1月26日 チェック!教育ニュースでよく聞くあの言葉(4)
全ての子どもの可能性を引き出す「令和の日本型学校教育」の重要キーワードの一つ「協働的な学び」について確認していきましょう。
これまでもグループ学習は学校が研究を重ねてきた学びの形です。
改めて「協働的な学び」とは、どのような学習のことでしょう。
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これまでの日本型学校教育でも重視してきた「協働的な学び」は次のようにまとめられます。
・学校ならではのグループ活動、多様な集団での対話・話し合い活動などの協働的な学び合い
・地域のかたがたをはじめ多様な他者と協働して主体的に実社会に関わり課題を解決しようとする探究的な学び
・さまざまな体験活動などを通じ、持続可能な社会の創り手として必要な資質・能力を育成する学び
また「協働的な学び」では、集団の中で個が埋没してしまうことのないよう、一人一人のよい点や可能性を生かすことで、異なる考え方が組み合わさり、よりよい学びを生み出すことを大切にしています。
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【資料室】 2023-01-26 09:37 up!
1月24日 第4回特別支援協力員研修会
1月24日(火)に、第4回特別支援協力員研修会を開催しました。今回は希望者のみの集合研修という形で行い、各校での1・2学期の支援を振り返りながら、うまくいったことや工夫していること等についてグループで協議しました。グループ協議のあとは全体で話題を共有し、最後に一宮市主席スクールカウンセラーから指導・助言を受けました。参加した協力員の皆さんの熱心な話し合いにより、短い時間ではありましたが、実りある研修会となりました。
【職務研修日記】 2023-01-24 16:54 up!
1月21日 第3回小学校英語教科基礎講座
1月20日(金)に教科基礎講座(小学校英語)第3回が開催されました。
3回シリーズの最終回として、「毎回の授業で使える活動」を取り上げました。授業の開始とともに、子どもたちの英語学習の身体に切り替わるスイッチを入れることを促す活動(帯活動)を、1つでも2つでも持っていることが、指導者としてのストレスの軽減や指導者自身が授業を楽しむことにつながります。
【自主研修日記】 2023-01-21 14:21 up!
1月19日 教育センター現職教育(Q-U)
今日はQ-Uスーパーバイザーの天野先生を講師にお招きして指導主事・指導員の研修を行いました。Q-U(Questionnaire-Utilities)は、楽しい学校生活を送るための教育・心理検査のことです。
一宮市の小中学校では、言語活動を大切にしたり授業の目的やねらいを共通化して学習に入ったりするなど様々な指導の工夫をしてきました。QーUの分析からは、こうした方策の積み重ねが良好な学級・人間関係を育てる大切な要素であることが分かっています。
最近の児童生徒のQ-U分析からは、新型コロナ感染症で受けた社会のダメージは子どもの心にも深刻な影響を与えていることが見えてきます。
子どもたちがよりよく成長することができるように、私たちに何ができるのかを考えさせられる機会になりました。
【研修会日記】 2023-01-19 17:38 up!
1月18日 第16回初任者研修〜実〜
本日は、事例検討を通して、明日から即実践できる研修が中心でした。
午前中は、学校で起こり得るトラブルへの対応や登校することが難しい児童生徒への支援について、事例を通して、実践力を身に付ける研修を行いました。これから経験しそうな事例を目の前に、自分が担任だったらどのような対応や支援ができるか初任の先生方は真剣に考え、その後協議に臨んでいました。協議後は、それぞれのグループで出た意見をまとめて発表し、意見を共有しました。最後は、講師の先生に、子どもや保護者の視点でお話をしていただくことで、初任者の先生にない見方や考え方を教えていただきました。
午後からは、小学校の先生と中学校の先生で分かれ、それぞれの研修項目に沿って研修を進めました。小学校の先生方は、外国語活動の意義や目的について理解を深め、中学校の先生方は、子ども・保護者とのよりよい人間関係づくりについて、午前同様事例検討を通して、対応力や実践力を身に付けました。
本日の研修が、初任の先生方にとって確実に実りあるものになったともいます。明日からの教育活動ですぐに実践してくれることを期待しています!
【基本研修日記】 2023-01-18 18:05 up!
1月13日 チェック!教育ニュースでよく聞くあの言葉(3)
今回は「令和の日本型学校教育」の目標としてもお馴染みのキーワード「個別最適な学び」について確認します。
これまでも学校は、一人一人を大切にした「個に応じた指導」を行ってきました。
ではこれからの子どもの学びはどう変化していくのでしょう。
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「個別最適な学び」は、「指導の個別化」と「学習の個性化」の2面から捉えられています。
これまで教師の目から重視してきた「個に応じた指導」=一人一人を大切にする指導を、子ども自身による主体的な学びの成立・進展の視点から捉え直したものです。
「指導の個別化」は、支援の必要な子どもにより重点的な指導を行うなどで効果的な指導を実現することや、 子ども一人一人の特性や学習進度、学習の到達度に応じ、指導方法・教材や学習時間の柔軟な提供を行うなどのことをいいます。子どもたちに基礎的・基本的な「知識・技能」を確実に習得させ、「思考力・判断力・表現力等」や、自ら学習を調整しながら粘り強く「学習に取り組む態度」などを育成することを目ざします。
「学習の個性化」 は、子ども一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで、子ども自身が自らの学習が最適となるよう調整することができるようにすることをいいます。
【資料室】 2023-01-13 09:19 up!
1月10日 チェック!教育ニュースでよく聞くあの言葉(2)
今日は市内小中学校の始業式、3学期がスタートしました。
子どもが元気に登校した教室には活気が戻ってきたのではないでしょうか。
さて今回確認する用語は「令和の日本型学校教育」です。
これまで行われてきた日本の教育と何が違うのでしょう。
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これまでの日本型学校教育すなわち日本の学校教育の特色として、
(1)義務教育として子どもの学習機会を確保するとともに、学力を確実に身につけることに努めてきたこと
(2)社会の形成者として学力だけではなく心と体も含めた全人的な教育を進めてきたこと
(3)学校が安全・安心な場所としての身体的・精神的な健康の保障を果たしてきたことがあげられています。
一方で、これまで直面してきたいじめ・不登校、感染症などのさまざまな教育課題や教育の情報化などの新しい動きへの対応が求められるようになりました。
そこでこれまでの日本型学校教育のよさを継承するとともに、社会構造の変化や感染症・災害など乗り越えて発展し、「全ての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現」に向けて「令和の日本型学校教育」の構築を目ざすところとなりました。
キーワードの「個別最適な学び」「協働的な学び」は、別の機会に確認したいと思います。
【資料室】 2023-01-10 11:13 up!
1月6日 チェック!教育ニュースでよく聞くあの言葉(1)
今回確認する用語は「GIGA(ギガ)スクール構想」です。
よくスマホでデータサイズをギガと表現しますが、それとは意味が異なります。
G・I・G・Aとはそれぞれ何の頭文字だったでしょうか?
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GIGAとは、(Global and Innovation Gateway for All)の略です。
GIGAスクール構想は、児童生徒一人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく公正に最適化された創造性を育む教育を全国の学校現場で継続的に実現させる、これからの学校づくりの構想のことです。
【資料室】 2023-01-06 10:11 up! *
1月4日 教育センターだより<第85号>
「教育センターだより1月号(第85号)」を配付文書に掲載いたしました。昨年度の自主研修の様子等が掲載されております。是非ご覧ください。
教育センターだより 第85号 1月号
【お知らせ】 2023-01-04 10:10 up!