最新更新日:2024/11/28 | |
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令和4年度前期生徒会役員選挙1時間目の授業ちょっといい話
俺は最愛の妻と、最愛の母を守る
俺の家は貧乏だった。運動会の日も授業参観の日も、オカンは働きに行っていた。そんな家だった。そんな俺の15歳の誕生日。オカンが嬉しそうに俺にプレゼントを渡してくれた。「ミチコロンドン」のトレーナーだった。僕は「ありがとう」と言いつつも、「恥ずかしくて着れないな」と内心思っていた。 その夜、考えていた。美容院に行くのは最高の贅沢。手はカサカサで、化粧なんて当然していない。「トレーナー買うくらいなら他の事に使えよ」、そんな事を考えながら、もう何年も見ていないアルバムを見たくなった。若いときのオカンが写っている「えっ!」俺は目を疑った。それは、まるで別人だった。綺麗に化粧をし、健康的な肌に白い歯を覗かせながら笑ってる。美人のオカンがいた。俺は、涙が止まらなくなった。俺を育てる為に、女を捨てたオカン。ミチコロンドンのトレーナーを腕に抱き、その夜は眠った記憶がある。 それから少しばかり時は流れ、俺は高校卒業後の進路を考えなければいけない時期になっていた。大学進学はとっくに諦めていた。学校で三者面談が行われた時、オカンが先生に向かって言った。「大学に行かせるにはいくらお金がかかるのですか」俺は耳を疑った。びっくりしている俺を横目に、オカンは通帳を先生に見せて「これで行けますか」と真っ直ぐな眼で先生を見つめた。それから俺は、死に物狂いで勉強し大学に合格することができた。郷里を離れる際、オカンが俺に真っ赤なマフラーを渡してくれた。学費を稼ぎながらの大学の生活は苦しくもあったが、マフラーを見ると元気が出た。 それから時は流れ会計士になった俺は、来年の春結婚する。そして生活を共にする、俺と最愛の妻と最愛の母とで。何としても、俺は2人を守ってみせる。色褪せたトレーナーとほつれたマフラーを前にして、俺はそう誓った。 今日のお話 −3月15日(火)−
吉田松陰の名言
どんな人間でも1つや2つは 素晴らしい能力をもっているのである。 その素晴らしいところを大切に育てていけば、 1人前の人間になる。 これこそが人を大切にするうえで最も大事なことだ。 ちょっといい話
家族を持ったことがないから……
うちの父は何だか変な性格で、全然家庭人じゃない。家のことなんて全くしない。子どものようにわがままで、嫌なことがあるとすぐだんまりを決め込む。私に対しても甘やかしたと思うと、いきなり叱り飛ばしたり、とにかく気難しい。反抗期だった私は「何であんな性格なんだろうね、やってらんないよ」と母に言ったら、「A子(私)も一人前の年だから…」と母が話し出した。 父の父親は戦争で亡くなった。父の母はそれが元で精神がおかしくなり、父の姉と父を連れて線路に飛び込んで心中を図った。助かったのは5〜6才の父だけ。それからは知合い中をたらい回しにされ、いじめられ、大変な少年時代を送ったらしい。 「だから性格がひねくれたんだねぇ、でも、何回も流産を重ねた後でA子が生まれた時、天涯孤独な自分にも家族ができたって泣いたんだよ。お母さんは所詮、お父さんにとっては他人だけど、A子はあの人にとって、一番の宝物だよ」この話しを聞いたときは大泣きしてしまった。 「家族をもったことがないから、どうしていいか分からない」と母に相談していた父の気持ちを思うと切なくて泣けた。お父さんに優しくしないとなぁ……。 今日のお話 −3月14日(月)−
吉田松陰の名言
教えるの語源は「愛しむ」。 誰にも得手不手がある、 絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない。 2時間目の授業ちょっといい話
これからも守っていきたい
最近こんなことで泣いた。 俺には結婚して6年経つ妻がいるのよ。子どもも5歳の双子が居る。子どもが産まれてからは、2人で話す事も少なくなったし、とりあえず俺は仕事で精一杯で、構ってる余裕無かったんだ。 で、平日で偶然仕事休みで家に居たのよ。子どもは保育園でいないし、2人きり……。最近めっきり話す事なくなったし、俺は話しかけずらくて、ずっと沈黙の空間だったんだ。そしたら、妻の方から「仕事忙しい?」って、聞いてきたんだ。(いきなり何だ?)と思いながらも「まぁ、今不景気だし大変だよ」と答えた。そしたら、妻の方が何かの箱を渡してきた。俺は渡された箱を開けた。その中身は、俺がずっと欲しかった腕時計だ。「あなた、この前誕生日なんて忘れてたでしょ?いつ渡そうかと思ったけど、仕事、忙しそうだったから言い出せなくて……」「腕時計欲しいって言ってたよね。安物だけどゴメンね」俺は、嬉しくて涙が溢れた。 その日は家でゴロゴロしてようと思ったが、2人で久しぶりにデートした。まぁ、保育園にお迎えに行かなきゃいけないから時間は少なかったけどな。 これからも守っていきたいと思った。 今日のお話 −3月11日(金)−
吉田松陰の名言
君子は何事に臨んでも、 それが道理に合っているか否かと考えて、 その上で行動する。 小人は何事に臨んでも、 それが利益になるか否かと考えて、 その上で行動する。 2時間目の授業ちょっといい話
さよならは言わねえから
ゆいへ なあ、俺もうダメみてぇだ。何でだ、お前に出会うまでは、死にたいぐらい毎日が退屈だった。でも、今は俺すげぇ生きたい。何で病気に勝てねえんだろ……。俺、いつからこんな弱くなった?、毎日、死に近づいてるって感じる。もっと生きてぇよ。寂しがり屋なお前の事、おいて死ねねぇしな。ずっと傍にいてやらねぇと、お前はだめだろ。泣き虫なくせに、俺が病気で苦しんでるからって、俺の前では笑ってたよな。お前、辛かっただろ。なのに、俺はお前に弱いとこばっか見せてたな。俺が死んだら、誰がお前の涙拭く。俺な、何度も何度も、神様にお願いした。「もっと生きたい」って……。でも無理みてぇだ。ごめんな。約束守れなくて……、「結婚しよ」って言ったのにな。俺は、もうすぐいなくなるから結婚できねえ。俺は、お前の事幸せにできねえし、この先一緒に居る事もできねえから、お前には世界一幸せになってほしいから、結婚っていう形でお前の人生縛りたくない。お前の事をほんまに大事にしてくれる人と、幸せになってほしい。俺な、20年間生きてきて「愛してる」って、心からそう思った女を幸せにできないって、マジで辛いし悔しい。だけど、お前が幸せになれない事の方が辛いから……、だから、お前は前に進むんだぞ。俺の死をちゃんと受け止めるんだぞ。ゆいの事、マジで大好きだ。 最後に1つお願いがある。心の奥のどっかでいいから、俺の事、覚えといてください。田中雅人っていう男の事を、どうか覚えててください。 じゃあまたな、さよならは言わねぇから……。 今日のお話 −3月10日(木)−
吉田松陰の名言
自分の価値観で人を責めない。 一つの失敗で全て否定しない。 長所を見て短所を見ない。 心を見て結果を見ない。 そうすれば人は必ず集まってくる。 【城東中学校】後期学校評価アンケート結果について
城東中学校保護者の皆様
日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。 さて、後期学校評価アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。アンケートの結果をホームページに掲載させていただきましたので、ご覧ください。 アンケートの結果を踏まえ、今後の教育活動に生かしていまいります。今後も、ご理解とご協力を賜りますことをお願い申し上げます。 【城東中学校】後期学校評価アンケート結果 表彰集会○2021年度中部日本個人・重奏コンテスト愛知県大会 クラリネット独奏 【銀賞】 1名 ○令和3年度明るい選挙啓発ポスター 中学校の部 【最優秀賞】1名 【優秀賞】2名 【佳作】1名 〇第15回いじめ防止標語コンテスト 【入賞】 1名 ○令和3年度自転車無事故無違反達成賞 城東中学校 4時間目の授業
社会科の地形図についての学習、美術の紙粘土の学習、体育のバスケットボールやハンドボールの学習に取り組んでいます。
ちょっといい話
後悔するような生き方するなよ
俺、今年の4月に爺ちゃんを肺ガンで亡くしたんだけど……。爺ちゃんが、ガンだってわかって入院する前、ケンカしてたんだよね、俺と爺ちゃん。調子が悪いってのは知ってたが、家族が世話してくれたもの、例えばご飯とか、そういうの全部拒否。「食欲ない、食べたくない」って。俺ちょっとだけ頭にきちゃって、爺ちゃんの辛さも知らずに……。 そして口論になって。 間もなく爺ちゃんが入院して、見舞いに行った時は、正直気まずくて……。だけど俺の顔見たとき、ベッドでぐたーって横になってる爺ちゃんが、笑ってくれたんだよな。寂しいんだよな、やっぱり。家族とか、親戚とか来ると、ホッとするんだろうな。手握ったら、すげぇ嬉しそうな顔してさ。俺はバカだったんだよなぁ。人の気持ちも何も考えないで。「また来るからな」って言葉が、俺との最後の会話だった。死に目にも会えなかった。俺は最低の孫だと思う。できることなら、会って一言謝りたい。 絶対に、後悔するような生き方するなよ。いや、余計なおせっかいか。 今日のお話 −3月9日(水)−
吉田松陰の名言
大事なことを任された者は、 才能を頼みとするようでは駄目である。 知識を頼みとするようでも駄目である。 必ず志を立てて、 やる気を出し努力することによって上手くいくのである。 1時間目の授業
国語の書写の学習、社会科の日清日露戦争についての学習、英語の過去形と過去進行形の学習などに取り組んでいます。
ちょっといい話
じっちゃんへ
じっちゃん、僕は今人生で1番幸せな時です。 あれから2年後、僕は結婚してさ、仕事では重要な事を任せてもらえるようになったよ。ただ、じっちゃんには僕の結婚式見て欲しかったな……。カラオケ、祝辞、あといろいろ。じっちゃんはなにやらせても面白いから。 そうそう、ばぁちゃんの葬式のときも最後の挨拶ビシっと決めないといけないのに、笑わさせてもらったよ。そんなじっちゃんが、もういないんだね。 でもね、じっちゃんが亡くなった日決めたんだ……。僕は「じっちゃんの代わりに全ての人を明るくする」って。だから心配すんな。 2代目じっちゃんより。 今日のお話 −3月8日(火)−
吉田松陰の名言(2編)
□ 学問とは、 人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだ。 □ 過ちがないことではなく、 過ちを改めることを重んじよ。 |
犬山市立城東中学校
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