11月10日(火) 本日の学校風景(4)『 字を書きたいと思ったのは、手紙に返事を書きたかったからです。しかし、一字書くのも大変でしたので、文字で紙を一杯にするのは容易ではありませんでした。しかたなく、そばにあった花を描いて余白を埋めました。 母に紙を持ってもらっていましたので、硬い紙の方が書きやすく、便箋の代わりにスケッチブックを使っていたことも、絵と結びつきました。 最初の頃は、何を描いたのかわからないような絵でしたが、いくつか描いていくうちに、何の花かわかるようになり、面白くなりました。 ー以下省略ー 』 飛鳥中の図書館にも星野さんの詩画集が3冊あります。 口に筆をくわえて描いたとは思えない繊細な詩画。詩や絵の素晴らしさだけでなく、生きることの尊さや人間の力強さ・可能性というものが伝わってくると思います。 ぜひ、一度読んでみてください。 校長:高田勝喜 |
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