です。
今「 難しい問題は、後回しにしてもいい。」というようなことを言いましたが、だからといってまだ時間が余っているのに「 解けそうもないからもう、いいや。」と、諦めないことです。
一度解いてわからなかった問題でも、他の問題を解いたあとでやり直したら、解き方や答えがひらめくこと、他の問題がヒントになるということもあるのです。
最後の【あ・ず】は【侮らず(あなどらず)】です。
「 侮る 」とは、相手を軽く見て油断する、といった意味です。たとえ簡単に解けた問題でも、時間の許す限りしっかりと見直しをしてください。
特に都立高校の入試では、マークシートが導入されています。答えは合っていたのにマークする箇所を間違えた、マークの仕方を間違えた…などということは、絶対に避けたいケアレスミスです。
「 試験に臨む心構え 」【 4つのあ・ず 】を「 始めてください。」の合図がかかるまでに、心の中で唱え、今まで蓄えてきた力を十分発揮してきてください。
『 慌てず(あわてず)・焦らず(あせらず)・諦めず(あきらめず)・侮らず(あなどらず)』
3年生のみなさんの健闘を祈っています。