新担任との生徒との出会い。担任としてはとても大切な時間です。生徒に今の心境を語らせたり、ラガーシャツ姿で自分らしさを伝えたり、自虐ネタを盛り込んで自己紹介をしたりするなどさまざまでした。
　日付は変わってしまいましたが、生徒のみなさんにとって今日（４月６日）はどのような１日でしたか。仲のよい友だちと同じクラスになったり、好きな先生が新担任だったりした人ばかりではないのかもしれません。中には、不安が大きくて仕方がない人もいるのかもしれません。まだ始まったばかりです。小さな「安心」を探しながら、１年かけて居心地のよいクラス、愛着のもてるクラスにしていってほしいと思います。

　新学級に移動が終わったときの様子です。移動してみて初めて新学級のメンバーを知ります。カメラを向けてみると、ドキドキ感に満ちた表情ばかりかと思いきや、笑顔でピースサインをする生徒が多くいました。生徒は、この時点ではまだ新担任が誰かは分かっていません。恒例のフェイントを入れる先生もいましたが、Ｉ先生は旧学級の教室に残り続けて語っていました。「だまされないぞ、でもやっぱりＩ先生が担任かな？」してやったりの表情でＩ先生は別の教室に移動して行きました。

　旧学級で昨年度の担任が、生徒一人一人の新学級と新名簿番号を読み上げます。ここでも手を合わせて祈るような表情の生徒が多くいました。この後、机椅子や荷物を持って新学級に移動していきました。

　新任式の後に入学式の準備を行いました。入学式の会場作成、新入生の教室環境整備、教科書配付準備などをしました。ＷＩＮＧでは、３年生が会場作成をしていました。手気やよく行って予定よりも早く終えられそうでしたが、最後までイスをきれいに並べようとしていました。心遣いが目に見えて伝わってきました。

　新学年になって最初の登校日でした。新任式は久しぶりに対面式で行いました。今年度の人事異動で成岩中学校に赴任した先生たちからの話を聞きました。オンラインは便利ですが、やはり直接顔を合わせることで感じとれる情報は多いものです。短いあいさつではありましたが、空気感も含めて生徒はいろいろなことを感じとっていたよです。その後は部活動の顧問発表がありました。その際に両手を合わせて祈るような表情の生徒が目に止まりました。後でその生徒に話を聞くと、「顧問の先生が新しい先生になって、どうなるのかよく分からないけど、がんばります」とさわやかに答えてくれました。