ともに生きる

ちょっといい話

   ばあちゃんのスイカ 

 昨年の夏に高知へ行った。夏真っ盛りで走ってても頭がクラクラするくらいの炎天下。
国道439号線の全線走破目指して2日目の午後、中村市に近いところまで辿り着いた。辺りには何もない川べりの道端にビーチパラソル立てて、1人の婆ちゃんがスイカとトマト売ってた。オレは水を張った樽の中に浮かんでるスイカとトマトに魅かれてバイクを停め、「おばあちゃん、ココで食べてもいいか」と聞いた。婆ちゃん、笑って椅子を出してくれ、小さなスイカを4つに切ってくれた。ほんのりと冷えていて、喉が渇いていたオレは2切れを一気に食った。「トマトも食うか」、そう薦められて歪な形の、それでも真っ赤に熟れたトマトを1つ頬張った。
 「なあ、ツトム」と婆ちゃんがオレに話しかけた。「今日は学校休みなんか」オレは食いかけのトマトを握り締めたまま婆ちゃんの顔を見た。ビーチパラソルの青い色の下で、婆ちゃんは優しそうに笑ってた。「そいともこれからか、学校は」、婆ちゃんがボケているのだと気づくまでに少し時間が必要だった。「そうだよ、今日はこれから学校なんだよ」そう答えると婆ちゃんは何度も何度も肯いて、「ツトムはちいこい頃からよく勉強しちょったなぁ」と笑った。「このオートバイはツトムんか」、「気いつけんといかんぜよ、バアちゃん、泣かさんちくれよ」、婆ちゃんはオレの返事などお構いなしに独りで話し続けた。
 高くて真っ青な空に、夏雲が飛んでいた。何にも音のしない本物の夏が、ただキラキラ輝いてた。トマトの濃厚な味を感じながら「ツトムって誰だろう」とオレは思った。「婆ちゃんの孫だろうか、それとも息子だろうか」。このトマトを食い終わるまでの間だけ、オレはツトムになった。
 今年もまた夏がやってくる。高知の西の川べりに、またあの婆ちゃんはスイカを売るのだろうか……。

3年生 2時間目の授業 9月26日(月)

 3年生の2時間目の授業の様子です。

 1組は保体、2組は理科、3組は数学、4組は英語、5組は保体の授業でした。1組・5組の保体の授業は、保健でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

2年生 2時間目の授業 9月26日(月)

 2年生の2時間目の授業の様子です。

 1組は英語、2組は理科、3組は家庭、4組は国語、5組は社会の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

1年生 2時間目の授業 9月26日(月)

 1年生の2時間目の授業の様子です。

 1組は社会、2組は国語、3組は理科、4組は数学、5組は美術の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

9月26日(月)の給食

画像1 画像1
麦ご飯 秋のきのこハヤシライス 愛知のうずら卵入りスコッチエッグ にんじんサラダ 牛乳  です。バトンチーズもつきます。

 朝晩涼しくなり、秋らしくなりました。
 秋はおいしい食べ物がたくさん出回ります。旬のきのこを加えたハヤシライスです。しめじ、マッシュルームを加えました。
きのこ類は、うまみ成分が多く含まれます。食物せんいやビタミンD群を多く含みます。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。バランスよく食べることで、不足しがちなカルシウムの吸収率を高めることができます。

 スコッチエッグは、まん中に愛知県で生産量第1位を誇るうずらの卵が隠れていますよ。スコッチエッグは、イギリス料理のひとつで、ゆで卵を挽き肉で包んだ料理です。
 
 明日は、体育大会♪ 給食はあります。
台風で中止となった体育大会応援献立の「バトンチーズ」も本日プラスαでつけました。

おいしく食べてカルシウムを補い、クラスで気持ちをつないで盛り上がろう!

今日のお話 −9月26日(月)−

   二宮尊徳の名言・格言

  貧となり富となる。
  偶然にあらず、
  富も因て来る処あり、
  貧も因て来る処あり。
  人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。
  節約なる処と勉強する所に集まるなり。

ちょっといい話

   1人娘の結婚式

 1人娘の結婚式。
 俺が嫁と結婚したのと同じ歳。当時、俺25歳、嫁33歳、娘13歳。娘は嫁の連れ子だったんだけど、多少ギクシャクしながらも数年過ぎた。子どもはあえてつくらなかった。娘の気持ちを考えたら、「子どもは娘1人いればいい」って事になった。
 突然、嫁が交通事故で逝った。娘17の時。突然2人きりになり、2人とも呆然……。これからどうしようと思った。生活の面では収入も安定してたし、娘も家事の一通りはできた。何の問題もないはずだったけど、嫁側の親戚が騒ぎ立てた。血の繋がらない29の男と17の女。ある意味カップルでもおかしくない歳の差だもんな。でも、俺は「娘は、間違いなく俺の娘だ」と思ってた。何よりも、嫁のたった1人の忘れ形見だ。俺が育てていく以外の選択肢は全く頭になかった。娘も「今更こんな足の臭いオッサンと、どーにかなるか」と笑ってた。当たり前の様に言う娘の気持ちが嬉しかった。それで2人で暮らしてきた。再婚なんか考えた事もなかった。それくらい娘に「穏やかな、幸せな時間」を与えてもらってた。
 娘に話があると言われた。「結婚したい人がいる」と……。娘は25になってた。次の日曜に相手の男に会った。娘を見る目が優しかった。こいつなら大丈夫だと思った。安心した。諦めもついた。披露宴では、「お母さんが亡くなった時、本当にどうしようかと思った。お父さんはまだ若かったから……。私がいたら絶対に足枷になると思ってた。だから、『これからも一緒に暮らすのが当たり前』みたいな態度でいてくれたのが、本当に本当に嬉しかった。私のお父さんは、お父さんだけです。今まで本当にありがとう。お母さんが亡くなってからも、今までずっと幸せな子のままでいられたのは、お父さんがお父さんだったからです」と娘が、しゃくりあげながら読む花嫁からの手紙を聞いて、涙がどっと溢れた。
 大変だったけど、父親って立場、選んでよかった。嫁と結婚してよかった。娘の父親になってよかった。1人になって部屋は、何か広くなっちゃったけど……。微妙な抜け殻感は否めないけど。今度はいつか生まれて来る孫の為に頑張ってみようかな。

1年生 2時間目の授業 9月22日(木)

 1年生の2時間目の授業の様子です。

 1組は英語、2組は国語、3組は社会、4組は理科、5組は数学の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

2年生 2時間目の授業 9月22日(木)

 2年生の2時間目の授業の様子です。

 1組は社会、2組は国語、3組は英語、4組は理科、5組は社会の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

3年生 1時間目の授業 9月22日(木)

 3年生の1時間目の授業の様子です。

 1組は音楽、2組は英語、3組は美術、4組は国語、5組は理科の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

今日のお話 −9月22日(木)−

   二宮尊徳の名言・格言

  キュウリを植えれば

  キュウリと別のものが収穫できると思うな。

  人は自分の植えたものを収穫するのである。

体育大会の延期について

 本日の体育大会は延期とし、9月27日(火)に実施します。

 今日は、弁当持ちで火曜日の時間割で授業を行います。

ちょっといい話

   お母さん 

 ありがとう。産んでくれてありがとう。母が死んで、今日で1年とちょっと。
 高齢出産だったこともあって、俺の同年代の友達の親と比べると、明らかに年くってた。俺が「何でもっと若く生んでくれなかったの」と責めたこともあった。俺が思春期の頃、とにかく心配性な母がうざいのと、親父には恐くて何も言えなかったから、何でもかんでも母に当たってた。たくさん文句言って、自分の部屋に入ったとき、母のすすり泣く声が聞こえたときは、自分の不甲斐なさに気付き俺も泣いた。お母さんが死ぬ時って、いつか来るってわかってた。でも気付いてからは遅いんだよね。そんな俺も今年で23才になる。20才を迎えたくらいから親孝行したいなって思って、高齢出産だった母に孫の顔を見せたいなって思ってた。
 先月、彼女が病院行ったら子どもができてたよ。お母さん。無事に生まれてくれたらいいな。俺を生んでくれてありがとう。高齢出産だったから辛かったろう。でも孫の顔見せたかったな。抱かせてあげたかったな。でも、もうお母さんの笑顔見れないんだよね。あの笑い声ももう聞けないんだよね。でも俺少しは一人前の大人になったよ。学歴も無いし、給料安いけど、ついに家庭をもつよ。こんな幸せなことってなかなかないよね。俺の子どもには、お母さんからもらった優しさを少しでも分けてあげたい。休みの日は子どもといっぱい遊ぶ。俺が小さい頃のお母さんよりは、動けると思うよ。何たってまだ俺、若いからね。
 お母さんが、死ぬ前日に俺に言った言葉。「今日は、お風呂入ってもう寝なさい」。あの時、寝なきゃよかったな。今でも思うよ。一晩中話しとけばよかったよ。何で死んじゃうんだよ。お母さん。もっといっぱい甘えとけばよかった。もっと一杯話したかった。旅行に連れてきたかった。美味しいもの、一杯食べさせたかった。次の日冷たい体に抱きしめても、声かけても何も返って来なかったよ。お母さん、天国から俺の事見える?俺の事もう心配しなくていいからね。子どもの名前何にしようかな。お母さんだったらどうする……。明日仕事休みだから彼女とお墓参り行くよ。最後に生きてるとき言いたかったけど言えなかった言葉。
 お母さん、生んでくれてありがとう。

城東中の風景 3 −6時間目授業−

 6時間の授業の様子です。

 明日の体育大会に向けて全校で準備をしました。天気になると……。
画像1 画像1
画像2 画像2

城東中の風景 2 −5時間目授業−

 5時間目の授業の様子です。
画像1 画像1
画像2 画像2

城東中の風景 1 −5時間目授業−

 5時間の授業の様子です。
画像1 画像1
画像2 画像2

今日のお話 −9月21日(水)−

   二宮尊徳の名言・格言

  道徳を忘れた経済は、罪悪である。

  経済を忘れた道徳は、寝言である。

9月21日(水)お彼岸の献立

画像1 画像1
ご飯 筑前煮 さつまいもの茶衣天ぷら 白あえ ミニおはぎ です。

 台風の関係で、献立変更となっています。
今日は『お彼岸の献立』です。

 お彼岸は、春と秋の2回あり、秋のお彼岸は、9月23日の秋分の日を中心に、前後7日間を言います。今年は、9月20日〜26日になります。お彼岸入りしました。
お彼岸には、お墓参りをしたり、おはぎを食べたりします。給食ではミニおはぎを出しました。

 「ぼたもち」と「おはぎ」の違い、知っていますか?? 
 基本的には同じ食べ物ですが、食べる季節が違うため呼び分けるようになりました。

春のお彼岸の頃に、ぼたんの花が咲くからぼたもち(牡丹餅)
秋のお彼岸の頃に、はぎの花が咲くからおはぎ(お萩)と呼び方をわけています。

 秋の味覚『サツマイモ』を天ぷらにしました。
天ぷらの衣には、城東地区の日比野製茶さんのお茶を小麦粉にたっぷり混ぜて、給食室で揚げました。カテインや食物せんい、ビタミンなどお茶の栄養も丸ごといただきます。

 筑前煮は、たけのこや、れんこん、ごぼう、にんじんなど根菜類がたくさん入っています。土の中で栄養をたくわえて育つパワーが詰まっています。

 明日は、いよいよ、体育大会♪応援献立は、残念ながらできませんでしたが、今日の献立もパワーが詰まっています。
 しっかり食べてパワーをつけて、自分のもっている力を発揮しましょう。

 明日は、給食がありません。 お弁当を忘れず用意してください。

ちょっといい話

   お母さんのお弁当

 私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、母の作る弁当はお世辞にも華やかとはいえないほど、質素で見映えの悪い物ばかりだった。友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
 ある朝、母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。私は生返事でそのまま学校へ行き、こっそり中身を確認した。すると、確かに海老が入っていたが、殻剥きもめちゃくちゃだし、彩りも悪いし、とても食べられなかった。家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。 私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので「うるさいな、あんな汚い弁当捨てたよ。もう作らなくていいから」と、ついきつく言ってしまった。母は悲しそうに「気付かなくてごめんね……」と言い、それから弁当を作らなくなった。
 それから半年後、母は死んだ。私の知らない病気だった。母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。中を見ると、弁当のことばかり書いていた。「手の震えが止まらず、上手く卵が焼けない」と……。
 日記はあの日で終わっていた。後悔で涙がこぼれた。

3年生 1時間目の授業 9月20日(火)

 3年生の1時間目の授業の様子です。

 1組は音楽、2組は英語、3組は美術、4組は国語、5組は理科の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
学校行事
10/4 地域美化活動

お知らせ

緊急のお知らせ

食育だより

給食献立

1年生学年通信

2年生学年通信

3年生学年通信

犬山市立城東中学校
〒484-0094
住所:愛知県犬山市大字塔野地字田口洞39番地の101
TEL:0568-61-0501
FAX:0568-63-0270